読書メーター KADOKAWA Group

2024年11月の読書メーターまとめ

Akiro OUED
読んだ本
18
読んだページ
5293ページ
感想・レビュー
18
ナイス
69ナイス

2024年11月に読んだ本
18

2024年11月のお気に入られ登録
2

  • J
  • くものすけ

2024年11月にナイスが最も多かった感想・レビュー

Akiro OUED
生命の進化は、人間に知性と美徳をもたらした。核戦争によるあっという間の破滅も気候変動によるダラダラした破滅もヒトの知性と美徳の産物ということか。遺伝子組み換え食品を食べたり、感染症のワクチンを注射したりすることに、善悪の判断を持ち込むな、というのが本書の呪いの一つ。 好著。
が「ナイス!」と言っています。

2024年11月の感想・レビュー一覧
18

Akiro OUED
生命の進化は、人間に知性と美徳をもたらした。核戦争によるあっという間の破滅も気候変動によるダラダラした破滅もヒトの知性と美徳の産物ということか。遺伝子組み換え食品を食べたり、感染症のワクチンを注射したりすることに、善悪の判断を持ち込むな、というのが本書の呪いの一つ。 好著。
が「ナイス!」と言っています。
Akiro OUED
自然の女神ののっぺりした顔には数式がいくつか描かれていた。これだけで十分スリラーになる。この本の守備範囲は、占星術からニュートン力学を経て熱の分子運動論に至るまで。科学の進歩が誘発する社会的危機への対処を怠ると破滅すると警告するが、その兆候は、世界のあちこちに現れている。好著。
が「ナイス!」と言っています。
Akiro OUED
感染症ビジネスには二種類ある。ワクチンの製造販売と反ワクチン煽動。行政側に属する著者の立場からして後者にキビし目なのは致し方ないか。日本のコロナ対策も政治的中立な視点での反省が必要だね。著者も言う通り、遺伝子構造解明から11ヶ月でワクチンを供給したアメリカの底力はすごい。
が「ナイス!」と言っています。
Akiro OUED
基軸通貨ポンドとドルの交代劇が面白い。基軸通貨としての信任を得るには、その国の経済的実力だけじゃなくて政治的意思が必須なのだ。納得。ロシアの外貨準備を凍結するような経済的暴力、日本では想像もできない。すなわち、円は基軸通貨になれない。円高での勝負を避ける日本、終わったな。
が「ナイス!」と言っています。
Akiro OUED
物理学とは、自然界の様々な現象が起きる原理を観察事実に基づいて追求し、数学で表現することだ。2024年のノーベル物理・化学賞を見ると、現代物理学の前半の要件は、仮想空間にまで及ぶようだ。量子コンピューティングは、自然界に起こらざるべき現象を原理とするが、それでも物理学なのかな。
が「ナイス!」と言っています。
Akiro OUED
書名、権威への依存のほうがしっくりくる。自由の味わいにを、ルターの宗教改革から説き起こす。教会から逃走して、神の権威に平伏せよ。表現の自由の問題を別種権威への服従という線から考察するのが面白いかも。ポリコレへの反発も自由からの逃走かもね。注意、哲学じゃなくて心理学の本だよ。
が「ナイス!」と言っています。
Akiro OUED
記憶するには工夫と努力がいるが、忘れることも同じだ。記憶したいことはすぐに忘れるのに、忘れたいことは記憶し続ける。この対称性、研究テーマになるかもね。記憶が堆積し続けるデジタル脳にヒトの脳のような忘却メカニズムを組み込めないと、マシンに転送されたヒトは辛い余生を送ることになる。
が「ナイス!」と言っています。
Akiro OUED
マイルスが、映画音楽を手掛けた理由がわかった。ジャズにこだわってたわけじゃないんだな。オレは、かっこいい音楽を目指してる。クールだね。エレクトリック・マイルスを毛嫌いする向きもあるけど、温故知新って言葉もあるしね。登場する曲をネットで聞きながら読めた。いい時代になった。
が「ナイス!」と言っています。
Akiro OUED
無血革命で王朝を倒したフィリピン民衆は、再び王朝一族を王に戴いた。フランス革命が前例にある、出血の有無は別として。ボンボン・マルコスがナポレオン3世となって、共和制の導手なるかどうか。民主主義が民衆を豊かにする、というのは幻想だったけど、権威主義がそうなのかどうか、はたして。
