2024年9月の読書メーターまとめ

読んだ本: 10冊

読んだページ: 3346ページ

感想・レビュー: 10件

ナイス: 650ナイス

2024年9月に読んだ本
10

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2024/09/30
銀河の図書室
- 名取佐和子
320
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667
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2024/09/29
社員食堂に三つ星を (角川文庫)
- 山本幸久
288
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279
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2024/09/27
海が見える家 (小学館文庫は 3-1)
- はらだみずき
344
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2627
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2024/09/22
ひだりポケットの三日月
- 三上大進
192
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44
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2024/09/20
定食屋「雑」
- 原田ひ香
304
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2134

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2024/09/20
なにごともなく、晴天。 (中公文庫よ 39…
- 吉田篤弘
304
登録
421
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2024/09/17
ビタミンＦ (新潮文庫)
- 重松清
362
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10602
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2024/09/13
ザ・ロイヤルファミリー (新潮文庫は 68…
- 早見和真
624
登録
1014
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2024/09/12
わたしの知る花 (単行本)
- 町田そのこ
352
登録
2365
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2024/09/08
猫と罰
- 宇津木　健太郎
256
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476

2024年9月にナイスが最も多かった感想・レビュー

ゆっきぃ

2024/09/20

ネタバレ「雑(ざつ)」という名の定食屋、というので既につかみはオッケーですよね(笑)70代の女店主ぞうさんが切り盛りする店で、旦那の浮気を調べる理由で働くことになった30代の沙也加。決して愛想が良いとはいえないぞうさんだけれど、飾らない性格と人に寄り添うようなさりげない料理の数々に、常連さんがいるのも頷けます。マヨネーズ、醤油、ごま油で味付けしたスパゲッティサラダが気になるわ〜。結局離婚した沙也加の次のステップは素直に応援したいし、定食屋から形を変えても、ぞうさんの味は引き継いでほしいなぁ。

が「ナイス！」と言っています。

2024年9月にナイスが最も多かったつぶやき

ゆっきぃ

2024/09/22 15:42

先週の同窓会で再会した友達が、実は府内に長いこと住んでいたことが判明！今度会おうよ〜♪ということで、早くも実現(笑)「ときめきトゥナイト展」に一緒に行ってきました。私は真壁くんと蘭世の時代しか知らないのですが、いやぁ懐かしい。元祖壁ドンは真壁くんだったのかしら。りぼんの付録も「これ持ってた！」というのがたくさん展示してありました。全プレのポーチ、ボロボロですがまだ持ってます。

3件のコメントを全て見る

スノーマン

2024/09/22 21:35

なるみちゃんまで、リアルタイムで読みました❤️なるみの髪の毛の色にトーン貼ってある主人公って描くの大変だろうな！！と思ってました。

ゆっきぃ

2024/09/22 21:51

スノーマンさん、女の子の服のデザインとか髪型とか、細かくてほんとに素晴らしかったです！見ごたえたっぷりでした。少女マンガも読まなくなったけど、改めてイチから読み返したい！

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2024年9月の感想・レビュー一覧
10

ゆっきぃ

2024/09/30

ネタバレ突然学校に来なくなった風見先輩が高田千樫(チカ)に送った「ほんとうの幸いは、遠い」の意味を知るべく、同好会の仲間と行動を起こす…賢治先生好きな私にとってはドンピシャの本！賢治を研究する同好会「イーハトー部」という名前で既に心を持ってかれたし、「図書ノ教室ニ居リマス」の看板もたまらん。銀河鉄道の夜はもちろん、星めぐりの歌や春と修羅などの作品、果ては昔訪ねた記念館まで登場。賢治先生にドップリ浸れて、学生時代に読んだ研究書(確かまだ手元にあるはず！)まで読み返したくなるような、贅沢な読書体験でした。

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ネタバレ東京から紀伊半島の「白波町」(白浜ですね)にある社員食堂に飛ばされた、管理栄養士のみなほ。そこでは悪玉バアサン・郷力に目の敵にされながらも、味方を少しずつ増やして新風を入れていく…社用車(ミゼットII)グックーに愚痴ったり、昔の洋楽にノリノリになったり、ムカつく元カレの股間に膝蹴りしたり(笑)、そんなみなほに元気をもらいました！「オバケデイズ」や「アヒルバス」も登場し、ニヤリとさせてくれますね。赤星の作る魚料理が実においしそうで、空きっ腹には危険です。山本さんの作品は最後に急にうるっとさせるから、ズルい！

