読書メーター KADOKAWA Group

小鳥来る日 (文春文庫 ひ 20-5)

感想・レビュー
35

データの取得中にエラーが発生しました
感想・レビューがありません
黒柴アーモンド 豆もん部長
新着
平松さんの紡ぐ言葉、きらきら七色。一音一音とっても言葉を大切に、紡ぎ奏でているようだ。
0255文字
あるぱか
新着
平松さんの食べ物エッセイは好きで何冊も読んだことがあるのですが、日常のエッセイは初めてでした。喫茶店のカップルや可愛いひよこさんたちなど、出てくる人たちが魅力的、それを書いて見せてくれる言葉たちも魅力的でした。さらに平松さんが好きなりました。
0255文字
寿司の奴隷
新着
ほっこり、にっこり。そんな日常を愛したい。
0255文字
まき
新着
ネタバレ単行本で読んでいますが文庫本にて再読。 単行本のときには気付かなかったけど、フランス在住歴40年のマダム・キシって岸恵子? 平松さんがパリでなくした眼鏡は誰かが手元に置いて使っているのかな。 それとも、またなくされて、手から手へと旅しているのだろうか。 うちのパソコンも拗ねる前に開けて掃除しなくちゃ。
0255文字
ユッキーさん
新着
特別笑えるとか大きな出来事がつづられているわけではない、本当に日常のある日が切り取られたような文章。すーっと読んで自分の中を通り過ぎていくようで残り香がとても心地よい。「旅は「せっかく」でできている」や「文庫本、風呂に浸かる」なんかが好き。「くやしい口笛」はつい笑ってしまったけど自分が遭遇したら鬱陶しいことこの上ないだろうなぁ。
0255文字
flounder2
新着
ネタバレ3P程度の短いエッセイ72編。 1番共感できたのは、『旅は「せっかく」でできている』。せっかくここまで来たから寄っていく、買っていく、体験していく。それが新しい出会いとなることもあれば、通販でよかったかな…となることもある。どちらにせよ経験になるから、「せっかく」は大事にしたいなぁと思う。
0255文字
mooom
新着
作者の感性と表現力が、読んでいてとても気持ちよかった。普段の生活を、もっと視野を広げて丁寧に生きてみることで、新たな発見や自分なりの楽しみ方が見つけられるかも、と思わされた。
0255文字
ポメ子
新着
さまざまな些細な日常、気づきを3ページほどのテンポのあるエッセイに仕上げていて、その文才に感心した。 奈良うちわや、グールドのピアノ椅子の事も興味深かったが、消えた片割れという題で、片方が消えた手袋の描写があり、衣替えで出てきた私の1つしかない手袋をもう少しとっておこうという気になった。
0255文字
岡本匠
新着
平松洋子が毎日新聞日曜版に連載していたエッセイをまとめたもの。短い文章が数多く並べられている。一度読んだくらいでは当然に覚えられる訳もなく、多分、何回読んでも初めて読む様な気持ちになるのではないか。解説は大貫妙子、珍しい。
0255文字
大和桜289
新着
2013年1月刊。奥書によれば、毎日新聞の日曜版(2011年4月3日~2012年12月23日)に連載されたものを編集されたもの。身辺雑記を中心にした比較的に短いエッセイ72編。日々の身近な事柄に関して、こんなところに興味を示されるのかと、その視点と反応のされ方が興味深く、著者の新たな面も垣間見て面白かった。感性が豊かだからエッセイが書けるのではなくて、日々の生活そのものにしっかり眼を向け、あれこれ考え続けそれを綴られることで、感性を磨き続けられていることがうかがえて、なるほどとストンと納得できました。
0255文字
Seagull
新着
なんでもない日常を描き語っているだけなのに、感性豊かな言葉の使われ方に心洗われる思いでした。すてきなエッセイ集です。
0255文字
バジルの葉っぱ
新着
日常のささやかなことを虫メガネで拡大したかのよう、驚いたり落胆したり天にも上るほど喜んだり。こんなに感じ入ってばかりいたらつかれてしまいそう(笑) でもその目のつけどころがするどいのですよね。
0255文字
いっさん
新着
エッセイ。日々の生活の中に五感が生きているなぁと感じました。また読みたい。
0255文字
nyanlay
新着
平松さんのエッセイは何冊か読んでいましたが、殆どが食べ物が多かった印象。グルメ本とは少々違うので割りと好んで読んでました。なので今回も同様かと思い読んでみたのですが、前半はそんな感じ。が、後半は日々の生活を中心としたエッセイ。肩ひじ張らずに読める一冊。
