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2024年7月の読書メーターまとめ

芳樹
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感想・レビュー
33
ナイス
1960ナイス

2024年7月に読んだ本
33

2024年7月のお気に入られ登録
3

  • 伊江後 悠
  • まどか
  • 風香 

2024年7月にナイスが最も多かった感想・レビュー

芳樹
2年生になった温水たち文芸部面々の前に現れたのは新入生の白玉リコ。彼女は入学早々停学処分を食らった問題児で…という新章開幕の第7巻。いやー、リコちゃん可愛いですね!この「自分を分かってる」感じの計算されたあざと可愛さがとても魅力的。そして彼女もまた土俵にも上がれない負けっぷりですが、負けたままではいないという積極性が本作における新たなマケインとしての独自の立場を確立しているなと思いました。さて彼女が文芸部に本格入部したことで、温水を中心とした人間関係にどんな化学反応が起こるのか。続きを楽しみにしています。
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2024年7月にナイスが最も多かったつぶやき

芳樹

2024年6月の読書メーター 読んだ本の数:31冊 読んだページ数:9474ページ ナイス数:2023ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/922609/summary/monthly/2024/6 ナイスやコメントを下さった皆さまありがとうございました。1日1冊ペースで読めた6月でした。今月もどうぞよろしくお願いします。

