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2023年8月の読書メーターまとめ

史
読んだ本
77
読んだページ
23659ページ
感想・レビュー
77
ナイス
499ナイス

2023年8月に読んだ本
77

2023年8月にナイスが最も多かった感想・レビュー

史
それでも生きている。ぼやきながら、叫びながら、呆れながら、生きている。それは健常者と変わらないものがある一方で、その状態にならなければ言えないこと思いつかないことがある。そしてそれもまた人間であろうか。しかしながら物語で語られているそれは、ただの一読者に問いかけられても困るものもある。それでいて提供側はそれに耳を傾けるのか? という疑問もある。いずれにせよ我々読者庶民はそういったことを知り得たということが一番の読む意義でありましょう。タイトル獲得作品に相応しい、この作品でしか味わえないものがある。
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2023年8月にナイスが最も多かったつぶやき

史

2023年7月の読書メーター 読んだ本の数:94冊 読んだページ数:28648ページ ナイス数:484ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/98305/summary/monthly/2023/7

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2023年8月の感想・レビュー一覧
77

史
帰ってきた都の、ほんの少しだけ穏やかなる日々。
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史
二人の幸せな結婚。
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史
過去未来現在において、自分の幸せ。
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史
泡沫の夢。一つの駆け抜けてきた英傑のお話はこれにて終幕。
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史
青い春の日々は終わり、一つの英雄譚がやってくる。
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史
言葉に出した時、物語は進むのだ。
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史
言葉足らずの関係性。言葉が足りたら無敵さ。
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史
モブは最早モブではない。だから、手を伸ばして。
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史
やはり正史っぽい外伝第二弾。気に入らねえからぶっちぎる。
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史
東日本ファンタジー第二段。届かなかった思い、届いた思い。――いってらっしゃい―― ――いってきます――。
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史
忘れているものだけをどろぼうするどろぼんは、ものの声を聞く。それには誰も気がつけない。だからこそ秩序の使者たちは悩むのだ。おそらく、どろぼんが捕まってしまったのは、それが結末へ辿り着く方法だったからでしょう。結果的に、みんなどこか腑に落ちるひとときを歩めたのだから。優しい世界であれども、厳しい現実からも目を背けてない。それは人が感情を、意識を持つ限り目にしなければならないもの。だからこそどろぼんは優しくそして優しさに包まれているのだ。児童文学侮ることなかれ。読み心地はとても良い名作です。面白かった!
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史
ルキウゲルキウゲ。でっぱつ。当然父ちゃん完全母ちゃん。冒険と、集大成。18年間の上での最後もいつも通り。だけどそれがいいんじゃないかな。大きすぎることもしんみりしすぎることも違うのだ。あとがきの話も踏まえて、児童文学の新しい側面であった、そして今に続くものもいっぱいある。明るく楽しく、ハラハラしてドキドキする。そんな読者の醍醐味を味わえるシリーズであることには違いないでしょう。
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史
語りあうこと、分かち合うこと。(これまで読んできてよかったなあと思えるほどのナイスな巻。キャラクターの成長と、そこに世界があるという証左でもある元主人公の登場。いやはや、次の巻も楽しみです。)
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史
色々と考える。
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史
うむ。令嬢内政ものですな。うむ。安易な復縁でないのが特に良い。既視感があるけれども、それもまた悪くはない。
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史
いつだって、成長できる。
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史
