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2025年5月の読書メーターまとめ

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2025年5月のお気に入られ登録
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  • まび

2025年5月にナイスが最も多かった感想・レビュー

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『新店長がバカすぎる』のなかの私のように、私自身も「漠然と自分を『いつか書く人間』と信じていた」かも…と、山本店長に気づかされたことが、なんだか口惜しい。
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2025年5月にナイスが最も多かったつぶやき

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文読む月日 (上) (ちくま文庫 と 17-1) >> 4か月分を読み終えたが上巻は5月末まで。先は長い。4/16、「庇護」という言葉の裏での弾圧に関することばが並んでいるが、先日読んだ「あの子を自由にするために」に出てきた、世に欠けているのは「正義」か「慈愛」かという問題を考えるヒントになりそうだ。 他に心に残ったのは、4/4(1)「常に快活さを保つ大きな秘訣は、些細なことをいちいち気にせず、それと同時に運命が与えてくれたちょっとした喜びにも感謝を忘れないことである。(スマイルズ)」など。

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2025年5月の感想・レビュー一覧
23

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「共に」という言葉を、これまで自分が何となく使っていたことに気づかされた。本当に「共に」と言えるためには? 自らが主体となる覚悟。当事者であるという自覚。…って重く感じて、支配や統治を受けるほうがラクだよねという誘惑に負けてしまいがちなのだけれど。迷いながら、揺れながら、考え続ける、学び続ける。ひとりにならない。ひとりにしない。 難しくて理解しきれないところも多くあったが、書かれていたことを誰かと話し合いたくなる。遺伝子組み換え菜種の調査の集まりのように?、「祭り」も「共に」の大きなヒントになりそうだ。
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今回のこまつさんは童話×リレー。また思いがけない組み合わせを楽しんだ。4人の小学生がリレー形式で書く童話には、自分を投影させたキャラクターたちが登場。書くことを通して自分が見えてくることはあるけれど、4人で書くことで、ひとりでは得られなかったであろう気付きもたくさんあったね。新聞連載時の小学生読者たちも、きっと彼らの童話のつづきを想像したり、自分も誰かと童話リレーをしてみたいって思ったんじゃないかな。最後に夢を力強く宣言する友真だけでなく、のほほんと過ごしたいと決めた咲絵に救われる子もいるかもしれない。
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中学校図書館。2年生教科書関連本棚より。今ではさらに多様化、複雑化しているであろう食の問題。私たちには何ができる? すぐには解決できない難しい問題ばかりだけれど、「食」はあらゆる人が毎日関わっていることなのだから、あらゆる人がその解決に何かしら関われる問題だということだ。 関心を持とう。実際に自分の手を、五感を使って料理をしよう。栄養面を考慮するだけでなく、文化としての食を楽しもう。 いまは「コメ」が気になる。コメ、自分でも作ってみれるかな?
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あれもこれもつながっていて、どれも他人ごとではない。知らなかった、知ろうとしてこなかったことが多すぎて、恥ずかしくなる。ラジオから聞こえてくるパレスチナ関連のニュースも、これまでと全くちがう印象を受ける。歴史を学び直さなくちゃ。今の日本のコメ問題だって、食を通じた暴力にもなり得る?「敵は制度、味方はすべての人間、そして、認識力は味方のなかの味方、…」。引用されている埴谷雄高の言葉を覚えておきたい。認識力!  表紙画はオレンジとパレスチナ刺繍かな?さりげなくパレスチナの文化も伝えてくれてありがとう。