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2024年7月の感想・レビュー一覧
33

芳樹
ネタバレ男女の「同棲生活」というと甘いラブコメになりそうな感じがしますが、この作品はそうではなく、あくまで人と人の対等な関係性を描いているのがとても好ましいですね。とはいえ、同じ場所で一緒に時間を過ごせば関係性は変わってくるもので、お互いが「家族のような絆」を感じていることが分かるくだりにはグッとくるものがありました。このまま良い雰囲気の距離感で二人のお話が進めば良いのですが、波乱を予感させるエピローグで、次回はどんな展開になるのか。続きを楽しみにしています。
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芳樹
ネタバレ【BW】晴れて恋人同士になった斗和と絢奈の甘々な様子が描かれる第3巻は、絢奈の母・星奈の想定外の過去と、それが斗和を目の敵にしていた理由に繋がっていることが明らかになりました。それにしても星奈の態度は人としてどうなのかと呆れるばかり…。ともあれ、星奈との関係にはこれ以上無いほどの着地点に到達できて何よりでした。そして本来悲惨な運命を辿るはずだった伊織や真理も軌道修正されてきていることも喜ばしいですね。さて、あとは修との関係改善を残すのみ。この世界のトゥルーエンドに辿り着けるのか。続きを読むのが楽しみです。
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芳樹
ネタバレ由那と凜花の二人と恋人関係でありながら、さらに転校してきた幼馴染みにして国民的アイドルの真希奈からも言い寄られる四葉の「苦悩」という名のドタバタが描かれる第4巻。口絵がいずれも扇情的で最高でした。さて、とにかく四葉を奪い合う由那&凜花 vs 真希奈という関係性をなんとかしなければ平穏は訪れないわけで、今回は「文化祭」準備という舞台装置をもとにそのためのレールを敷いた感じでしょうか。一方、聖域ファンクラブ副会長の舞と彼女を慕う咲茉の二人の関係にも四葉が「挟まる」ことになり、今後の展開が気になり過ぎますね。
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芳樹
ネタバレ【BW】今回の見所の一つは、高校生になり探偵見習いとして惣助のもとに弟子入り(?)した友奈の大活躍でしょう。そしてもう一つは、オフィム帝国からサラの暗殺のために送り込まれた三人目の異世界人・アルバの登場と現代岐阜市での暗躍でしょうか。なんとなく人間関係がかすりながら、でも独立してそれぞれのエピソードが語られる展開には毎回わくわくさせられますね。続きを楽しみにしています。
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芳樹
ネタバレ第六層は「パズル」エリア。第五層での経験から対人戦を意識するキリトとアスナ。そんな彼女が放った「24時間私の目の届くところにいること!」には、もうやられましたね。そして今回は、PK集団とのかなり緊張感に満ちた命のやり取りにハラハラさせられました。あと一歩というところでしたが逃がしてしまって、このことが今後に深刻な影響を与えなければ良いけれど…。さてキズメルとも合流できてお約束のお風呂イベントも回収し、さらに同衾まですることになったキリトとアスナは、何事もなく一夜を過ごせるのでしょうか…。続きが楽しみです。
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芳樹
ネタバレ【BW】仲良し女子三人組の恋花・栞・兎亜がキャッキャと戯れる、いわゆる「百合」な三人の関係を守ろうと彼女たちを助けていた同級生男子の壮真が、いつの間にか三人から好意を寄せられてしまい、自分自身が「百合の間に挟まる男」になってしまった、というコメディ。物語全体の導入といった今回で、壮真とヒロインズの本格的なラブコメはこれから展開という感じですね。三人の誰を選んでも角が立つ状況で、壮真とヒロインたちの関係はどうなっていくのか。続きを楽しみにしています。
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芳樹
ネタバレ今回も複数のエピソードが絡んで進む感じでしたが、メインは京都から雪兎を頼ってやって来た異母妹・祇京を「毒親」から救おうと画策するお話でした。メインではありますが、結構あっさり解決したので少し肩透かしだったかなあ。また今回は灯凪や汐里が、雪兎に頼ることなく自分自身で進む道を見つけて行く「成長」も見られて良かったと思います。次回は体育祭&文化祭編でしょうか。それに対して、またも不穏を感じさせる引きがどう影響するのか…。続きを楽しみにしています。
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芳樹
ヨルクラロスが続く自分にとってはとても嬉しい1冊でした。急転直下の第9話から感動のクライマックスシーンまで、アニメでは少し駆け足気味でしたが、小説版ではまひるたちを含め全ての登場人物たちがどう思っていたか、それぞれの心情が深く描写されていてとても感激しました。特にライブ前の雪音ピとまひるの、ライブ後の雪音ピとメロの会話おける雪音ピの最後の一言にジーンときたし、最後のJELEEのライブシーンは涙が出そうなくらい感激しました。屋久先生、最高の作品をありがとうございました。アニメとはまた違った感動がありました。
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芳樹
最初の感想は「良くこれだけのSSを配布したものだな…」という、物量の多さに圧倒された感じでした。さて、特典SSの短編集ということで、その物量をもって温水たちが1年生の頃、すなわち本編第1〜6巻の間にあった「日常」をこれでもかと見せつけて下さいました。食べてばかりじゃない八奈見ちゃんとか純朴なな檸檬ちゃんとか何やら可愛い小鞠ちゃんとか、マケインたちの何でもない姿を見ることが出来て感激です。そして出番は少ないけど志喜屋さんのお話もあってファンとしては嬉しい限り。彼女が登場すると空気感が変わるのが良いのです〜。
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芳樹
