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2024年2月の読書メーターまとめ

Kanonlicht
読んだ本
10
読んだページ
3348ページ
感想・レビュー
10
ナイス
1598ナイス

2024年2月に読んだ本
10

2024年2月のお気に入り登録
4

  • はまち
  • 結城綾
  • ふくとみん
  • 言の葉

2024年2月のお気に入られ登録
4

  • はまち
  • 結城綾
  • ふくとみん
  • 言の葉

2024年2月にナイスが最も多かった感想・レビュー

Kanonlicht
成瀬のその後を知りたくて、さっそく2作目を読んだ。受験を経て大学生になる過程での新しい出会いが描かれる。タイトル通り相変わらずブレない成瀬。一緒にいると頼もしいという評価に納得。数多くある彼女の才能の中で一番素敵なのは、一度聞いた人の名前を忘れないこと。知り合いが延々と増え続けるということだし、成瀬を知る人同士が出会って、どんどん人の輪が広がっていくことが素晴らしい。こんなふうに一期一会を大切にする生き方をしたいと思った。スマホにインスタ投稿と成瀬の成長が感じられる「コンビーフはうまい」が好き。
Norikazu  Ando
2024/03/14 18:09

どんどん続編出して欲しいですよね

Kanonlicht
2024/03/15 15:41

Norikazu Andoさん、コメントありがとうございます! そうですね!その後が気になります。

が「ナイス!」と言っています。

2024年2月にナイスが最も多かったつぶやき

Kanonlicht

レビュー投稿開始から3年と少し、ちょうど昨日30000ナイスを達成しました! ナイスくれた方ありがとうございます! 読書ペースが好調なので、今年は月平均10冊、年間120冊読破を目指します。2024年1月の読書メーター 読んだ本の数:12冊 読んだページ数:3354ページ ナイス数:1551ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/967914/summary/monthly/2024/1

が「ナイス!」と言っています。

2024年2月の感想・レビュー一覧
10

Kanonlicht
アニメやゲームなどフィクションの世界の行動は日本の法律ではどんな罪に問われるのかといった冗談的なものから、日常のささいな出来事についての法解釈、裁判や弁護士に関することなど、硬軟織り交ぜて寄せられた質問に弁護士の著者が答えていく。紹介される事例も面白いし、どちらかというとあまりお近づきになりたくなかった弁護士に対しても少し親近感が湧いた。「デスノート」に名前を書いても殺人罪に問われないのかー。
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Kanonlicht
14歳未満の少年は犯罪を犯しても罪に問わないという少年法は、当該年齢の自己判断能力の有無や、更生の余地があるかどうかとともに、あまりにも被害者側をないがしろにしている点などから、ずっと議論の対象となってきた。この物語の主人公のように、加害者である少年が罪を悔いているかどうかを知りたいと思うのは、被害者家族としては当然の心境だと思う。もちろん本当に悔い改めて更生の道を歩む者もいるはずで、罰を与える与えないの前に、なるべく禍根を残さない(完全になくすことは無理だと思うけど)方法を考える必要があると思った。
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Kanonlicht
1959年にソ連のウラル山脈の雪原で学生トレッキンググループの一行が不審死を遂げたディアトロフ峠事件。ドキュメンタリー映画監督である著者が、中途離脱したため唯一の生存者となったメンバーを含む関係者への取材と、真冬の事件現場に自ら足を運び得た情報をもとに記したノンフィクション。死地に至るまでの一行の道程、行方不明となった彼らの捜索と遺体発見後の捜査、そして著者による取材と、3つの時系列が平行して進む構成が見事。ラストに描かれる事件当日の再現は、まさにこれが真相だと信じたくなるリアリティがある。
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Kanonlicht
誰かが傷ついた場所に、その人の癒しになることを願いながら包帯を巻いていく高校生の男女。しだいに、語り手たちはすでに大人になり世界中を飛び回っていることが明かされていく。感受性が豊かだからこそ、避けるべき傷までその身に引き受けて、急速に子どもから大人へと変わっていく少年少女たちのみずみずしい姿が印象的。社会に出た後、迷ったとき、つまづいたときに、立ち返ることができる原点があるのは強みだと思う。最後でほっこり。
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Kanonlicht
稲妻はなぜ「いなづま」ではなく「いなずま」なのか。日本語では音としての「じ、ず」は「ぢ、づ」とは表記しないということを初めて知った。言われてみると確かに気になる日本語のあれこれに、根拠のある答えを出してくれるのがいい。昔からある言葉に新しい意味が加えられていく過程や、アクセントの平板化などを聞くと、数十年後の日本語を想像して危機感を覚えた。現代人が戦国時代にタイムスリップしても会話だけならギリ言葉は通じるらしい、というのが今回一番面白かったトリビア。
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Kanonlicht
中年の域に入るも手加減のない調査と運のなさは相変わらずの葉村晶。不運が一周回って探偵としての有能さにつながっている感もある。出会ってしまったがために多くの人を巻き込んで広がっていく不幸の連鎖を止められるのは、不運を引き寄せる特異体質の女探偵しかいない。彼女を調査に駆り立てる動機の大部分が憤りというのも、孤高でカッコいい。タイトル回収となるワンシーンは、情景が目に浮かぶようで、物語のクライマックスと相まってとても印象的だった。
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Kanonlicht
成瀬のその後を知りたくて、さっそく2作目を読んだ。受験を経て大学生になる過程での新しい出会いが描かれる。タイトル通り相変わらずブレない成瀬。一緒にいると頼もしいという評価に納得。数多くある彼女の才能の中で一番素敵なのは、一度聞いた人の名前を忘れないこと。知り合いが延々と増え続けるということだし、成瀬を知る人同士が出会って、どんどん人の輪が広がっていくことが素晴らしい。こんなふうに一期一会を大切にする生き方をしたいと思った。スマホにインスタ投稿と成瀬の成長が感じられる「コンビーフはうまい」が好き。
Norikazu  Ando
2024/03/14 18:09