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家族の本棚から再読。そのつもりがあって手にとったわけではないが、「現在は超消費主義社会。あらためて見直すべきは、私たちのライフスタイル。」といった言葉は、つい先日読んだ「青い星、…」ともつながるところがあり、ムヒカ氏の数々の言葉からも、理想の暮らしを考えるためのヒントを得られた。感謝。「…発展は人類に幸福をもたらすものでなくてはなりません。愛を育むこと、人間関係を築くこと、子供を育てること、友達を持つこと、そして必要最低限のものを持つこと…」。自由に生きるためにも。
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自分が時々関わらせていただいている講習でも、レシピには書ききれないことがたくさんある。それらを限られた時間内でできるだけ上手く伝えたくて、いつも苦労するのだ。この本はそんなレシピの行間にある「おいしいのコツ」がいろいろ書かれている。 作りおきよりも「半つく(半調理保存)」というのが、今の自分にもよさそうに思えたので、いろいろやってみよう。
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我が家の暮らし、すっきりと整えたいと思っている。でも、自分の理想の暮らしを思い描こうとしたときに、自分だけ、家族だけのことを考えていても、心から納得できる暮らし方にはたどり着けないんだ。世のなかを、世界を見つつ、目の前にある、あるいは隠された問題に対し、自分は何ができるのか、周囲の人たちと対話しながら向き合っていけたらいいな。加害者意識を持つのは難しいけれど、皆が当事者という意識を持って、この消費社会から少しずつでも脱け出していきたいね。映画『阿賀に生きる』を観てみたい。「分解の哲学」も読みたい。
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婦人之友2024年12月号「生活で私を『ケア』する」で紹介の安達茉莉子さん。「この運動は、憧れのどこかを目指すものではなく、〈どう感じるのか〉と問いながら自分に向かいます」と。こんまりさんの”ときめき”重視と似たところがある。本棚や服を自作してみるエピソードには特にワクワクした。自分もちょうどお気に入りの布でエプロンを縫いあげたばかり。「自分の一部がそこに入っているような愛おしさ」も分かる気がした。友誌の記事を見返すと、自作本棚の写真もあり、私にも作れないかなと妄想。思い描くべき理想の生活のヒントを得る。
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稲垣えみ子「家事か地獄か」にておすすめされていた本書。今年度は衣食住のなかでも「住」のことを励もうと思っていたので、この機会に読んでみる。数ページ読むうちに、あれもこれもと捨てたいものが思い浮かぶのだが、「理想の生活を具体的に考えるのが先」とあり、稲垣さんもそこを推していたな、と思い出す。よく考えてみるべし。「家族にイライラするときは、自分の部屋に原因がある」という言葉には耳が痛い。とにかく自分のスペースから取り組もう。ちょうど「衣の持ち数調べ」という課題ももらっている。片付け祭りのスタートにぴったりだ。
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『新店長がバカすぎる』のなかの私のように、私自身も「漠然と自分を『いつか書く人間』と信じていた」かも…と、山本店長に気づかされたことが、なんだか口惜しい。
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シリーズ2作目。演劇部部長の冴島先パイ、うじうじしすぎです!と、もどかしく思いつつ読み進めたが、部員たちのほうはしっかりと彼女を受け止め、少人数ながらも各自の個性を生かし団結。いつも役づくりに熱心な冴島だけに、部長という役割りの役作りにこだわりすぎていたのかもしれないね。ラストはさわやかにカーテンコール。先輩、後輩との関係から自分を見つめることができるのは、部活動のよいところかな。 自分の学生時代、レギュラーでもないのにキャプテンに選ばれ、苦しかったけれど充実していたときのことも思い出せた。
joyjoy
2025/05/15 10:30