2年生になった温水たち文芸部面々の前に現れたのは新入生の白玉リコ。彼女は入学早々停学処分を食らった問題児で…という新章開幕の第7巻。いやー、リコちゃん可愛いですね!この「自分を分かってる」感じの計算されたあざと可愛さがとても魅力的。そして彼女もまた土俵にも上がれない負けっぷりですが、負けたままではいないという積極性が本作における新たなマケインとしての独自の立場を確立しているなと思いました。さて彼女が文芸部に本格入部したことで、温水を中心とした人間関係にどんな化学反応が起こるのか。続きを楽しみにしています。
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芳樹
ネタバレ貞操観念を大いに拗らせた『天才』イケメン主人公(童貞クズ)・九頭竜と『奇跡』のマウント至上主義ヒロイン(処女ビッチ)による痛快ラブコメ。テンポ感がとても良くて、二人の掛け合いと二人の心の声(本心)が実に面白い。主役二人もさることながら、真性ブラコン九頭竜妹の真白や彼の友人たちもまた個性が尖っていて、でもそれらが喧嘩することなく主役二人の物語を盛り上げるように働いているところに著者の技量の高さが伺えますね。さて、『クズ(天才)』と『ビッチ(奇跡)』が手を組むと一体何が始まるのか。続きがあれば嬉しい限りです。
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芳樹
ネタバレ標題が都々逸になっているのがとても素敵で、刊行をずっと心待ちにしていた作品でした。「短歌」をモチーフにしたボーイ・ミーツ・ガールであり、「好きなもの」を様々な形で「失ってしまった」少年少女たちが短歌によって再起し、前に進む青春物語でもありました。「好き」という想いを直接ではなく、「三十一文字」に託して心の距離を深めていく、サンタとスクイの二人の姿がとても眩しかったですね。二人がこれからどんな関係を築いていくのか。続編も心待ちにしています。青春恋物語の傑作です。
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芳樹
ネタバレ第五層である”遺跡エリア”に到達したキリトとアスナ。前半はお化けが苦手なアスナが遺跡メインの五層でテンパっている姿がなんとも可愛らしいのですが、今回はそんなアスナがキリトに対してどう思っているのか。そしてキリトもまたアスナにどういう思いを抱いているかにも焦点が当てられているのが良かったですね。そしていよいよ今回は今後キリトの前に立ち塞がるであろうPK集団が本格登場して緊張感が一気に高まりました。彼らに対してキリトとアスナが今後どう対処していくのか。続きを楽しみにしています。
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芳樹
ネタバレ第四層の舞台はヴェネツィアのような水路の張り巡らされた水の都。シティーアドベンチャー風味がありつつ、自前のゴンドラを造船工に作成してもらうために船材を集めるべく大型火炎獣“マグナテリウム”に挑んだりするクラフトメイン回でした。一方で第三層から引き続くエルフ戦争キャンペーン・クエストでキズメルと再会したり、ホワイトクリスマスを楽しんだりと割とごちゃ混ぜ感がありましたが、どれも楽しいエピソードでした。
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芳樹
ネタバレ第三層の大森林を舞台にキャンペーン・クエスト《翡翠の秘鍵》に挑むことになるキリトとアスナだけど、ベータテストと異なる展開になってしまい…という第2巻。なるほど、ここで登場するのがキズメルさんなのか。美しいし強いし今後とも二人に絡んだ展開があると嬉しい限り。さて今回はベータ版との違いに端を発して、効率重視で自分が強くなること以外を切り捨ててきたキリトの考え方に、キズメルはじめNPCのあり方が一石を投じているのが印象的でした。明確な悪意を持ったキャラも登場したことで、物語全体が活性化されるに違いありませんね。
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芳樹
本編では語られなかった、アインクラッドを一層ずつ攻略していくキリトたちの姿を描くシリーズなのですね。今回は第一層〜第二層クリアまで。エギルやキバオウ、アルゴといった名前だけ出てきていた人物が登場し、キリトと深くやり取りする様子がとても印象的でした。そして何といっても正ヒロイン・アスナとの出会いがしっかり描かれているのが嬉しいですね。無印では物語開始時点からキリトと相思相愛っぽくなっていましたが、これから二人がどう距離を縮めていくのか、その過程も語られて行くのでしょうし、続きを読み進めるのが楽しみです。
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芳樹
ネタバレ”レプリカ”の恋物語はこれにて終幕。いろいろな伏線を回収しつつとても綺麗にあるべきところに収まった感じがしますね。ナオは「優しい」から、彼女がどんな選択するかは予想できていましたが、いざその瞬間が訪れると胸が締め付けられる思いがしました。それだけに、ナオがした選択のその先で掴んだ未来では、アキとともに幸福な人生を過ごせますようにと祈るばかりです。5巻では”オリジナル”サイドの物語になるとのことで、続編を楽しみにお待ちしています。
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芳樹
ネタバレついに三人の恋に決着。選ばれた那織と選ばれなかった琉実。それぞれの立場いおける二人の心情が深く描かれている今回で、二人と一人に分かたれた彼らが再び三人にもどるまで、実に丁寧に語られていてとても良かった。まさに家族(ファミリー)の物語と感じました。さて純たち三人は落ち着くべきところに落ち着いたので、今後の展開はどうなるのでしょうか。今回は友人たちの恋愛事情も取り上げられたので、引き続きそれらに焦点が当てられるのかな。続きを楽しみにしています。
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芳樹
【再読】アインクラッド編のサイドストーリー集で、現在も活躍するヒロインのシリカとリズベット、そしてキリトとアスナの”娘”ユイが初めて登場します。すでにキリトとアスナは相思相愛の関係であるにも関わらず、シリカとリズの両者ともキリトに恋心を抱かせる=初登場と同時に負けヒロイン確定、ということなので作者は鬼畜だなと思いました。キリトがかつて所属した《月夜の黒猫団》に纏わる悲劇を描く「赤鼻のトナカイ」は何とも救いがたく感じますが、これがキリトの行動原理のもとになったと考えれば、重要なエピソードといえるでしょうか。
芳樹
2024/07/13 14:30

