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2024年11月の読書メーターまとめ

いつか
読んだ本
8
読んだページ
2330ページ
感想・レビュー
8
ナイス
277ナイス

2024年11月に読んだ本
8

2024年11月にナイスが最も多かった感想・レビュー

いつか
粘菌の研究者、南方熊楠。息子はその名前を知っていた。幻聴、幻覚が見えるあたり、ちょっと普通ではない人であることは確か。なかなか日の目を見ない研究に一生を賭けた男と、支える人、離れていく人など。兄の才能を信じて金銭的支援を続けた弟が不憫。「生きることは死ぬこと、死ぬことは生きること。」森羅万象、生命は流転している。ラスト付近で、ようやくこの本の主題が分かった。
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2024年11月にナイスが最も多かったつぶやき

いつか

通勤で使うJR線にグリーン車が導入され、半年間は特急料金なしで乗れる。でもたまにしか遭遇できない。乗れたのは導入された今月半ばから4回のみ。ちょっとしたご褒美気分で、ゆっくり読書できます。 2024年10月の読書メーター 読んだ本の数:11冊 読んだページ数:3272ページ ナイス数:337ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/957422/summary/monthly/2024/10

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2024年11月の感想・レビュー一覧
8

いつか
真摯に仕事に向き合っているのに、利用者やその家族から難癖をつけられたり訴えられそうになったり。周囲からはプロなんだからと思われるけど、1人に付ききりで見ているわけではないからどうしても穴はできてしまう。これが介護現場の実際なのかなと苦しくなる。私も知的障害のある生徒たちと過ごしているが、重度の生徒だとトイレ介助、食事介助があり、いっときも目が離せず、似た様な状況を何度も経験している。それでも仕事にやりがいがあり、続けたいと思えるから今日までやっている。介護職がもっと働きやすくなりますように。
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いつか
「母」に纏わる5編。家庭の中でいろんな役目を負い、自分のことは後回しで家族の快適を第一に動き回る。私がもつ「母」のイメージは実家の母のそれと同じなのだが、最近は様々な母の姿がある。また母としてはイメージ通りだが、子供から見ると理想的な母ではないと思われてしまっていることも。強かな母、心配な母、可哀想な母、誤解されてしまう母、自由になりたかった母など、母も1人の人間であることを感じる。私自身も息子にとっては母なのだが、自分自身としては母の顔だけではない。「ビースト」の母は辛い。
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いつか
粘菌の研究者、南方熊楠。息子はその名前を知っていた。幻聴、幻覚が見えるあたり、ちょっと普通ではない人であることは確か。なかなか日の目を見ない研究に一生を賭けた男と、支える人、離れていく人など。兄の才能を信じて金銭的支援を続けた弟が不憫。「生きることは死ぬこと、死ぬことは生きること。」森羅万象、生命は流転している。ラスト付近で、ようやくこの本の主題が分かった。
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いつか
ネタバレタイトルが生殖記。なんとも、外で読みにくい。そんなタイトルだけど、中身はいたって真面目。同性愛者である尚成の生殖本能が、周囲に擬態して生きてきた幼体期、生産活動をすれば世の中で生きていけることを知った成体期の生き方を穏やかに語る。この語り、機関車トーマスのナレーションでお馴染み、森本レオさんに決まり。哲学書のようでいて、この語りのおかげでスイスイ読める。凄いなぁ、朝井リョウ。オススメです。
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いつか
こたつライターの男性と、婚活イベント会社で働く女性の出会いのお話。ライトでサクサク読める。成瀬のような強烈キャラは出てこず。
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いつか
リカ・クロニクルも本作で完結。感慨深い。何でこのシリーズに手を出したのかは覚えていないけど、一作目の「リカ」から、これまで読んだことのない恐怖に次を読むのがやめられなかった。最終作の本作はラスボスのようなオバアが登場。むしろ何で今まで出てこなかったんだ?感が強い。テレパシー的なものまで出てきて、何でもありのリカシリーズ。ラストは銃声が鳴ったけど、リボーンの意味を考えると果たして。時系列で言うと次はリメンバー。リメンバーはどんなだったっけ?でもこれにて完結。もうリカは封印。
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いつか
ネタバレ変な切り口の短編集。5つ収められているが、かなり好きなものと、肩透かしなものとに分かれた。「行列のできるクロワッサン」「完全なる命名」これはかなり好み。ジワります。三重県内の駅、阿漕が出てきてびっくり。どういうところで出てくるか、皆さん読んでみてください。「そうだ、デスゲームを作ろう」はどこかで読んだ感じ。「花嫁がもどらない」「ファーストが裏切った」は何でそんなことしたの?と腑に落ちず。野球好きなので、途中まで「ファースト…」は面白く読んでいただけに残念。しつかり落としてほしかったなぁ。
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いつか
ネタバレ亡き夫の幽霊と暮らす、うる波。薄氷の上をどうにかこうにか割らないようにゆっくり歩みを進めるようなお話だった。ちょっとでも亀裂が入ったら最後。全てが終わってしまう。他にも、秘密と決意を内に秘めた人たちが複数登場。これでいいのと思える日もあれば、これでいいのか?と疑問に思う日もある。でも自分が良ければそれでいい。周りの人にとやかく言われる筋合いはない。誰にだって迷いはつきもの。私の日々を生きていく。これが凪良さん文芸デビュー作のよう。はぁー。ズシンとくるなぁ。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2019/01/07(2191日経過)
記録初日
2019/01/03(2195日経過)
読んだ本
730冊(1日平均0.33冊)
読んだページ
222043ページ(1日平均101ページ)
感想・レビュー
686件(投稿率94.0%)
本棚
15棚
性別
職業
教員
自己紹介

書店でお勧めされている本を図書館で借りて読んでます。
ミステリーが好き。
本棚の中の毛色が違う本は仕事関係のです。

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