が「ナイス!」と言っています。
Akiro OUED
ベトナム人はフランスも中国も大嫌い。そーなんだ。人口ボーナス期の最中に不動産バブルが崩壊したベトナムが、今後の高度経済成長を望めないのは残念だね。賄賂の日常化が、脆弱な税の徴収制度を補完する。なるほど。大陸の虎退治のために、日本はベトナムこそ戦略的パートナーにすべきだね。
が「ナイス!」と言っています。
Akiro OUED
気候正義が要求するのは、人減らしだ。世界中の気候運動活動家自らが、パイプラインの横に枕並べてそれを実践して見せれば、消費正義の生活者のマインドセットを変えられるかもね。温暖化対策はビジネスのお題目の一つに過ぎない。そのメリットを享受してない人って、世界中に何人いるのかな。
が「ナイス!」と言っています。
Akiro OUED
いろいろな作文の鋳型を紹介する。特にイランのが面白い。憲法9条死守派の人に日本の核の傘不要論をテーマとする小論文を書かせたら、イランの人の胸を打つんじゃないかな。多元的思考を身につければ、異文化衝突を回避できるってのは非現実的だ。相互理解は衝突から生まれる、と歴史は教える。
が「ナイス!」と言っています。
Akiro OUED
正義が科学の仮面をかぶって災いを起こす。逆もまた然り。科学が正義の味方となって災いを招く。旧くはサリンをばらまいた教団がいたね。最近では、電力供給系統の安定度を低下させる風力・太陽光発電所建設とか、コロナワクチン接種強要とか。弱視で難聴の人権・環境保護団体に読ませたい一書。
が「ナイス!」と言っています。
Akiro OUED
再読。フリードマン方程式をチェック。特異点が裸だったら、理論的には困るけど、現実的に何がマズいのかがわからない。研究者は一般相対性理論を超える理論を必要としているらしいけど、それは果たして数学で表現できるのだろうか。IUT理論とかの異端の数学が絡んでくると面白いんだけどね。
が「ナイス!」と言っています。
Akiro OUED
人の気持がわかるマネージャーになるための教室。ビジネスでは、マネージャーがリーダーというケースが多いけど、例えば政治屋業界では、リーダーとマネージャーの役割は異なる。最近のリーダーには、人の気持をわからないヒトが多いようだ。人がついて行くリーダーは、学んで成れるものじゃない。
が「ナイス!」と言っています。
Akiro OUED
行動経済学は若い学問なので、プロスペクト理論など理論的基礎に関する議論があるのは当然でしょう。保有効果や損失回避性をヒトの経済活動だけでなく、政治行動や不易流行に展開すると世の中の動きがより明確になるかもしれません。フレーミング効果もネット炎上の説明理論になるかもね。
が「ナイス!」と言っています。
Akiro OUED
デビュー作『ラス・マンチャス通信』を通奏低音として、いろいろな旋律を自演解説する。ネタばらしにお得感を覚えた 。オチのない物語にするなという警告、読者を裏切るカズオには無用だよ。ま、あっちはノーベル賞だけどね。小説の登場人物に共感することと、作者に共感することは別物だと思う。
が「ナイス!」と言っています。
Akiro OUED
台湾問題:他国による国家承認の有無ではなく、政府の正当性の是非を問う。てことは、内戦中のリビアやスーダンと同じか。失敗国家の生態については殆ど触れられていない。残念。21世紀のウェストファリアとは、ならず者国家がやりたい放題のネット空間に「確定した領域」を定義することかな。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2018/11/12(2229日経過)
記録初日
2018/10/31(2241日経過)
読んだ本
1182冊(1日平均0.53冊)
読んだページ
340101ページ(1日平均151ページ)
感想・レビュー
1181件(投稿率99.9%)
本棚
3棚
性別
年齢
62歳
血液型
B型
職業
ガテン系
現住所
三重県
自己紹介

読むは飲む、飲むは酔う。

読書メーターの
読書管理アプリ
日々の読書量を簡単に記録・管理できるアプリ版読書メーターです。
新たな本との出会いや読書仲間とのつながりが、読書をもっと楽しくします。
App StoreからダウンロードGogle Playで手に入れよう