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rotaxaneさんの感想・レビュー

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rotaxane
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他者の体験を追体験できるのが、読書の醍醐味だと再認識させてくれる一冊。全く予備知識のないエルサルバドルに関心が持てた。ラテン系でも真面目で勤勉な国民性であったのは意外であった。大使館は何度か見たことはあるものの、業務内容を正しく理解していなかったので、勉強になった。パブリック・ディプロマシーの重要性を学び、自国の文化を正しく理解することは大切だと感じた。仕事に打ち込むことで自己のスキルが磨かれたため、特命全権大使の命を受けたのだと思う。自分も日々、与えられた業務をしっかりと遂行し、可能性を広げていきたい。
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定期的に見返している一冊。例えば部下に仕事を任せるためにどうすれば良いかが示されているが、いざ実践すると難しいことに気付かされる。全ての内容が図解されているため、身の回りの事例を考えてみると、どのステップに課題があるのか明確になる。目下、気になったのは仕事と家庭の両立と、英語力をつける方法についてだ。正直なところ、著書の中に目新しいことは何もないのだが、当たり前のことを実践し続けることが重要だと感じた。
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化学教育を実践する立場からすると、2章の植物成分の話が興味深かった。種々の化合物の効能がわかりやすく記述されている。本書のメインテーマの「なぜ」に迫った第3章では、3つの戦略により、植物が薬を作るかがまとめられている。合理的な植物の生存戦略に感動させられるとともに、その実現を下支えする化学反応について関心を持った。分野横断的な視点から化学の魅力を発信したいと考えていたところ、出会った一冊であったが、まさに自分の視野を広げてくれる良き一冊となった。これから、ますますゲノム機能科学やは発展していくに違いない。
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中学入試が題材となっており,人権・SDGsなどの社会的課題について考えさせられる。科学的手法を駆使し,社会的課題の発生原因や解決方法について考察させる良問が多く掲載されている。SDGsの先にある未来を生きる現在の中学生は,多角的に物事を考えたり,批判的な立場から物事を捉えるたりする能力が必須になるため,必読の一冊。恵まれた境遇にある中学受験生が受験を通じ,人権問題などについて考えることは必要だ。格差の是正が図られた社会の実現に向けて,個人レベルで社会の諸問題と向き合い,考え続けることの重要性を学んだ。
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タイトルだけ見たときはむず痒い感じがして、なかなか読み始められなかった。一度、読んでしまうと凄く裏切られた。甘い恋愛模様とは違う叶わぬ恋ではないか。この作品において不倫という言葉は出してはいけない。どこまでも誠実で互いのことを思う二人の姿に、むしろ応援してしまう自分がいる。登場人物の設定もリアルだからこそ、引き込まれるのでしょう。また、日本語の凄さは感じさせてくれたのもこの一冊。 「溢れたのは、ビールの泡だけかしら」 こんなに素敵な倒置と文末表現に出会えたことに感謝。自分の感性が豊かになりました。
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シャーロックホームズに憧れていた幼少期もあり、興味がある科学捜査分野。科学というだけあって、物理、生物、化学の広範な知識をベースに捜査が行われていることがわかる。少し古い内容ではあるが、遺留品が雄弁に犯人の特徴を語っていることがわかるようになる。化学屋さんとしてはルミノールの検出能の高さには驚かされました。また、AIの登場した近年において最先端の科学捜査がどこまで進んでいるのか調査してみたくなる一冊でした。
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熱力学的観点から化学反応のメカニズムを丁寧に解説している。高校で化学を学習する段階だと、化学反応がなぜ起こるかという根本原理を考える姿勢が身についていないことが多い。関連領域の概念(反応速度論、化学平衡)が深化する一冊であり、化学系を目指すのであれば必ず目を通しておきたい。文章自体はとても平易に書かれていて、高校レベルの基礎化学の素養があれば十分に読むことができる。観測した現象が、どのような科学的概念と結びついているか考える癖をつける上でも非常によい。
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教科書傍用の問題集に比べると有機化学に特化しているだけ合って,基本問題から応用まで幅広く学習することができる。解説も充実しているので,自主学習にも適している一冊である。
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本書を読むことのメリットは2つある。1つは目に見えない世界で何が起こっているのかを捉えることができるようになる。多少,記述方法に難はあるが有機電子論の考えに基づいて反応を理解しようとする試みが見られるためである(難解な内容も一部あるが諦めないことが大切)。2つ目が化学のフロンティア領域で必要となる知識が身につくことである。丁寧に学習すれば,化学系統の学部学科で初年次に学習する内容を浅めではあるがカバーできる構成になっている。興味があればさらに化学雑誌や関連論文を読んで知見を深めるとよい。
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化学初学者は化学種や化学反応式を暗記することに終始しがちである。どのような原理原則に基づいて化学反応が進行するのかを考える力を養うには最良の一冊である。本冊を学習することで無機化学や有機化学(高分子化学を含む)より先に,理論化学をマスターする必要性を痛感できるに違いない。何度か繰り返すことで,未知の反応であっても必要とされる実験装置の構成や,結果を予測することができるようになるだろう。大学と高校の学習内容のブリッジングに適した一冊である。
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読書データ

プロフィール

登録日
2018/08/24(2343日経過)
記録初日
2018/10/01(2305日経過)
読んだ本
20冊(1日平均0.01冊)
読んだページ
4959ページ(1日平均2ページ)
感想・レビュー
18件(投稿率90.0%)
本棚
13棚
性別
年齢
33歳
外部サイト
自己紹介

【趣味】
◯化学
化学に興味関心がある変わった人。ロタキサンがとりわけ好きなわけでもないけど、とりあえず名前にしている。

【読書の傾向】
◯読書メーターは忘備録として機能させていきたい。自分のためにやろうと感じたので、あまり参考になることは書かない傾向。
◯理工系の本や学習参考書を多く読むので、興味があると言う稀有な方は是非、連絡を。
○最近、興味があるのはバイオ関係なのでその分野でお勧めがあれば教えてください。

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