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2024年12月の読書メーターまとめ

いつか
読んだ本
9
読んだページ
2543ページ
感想・レビュー
9
ナイス
314ナイス

2024年12月に読んだ本
9

2024年12月にナイスが最も多かった感想・レビュー

いつか
一穂さんの読みやすい文体で書かれているのでスルスル読めてしまうのだが、これは濃い。性犯罪に軽いとか重いとかないのかもしれないが、結果として罰せられなかったことに対して、本人は、彼女は、親は、姉は、周囲は、どんな思いを抱き、その後の行動を取るのか。また時が進むことで、人々の記憶は薄れるのか、記録として永遠に残ってしまうのか。前編で考えさせられ、さらに後編で新たな展開があって、ますます思考の沼に嵌る。本人は十字架を背負って生きていくしかないのだろうけど、心が折れそう。犯罪はダメ。もうそれに尽きる。
いつか
2024/12/13 00:08

hiace9000さん この本、一穂さんの中でもかなり好きです。ジワジワきます。レビュー楽しみにしています!

hiace9000
2024/12/13 22:12

いつかさん、ほんとジワリます。またすぐ再読すると思います。本屋大賞路線ではないかもしれませんが、インパクト的には十分ありです。

が「ナイス!」と言っています。

2024年12月にナイスが最も多かったつぶやき

いつか

1週間後は勤務校の文化祭です。計画・準備に追われていたら首を痛めてしまいました…。読書するのも辛い。 今年もあと1ヶ月!文化祭が終われば一息つけるはずなので、一踏ん張りします。 11月は藤岡陽子さんの「森にあかりが灯るとき」がよかったです。 2024年11月の読書メーター 読んだ本の数:8冊 読んだページ数:2330ページ ナイス数:277ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/957422/summary/monthly/2024/11

が「ナイス!」と言っています。

2024年12月の感想・レビュー一覧
9

いつか
んんん?よく分からなかった。何か仕掛けがあるの?これからネットで解説を漁ります。
いつか
2024/12/30 08:44

なぜらこれだけヒットしているのか。手に取りやすい金額、というところが大きいのか。

が「ナイス!」と言っています。
いつか
ネタバレずっと前から読みたい本だったものを、年末の時間のある今ようやく読んでみることに。高校で起こった教師の飛び降り自殺。クラスの生徒4名が語り手となり、事件を色々な方向から炙り出していく。最終章の飛び降りた教師の語りで事件の裏が明らかに。飛び降りもだけど…公にできないことはやっちゃいけませんね。私立ならではというところの問題もありました。
が「ナイス!」と言っています。
いつか
ネタバレ田舎の閉塞感、団結力、濃い人間関係など、実家のある町に重なる。私の母校も昨年廃校が決まり、記念式典があった。遠いので私は参加できなかったが、参加した妹からは懐かしの校舎や、在校生による出し物の様子などの動画が送られてきた。まさしくこの世界そのもの。本作では5人のこの町で暮らす人々が出てきて、それぞれが抱える事情を深掘りする。田舎ならではの良い面、悪い面あるが、ここで暮らすことを決めたのは他でもない自分。ここでどうやって生きていくか、自分で考え切り開いていくしかない。心配だった類のラストにひとまずホッ。
が「ナイス!」と言っています。
いつか
ネタバレこの作者さん、よく本当にいろんなミステリ(しかも特殊設定)を書くもんだなと感心してしまう。今回は脱出不可能な空間で、1人だけが生き残れる、それは先に起こった殺人事件の犯人のみという設定のミステリ。なので全員が犯人になりたがる。それを全員が探偵になり穴を探す。タイトルがよくできている。子供の闖入に「えっ!?」と現実世界に引き戻されるが、もちろんこれも伏線。入れ子構造(って言うのか?)で読後はなんとまぁ…と放心状態。
が「ナイス!」と言っています。
いつか
ネタバレ死んだ仲間が自殺だったのか事故死だったのか。8年経って再会し、真相を探るために再現演技をする。演劇サークル出身ならではの不思議な展開。自分が彼を自殺に追い込んだのかも、いや私が…と罵り合いの泥試合。最後はなるほど〜そういうことかなのだが、舞台なら人形だとバレちゃう。演出でバレないようにするの?確かに、木村を上演でした。「セリフ」に「セリフ」が被さってくるのに最初慣れず、誤植かな?と思ってしまった。
が「ナイス!」と言っています。
いつか
ネタバレ太陽との結婚に向け、タスクをこなしていく沙名子。プライベートも仕事感があるのが沙名子らしい。太陽は窮屈ではないのか?と思うが、それはそれで楽しんでいる様子。p168.169は日本の子育ての大きな問題で、私も結婚を意識した頃から子育てが落ち着く頃までよく考えていた。子育てをすることでパートナーとやりくりができなかった場合、負担が増えるのは祖母だったり、会社の同僚だったり、さらには同僚の家族だったりする。フリーライド。重い言葉だ。シリーズもかなり進み、こんな話題まで出てくるとは。鎌本のキモさが加速。。。
が「ナイス!」と言っています。
いつか
一穂さんの読みやすい文体で書かれているのでスルスル読めてしまうのだが、これは濃い。性犯罪に軽いとか重いとかないのかもしれないが、結果として罰せられなかったことに対して、本人は、彼女は、親は、姉は、周囲は、どんな思いを抱き、その後の行動を取るのか。また時が進むことで、人々の記憶は薄れるのか、記録として永遠に残ってしまうのか。前編で考えさせられ、さらに後編で新たな展開があって、ますます思考の沼に嵌る。本人は十字架を背負って生きていくしかないのだろうけど、心が折れそう。犯罪はダメ。もうそれに尽きる。
いつか
2024/12/13 00:08

hiace9000さん この本、一穂さんの中でもかなり好きです。ジワジワきます。レビュー楽しみにしています!

hiace9000
2024/12/13 22:12

いつかさん、ほんとジワリます。またすぐ再読すると思います。本屋大賞路線ではないかもしれませんが、インパクト的には十分ありです。

が「ナイス!」と言っています。
いつか
日常の、こんなことあるけどスルーしちゃうなということを取り上げ掘り下げ、結構気にしてみたり、余計に拗らせてみたり。おかしみ、っていうのでしょうか。大きな起伏はないので、淡々としていて少し物足りない。
が「ナイス!」と言っています。
いつか
ずっと掌の上で転がされる人たちを見ていただけであって、自分自身も真相を分からないまま分かったようなつもりになっていて、ようやく全貌が分かったときに「そういうこと!?」と驚きの余韻がすごい。私も共犯者だわ!なんだこれ、すごく壮大で、すごく面白かった。一番掌で踊らされてたのは総理の息子の俊一郎ですね。総理に愛想尽かされてたんだろうなぁ。横関さん、素晴らしい!映画化してほしいなぁ。英俊君を誰が演じたらいいかなぁ?
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2019/01/07(2189日経過)
記録初日
2019/01/03(2193日経過)
読んだ本
730冊(1日平均0.33冊)
読んだページ
222043ページ(1日平均101ページ)
感想・レビュー
686件(投稿率94.0%)
本棚
15棚
性別
職業
教員
自己紹介

書店でお勧めされている本を図書館で借りて読んでます。
ミステリーが好き。
本棚の中の毛色が違う本は仕事関係のです。

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