無印のアインクラッド編を読み終えたので、いよいよ「プログレッシブ」を読んでいこうかな。

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芳樹
ネタバレ【BW】今回展開されるドラマはスクリーンの向こう側というか、ガラスの壁を一つ隔てて繰り広げられていて何一つ手に取れないようなイメージでした。前半戦はそのくらいの「茶番劇」に感じた一方で、早坂に対して遠野が明確に敵意を示し始める中盤以降にどんどん解像度が上がっていくのが強烈でした。相変わらずクズの極みである桐島ですが、遂に自分の意志で一つの人間関係に終止符を打ったことは、この物語が一つの転換点を迎えたといえるでしょう。未だどんな結末へ向かうか定かではありませんが、ここまで来たら最後まで見届けたいと思います。
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芳樹
【再読】アニメから入った口です。ちょうど各家庭にADSLが導入され、MMORPGの有名タイトルが発表され始めた時期に、"VR"のMMORPGをモチーフとしてこれほどの解像度をもった作品が発表されていたというのは、実に画期的であったことでしょう。この1冊でアインクラッド編のイントロからゲームクリアまで描かれているので、いささか駆け足気味ではありますが、エッセンシャルな部分はしっかり描かれているので読み応え十分ですね。年月が経っても色褪せない傑作です。プログレッシブを読み始める前に、復習がてら再読です。
芳樹
2024/07/12 20:46

【追記】ゲーム世界に転移する作品として記憶する中で最も古いのは、中学生の頃にジャンプ系雑誌(だったような?)に掲載された矢野健太郎氏の漫画『ネットワーク戦士』ですね。音響カプラから受話器を外すことが切っ掛けでゲーム世界に移動するってのが印象に残っているなあ。

