先月から始めた数冊同時読み(紙の本複数+Kindle+オーディオブック)…意外と僕に合ってるかも⁉️ 今月も乱歩を中心に様々なタイプの作品を楽しみたいと思います😊 今月もよろしくお願いします😌 2024年9月の読書メーター 読んだ本の数:4冊 読んだページ数:713ページ ナイス数:1603ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/980504/summary/monthly/2024/9
レビューを読んでハッとしました😮そうですね。鏑木が出会った人達の物語、皆其々理不尽を経験している…そこまで気付きませんでした。鏑木だけに目が行ってしまってました。
そうなんですよ😊 もちろん作品の“背骨”となっているのは鏑木なんですが、鏑木視点で描かれたシーンは全く無いんですよね…事件について語るシーンも含め、全ては各話の“主人公”が見たり聞いたりした鏑木の言動にすぎません😅 そして彼らが多少なりとも“理不尽”を経験しているからこそ、最終的に鏑木の“正体”を見抜くことができた訳ですし、そうした彼らの姿がまた彼ら自身の“正体”でもあるんでしょうね😁
僕がこの作品を読みたいと思った頃はAmazon等でも紙の本は入手困難でしたので😢、Kindleで読みましたが…現在は増刷されて入手可能になっていますので、僕も紙の本を買いました😁
感想を少し書き直しました😅 作者はコメディアンだということで(←オーストラリアの藤崎翔⁉️)、ミステリー部分だけでなくユーモアにも大小様々な“伏線”が張られていますよ😲(→ラストシーンにもニヤリ😁)
今村さん自身の作品についても“裏話”がたくさん紹介されていますので、ファン必読の書ですね😁 歴史小説は、池波正太郎や司馬遼太郎といった大家を輩出した昭和が全盛期で、今はかなり衰退していると言わざるを得ませんが😥…ある意味孤軍奮闘している今村さんが後世“21世紀最高の歴史小説家”と評されるであろうことは間違いないでしょうね😊
収録作品は、“本格もの”が「石榴」「陰獣」、“怪奇幻想系”が「押絵と旅する男」「目羅博士」「人でなしの恋」「白昼夢」「踊る一寸法師」です😊 乱歩の自作解説も収録されていますよ👍
(2020.10.15更新)
今村昌弘さんの『屍人荘の殺人』をきっかけに、現在僕の人生における“第3次ミステリーブーム”真っ只中です📕
(第1次・2次は、主にS.S.ヴァン・ダイン、E.クイーン、A.クリスティ、内田康夫作品)
今回は、文藝春秋『東西ミステリーベスト100』(2012年版)&『有栖川有栖の密室大図鑑』などを参考に、国内外のミステリー作品(&ミステリー系コミック)を広く深く読み進めていきたいですね😊
ちなみに…吹奏楽部出身(打楽器)で、長年アマチュア吹奏楽団&オーケストラで演奏活動をしておりました🎵
登録1冊目:今村昌弘『屍人荘の殺人』(19.1.23)
50冊目:綾辻行人『迷路館の殺人』(20.5.9)
100冊目:宇佐美まこと『るんびにの子供』(20.9.29)
150冊目:知念実希人『仮面病棟』(21.1.22)
200冊目:石持浅海『扉は閉ざされたまま』(21.6.1)
250冊目:犬飼ねこそぎ『密室は御手の中』(21.10.14)
300冊目:服部まゆみ『この闇と光』(22.4.7)
350冊目:北山猛邦『月灯館殺人事件』(22.9.30)
400冊目:鴨崎暖炉『密室狂乱時代の殺人』(23.2.12)
450冊目:麻耶雄嵩『隻眼の少女』(23.5.27)
500冊目:今村昌弘『でぃすぺる』(23.11.1)
550冊目:ポー『ポー傑作選1 ゴシックホラー編 黒猫』(24.7.9)
現時点でのコンプリート作家(単著):早坂吝、今村昌弘、方丈貴恵
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今村さん自身の作品についても“裏話”がたくさん紹介されていますので、ファン必読の書ですね😁 歴史小説は、池波正太郎や司馬遼太郎といった大家を輩出した昭和が全盛期で、今はかなり衰退していると言わざるを得ませんが😥…ある意味孤軍奮闘している今村さんが後世“21世紀最高の歴史小説家”と評されるであろうことは間違いないでしょうね😊