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2024年6月の読書メーターまとめ

深海魚
読んだ本
4
読んだページ
1319ページ
感想・レビュー
4
ナイス
37ナイス

2024年6月に読んだ本
4

2024年6月にナイスが最も多かった感想・レビュー

深海魚
ミステリとしては悪くない。多少のツッコミどころはあるが、楽しく読んだ。しかし、いかんせん文章が素人臭い。特に女性キャラのセリフや口調はどうかと思う。マリアと漣のユーモラスな(つもりであろう)やりとりはただただお寒く、ちょっと読むのが恥ずかしいとさえ思ってしまった。キャラ造形もお粗末で、漣はともかくマリアの言動はあまりに薄っぺらくないだろうか。本当にミステリ部分だけ評価できる、そんな作品だった。
が「ナイス!」と言っています。

2024年6月にナイスが最も多かったつぶやき

深海魚

2024年5月の読書メーター 読んだ本の数:3冊 読んだページ数:1232ページ ナイス数:47ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/92564/summary/monthly/2024/5 5月の記憶があんまりないです。

が「ナイス!」と言っています。

2024年6月の感想・レビュー一覧
4

深海魚
巻頭の表題作で掴みはバッチリ。続く「地獄を縫い取る」が一番完成度が高い。唯一「メタモルフォシスの龍」だけは退屈で楽しめず。自分のことしか考えてない主人公がちょっとね……。「徒花物語」も最初は退屈かと思ったが徐々に盛り上がって終幕は見事。一番心に残った。表題作の世界を引き継いだ「Rampo Sicks」はタイトル通り乱歩趣味が横溢しまくりで楽しい。全体的に外連味たっぷりで芝居がかってるが、そこが最大の魅力なのでしょう。面白かったけど少し疲れました。
が「ナイス!」と言っています。
深海魚
ミステリとしては悪くない。多少のツッコミどころはあるが、楽しく読んだ。しかし、いかんせん文章が素人臭い。特に女性キャラのセリフや口調はどうかと思う。マリアと漣のユーモラスな(つもりであろう)やりとりはただただお寒く、ちょっと読むのが恥ずかしいとさえ思ってしまった。キャラ造形もお粗末で、漣はともかくマリアの言動はあまりに薄っぺらくないだろうか。本当にミステリ部分だけ評価できる、そんな作品だった。
が「ナイス!」と言っています。
深海魚
アンドロイドであるが故に恐怖を感じない。だから怪異探索にうってつけ!という、ありそうでなかった(?)設定がまずおもしろい。文章もユーモラスで読みやすく、反面そのせいでホラー部分がやや軽くなってるところもある。そういった緩さも含め、いろいろとアニメ化したら合いそうな気がする。「シーズン2に続く」みたいな終わり方ですし。
が「ナイス!」と言っています。
深海魚
民俗学の部分に関しては、確かに稀有なほどの情報量に満ち満ちている。とはいえいくらなんでも書きたいものを書きたいように書き過ぎており、およそ小説としての面白さに欠けている。サスペンス性に乏しく、全体の7割は著者による民俗学講義が延々続き、とにかくテンポが悪い。終盤で思い出したかのように緊迫した状況に陥るが、ハラハラドキドキというほどのものでもない(そういう描写でさえ冗長なのだ)。やけに古めかしい言い回しと語彙のせいで余計に読みづらく、これならノンフィクションで書いたほうがいいのではと思ってしまった。
深海魚
2024/06/05 21:45

総じて、著者は面白い小説を書く気があるのだろうか、という疑念を抱きながら読んだ。こんなにも“物語”に気を配らず、テーマだけをひたすら羅列していく小説も珍しい。

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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2011/02/05(4913日経過)
記録初日
2011/02/05(4913日経過)
読んだ本
833冊(1日平均0.17冊)
読んだページ
303721ページ(1日平均61ページ)
感想・レビュー
827件(投稿率99.3%)
本棚
13棚
性別
外部サイト
URL/ブログ
http://twitter.com/#!/sinkerfish
自己紹介

読書をしています。

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