週末はいつもお出かけして娘と遊び倒す。午前中は芝政ワールド。午後から地元の畜産試験場“なかよしとんがり牧場”に行ってきた。娘が全然動物怖がらないのが意外。山羊のお尻を後ろからツンツンして嫌がられてた。福井には良い動物園が無いのが残念だと思っていたが、この牧場は無料で動物と触れ合えて穴場だわ。
この言葉に触れると、都市に溶けて消え去ってしまうのは、主人公クインの潜在意識にあった願望が実現しただけのようにも思える・・。つまり、もの凄く閉じた世界で起きる物語というか、クインの内面に全てがあるというか・・。クイン、マックス・ワーク、ウィリアム・ウィルソンという幾つもの名前と人格を持っているのも、のちの物語を暗示しているようだし、さりげなく記述されている妻と息子の死はクインから人々と繋がりたいという意志を奪った直接の原因だろうか?
冒頭で述べられる印象的な「偶然以外何ひとつリアルなものはないのだ」という言葉も、何度も読み返した後だと、どんな意味で受け取れば良いのか判断に苦しむ。とにかく、読み返すなら第一章が重要なんだろうだと思います。「これはどういうことだろう?」と考えたくなる、容易に読み解かれないだけの深みと特別な構造を持った素晴らしい傑作。
福井生まれ・福井育ち・福井暮らしの生粋の福井人です。
中学生の時に読んだ、司馬遼太郎の『燃えよ剣』が私を読書の世界に連れ去りました。ハマったきっかけは歴史小説ですが、いまは国内海外を問わず様々なジャンルの作品を楽しんでいます。ビジネス書や実用書はほとんど読みません。読書は娯楽と割り切っており、読書によって何か能力を身に着けたいという意思はまったくありません。
そのほか、高校生ぐらいから洋楽ロックのファンで、気が向いたとき音楽レビューを投稿します。文学も音楽も体系的に学んだことは無いので、高尚な分析は出来ませんが、その時自分が感じたことを、自分の言葉で素直に書きたいと心がけています。
読書メーターは臆病な私がストレスなくアウトプットできる唯一の場所で、フィードバックを返してくれるすべての読書家さんたちに、いつも感謝しています。コメントくれるとものすごくうれしいので、気軽に書き込みお願いします。
以上、長々とした自己紹介でした。
よろしくお願いします。
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