「だれかにポジティブを分けてもらえるなら、ネガティブもまた同じだということ。…自分を変えるのってむずかしい。すぐにはできない気もする。それでも、振りまいたネガティブの影響を受けるのは自分だけじゃないかもしれないってことは、心に留めておきたいなって思った。」 みんな揺れながら、影響し合いながら生きているね。ひとりにならないこと、ひとりではないって気づくこと、大事だね。

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パワフル! 知人達から、その娘や孫である中学生のお悩みについて聞いたばかりだったので、彼らにこの本を読んでほしいなって強く感じた。続けて読んだ中学生ものでも、ポジティブ、ネガティブ、という言葉が出てきたので、思わず本書の言葉を読み返し、考えさせられる。「ポジティブってさ、ネガティブの反対側にあるものじゃなくて、ネガティブを抱きしめるように存在するものなのかも。ネガティブを知っているからこそ、人はポジティブになれる。夜が暗いほど星の明かりが輝くように、心の脆さを知っている人は、きっと、だれよりも強い。」
かわせみ
2025/05/15 12:15

こんにちは。引用されている部分、とても心に響きました。「『無』があるから『有』がある」みたいな、逆説的で深みのある言葉ですね。「ネガティブな気持ちではいけない」という考え方とは違って、「このネガティブな気持ちが、ポジティブを連れてきてくれるんだな」と思わせてくれる、とても素敵な台詞です。

joyjoy
2025/05/15 15:17

かわせみさん、コメントありがとうございます。たしかに、「『無』があるから『有』がある」みたいに、自分にネガティブな面があることを肯定するところからポジティブが始まるのかも?!って思えてきました。あらためて考えてみる機会をくださりありがとうございました。

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空をとべるペーター。みんなとちがうからこそできることがある。みんなとちがう彼にしかできないことがある。 ペーターが空から見える動物を数えだしたら、自分も一緒に数えてみたくなるよね。で、ペーターが数えた数字と同じだと、ちゃんとあってる!って嬉しくなるの。作者は、そんな子どもの気持ちに誠実に応えてくれる方なんだなと、暖かい気持ちになりながら、ほのぼのとした絵に見入りました。
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保坂和志さんの「本の読み方」を特に面白く読んだ。いい本の条件三つに、なるほどと肯き、自分がいいと思った本は何度も繰り返し読みたいと、あらためて思った。  保坂氏の思う、いい本――「①読者の記憶をフル稼働させてくれて、思いがけないことまで思い出させる。②読むたびに発見する面白さがあって、作品世界が彩り豊かになる。そして、③この人、なんでこんなこと書くんだ?この人、バカなの?と、つい思ってしまうところが、いい本にはある。」
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新聞連載エッセイをまとめたもの。物理学者である著者の詩的な言葉に促されて、人生とは?、時間とは?、死とは?…と思索したくなる。「般若心経」や、まど・みちおさんの詩も引かれていて、それらもじっくりと味わってみたくなった。 「自灯明」という語を目にすると、ゴスペル曲”This Little Light of Mine”を思い出す。光というものにつて学ぶのは、物理学? かもしれないが、宗教、芸術など、様々な分野に関わってくるよなぁ。佐治さんの、いろいろな分野をまたいで、つなげて語ってくれるところがよいなと思う。
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ゲームには縁のない自分も夢中になって一気読み。理王は口の悪さが目立つけれど、凛とした王様的強さも持っている。そんな彼を、転校前の学校でも理解してくれた子はきっといただろうに、まわりの大人の対応がよくなかったのかな?と、勝手に想像。 便秘になるほど周囲に気をつかっていた勝生が、lionと仲良くなるにつれて自分の気持ちを出せるようになっていくところが、読んでいて心地よかった。 今までどれだけ人に頭を下げてきたか、と爆発する理王から、『テオの「ありがとう」ノート』を思い出した。素直に「ありがとう」を言えるには?
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最後のパーティー、誰も喋らないことで、言葉というものについて考えさせられる。私たちは、言葉によらない会話、コミュニケーションもできるよ。料理をすることは、五感を働かせる。「ヨクミル・ヨクキク・ヨクスル」につながる。そして料理もまた、ことばになり得るし、ときには言葉よりも多くのことを語ることができるのかも。読んでいるうちに、自分も何かおいしいものを作って、大事な誰かに食べてほしいなって気持ちになる。
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膨大な資料をもとに書かれたセツの評伝。ひとりの人物について語るって、こんなにすごいことなんだ!と圧倒される。そして、それでもはっきりしない謎?(二人の結婚の経緯のように)があることに、なんだかほっとする。特に心に残ったのは、焼津から奉公に来ていたお咲が嫁す前にセツが伝えたという結婚生活の心得のひとつ。「人間は、どんなにいい姿をしていても、その人の言葉一つでわかります。決して言葉は崩してはいけません」。八雲との言葉のやり取りでも多くの苦労があったであろうセツ、もともと言葉そのものを大事にしていたんだろうな。
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「翻訳する女たち」のひとり、小尾芙佐さん訳。「書店主フィクリーの物語」との共通点やちがいを考えながら読むのも楽しかった。エピグラフのワーズワースの言葉「幼子はこの世のまたとない贈り物 老いゆくものに希望と 未来を思い見る心をもたらす」からは、「何のために「学ぶ」のか」にあった本川達雄さんの「この世の永遠」を思い出す。自分自身の子、孫ではなくとも、幼子は希望となる。つながっていく読書。
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積読棚から。先日ラジオホンダナ https://www.nhk.jp/p/rs/PVJWGK97RP/ で三宅香帆さんがこの本のことに触れていたのを聞いたので、この機に読む。みくのしんさんが本を読む感覚とはちょっと違うかもしれないが、自分が今「文読む月日」を読むとき、キーワードになりそうな語や面白い比喩にラインを引きながら、一読では理解できない文を読み下そうと繰り返し(ときには声に出して)読むうちに、こういうことか!と見えてきて嬉しくなったりする、この感覚と似ているところがある気がした。
joyjoy
2025/05/06 10:28