家族を信じること。
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史
時は流れていく。
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史
男子三日会わざれば刮目して見よ、
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史
こんなタイトルであるから、モフモフとした存在に囲まれているのかと思いきや、大河系の流行りの手堅い作品でございます。ちょっと一つや二世代前の作風。この作品が一作目であるならばそれでいいのかもしれないが、あたしはそうではないのです。続巻を読むことはないでしょう。
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史
幸せになる勇気。
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史
兄離れ、妹離れ。だけども、いつも誰かは隣りにいる。
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史
新宿シリーズはどこから読めばいいのかわからなん。まあでもこの人がよく目立ってるから読んで見よう。思ったよりも暴れてない。新宿という世界であるのに超然としてる。それが医師というものなのだろう。
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史
島と不思議と、あと梶尾真治ファンタジー。思っていたのとは違う方向性にいってるようで、まあでもなんやかんやでこれでもいいかなと思える。だけど少し曲がりくねった道というか、ちょっと綺麗すぎるともいえる。悪くはないけれども、この先生の作品の中では優先度は低い方かなと。
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史
犬のマスターとそのお客。二人が詩を読み語り合う。それは一つの聖域染みた、二人だけの持つ世界があった。
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史
緩さの中にほんのちょっぴり酸味ありか。ファンタジー世界での人の有り様の話。形式的には普遍的なロマンスでありながら、しかしスマートにはいかないものがあり、それがとても居心地良いスパイスになっている。それをやり過ぎると窮屈で締め付けられて息苦しさが出てきてしまうけどそこまでではない。その雰囲気がとても好みです。好きですねえ。
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史
福澤桃介と松永安左エ門。国策かビジネスか。理想と現実。諸々な事情が絡まっての現状はやはり現実は極端にはいかないという証左か。一先ず現状を気にしつつ、おえらいさんな判断を見守ろか。それが庶民というものよ。
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史
演出の裏にある現実。それは崇高なドキュメンタリーに近いものがあるか。大袈裟や誇張によってより深みを増す、一方でそれは嘘ややらせとであると揶揄されることもある。しかしながらその時代(もしかすると今もか)、まだ世の中が不可思議に満ちていた、夢を持ち続けていたからこそのものであろうか。そんなテレビを愛した著者の、壮大なノンフィクション。読み応え充分。
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史
平穏と不穏。
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史
少年と「ぼく」の詩を絡めた、あっという間の日々であろうか。日常のちょっぴりとしたことを、詩を持ち出して考える。そうしてほんの少し人生が豊かになっていくのだろう。例えこの日々が消え失せてしまう過去であったとしても、それでも残るものはある。いい詩は『ほんとうの』こと、という解釈はフィクション全体を通してのものかな(所謂リアリティ)。児童文学恐るべし。
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史
ホビージャパンらしい、肌色多めのラブとファンタジーライフ。それでいい、それこそいい。悪くない。
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史
ロマンスの裏にあるジェラシー。あるいは身分違いであるが故のすれ違いか。強気乙女と賢人たる能吏の、幸せになるまでの長い谷と高い山を越える物語か。しかしこのタイトルであるならば、末永く幸せに暮らしましたとはめでたしめでたしては物足りない。もう少し格好をつけたタイトルでもよかったかも。それでも好きなタイプの話であることには違いない。悪くない。
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史
継承戦という文字列で想起されるのは政争劇である。まずそこで外された感覚に陥る。主題はアクションであやかしモノであるとわかればそういものだと飲み込めるが。しかしながらとにかくキャラクターが多い。都合上9×2の組み合わせがあり、さらに親類や従者までもがいるわけで、これほど出すなら巻初にキャラクター紹介を置いていただいた方が読者としては助かる。という風に、不満を持たせないやり方は幾らでもあったのにそれを怠った作品である。最初からキャラ展開を狙い過ぎとも言える。なんとも。
