初読みの作家さんだったので、なんの先入観もなく読み始める。出だしは学生時代の親友3人の旦那への愚痴がツラツラと続き、なんとなく広がらなさそうだなと思った途端、とんでもない方向に物語が転がる。更にはこの人がここで繋がるか… や、あの一言がここの伏線になってたのか…が散りばめられ、どんどん引き込まれて気付けば一気読み笑　改めて長年連れ去った相手とは言え、妻のことをどれだけ理解出来てるのか、また向こうは自分をどこまで理解してくれてるのか、ちゃんと話し合うことが大事なんだろうが、怖くて出来ないや🤣🤣

初読みの作家さんだったので、なんの先入観もなく読み始める。出だしは学生時代の親友3人の旦那への愚痴がツラツラと続き、なんとなく広がらなさそうだなと思った途端、とんでもない方向に物語が転がる。更にはこの人がここで繋がるか… や、あの一言がここの伏線になってたのか…が散りばめられ、どんどん引き込まれて気付けば一気読み笑　改めて長年連れ去った相手とは言え、妻のことをどれだけ理解出来てるのか、また向こうは自分をどこまで理解してくれてるのか、ちゃんと話し合うことが大事なんだろうが、怖くて出来ないや🤣🤣

短編でありながら物語の視点が途中から変わり、思いもかけない展開で終わる。面白い！　イヤミスと呼ぶほどではないが、人間の打算的な部分がところどころ垣間見えて、それもまた心地よい。「夫以外」というこのタイトルが不倫モノを連想させ、多少ミスリードされた感はあるが、6つの短編それぞれが心地よいザラザラ感を与えてくれ一気読みで読了。