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2024年8月の読書メーターまとめ

ヘッジホッグ@Wheezers and Dodgers
読んだ本
8
読んだページ
2631ページ
感想・レビュー
8
ナイス
200ナイス

2024年8月に読んだ本
8

2024年8月のお気に入られ登録
1

  • yerupaja

2024年8月にナイスが最も多かった感想・レビュー

ヘッジホッグ@Wheezers and Dodgers
ネタバレ都会の貴族と田舎のヤンキーの生活様式は似ている。地元から離れず、いつもの場所、いつものメンバー。貴族は貴族なりの不自由さもあり、実家が太すぎるゆえに人生の選択肢が限られている。主人公の華子は医者の家に生まれ、親に敷かれたレールの上だけを歩いてきた。この生き方に疑問をいただきつつも、そこから出ていくバイタリティもない。婚約者の幸一の都合のいい女の美紀と出会うことで、自分の人生を歩み始めていく。格差社会や、東京で生きる女性の姿のリアリティなど、思っていたよりも良かった。
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2024年8月にナイスが最も多かったつぶやき

ヘッジホッグ@Wheezers and Dodgers

2024年7月の読書メーター 読んだ本の数:7冊 読んだページ数:2284ページ ナイス数:184ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/924666/summary/monthly/2024/7

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2024年8月の感想・レビュー一覧
8

ヘッジホッグ@Wheezers and Dodgers
ネタバレめちゃくちゃ面白かった。新聞の人生相談の回答を作る過程から書いてあるので、どうやってこの回答に行きついたのかがよく分かった。分析(分析、仕分け、潜行)で相談の本質を探る。そして、構造解析(アナロジー、メーター、ピラミッド、4分類、三価値、思考フレームの拡大)し、表現(共感と立場、フォーカス)していく。
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ヘッジホッグ@Wheezers and Dodgers
ネタバレ反知性主義が腑に落ちた。プロテスタントの衝動(どんなものにも意味を見出す)+啓蒙主義+個人主義=何でも意味を見出して、それを理屈を以て語り、真実だと主張する。それがアメリカの傾向。それがプラスの方向に働くとジョブズみたいな世界を変える天才が生まれる。ただ、マイナスに働くと何でそんなトンデモ陰謀信じるの?みたいな人になる。それが政治の世界まで進出してきたのがトランプで大統領に再びなろうとしている。アメリカは陰謀論が多いと思っていたが、建国からの下地があったから。コロナをきっかけに、日本でも広がりつつある。
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ヘッジホッグ@Wheezers and Dodgers
ネタバレアメリカの始まりは、イギリスのカトリック教会に反発した清教徒(ピューリタン)が新天地を求め、メイフラワー号に乗ったことから始まるとされている。カトリック側から見ると清教徒は反主流派、反乱分子、カルト教団。信仰心の篤い人は偶然は存在せず、必然と考える傾向が強い。そのため騙されやすく、それを騙す詐欺師もいた。虚偽と虚偽をも真実と信じ込む人々で溢れる場所、それがファンタジーランド アメリカ。
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ヘッジホッグ@Wheezers and Dodgers
ネタバレリアル・アルジャーノンに花束を。著者のロンビンソンはアスペルガー症候群ながらも自動車修理会社を経営している。著名な医者から脳を刺激するTMS治療の依頼があり、その治療の体験記。TMSを受けることで初めて音楽に涙し、他人の気持ちが聴こえるようになる。他人との対人関係は改善するものの、うつ病を患う妻とは離婚してしまうのは悲劇。偏執な人がいないと新しい技術は生まれないが、社会で生きるのはしんどい。TMSで一般的になるけど、尖った個性がなくなってしまう。筆者が述べているように子供への治療は要検討した方がよい。
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ヘッジホッグ@Wheezers and Dodgers
ネタバレ頭のよさとは「能力」ではなく、「態度」。学歴など過去の栄光に縋るのではなく、常に勉強し新しいことを吸収していくこと。白黒はっきりさせず、グレーな状態を許容できること。日本では頭がよい=何でも知っている、知識が豊富(暗記)を指していることが多いと思う。知識はパソコンやAIには任せて、それをもとに何をするか、他人と違ったことができるかが、これからの頭のよさと思う。
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ヘッジホッグ@Wheezers and Dodgers
ネタバレ都会の貴族と田舎のヤンキーの生活様式は似ている。地元から離れず、いつもの場所、いつものメンバー。貴族は貴族なりの不自由さもあり、実家が太すぎるゆえに人生の選択肢が限られている。主人公の華子は医者の家に生まれ、親に敷かれたレールの上だけを歩いてきた。この生き方に疑問をいただきつつも、そこから出ていくバイタリティもない。婚約者の幸一の都合のいい女の美紀と出会うことで、自分の人生を歩み始めていく。格差社会や、東京で生きる女性の姿のリアリティなど、思っていたよりも良かった。
が「ナイス!」と言っています。
ヘッジホッグ@Wheezers and Dodgers
ネタバレ子供(child)と大人(grown-up)の対比。大きくなったというか、理性が大きくなり過ぎた大人は大切なことを見失っている。それは子供が知っている。裸の王様だったり、承認欲求だったり、形骸化した仕事など、大人は目に見える「モノ 」ばかり見過ぎてしまう。飛行機の墜落で砂漠に取り残された主人公が不思議な王子様と出会い、話を聞く中で大切なものを思い出していく。それは目に見えない大切なもの。
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ヘッジホッグ@Wheezers and Dodgers
ネタバレ人が歌うのは、「ひとを恋しい」と思う時。それは主には会えない恋人を思うとき、大切な人を亡くしたとき。和歌にして歌うという形式を取ることで、普段はさらけ出せない本音を託しているということか。現代でもラブソングに引き継がれている。ラップでディスるのもこれの派生形か。何かを託して歌うというには日本だけの文化ではなく、東アジアにも見られる。主に筆者がフィールドワークしているのは中国の少数民族。だいたい20年前くらいの調査だけど、今でもこの文化は残っているのかな。
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ユーザーデータ

ヘッジホッグ@Wheezers and Dodgers
ヘッジホッグ@Wheezers and Dodgers
137お気に入られ11月の読書メーターまとめ

読書データ

プロフィール

登録日
2018/10/16(2264日経過)
記録初日
2018/01/24(2529日経過)
読んだ本
917冊(1日平均0.36冊)
読んだページ
295341ページ(1日平均116ページ)
感想・レビュー
914件(投稿率99.7%)
本棚
3棚
性別
自己紹介

いろいろな作家・分野の本を読むことに挑戦中。
好きな分野は、サイエンス・歴史・ミステリー。

☆おすすめ本
・「Q&A」恩田陸
・「ドミノ」恩田陸
・「歴史からの発想」堺屋太一 
・「最強の成功哲学書 世界史」神野 正史
・「竜馬がゆく」司馬遼太郎
・「煩悩リセット稽古帖 」小池龍之介
・「戦略子育て」 三谷 宏治

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