ネタバレ博物誌の実際の制作やプリニウス自身の確かな足跡のないところから創作されたプリニウスの生涯記。無謀な探索に文句を言いながらしっかり守ってきたフェリクスと回りくどいプリニウスとの話をなめらかに進めるための知的奴隷エリクレスとの珍道中ぶりと各地の建物などの描写、各地で様々な地域の民が集まる交易場面をはっきりついた特色で描出と楽しい旅行記だった。

ネタバレクランプ以外食べるのに交わるキャラが無くなってしまってひたすら一人の大飯ぐらいを見物する物語になってしまった。 不健全さと後ろめたさと寂しさを感じるようになって、ハモンの小言もユミのおねだりも話の華だったのだなと感じる。

ネタバレ博物誌の実際の制作やプリニウス自身の確かな足跡のないところから創作されたプリニウスの生涯記。無謀な探索に文句を言いながらしっかり守ってきたフェリクスと回りくどいプリニウスとの話をなめらかに進めるための知的奴隷エリクレスとの珍道中ぶりと各地の建物などの描写、各地で様々な地域の民が集まる交易場面をはっきりついた特色で描出と楽しい旅行記だった。

ネタバレ1巻から通して情けない暴君ぶりを見せてきたネロの最期。(作中描写はないが)母の権力欲のため好まぬ女性オクタウィアと結婚し、好みの女性ポッパエアを友人から略奪婚したものの、その女性からも権力を利用され振り回される。抵抗、反逆されない女性としてプラウティアを求め憂さ晴らしに殴って泣きつく。 母からの酷い扱いの産物としてのみっともない暴君ぶり、殴った女に泣きつくみっともないキャラクターはまだサイコパス暴君よりも現代の我々に受け入れやすいのかもしれない、と母と妻に振り回され最後は暗殺された安倍晋三を連想した。