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2024年9月の読書メーターまとめ

麦ちゃんの下僕
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感想・レビュー
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ナイス
1603ナイス

2024年9月に読んだ本
4

2024年9月のお気に入り登録
1

  • sayuri

2024年9月にナイスが最も多かった感想・レビュー

麦ちゃんの下僕
舞台は、富山湾に浮かぶ孤島・油夜島。2年前に4人が変死した外狩家の旧宅「雷龍楼」に再び一族が集まった夜、新たな惨劇が!?…そして東京では、誘拐された中学生の外狩霞が雷龍楼の事件の謎を解くことに!?/開始わずか20ページ目で「読者への挑戦」が挿入され、しかも被害者と犯人の名前が明かされる(!!)という話題作。なるほど…“あのパターン”への新たな挑戦として僕は評価しますが、僕も含め真相を見破ったり結末を予想できた読者が割といるのも納得(笑) そして殺した方も殺された方も皆“自業自得”なので、読後感が…(苦笑)
麦ちゃんの下僕
2024/09/23 20:48

帯の、今村昌弘さんの「心してかかれ。『完全なる密室』への瞠目の挑戦!」というコメント…確かにそうでしたけれど(笑)、これから読まれる方はあまり「完全なる密室」には期待しすぎませんように😅

が「ナイス!」と言っています。

2024年9月にナイスが最も多かったつぶやき

麦ちゃんの下僕

すごく心惹かれた今日の夕景🌇

すごく心惹かれた今日の夕景🌇
あ~や★
2024/09/20 17:52

綺麗ですね( ˶'ᵕ'˶)⸝‪‪‎♡

麦ちゃんの下僕
2024/09/21 12:14

ありがとうございます😌 これは撮っておかないと❗️と思える景色でしたので😄

が「ナイス!」と言っています。

2024年9月の感想・レビュー一覧
4

麦ちゃんの下僕
オーディオブック+文庫本。『スマホを落としただけなのに』シリーズの志駕晃さんが、約100年前に江戸川乱歩が書いた名作短編6編を現代風にアレンジした短編集。ただ単に時代背景を令和に置き換えただけではなく、“物語の面白さの重心”を乱歩とは少し違ったポイントに置いていて“オチ”も異なりますので、できれば乱歩版と比較しながら読むのがオススメです。そして僕が読みながら思ったことが「令和 陰獣」冒頭のファンレターの中に書かれていてびっくり!…そうなんです、時代は移り変わってもやっぱり一番怖いのは“人間”なんですよね。
麦ちゃんの下僕
2024/09/30 01:52

今回志駕さんが翻案したのは「人間椅子」「屋根裏の散歩者」「人でなしの恋」「赤い部屋」「一人二役」「陰獣」の6編。「一人二役」はほぼ別物ですし(笑)、「人でなしの恋」は志駕さん自身が現代向きだと語っているように令和版の方が数倍インパクトがありますよ❗️

が「ナイス!」と言っています。
麦ちゃんの下僕
志駕晃『令和 人間椅子』のモチーフになっている乱歩の短編6編のうち、この作品だけ新潮文庫の『江戸川乱歩傑作選』『江戸川乱歩名作選』に収録されていないため、青空文庫で。ある目的から、夫が別人に成りすまして妻と逢瀬を重ねる…というお話。他の乱歩作品に比べてオチのインパクトが弱いかな?とは思うものの、ある意味“コメディ”であり読後感も良いので、異色の乱歩作品として印象に残る作品でした。
が「ナイス!」と言っています。
麦ちゃんの下僕
舞台は、富山湾に浮かぶ孤島・油夜島。2年前に4人が変死した外狩家の旧宅「雷龍楼」に再び一族が集まった夜、新たな惨劇が!?…そして東京では、誘拐された中学生の外狩霞が雷龍楼の事件の謎を解くことに!?/開始わずか20ページ目で「読者への挑戦」が挿入され、しかも被害者と犯人の名前が明かされる(!!)という話題作。なるほど…“あのパターン”への新たな挑戦として僕は評価しますが、僕も含め真相を見破ったり結末を予想できた読者が割といるのも納得(笑) そして殺した方も殺された方も皆“自業自得”なので、読後感が…(苦笑)
麦ちゃんの下僕
2024/09/23 20:48

帯の、今村昌弘さんの「心してかかれ。『完全なる密室』への瞠目の挑戦!」というコメント…確かにそうでしたけれど(笑)、これから読まれる方はあまり「完全なる密室」には期待しすぎませんように😅

が「ナイス!」と言っています。
麦ちゃんの下僕
「人間椅子」「目羅博士の不思議な犯罪」「押絵と旅する男」の3編を収録。字が大きく1ページあたりの文字数が少ないのと、乱歩の“怪奇幻想”を楽しむのに適した作品が選ばれているので、初めて乱歩を読む方にオススメ。ただし原文そのままに「~して了う(しまう)」「それ丈け(だけ)」「併し(しかし)」といった表現が使われているので、その点では(読点の数も含め)修正されている新潮文庫版の方が読みやすいかも?
麦ちゃんの下僕
2024/09/10 03:19

新潮文庫版では「安楽」という言葉に何も振り仮名は振られていませんが…こちらでは「コンフォート」と読ませています😲 オリジナルだからこそ感じられる乱歩の“センス”ですね👍

が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2019/02/28(2183日経過)
記録初日
2019/01/23(2219日経過)
読んだ本
585冊(1日平均0.26冊)
読んだページ
158739ページ(1日平均71ページ)
感想・レビュー
569件(投稿率97.3%)
本棚
19棚
性別
年齢
48歳
現住所
香川県
自己紹介

(2020.10.15更新)
今村昌弘さんの『屍人荘の殺人』をきっかけに、現在僕の人生における“第3次ミステリーブーム”真っ只中です📕
(第1次・2次は、主にS.S.ヴァン・ダイン、E.クイーン、A.クリスティ、内田康夫作品)
今回は、文藝春秋『東西ミステリーベスト100』(2012年版)&『有栖川有栖の密室大図鑑』などを参考に、国内外のミステリー作品(&ミステリー系コミック)を広く深く読み進めていきたいですね😊
ちなみに…吹奏楽部出身(打楽器)で、長年アマチュア吹奏楽団&オーケストラで演奏活動をしておりました🎵

登録1冊目:今村昌弘『屍人荘の殺人』(19.1.23)
  50冊目:綾辻行人『迷路館の殺人』(20.5.9)
  100冊目:宇佐美まこと『るんびにの子供』(20.9.29)
  150冊目:知念実希人『仮面病棟』(21.1.22)
  200冊目:石持浅海『扉は閉ざされたまま』(21.6.1)
  250冊目:犬飼ねこそぎ『密室は御手の中』(21.10.14)
  300冊目:服部まゆみ『この闇と光』(22.4.7)
  350冊目:北山猛邦『月灯館殺人事件』(22.9.30)
  400冊目:鴨崎暖炉『密室狂乱時代の殺人』(23.2.12)
  450冊目:麻耶雄嵩『隻眼の少女』(23.5.27)
  500冊目:今村昌弘『でぃすぺる』(23.11.1)
  550冊目:ポー『ポー傑作選1 ゴシックホラー編 黒猫』(24.7.9)

現時点でのコンプリート作家(単著):早坂吝、今村昌弘、方丈貴恵

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