噂に違わぬおもしろさ。地球は大変なことになるが、登場人物みんな有能なのでどんな困難もサクサク乗り越える（ように見える）。あまりにサクサク過ぎてハラハラドキドキ感は少ないものの、無駄な展開（計画を邪魔するバカの登場とか）がないのでイヤな気持ちになりません。下巻へ。

初期の短編集。村上作品の良さというのは、なかなか言葉にするのが難しい。言葉にした瞬間に「ちょっと違うんだよな」という気持ちになってしまう。なのでここに感想を書くのも難儀する。まさにそういうなんとも言い難いものを作品にしているわけで、やはり村上春樹はすごいんだろうなと思うところである。

噂に違わぬおもしろさ。地球は大変なことになるが、登場人物みんな有能なのでどんな困難もサクサク乗り越える（ように見える）。あまりにサクサク過ぎてハラハラドキドキ感は少ないものの、無駄な展開（計画を邪魔するバカの登場とか）がないのでイヤな気持ちになりません。下巻へ。