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史
戦から離れ、戦を忌避し、戦を追い求める。
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史
裏の刃に引き裂かれ、表の正義は決意する。
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史
これはドラマ向きではある。物語の都合上仕方ないとはいえ(これがお仕事ものの常かもしれない)あまりにもキャラクターがステレオタイプ。嫌な上司とか幹部とか社長とか、そもそも導入もちょっと気取り過ぎてるし浅慮すぎる。それはあまりにもそのキャラクターの人生が軽んじられているのではないか。逆に最初からキャラクターはそういうドラマを演じている集団と思えばあまり気にならない部分である。続巻を読むことはないでしょう。
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史
うーん。婚約破棄プラスすれ違いもの。なんだけれども、なんかグラついている。作者はロマンスよりも英雄譚を描きたかったのだろうか? 流行りに作者の好みを乗せるのは一つの手法ですが、それが尽く魅力ある主人公とその周辺を薄めているような。王子はともかく公爵や陛下もそれに付き合いすぎて愚か者の集団にしか見えない。それらに比べて、敵の王子様や従者、部下、弟王子の方が魅力的だから関係性にかっこがつかないしトキメかない。うーん。こういう話でここまでスイングしないのは久しぶりだ。続巻を読むことはないでしょう。
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史
昭和40年代の、青春の一歩手前から始まって、青春に一歩踏み出す物語。例え時代が未来に移り変わろうとも普遍的なものはあるだろう。かっこよさ、素直さ、そして友情と愛情の合間にある複雑な感情。ノスタルジックに浸るだけではない思いがつまっている。(余談ではあるが、これが所謂エンターテインメントな方向性にいくと面倒くさい話が増えたり騒々しくなったりするのである)
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史
なんか妙にバタバタしてるなあ。うーん。触れられたら記憶がって話なんですが、結局その能力を使う話ではなくて、翻弄されて主人公や周囲が右往左往するという。似たような話(角川ホラー文庫だったかな)はビジネスライクの話だったので、それとは別の方向性なので差別化はできてると思われる。けどまあ、こういうタイトルであるならば、もう少し静謐さが欲しい。なんとも。
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史
飯もの。との相性はあまりよくないのです。しかしそこまで飯飯していないので(飯で全てを変革する系は少なくない)、アクションを遮る形にはなってないのが良いですね。悪くない。
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史
エロス&バイオレンス、そしてアクションとクール。世紀末な世界観にはそれだけで充分なのかもしれない。話は変わりますが新宿世界観ってどう読んでいくのが王道なんですかね? とりあえず新装版を読んでいけばなんとかなるんですかね?
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史
やはり表題作に尽きる。むしろヒロインの執念というか愛の勝利と言いますか。相変わらず翻訳小説との相性がよろしくない中で一作でもガツンとくれば読んだ意味はあるだろう(開き直り)。
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史
研究者関係者向きの面が強いかな。さておいて、ある界隈の当然が如何にして当然になったか、そして改めて調べてどういう結果が出たのか(それを発表ないし広めることにしたのか)という話でございます。知ることの、知らしめることの重要さがよくわかる。
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史
文章の面白みというか、例え同じことであってもこれほどまでの描き方ができるのかと目を瞠る。それはほんのちょっぴり変質しているものもあれば、ゴリ押し無理押しな部分もある。それもまた一興か。なぜ世の中には似たようなものが流行るかの具体的な答えがこれなのかもしれない。いやはや、読書の醍醐味を味わえる本です。
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史
敵に魅力が一切ないというか、なんかこう主人公側を落とすためだけに存在するみたいな印象。物語の壮大さや主人公たちとその周囲のキャラの人間味に比べたらちょっと神様に愛されただけな感じがあった(まあネガティブなご都合主義は称賛しかされませんがね)。さておいて、ある時代の動乱の一幕。そこには暖かなものがあり、哀愁漂うものもあり、そして生きた証もあった。美しいかな。まあだからこそ量産型敵役で萎えてるのですが……。うーん。素直に面白い楽しめたとは言わせてくれない安っぽさが紛れ込んている作品。なんとも。
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史
新しい形の殺し屋モノと思いきや、殺人って大変ですよってなる倒叙ミステリー。なんというか、その不条理感はリアリティではあるけれども、でもやっぱりこう、スッキリしないというか、胸糞系嫌ミス系に近いものがある。この先生の作品は非一般人が主役になる作品が多いからこそ、浮かれる一般人は人殺し駄目ですよってことなのかも知れませんが。この先生の作品の中では優先度は低いでしょう。
