ネタバレ下着の話だけで一冊のエッセーを書き上げる胆力と執念がすごい。本当にずっと、パンツ、褌、猿股、etc…下着にまつわるお話ばかり。キリストの像を見て、彼が履いているのはパンツかな褌かなそれとも腰巻きかな、なんて考えたこともない、いつも面白い着眼点。「もっとも米原さんらしい本」って帯に書いてあるけど、そうなのかな？一つの事柄から話題を広げる上手さ？

ネタバレ原文のタイトルは「Kometen kommer」で、英訳するとThe Comet Chase、日本語だと彗星追跡……。彗星が地球が衝突するとじゃこうねずみから聞いて、ムーミンとスニフは出掛けていく。旅路で、スナフキンやスノークの兄妹に出会う。登場人物が自由奔放、わがままとも思えるような言動がかわいらしい。スニフとムーミンの印象が少し変わった、というか元々そんなに詳しくなかったのだけど。性格やストーリーにちょっと毒(比喩)がある。スニフすぐげろ吐く。子ねこがねこだった。

ネタバレ下着の話だけで一冊のエッセーを書き上げる胆力と執念がすごい。本当にずっと、パンツ、褌、猿股、etc…下着にまつわるお話ばかり。キリストの像を見て、彼が履いているのはパンツかな褌かなそれとも腰巻きかな、なんて考えたこともない、いつも面白い着眼点。「もっとも米原さんらしい本」って帯に書いてあるけど、そうなのかな？一つの事柄から話題を広げる上手さ？

ネタバレ葛藤を抱えたまま王の選定をすることに。饕餮を使令にするところ、空を駆けて黒麒麟の姿で驍宗に会いにいくところなど胸熱だった。驍宗に帰ってほしくなくて、嘘をつき王として選んでしまい、悩み憔悴する様子が痛ましい。でも景麒と延王延麒に担ぎ上げられたおかげで、驍宗を王に選んだのは誤りではないと知り、一安心！