どんどん続編出して欲しいですよね

Kanonlicht
2024/03/15 15:41

Norikazu Andoさん、コメントありがとうございます! そうですね!その後が気になります。

が「ナイス!」と言っています。
Kanonlicht
互いに譲れないものを賭け、じゃんけんやだるまさんがころんだなどの誰もが知る子どもの遊びにルールを追加し戦略性を高めたゲームで勝負する。高度な心理戦からしてすでに面白く、ルールの抜け穴を巧妙につく奥の手が飛び出せば、ずるいを通り越して爽快ですらある。物語的にも一本軸が通っていて、一戦ごとにちゃんと最終目標に近づいていくのはよかった。続編希望。
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Kanonlicht
連ドラ版の原作。シリーズの中心人物である風間に指導を受ける新米刑事の視点で進む6編の倒叙ミステリー。警察学校の教官になる前の風間も相変わらず(というか当時から)何を考えているかわからず、読者のとまどいはそのまま作中の若い刑事たちの思いとリンクしていて、臨場感を高めるいい効果になっている。6人の目を通して見た彼は、ただ厳しいだけでなく刑事たちのそれぞれの特色を引き出す熱心な指導者という印象を受けた。転機となる事件も起きるものの、この巻ではその顛末までは語られず。続刊も引き続き追いたい。
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Kanonlicht
webマガジンのライターを主人公に、取材の形で巷の謎の数々を解き明かしていく連作短編集。語り口はあくまでライトだけど、内容がオカルトめいていたり、多分にイヤミス要素が含まれるのはこの著者ならでは。各話それほど長くなく、それぞれ違った趣向が凝らされているので、一気に読める。やや力技的な展開もあるので、漫画やアニメにするとちょうどよさそうだと思ったら、やっぱりweb漫画化されてた。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2019/01/30(1982日経過)
記録初日
2019/02/05(1976日経過)
読んだ本
1103冊(1日平均0.56冊)
読んだページ
387583ページ(1日平均196ページ)
感想・レビュー
405件(投稿率36.7%)
本棚
0棚
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