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ししおどし
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2024年3月の読書メーターまとめ
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2024年3月に読んだ本
6
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2024/03/31
頼山陽とその時代(上) (ちくま学芸文庫 ナ…
中村 真一郎
496
登録
52
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2024/03/23
出雲和紙―人と風土 (1973年)
漢東 種一郎,井上 喜弘
131
登録
1
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2024/03/19
戦後随想集 (保田与重郎文庫)
保田 与重郎
234
登録
11
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2024/03/08
鳥見のひかり/天杖記 (保田与重郎文庫)
保田 与重郎
218
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11
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2024/03/04
東日本大震災10年 証言あの時
福島民友新聞社編集局
0
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2
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2024/03/03
プロポ〈1〉
アラン
431
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18
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2024年3月のお気に入られ登録
1
2024年3月にナイスが最も多かった感想・レビュー
ししおどし
2024/03/31
書道の先生の愛読書と知り。山陽について特に調べたこともなく明治維新ないしは戦前のイデオローグくらいにしか思ってなかったが、生身の生きた人間像に触れるとそのような見方を遥かに超えたある種の天才が見えてくる。特に本書の特徴である山陽の芸術や思想、人生にのみスポットを当てるのではなく、交流のあった膨大な人物群像を詩文や交歓を通じて描き出すことで山陽の生きた時代が重層的に立ち現れている。知識人共通の言語となる儒学や漢詩、画、音楽などの芸術が身近にあり、互いに切磋琢磨したり批評し合った時代がなんとも羨ましく映る。
頼山陽とその時代(上) (ちくま学芸文庫 ナ 25-1)
中村 真一郎
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が「ナイス!」と言っています。
2024年3月の感想・レビュー一覧
6
ししおどし
2024/03/31
書道の先生の愛読書と知り。山陽について特に調べたこともなく明治維新ないしは戦前のイデオローグくらいにしか思ってなかったが、生身の生きた人間像に触れるとそのような見方を遥かに超えたある種の天才が見えてくる。特に本書の特徴である山陽の芸術や思想、人生にのみスポットを当てるのではなく、交流のあった膨大な人物群像を詩文や交歓を通じて描き出すことで山陽の生きた時代が重層的に立ち現れている。知識人共通の言語となる儒学や漢詩、画、音楽などの芸術が身近にあり、互いに切磋琢磨したり批評し合った時代がなんとも羨ましく映る。
頼山陽とその時代(上) (ちくま学芸文庫 ナ 25-1)
中村 真一郎
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ししおどし
2024/03/23
昭和48年刊。出雲和紙で人間国宝の阿部榮四郎が誕生した背景を古代からの当地の歴史から掘り起こす。その舞台となった松江の意宇川流域は出雲国風土記にも出てくる、神魂神社や熊野大社、八重垣神社や国分寺跡のある古代出雲の発祥にも関わる地域。地域は中山間地で松江藩の産業政策により水稲よりも適した楮や三椏が栽培され和紙生産が始まった。明治からは民間になりわら半紙が全国一の生産となったものの、洋紙や機械化に圧され衰退を余儀なくされた。そんな苦しい時代に生を受けた阿部氏は柳宗悦率いる民芸に感化を受け優れた業績を残した。
出雲和紙―人と風土 (1973年)
漢東 種一郎,井上 喜弘
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ししおどし
2024/03/19
大東亜戦争を積極的に鼓吹したとして、戦後言論界から抹殺されつつも細々と書き綴った評論集。古典の素養は国文の学者や古典に親しい作家でも取り上げない作品が多く圧倒的。天壌無窮の神勅を、くる年くる年米づくりを繰り返し行い感謝することであってその生産を繰り返す暮らしそのものが道徳であり高天原の暮らしを地上で実現するものとする解釈はおそらく著者が残してくれた最大の思想的遺産ではないか。戦後幾年も経ってから自身の戦時中の文章が若者を死地に追いやったとする批判を振返るところは慄えた。
戦後随想集 (保田与重郎文庫)
保田 与重郎
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ししおどし
2024/03/08
10年振り。昭和19年から20年2月にかけて執筆された2篇。今はもう誰にも読まれなくなったのはまさに戦争に負けたから。国家観については著者に従いたい。著者の様に、記紀万葉から近世の国学を押さえさらに現代文学まで通じたバックボーンを持つ作家はもちろん学者すら現代においては皆無である。これは日本の豊饒な伝統に育まれた宝をみすみす失ってることになるが果たして如何。天杖記という平安文学にも通じる魂が入った作品はもう生まれないのか。文人という言葉が消え失せた意味が再考されてもよいと思う。
鳥見のひかり/天杖記 (保田与重郎文庫)
保田 与重郎
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ししおどし
2024/03/04
令和4年刊。津波と原発事故から10年の節目にあたり、県、関係市町村の首長と国会議員計28人が当時自身何を考えどう行動したかを振り返る。特に原発事故に関しては、情報収集、情報の取捨選択を適切になすシステムが機能せず国の混乱も酷かったが市町村には情報そのものが全く入らずTVや噂をもとにするしかなかった。そんな未曾有の危機でもリスクを顧みず難しい判断を即時即決して行った首長たちの行為や言動には頭が下がる。つい最近のこの出来事から福島の原発問題、政治の要諦、人の可能性、地域に生きること等多くの人に知られてほしい。
東日本大震災10年 証言あの時
福島民友新聞社編集局
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ししおどし
2024/03/03
人ほど当てにならないものはない。事物に即してかつ先人の優れた思考に則って考えない限り、人はいつだって物事から遊離したあらぬ空想に陥ってしまうことを繰り返し説く。哲学者ながら科学者や芸術家なども取り上げるとともに人物評や職業柄、自然観察も確かで事物への哲学の当て嵌めではないところが惹かれる。自分を律する意味でもアランの著作には時折触れねばならないと感じさせられる。
プロポ〈1〉
アラン
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あらすじ・内容
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ユーザーデータ
ししおどし
62
お気に入られ
3月の読書メーターまとめ
読書データ
読んだ本
566
冊
読んでる本
0
冊
積読本
0
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読みたい本
1046
冊
プロフィール
登録日
2019/01/04(1941日経過)
記録初日
2018/12/20(1956日経過)
読んだ本
566冊(1日平均0.29冊)
読んだページ
171916ページ(1日平均87ページ)
感想・レビュー
515件(投稿率91.0%)
本棚
5棚
お気に入り
101人
お気に入られ
62人
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