形式:単行本
出版社:徳間書店
しかしよく考えたらローズは16歳で27歳の子持ちの男と結婚することになったんだよな…と思うとウッってなる。継子であるゴーディがローズの読書愛を受け継いでいるのがグッときた。あと怖かったのはローズの孫娘のアナベスに本の話をして近寄ってくる青年がいて、孤独なアナベスは彼と会うのが心の拠り所になるんだけど、これ最近よく聞く「グルーミング」ってやつじゃない!?アナベス!そいつから離れて!未成年者にすり寄ってくる成人なんてロクなモンじゃないよ!ってハラハラした。
巻末に章ごとのブックリストつき。ローズとアナベスは13、4歳だけど結構大人向けの本を読んでる。パールバックの『大地』『怒りの葡萄』『心は孤独な狩人』とか。この2人時空を超えて友だちになれたらいいのに!って思った。祖母と孫としては仲良しだけど。あと大人になったアナベスが夢中で読んでた『シンデレラの姉』未邦訳だけど読んでみたい。アナベス前におばあちゃんと「おとぎ話って、きょうだいの上の子の扱いが冷たい」って話してたもんね。確かにそれはそう。上の子は不満だよね。
あ!けろりんの読了見て読んでみたのアリガト。泣いたの私だけじゃなかったのね。図書館で最後読んだんだよ家だと寝ちゃうし、期限切れてるし。マスクで良かった😷😭
青とか緑の目って日本じゃ無いから想像なんだけど欧米人でもそれだけで独特なチャームポイントなのかなって思ったのよ
ブルーみたいなことがあるのは嫌だから夢のままでいい。 おとぎ話:ついあまのじゃくになってしまうアナベスを愛しく思うけれど、もし自分がアナベスだとしたら、同じようになりそうだしその自分は全然愛しくないから不思議。 告げ口:リックはすごい人なんだなぁ 最後のアナベスは強くてかっこ良かったけれど、それまでの姿は自分と重なっていたから私も強くなりたいなと思った。 夏のバイト:これまで主人公が女の子だったからか男の子に変わって面白かった。カーマインさんのかき氷たべたい!仮装のバイトも案外カイルに合っていたりし
て、ローズの血を引いているから物語の世界に急にはまりこんだりしてね。 消えたハリーポッター:書籍があんまり太くて、シリーズもあんなに並んでいるから後回しにしてきたけれど、これを機に読んでみようと思った。読みたい! いつか通った道:本の世界で繋がった家族、世代がつながって羨ましくなってしまった。私も家族が大好きだけれど、読書で繋がれるような関係じゃないから(まだ)
移動図書館の話がベースにあり、紹介されている本のうち何冊か読んでみたい本がありました。
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