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史
それでも生きている。ぼやきながら、叫びながら、呆れながら、生きている。それは健常者と変わらないものがある一方で、その状態にならなければ言えないこと思いつかないことがある。そしてそれもまた人間であろうか。しかしながら物語で語られているそれは、ただの一読者に問いかけられても困るものもある。それでいて提供側はそれに耳を傾けるのか? という疑問もある。いずれにせよ我々読者庶民はそういったことを知り得たということが一番の読む意義でありましょう。タイトル獲得作品に相応しい、この作品でしか味わえないものがある。
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史
(連作短編ミステリーの最終章は女殺しかストーカーか性犯罪者じゃないといけない不文律でもあるのだろうか?)という愚痴はさておいて、タイトル獲得小説らしい読み応えある作品。ミステリーファンでなくとも、そのリスペクトもとの雰囲気がこの作品で味わえるのではないでしょうか。孫と祖父の奏でる静謐でありながらも独自性があるものは抜群なものがある。だからこそ最終章の俗物的な不快感や主人公の安っぽい悲しき過去はすごくすごくノイズ(好みの問題ではあるが)。そこで素直に楽しめた面白かったと言えなくなったしまった。なんとも。
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史
主人公とヒーローの関係性は真っ直ぐかな。だからこそ、他所の歪んでしまった関係性がよく映える。和風シンデレラストーリーと喧伝されているように、ほどよくロマンスをやっております。主人公が内心ほどおどおどしてないのも個人的には好みである。ヒーローがきちんと告げるのも同様に。惜しむらくは全体的に既視感があることだけれども、きちんとこの作品にしかないものがあるので、それは悪いことではないでしょう。好きですねえ。
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史
ヒーローというか、弱小映像会社の悲哀というかなんというか。あとミステリー。限界集落みたいな会社で働く冴えない男が自分を貫く物語。ミスリードが山程あるけれども、それは決して大袈裟ではないかな。まあでも映えるけど余計な感動シーンはちょっと別物か。ともあれ奇をてらうタイトルでありながらも、その事件と背景はしっかりとしているミステリーとヒーローのミックスは実に読み応えありでしょう。悪くない。
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史
ほぼすべての人間が理想の箱庭を手にすることができる未来。その箱に拒絶され拒絶する少年と、限りなく人間から遠ざかってしまったサイボーグが、そんな箱庭のスタッフとなり、世界をめぐる。SFであるものの、どこかそのトラブルと解決は旧世代から変わらない人のわがままがつきまとっている。人が生きている限り二人の仕事は終わらない。という感じ。悪くない。
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史
死ぬのは苦しむのは女子どもばかり、たまには男も死んでほしい(定型句)。正直数多いミステリーとあまり変わらない展開かなあと。SNSとか性犯罪とか娘を殺されたとか上流階級とか公権力とか。それは流行りのミステリーを読んでいない人にとっては新鮮なのかもしれないけれども、そうじやなければ辟易というか、またかって気分に。これに限った話ではないけれども、どんな背景設定でも嫌な気分になれる展開は(胸糞読みたきゃニュースを見るよ)ちょっとね。まあ変な喧伝のされかとか踏まえると、これが一作目になる人向けなのでしょう。はい。
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史
ほどよく甘いロマンス。水が豊富な世界かな。二人の関係性がメインでありつつも、しかし二人だけは成り立たない関係性というのが良きかな。好きですねえ。
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史
冗談みたいな背景と設定で、しかし外しておらず、エンターテインメントに必要なものを全て備えている。魔法の自販機と怪力少女のバディでありながらも、そのファンタジーな世界に生きる人々の人生とも接する。そこがまた面白いかなと断言できるところかな。2016年では少し奇をてらいすぎていたものだろうけども、しかしいつも通りが増えてお馴染みだけでは物足りなくなった2020年代には当然美味しく頂ける作品なのではないかと思います。以前は3巻で打ち切り。今回は末永く続いてほしいものである。面白かった!
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史
なんて綺麗で美しい話なのだろうか。そしてなんて優しい人々の物語なのだろうか。鬱屈した人生を送る少女が死神と呼ばれる老婆と出会い、語らい、日常をほんのちょっぴりと豊かにしていく。それはミステリーでありながらも、青春であり、人間ドラマでありましょう。物語が進むたびに彩られて華やかになっていく。だからこそ、最終章はグッとくるものがある。きっかけはなんだっていいのだ。運命とは突然やってくるものなのだ。この物語に出てくる全ての登場人物に幸あれ。面白かった!