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ネタバレ社会人になって１ヶ月で会社を辞めた文哉の元に届いた、父親芳雄の訃報。疎遠になっていた芳雄の遺品整理をするために海辺の住まいを訪れ、生前の彼の暮らしを紐解いていく…子供の目を通して感じた父親像と、自分自身が大人になってから気づく姿は、やはり違うものですね。孤独で寂しい人生、と勝手に決めつけていた父親が、実は周りの人からとても頼りにされていたことを知り、感謝と誇りを感じたのではないでしょうか。ただ、姉の宏美が私はあまり好きじゃなかった…父親の預金の大半を使い込んでいた事実には、オイオイとなりました(苦笑)

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ネタバレタイトルに惹かれて手に取ったエッセイ。東京2020パラリンピックでリポーターを務めていたということで、なんとなくお顔はうっすらと覚えていました。左手指が3本欠損していること、セクシャルマイノリティであることについて、時に有名な歌詞と絡めながらあくまでも明るく、柔らかく語りかけてきて、本来「自分の個性を決める権利は、自分だけのもの」みたいなフレーズは苦手なんですが、割とすーっと自分に入ってきました。幼少から厳しく接してきた母親の「大進、あなたは、不自由じゃない。自由よ」の言葉に、グッときました。

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ネタバレ「雑(ざつ)」という名の定食屋、というので既につかみはオッケーですよね(笑)70代の女店主ぞうさんが切り盛りする店で、旦那の浮気を調べる理由で働くことになった30代の沙也加。決して愛想が良いとはいえないぞうさんだけれど、飾らない性格と人に寄り添うようなさりげない料理の数々に、常連さんがいるのも頷けます。マヨネーズ、醤油、ごま油で味付けしたスパゲッティサラダが気になるわ〜。結局離婚した沙也加の次のステップは素直に応援したいし、定食屋から形を変えても、ぞうさんの味は引き継いでほしいなぁ。

が「ナイス！」と言っています。

ネタバレ冒頭の「まずいコーヒーのことなら、いくらでも話していられる。」にあれ？どこかで聞いたような…と思っていたら、「番号のある『あとがき』」でその答えがありました。こういう仕掛けが楽しいですね。鉄道の高架下の商店街、という設定がどこかミステリアスで好奇心をくすぐるし、〈ベーコン〉の姉さんが作る「荒野のベーコン醤油ライス」は食べてみたいし、ちょっとした恋バナも耳をダンボにして聞きたいし！もう、大好物な吉田ワールドでした。ちなみに、この文庫本の最後に、姉さんご本人！からそのレシピが公開されてますよ。

なにごともなく、晴天。 (中公文庫よ 39-10)

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ネタバレ帯に「涙腺キラー・重松清　最泣の一冊」なんて文言があって逆に笑ってしまう。こういう煽りは止めた方がいいですよ、泣けないから！家族のあり方を問う7編の短編集ですが、子供とギクシャクするお父さんとか(カレー作りがち)、年頃の娘の扱いに困るお父さんとか、昔の恋人の面影を引きずるお父さんとか…あれ、お父さんばっかり(笑)重松ワールドを久々味わいました。「セッちゃん」が一番キツい話。子供がクラスでこんな四面楚歌の状況に置かれて、空想の世界に閉じこもったら親としては何ができるのだろうか？

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ネタバレレビューを事前に薄目で見て、割と評判良かった作品ですが…競馬に興味がないうえに、ワンマン社長の山王が好きになれず、なかなか話に入り込めませんでした。牧場で働く加奈子目線の話になると、また違った印象になるのかも。〇〇記念、みたいなレースも名前をなんとなく知っているだけなので、その競馬場の雰囲気とか全く想像できず、私にとっては苦行でした。すみません。

ザ・ロイヤルファミリー (新潮文庫は 68-3)

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ネタバレ「ひとってのは、どれだけ相手を求め合っていても、考え合っていても、タイミングひとつでズレてしまう生き物なんだよ」歳を重ねた平が、ひまわりを描きながら若い安珠に語りかけた言葉の重み。お互い惹かれ合っていた平と悦子、何度かチャンスがあったはずなのに、お互いを想うがゆえに離れざるを得なくなるのはほんとに切ない…かつての恋人と一緒にいられたらどんな生活が待っていただろう、と未来を思い描くことは、誰しもあるのではないでしょうか？平の遺したノートの物語に、私も視界がぼやけました(ﾉД`)

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ネタバレ装丁の猫たちに惹かれて図書館で手に取った作品。ほんわかストーリーを想像しましたが、むしろ逆。古本屋北斗堂の店主「魔女」とそこに集まる猫なんて、設定は楽しそうなのに！猫のクロ目線の語り口がとても硬く、「a cat has nine lives」の諺どおり過去の「猫生」の壮絶さも相まって、日なたでのんびり過ごすイメージとかけ離れて読むのがしんどい場面もありました。「人は、運命は、容易に己との関係を断っていく。ならば初めから、望みなど捨てて生きた方が、余程マシだ」そんな風に思わせてしまって、人として謝りたい…

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