先日読んだ「何のために『学ぶ』のか」の、茂木健一郎氏の話も思い出した。――自分で自分に無理めの課題を設定し、それをクリアしていくと、脳内のドーパミン分泌量が増える。そのときの快感を得ようと繰り返すことで、結果的にスキルアップ。これが「強化学習」のサイクル。 自分にとってちょっと難しいかな、と思える本に挑戦してみることで、「読む」ためのスキルやスタミナ?もつくし、より読書が好きになれるのかも。

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娘が幼い頃、人形のおはなしから始まって、ゴッデンの作品を次々と図書館で借りて読んだのが懐かしい。早く読みたくて購入した「バレエダンサー」は、長女がこんな本も読めるようになったのかと驚いた記憶がある。「トウシューズ」も同じ頃に読んだはず。新訳でまた読むことができて嬉しい。 自分にとって一番大事なものでも、それしかないってなったら、つらい気がする。一番大事なものをより生かすためにも「ナイチンゲールをきけ」なのだろう。ロッティの周りでは、思いがけずたくさんの歌が聞こえてきたね。自分も、耳を澄ましてみたくなる。
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息子の春休み課題本。中高生向けの本だが、大人の自分もそれなりに楽しめた。息子は茂木健一郎さんの章から感想文を書いたとのこと。自分は、前田英樹さんの「独学する心」にグッときた。「代表的日本人」並みの熱を感じた。本書が書かれたころに比べ(15年くらい前か)、世は知識偏重主義から、主体性、創造力、コミュニケーション力、あるいは「生きる力」を培うといった方向にシフトしてきているように思うが、するとなおさら我々は、自分にとっての「学ぶ」ことの意味を問い続けるべきなのかも、と感じた。各章末の読書案内もよかった。
joyjoy
2025/05/02 21:59

先日、両親とビデオ通話。母は「あともう2年くらい生きれば十分だがぁ」と。父も横で「うん、うん」と頷いていた。こんなふうに話せる2人をうらやましく感じた。本川達雄さんの「この世の永遠」の話から、このときの両親のことを思った。 「子や孫というかたちでこの世に、永遠に私が生き残っていく。生物学はこういう見方を提供してくれる。だから生物学を勉強すると永遠が得られる。心が落ち着くのだ。…君たちは精一杯生きて安心して死んでいけるような人生を送らなければならないし、そのためにはものの見方を身につけなければならない。」

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joyjoy
「翻訳する女たち」のお一人である小尾芙佐さん訳の作品、我が積読棚にもある!と気づき、さっそく読んだのは単行本。その帯には「2016年本屋大賞翻訳小説部門第1位」とある。9年も寝かせていてごめんなさい。だが、主人公のA.J.も「小説というものは、人生のしかるべきときに出会わなければならない…」と書いている。自分もきっと、今がこの本を読むべきときだったのだ。「ぼくたちはひとりぼっちではないことを知るために読むんだ」という言葉に、そうだよ!そうだよ!と、思わず声が出る。「サイラス・マーナ―」も図書館予約済み。
まる子
2025/05/03 01:24

寝かせてその本の価値がわかる時もあるので、今が読む時だったのでしょうね!私は文庫本で積んでいます(//∇//)

joyjoy
2025/05/03 12:21

まる子さんも積んでおられましたか! きっといつか、よいタイミングで読めるときがくることでしょう😊

が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2019/01/09(2538日経過)
記録初日
2017/01/10(3267日経過)
読んだ本
1993冊(1日平均0.61冊)
読んだページ
431612ページ(1日平均132ページ)
感想・レビュー
1963件(投稿率98.5%)
本棚
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