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史
どことなく00年代的な雰囲気である。内容としては青春であり、まあ出会いときっかけの話であろうか。全体的にどこかクドさがある。そのクドさはたしかに青春期の物事を複雑にしてしまうソレの範疇である一方で起伏は薄い。そこらへんは20年代的であろうか。あと元彼女とかバンドとか、本筋(主人公とヒロインの関係性)と違った空気の物語が並行しているのはちょっと読んでいて困惑したのも事実。枝葉にしては太いですし。まあそこらへんのカオスもまた青春、という感じでどうでしょうか。
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史
後宮物語であるが、その後宮物語にあるはずの厳粛さと緊張感があまりない。それは中華風味でなければあまり気にすることがないものなのかもしれないけれども、そうした空気感こそが中華後宮ファンタジーだと思っているので、ここまで軽いとちょっと困惑するのが本音である。それは独自性といえば独自性なのだけれども……。続巻を読むことはないでしょう。
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史
昔々から、叫ぶ。
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史
肌色系と流行り。まあ手堅さはあるとは思う。けどどこか忙しさがある。主人公の造型は一世代前っぽさがあるのはしょうがないとして、なんで成長させちゃうのか(ショタの方が良いというわけではないけれども)。個人的には女王とか医師をメインヒロインにしていた方がより物語に深みが出ていたのではないかなと(年上過ぎるかもしれないが)。ここらへんは好みの問題なんですが、ともかく読みたい展開からどんどんかけ離れてしまっていた作品。続巻? 厳しいでしょうなあ……。同じ肌色系なら素直に同レーベルの『クロの戦記』を読みましょう。
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史
盛者必衰。である。がしかししかし、少し尼子経久以外の武将がイマイチこう、ロボット染みてしまった最終巻。毛利元就がなんかこう、意味もわからず強く賢いみたいなのはどうなんでしょうね? あと尼子晴久の雑な扱いとか。おそらくながら、この時代の尼子経久、晴久両名の凄みを読むには毛利元就が主役の物語を読んだほうが良いのだろう。歴史の都合上しょうがないとはいえ、少し演出面、脚色が薄味な最終巻。
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史
家族ってなにさ。家族って助けあうものなのさ。
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史
最後は少しダイジェスト気味。どこにでもいそうな優しい若者が、時代に揉まれて皇帝へと昇る。それは天命であったのか、あるいは彼自身が掴んだものであったのか。いずれにせよ、古来稀なる英雄であることには違いなく。例え皇帝となっても、一人の集落の人間であった(そしてそれは変わることはなかった)という終わり方はおそらくこの皇帝しか映せない光景だと思う。いやはや、大満足の上中下巻の長編でした。
が「ナイス!」と言っています。
史
そこに歪んだ正義を宿した大人が大勢いるというのに、どこかこう、青春のような語らいをする。打算的でありながらもどこかチームワークがあって、個々人のわがままがあるけどどこか潔い。ミステリーであり、サスペンスでありながらも、なぜか清々しいものがある。この先生らしい作風でごさいます。
が「ナイス!」と言っています。
史
クールで寂しがり屋の聖女様と、恋に溺れた悪魔の、ちょっぴり騒がしく、どこか飄々な物語。悪くない。
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史
陰謀蠢く学園。
が「ナイス!」と言っています。
史
この先生は本当に読者が読みたいものをわかってらっしゃる。そうですよ、こういうハッピーエンドが読みたかったんですよ。主人公に影響された周りがなんとしても二度目は失敗しないという気概がとても素敵かな。上下巻でまとまった中々楽しめる作品でした。好きですねえ。
が「ナイス!」と言っています。
史
一巻読んだのまったく覚えてなかった。陰陽師の相性がよくない。……、しかしまあこの手堅い内容をふまえると、もしかしたら蟲愛づる姫君 シリーズよりも先に構想していた作品なのだろうか?
