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2024年10月の読書メーターまとめ

hiro
読んだ本
6
読んだページ
1870ページ
感想・レビュー
6
ナイス
1032ナイス

2024年10月に読んだ本
6

2024年10月のお気に入り登録
2

  • だっぱら
  • Go!Go!Taxi!!

2024年10月のお気に入られ登録
2

  • だっぱら
  • Go!Go!Taxi!!

2024年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

hiro
本屋大賞受賞「成瀬は天下を取りにいく」を読んで、強い個性を持つ主人公の成瀬あかりに引き付けられ、当然この続編を読みたくなった。あかりの一人称はなく、周りの五人の目からあかりを見た連作短編集。読む前にあかりの父も登場すると知ったので、その父・慶彦から見たそれもあかりの大切な京大入試試験期間の二日間が中心の『成瀬慶彦の憂鬱』を特に興味を持って読んだ。大学生になって変わらず自分の道を進み、タメ口(あの天久鷹央を思い出す)も変わらないが、一度出会えば周りを変えていく不思議な力を持ったあかりが眩しかった。続編希望。
が「ナイス!」と言っています。

2024年10月の感想・レビュー一覧
6

hiro
ネタバレこのシリーズは冒頭に誰かが「蔵」を訪ねてくるところから始まることが多いように思うが、第18弾『お嬢様のミッション』で登場した世界的大富豪を父に持つイーリンが再登場し、なんと「蔵」でバイトを始めることに。今回は大半がそのイーリン視点で話が進む。そしてホームズはメランコリックな異邦人・イーリンの秘密に挑むが、その謎解きはあっさりしていて完全に解決するでもなくスッキリしなかった。一方のイーリンの恋の行方が気になる。『スピノザの診察室』にも登場した阿闍梨餅がでてきたが、京都が舞台の小説での共通点を探すのも楽しい。
が「ナイス!」と言っています。
hiro
シリーズ第19弾。2012年の第7弾からは、毎年春の恒例行事となっている堀田家との再会も、図書館の予約の関係で今年は秋になってしまった。新たな門出や新たな命の誕生等もあり登場人物が増え、堀田家との関係も強くなっていく。そのため冒頭のサチの挨拶・説明も徐々に長くなっている? 以前は事件も古書店絡みだったように思うが、プライベートなことに対するいやな事件が起こっても、みんなが協力して無事に解決していくのはさすが(偶然も多いけれど)。次巻ではどんなクリエイターズ・ビレッジができるのか、楽しみには春を待つ。
が「ナイス!」と言っています。
hiro
本屋大賞受賞「成瀬は天下を取りにいく」を読んで、強い個性を持つ主人公の成瀬あかりに引き付けられ、当然この続編を読みたくなった。あかりの一人称はなく、周りの五人の目からあかりを見た連作短編集。読む前にあかりの父も登場すると知ったので、その父・慶彦から見たそれもあかりの大切な京大入試試験期間の二日間が中心の『成瀬慶彦の憂鬱』を特に興味を持って読んだ。大学生になって変わらず自分の道を進み、タメ口(あの天久鷹央を思い出す)も変わらないが、一度出会えば周りを変えていく不思議な力を持ったあかりが眩しかった。続編希望。
が「ナイス!」と言っています。
hiro
題名からはモリミーがついにホームズ譚に手を出したかというのが第一印象だった。コナン・ドイル財団公認の『モリアーティ』等も読んだが、ホームズファンとしてはモリアーティ=ホームズの宿敵等については原作から外れてほしくないと思っている。しかしこの作品の舞台は何とヴィクトリア朝の京都、そして詭弁論部・竹林・糺の森だけでなく霊媒までも登場するまさにモリミーワールドで、モリアーティとホームズは宿敵ではない?等々違和感が先行してもやもやした読書になった。一方、モリミーファンをしては、こんな京都もありかと最後には思えた。
が「ナイス!」と言っています。
hiro
箱根駅伝を題材にした小説は、三浦しをんさんの『風が強く吹いている』と、堂場瞬一さんの『チーム』を読んでいるが、まずは池井戸潤さんはどのように箱根駅伝を描くのかが楽しみたった。冒頭、駅伝の中継放送局でいやな奴が登場するがその対立は早々に解決してまずはスッキリした。さらに出場しても正式な記録が残らないという学生連合チーム内の対立が本番にどんな影響がでるのかに興味がいく。レース後には学生連合チームを邪魔してきた奴らがぐうの音も出なくなるような池井戸作品らしい結果を楽しみにして、下巻に進もうと思う。
が「ナイス!」と言っています。
hiro
七年振りとなるこのシリーズ第二巻は、喘息持ちの非力な中学二年生の幸崎ナナミが主人公。その彼女が“迷宮”に運び込まれ燃やそうとされている本を取り戻そうとする冒険譚。もちろん前巻の主人公・林太郎も登場するが、“迷宮”に何度も飛び込んで活躍するのはナナミと、あの人間の言葉を話すトラネコの二人だった。前巻と同様に今回も本を守るとはどういうことかという夏川さんの考えが色濃く出ている作品だった。実際の本もたくさん登場するが、そのなかでも子供のころ読んだルパンのシリーズ『奇巌城』『813の謎』を再読したくなった。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2011/03/16(5003日経過)
記録初日
2010/08/27(5204日経過)
読んだ本
2293冊(1日平均0.44冊)
読んだページ
663001ページ(1日平均127ページ)
感想・レビュー
2265件(投稿率98.8%)
本棚
577棚
性別
職業
IT関係
現住所
大阪府
自己紹介

読書の時間:朝夕の通勤時間と寝る前

10冊以上読んだ作家等(=好きな作家等)
三浦しをん、東野圭吾、有川浩、伊坂幸太郎、海堂尊、森見登美彦、北杜夫、桜庭一樹、湊かなえ、高田郁、川上未映子、米澤穂信、坂木司、誉田哲也、万城目学、小路幸也、原田マハ、大崎梢、角田光代、柚木麻子、近藤史恵、辻村深月、池上彰、西加奈子、宮部みゆき、綿矢りさ、朝井リョウ、瀧羽麻子、松岡圭祐、知念実希人、村山由佳、小川糸、恩田陸、道尾秀介、村上春樹、池井戸潤、吉田修一、望月麻衣、岡崎琢磨、三上延、碧野圭、柴崎友香、窪美澄、朝井まかて、小川洋子、門井慶喜、夏川草介、柏井壽、アンソニー・ホロヴィッツ、北村薫、奥田英朗

10冊以上読んだ漫画家
荒川弘、青山剛昌、アダチケイジ、高橋留美子、石塚真一、木村紺、吉田秋生、小山宙哉、松田奈緒子、羽海野チカ、眉月じゅん、柳本光晴、雲田はるこ、阿部潤、よしながふみ、海野つなみ、永松潔、柏木ハルコ、東村アキコ

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