言葉の暴力で娘を虐待し続ける母親と、母一人子一人いつまでも娘を離さない母親。母親の言動が誇張し過ぎのようにも感じたが、話はとても面白かった。娘達の心からの解放は母親が死んでからだと思う。

考えさせられた。加害者のこれからの人生を想って暗澹とした気持ちになった。心の中では応援したいけれど、、。人ひとり死なせてるからなぁに戻ってしまう。被害者とその家族への償いの一生にはなるんだろうな。

クリープハイプのボーカル。バンドやってる方なんですね。忙しい毎日を送ってるなぁとは思ったけど。これは、、、ファンが楽しむ本だったか。でも小説｢祐介｣は興味ある。(アメトーークで話題になったらしい)

1編が8ページ程の本当に短いストーリーなんです。そんな短い話の中に、今まで読んだことないひと味もふた味も違った世界が広がっていて、著者の独特の感性に唸らずにはいられませんでした。まだまだ未知の本はあるもんだなぁとつくづく感じいった次第。

新大久保駅を出ると当然のように右へ行ってしまう。大久保通り。言わずと知れた韓流の世界。今度行く時は絶対左へ行こう。そこは南アジアやイスラム圏の世界が広がってるらしい。大通りから外れた路地も面白そうだ。

初めて読む作家さん。とても面白かった。大好きなエッセイとは思わなかったので余計に嬉しい。そして｢見えてしまう｣方と知り、読書の幅も広がりました。(怪談話は正直苦手ですが、機会があれば😅)本当にそんなことあるの？と思いながら読みました。

とても読みやすくわかりやすい。毎日食べてる肉。スーパーで整然とパックされ売られてるお肉はどこからくるの？から屠殺場へと話が移り、結局行き着くところは｢部落差別問題｣。この時代に？と思ってしまうのは当事者ではないからなのか。でも世代が交代していけば差別は無くなる気がする。今の若者達に部落差別する意識があるように思えない。私でさえ無い。ただ｢知る｣ことはとても大事。

家族をテーマにした小説は多いなぁ。それだけ屈託のある、厄介な関係なんだろう。生きてく上で、いやでも一番影響される存在。

この本の装丁がちょっと地味かなぁ。あまり手に取ろうとは思わないかも。中身はすごく面白いのに。江戸の町に生きる小間物屋の女房お葛の日記。小さなことで鬱々としてしまう私とは正反対の、毎日亭主の愚痴を言いながらも、明るく前向きに日々暮らす頼もしいお姉さん。江戸にタイムトリップして会いに行きたい。羽二重団子食べながらおしゃべりしたいわ。

これから長い期間社会人としてやっていく若者たちに向けた応援のメッセージ。そしてもっと恋愛を。おばさんでも心に響いてしまう。

気持ちのいい話ではない。あり得ない話でもない。自分自身の最後って思うようにはならないのかもしれないと少し思う。でも頭がしっかりしている間は、食べる物とか運動とか心掛ける必要はあるな。ストーリーは面白かった😄