が「ナイス!」と言っています。
史
結局のところセカイ系(あたしの定義では大人の尻拭いをさせられる少年少女の話)。あと拷問とガール・ミーツ・ガール。クソみたいな大人(はたしてどれが真実でどれが虚構なのかはあやふやだ)に翻弄され続けた少女たちの乾坤一擲の話と解釈できないこともない。だってエゴと独善に満ちてますからね、なんかそれっぽいこと言ってますが、どっちの方がましかって言われたら、そりゃ同じ目線になってくれる人でしょう。それとは別に、名もなき大人で幾人か良心を持っているのが実に良い。ということは、支配者の理想なんてクソ食らえ、なのかも。
が「ナイス!」と言っています。
史
すっかりこの先生のファンでございます。愛くるしくも失敗しないと成長できない美女が、幸か不幸か二度目の後宮へ。さてその行く末はいかに。書き下ろしの哀愁ある昔話はこの書籍の見所か(どうも二巻で終わっているので)。
が「ナイス!」と言っています。
史
魔王とサイバーパンク。現代の世界にファンタジー的な魔王降臨というのはいくつか存在しておりますが、より未来の世界とファンタジーが融合したとなればそうはあるまい。けどもその異種族的なものが重要だったかと言われたら疑問符。特色はあるし見所もあるのだけれども、やっぱり近未来的要素がちょっぴり薄味なような気もしなくもない。それは現代も未来な姿になってきたからというだけではあるまい。まあそれでも、悪くはない。
が「ナイス!」と言っています。
史
口数は少ないもユーモアはある傭兵と、世間知らずの魔女の物語。山も谷もある中で、しかしそれを淡々と静かに乗り越えていく様は、まさにこのタイトル通りの脚色なしの見栄えかな。自然なんですよね。この世界において全てが魔獣も冒険者も裏社会もなにもかもが自然に存在する空気感がとても魅力的なんですよ。そんな世界で二人は激流に身を任せる静水のように流れていく。サブキャラも中々の見所があるのもよし。いやはや。ライトでありながらもしかし濃厚、なかなか味わい深いものでございます。今後にも期待しましょう。面白かった!
が「ナイス!」と言っています。
史
現代ファンタジー、あとモンスターパニック。それとスキル・ステータス制度。そしてループものも混ぜちゃいます。せっかくのループなのだから、ループを生かしてテクニックで勝つという展開が見たかったような(トム・クルーズの映画はそうでしたね)。まあ程よくアクションがあって緊張感があるので、楽しめる作品ではある。悪くない。
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史
古から伝わるもの。伝えなければならないもの。
が「ナイス!」と言っています。
史
昭和50年代な女子大生のお話、プラス、注釈。内容としては、性に対して誰しもがおおらかである(寝取られブームの2020年代ではとても考えられないほどセックスが安い)女性が、東京を舞台に波乱もなくなあなあに生きていく。どうしたってシリアスや胸糞な背景を作りたがりの小説が多い中で、人生はドラマチックで波乱なばかりじゃないのよという言わんばかりである。起伏がなく淡々としているといえばそうだけれども、でも人生というのはこれくらい安っぽいものなのであろう。息苦しい今の世の中でリバイバルやリスペクトはあるかもしれない。
が「ナイス!」と言っています。
史
勝利の上での絶望。絶望にまとわりつかれた中の希望。古来稀なる英傑の山あり谷あり。未だ天下に平穏訪れず。しかし、微かな兆しが芽生えつつある。そんな中巻。
が「ナイス!」と言っています。
史
>「秀よ、われは陳勝でよい。なんじが高祖となれ」歴史上稀なる滅亡した王朝を復活させた光武帝劉秀。その青春期は波乱の時代において誰よりも優しく、なによりも思いやる男である。そんな英傑とは程遠い男がこれからどう羽ばたいていくのか。そんな上巻。遥か昔に単行本で読んだのだけれども、引用した台詞は自分の人生の中で十指に入る台詞かな。
が「ナイス!」と言っています。
史
冬休み。過去と呪い。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2011/03/11(4862日経過)
記録初日
2015/08/03(3256日経過)
読んだ本
6356冊(1日平均1.95冊)
読んだページ
1836082ページ(1日平均563ページ)
感想・レビュー
4591件(投稿率72.2%)
本棚
6棚
性別
外部サイト
URL/ブログ
http://seesaawiki.jp/d-datsuwwe-undead/
自己紹介

相性の悪い本、拒絶をしてしまう本のことも書く。だからその分、面白かった本、好きな本もそれ以上に熱意を込めるんだ。

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