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芳樹
ネタバレ【BW】静乃が何故こんなにも無条件に颯太のことを好きなのか。一方、颯太を振ったはずの江奈が颯太に未練があるように描かれるのは何故なのか。その答え合わせがなされる今回ですが、言葉は悪いけれどヒロイン二人とも自己中心的過ぎでは?初恋がこれではもう二度と恋ができないくらいのトラウマになりそう。でもそんな二人を受け入れられる颯太は、ある意味で大物といえるでしょうね。これで良いのか?と思うところに落ち着きましたが、三人にとってこれが最善ならばもはや言うことはありません。彼らの未来が幸せに満ちていますように。
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芳樹
ネタバレ現実、UW、そしてURという三つの世界を股にかけ、それぞれの目標に立ち向かっていくキャラたちの姿が実に頼もしい。今回は、UWでは古の整合騎士イーディス・シンセシス・テンが解凍され、そして現実世界では、アスナの同級生でSAOサバイバーのミトこと兎沢深澄がアスナの前に姿を現します。イーディスはアプリ未プレイなので?な感じですが、ミトは劇場版プログレッシブでなじみがあるので登場に感激。さてURとUW双方を行き来できるのは、キリトたち限られたプレイヤーのみのはず。だとしたら、最後に登場した彼女の正体は誰なのか…。
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芳樹
ネタバレ表紙の灯佳の姿にこれで完結かなと思ったら、確かにここで一区切りとのこと。銀の元カノ・ユズが巻き起こした騒動が終わって一段落と思ったら、ユズが灯佳の家に居候することから始まる今回。元カノ今カノの組み合わせでどうなるかと思いましたが、予想以上に二人の仲は良好で、特にユズが「大人」として灯佳を導くことになるシーンには感激しました。シリーズを通じて、まだ「子供」の灯佳と大人だけど大人になりきれなかった銀が、揃って大人になっていく、そんな成長の物語であったと思います。良作でした。著者の次回作も大いに期待しています。
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芳樹
ネタバレ【BW】怜太による不穏なSNS投稿と、彼自身が暴力事件で停学処分になるという、前回の衝撃的ラストシーンを受けて始まる第7巻。チーム夏希メンバーで学年の中心人物でもある怜太を掘り下げる今回で、ハラハラしながらも「青春学園もの」の王道をいく解決法が提示されたときには思わず笑ってしまいました。シリアスとコメディのバランスがとれた展開ですね。そして今回は夏希と陽花里の関係が、一歩前に進んだのもグッときました。さて次回は七瀬さん回でしょうか。群像劇のようなシリーズ構成がたまらなく好きです。次回を楽しみにしています。
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芳樹
ネタバレ【BW】普通の男子高校生・蒼太が、いつも電車で見かける他校の美少女にして他者への態度から『氷姫』と呼ばれる凪を、痴漢から助けることで始まるボーイ・ミーツ・ガール純愛作品。紳士でな蒼太と、蒼太にだけ心を許す凪。そんな二人が互いへ向けた想いに少しずつ向きあっていく展開は実にキュンキュンするね。特に「氷」とは何だったかというくらい、蒼太に甘えた姿を見せる凪がとても可愛い。さて、お互いへの「愛してる」を確認しあった二人ですが、最後の一文に引っかかります。もしかして、互いへの「愛のかたち」にすれ違いがあるのでは…?
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芳樹
『もしドラ』は野球部という組織をマネジメントし甲子園を目指すというお話しでしたが、こちらは「休部中の野球部」という箱はあるけど選手がいない状態から、マネージャーがアントレプレナーシップを発揮しイノベーションを起こし続け、甲子園に出場できる組織作りをしていくというお話しでした。ドラッカーの入門書の入門書という感じで組織運営の勉強になりましたし、彼の教えをもとに高校野球の革新を起こし続けて最後は…という展開は熱く、エンターテインメントとしても楽しめました。確かに、「面白くていますぐ役に立つ、青春物語」でした。
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芳樹
ネタバレ【BW】神聖アルゴ王国に辿り着き因縁の相手であるイグニス将軍と合流したクロノが、神殿勢力との戦いのためにイグニスらと共闘することになる今回。前回、シオンを勧誘する際に「五色揃う」「六人目は後からでも」というクロノの発言に??となっていましたが、今回の六神戦隊ナイトレンジャーの伏線だったとは…。またそれとともに、アリデッドらによる盗賊作戦を展開し神殿の勢力を削いで行くのですが、それが神殿勢力を刺激することになってしまうので、クロノが目指す「内乱を避けた」解決に無事至るのかどうか…。続きが大いに気になります。
