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2024年5月の読書メーターまとめ

Barranco
読んだ本
2
読んだページ
443ページ
感想・レビュー
2
ナイス
5ナイス

2024年5月に読んだ本
2

2024年5月にナイスが最も多かった感想・レビュー

Barranco
短編小説集の一冊であるが最後は著者の短編エッセイ。みんなそれぞれにとってのホームタウンがあり、いずれの街もが形を変えて記憶を置き去りにしていく。必ずしも街のみが変わるのではなく、感受する主体である我々の感性も絶えず変容していく。誰にも悪意はないし抗う事の出来ない流れであれば、その”ロスト”は決して悪い出来事ではなく、しっかりと生きた証と受け止めたい。
が「ナイス!」と言っています。

2024年5月の感想・レビュー一覧
2

Barranco
ネタバレ各作品もさることながら、翻訳者/村上春樹が原作者/レイモンド・カーヴァーのもとを訪れ対談したやり取りは非常に興味深かった。一般的なビジネスシーンにおいて自分の思考やアウトプットを回顧して言語化する事は非常に大切ではあるが、文学的な世界観を世に産み落とす立場においては必ずしも当てはまらない。共通するのは、自らが納得するまでやり切る事。この思想があったからこそ、村上春樹も長い年月を経て「その街と不確かな壁」を書き上げたのだなと個人的に受け止めた。
が「ナイス!」と言っています。
Barranco
短編小説集の一冊であるが最後は著者の短編エッセイ。みんなそれぞれにとってのホームタウンがあり、いずれの街もが形を変えて記憶を置き去りにしていく。必ずしも街のみが変わるのではなく、感受する主体である我々の感性も絶えず変容していく。誰にも悪意はないし抗う事の出来ない流れであれば、その”ロスト”は決して悪い出来事ではなく、しっかりと生きた証と受け止めたい。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2018/06/23(2198日経過)
記録初日
2018/06/18(2203日経過)
読んだ本
164冊(1日平均0.07冊)
読んだページ
57659ページ(1日平均26ページ)
感想・レビュー
94件(投稿率57.3%)
本棚
0棚
年齢
35歳
現住所
東京都
外部サイト
自己紹介

本選びでは普段なかなか馴染みのない領域だったり、小説なども積極的に手にとる事で硬直的かつ広がりの乏しい自身の感性を揉みほぐしていきたい。

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