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芳樹
【BW】文化祭で皆の前でキスまでしておいて、さらにその上をいくイチャイチャはあるか…?それを超えるものはなかったにせよ、開き直ったかのようにさらに人前でもバカップルぷりに歯止めのかからない陽信と七海の姿が描かれる今回は、体育祭とハワイへの修学旅行の準備編でした。いやもう、二人がところ構わずいちゃつく様子にお腹一杯ですが、見ているこちらも幸せのお裾分けを頂いている感じがして温かい気持ちになれますね(親目線?)。シリーズ初の次回持ち越しということで、ハワイで二人はどんな姿を見せてくれるのか。続きが楽しみです。
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芳樹
【BW】舞台は20世紀初頭くらいの科学技術レベルの世界。感覚を同期させた《竜》を操る『竜騎』として戦場である空を駆ていた主人公のロナードが、世界大戦の終結後に士官学校の教員となることから始まる物語。愛する恋人や仲間たちを『空』で失い、自分だけ生き残ったことへの罪悪感や虚無感に苛まれるロナードが、教員として生徒たちと向きあうことを通じて絶望から再起し、そして前へ向かう「希望」の物語であったと思います。過去を克服し未来を見据えたロナードと、彼を慕う生徒たちの行く末やいかに。続きが楽しみな期待の新シリーズです。
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芳樹
これまでは同級生や妹らが、カミングアウトした汐とどう向きあっていくかが語られてきましたが、今回はついに前巻ラストシーンで汐に衝撃的な告白をした咲馬が、汐と真の意味で向きあう姿が描かれていて感情を大いに揺さぶられました。キーパーソンはお騒がせの世良くんで、咲馬が彼を毛嫌いする気持ちは良く分かりますが、彼の言動が咲馬に”気づき”を与えたのも事実。憎らしいけど憎めないキャラクタでしたね。ともあれ、咲馬と汐が選んだ道の行く末が幸せに満ちていますようにと祈るばかりです。傑作でした。
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芳樹
ネタバレ【BW】男女の同級生が親の再婚で義兄妹になるラブコメはあれど、親が再婚しないと二人の関係はどうなるか。それは義兄妹ではなく「疑似兄妹」でありましょう。本作品はそんな疑似兄の鳳理と疑似妹の桜を中心とした青春物語。二人の関係はすでに恋人として出来上がっており、標題から想像するような定番のラブコメ展開は無く、かと言って恋愛ものとしての要素も薄いのですが、言うなれば今後のための、登場人物の人間関係を提示したシリーズ『序章』のような印象を受けました。ということで、標題回収を含めたこれからの展開を楽しみにしています。
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芳樹
ネタバレ六郎が高校を卒業し家を出て、最初の1年目に過ごしていた『女蛇村』で、六郎と悠羽が夏休み期間を過ごすことになる第2巻。六郎がかつて滞在しているときに出会った同い年の少女・美涼や、彼女の祖母・文月、そして美涼の思い人である利一らとの交流を通じて、二人が自分と向きあっていく姿にはグッとくるものがありました。特に六郎は実の兄と思っていながら、彼への「普通」ではない感情を抱く悠羽の覚悟は実に心に刺さりました。二人が辿り着く未来が幸せに満ちているよう祈りながら、続編をお待ちしています。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2018/10/11(2263日経過)
記録初日
2018/06/25(2371日経過)
読んだ本
2394冊(1日平均1.01冊)
読んだページ
733355ページ(1日平均309ページ)
感想・レビュー
2325件(投稿率97.1%)
本棚
24棚
職業
専門職
自己紹介

関東在住の道産子です。

読書といえば本をパラパラめくる昔からのスタイルが好きですが、電子書籍も読んでいます。学術書から純文学、大衆文学、ライトノベル、ポルノまで気になった本は何でも読みますが、ここ数年はライトノベルのラブコメが中心になっています。

このサイトには読了した小説を登録しています。レヴューでは備忘録を兼ねたあらすじを書くとともに、作品の楽しいところ、良いところ、気になったところを挙げていく方針です。どんなに酷評されている作品でも楽しめるので、我ながらお得な性質と思っています。

コメント冒頭に、
・何も記載が無ければ紙の書籍
・【BW】ならBookwalker
・【K】ならKindle
・【読放】ならBookwalkerの読み放題
・【電子】ならBookwalkerまたはKindle
で読了したことを備忘録として記しています。

読了した『マンガ』の登録・感想はこちら(https://bookmeter.com/users/1180200)。

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