0255文字
てる
新着
0255文字
ユメ
新着
あらすじには「さりげない日常はたくさんの奇跡に満ちている」という一文が。ぼんやりしていればただ過ぎ去ってしまう日常の中から、きらきらしたものを掬い上げられるのは、平松さんの「目」がすぐれているからだ。その眼差しは、特に人に向けられるとき、温もりを増すように思う。平松さんの文章は、「食」がテーマであっても、料理の美味しさと同じぐらい、食卓の向こうにいる人の表情を印象に残す。人の営みを慈しんでいるのだな、そう感じる。だから、平松さんの目を通して見た日常は心に沁み入るのだ。私にとって憧れの女性である。
0255文字
Hadsukichi
新着
お料理エッセイしか読んだことなかったので、とても新鮮でした。でも、そこは平松さん、料理じゃなくてもしっかりと幸せだったりほっこりさせてくれるものがあります。ときには自身の反省も。レースと木漏れ日はとても共感した。私は木漏れ日から見える空と逆に影の方だけれど。あと、おんぶ、ひよこたちの話がとてもお気に入りです。
0255文字
浜の海苔
新着
小さな積み重ねで毎日を生きているはずなのに、その一つ一つはいつの間にか記憶の底に沈んでしまって、はっと気付いた事も嬉しかった事もどんどん忘れてしまう。(嫌な事は例外だが....)そんな事柄をきっちり記憶に留め丁寧に文章に出来る平松さんはきっと素敵な人なのだろう。食のエッセイも好きだがこちらも好き。
0255文字
平裕
新着
日常の暮らしを綴ってあるのだが、読んでいるとなんだか慌ただしく追われている気持ちになるのは、何故かなー。 靴下を食べる靴と、玉子屋のおばあさんは、好きです。
0255文字
阿部義彦
新着
凄い名人芸です。平松洋子さんの真骨頂を見せられました。新聞のエッセイなので字数は毎回ほぼ同じで文庫3頁分です。だいたい3分で読み切れるスペースにこれでもかとばかりに、発見、失敗、感心、事実、思い出、忘れ物、ハウツー、等などが詰まっていて、毎回が新しい驚きの連続です。向田邦子の再来といったら褒めすぎですかね?このエッセイは日常の些細な出来事や発見が主であまり料理とは関係は有りませんがまず題名だけでもつらつらと眺めて下さい。読まずにはいられなくなりますよ。私も既に平松洋子中毒になりかけてます。解説大貫妙子。
0255文字
rin
新着
★★★★★…平松さんのエッセイが好きだ。決してテンションが高い文章ではないのに、フツフツとたぎるような熱さを感じる。なんというか、生きる喜びみたいなものが伝わってくるのだ。だから、いつも読み終わるとエネルギーがチャージされたような気分になる。今回もまた然り。粋で、ちょっぴりお茶目な平松さんに日々を楽しむコツを教えてもらった。
0255文字
cozy
新着
エッセイってあまり読まないけど、平松さんのエッセイはとても好き。文章も好きだし、日常の切り取る視点も、普段のスタンスも。勝手に自分の師匠だと思っています(笑)エネルギーをもらうというよりは、爽やかな風をあびて気持ちよくなって空を見上げたり優しい気持ちになる感じ。
0255文字
メイ&まー
新着
平松さんのエッセイは、粋ですっきり辛口でぴっと背筋が伸びる思い。只今の気分ではもうちょっと柔らかいものが読みたいなあと思ったのだけれど、立ち読みで『ホムラさんの甲羅干し』を読んでふらふらとレジへ。友人のホムラさんとは穂村弘さんのことかしら。黒縁眼鏡だし。あたたかな日差しに首をにゅっと付き出してさながら亀の甲羅干しの様相なホムラ氏。(更にそれを喫茶店から盗み見ている洋子さん。)もうその描写だけで買わずにおられないでしょう。そのほか、喫茶店で若い同棲カップルが夕飯のはなしをする(のを盗み聞く)回も好き。
メイ&まー

きょうのめしなに?に「キャベツと豚肉の炒め物」と、間髪入れず返せる彼女、ほんとうに男前。

08/06 22:42
0255文字
やまなかと
新着
「小鳥来る日」が「便りがコトリと届けられる」 うれしいですね~~ コトリと小さな気配とともに届けられる様々なたよりを 心待ちにすることでしょう!
やまなかと

何かうれしいことが、コトリっと来る日

07/15 16:26
0255文字
hitokoto
新着
平松洋子さん、立ち食いそばレポート、大好きです。さて、蕎麦はさておき、庭に小鳥が飛んで来ると嬉しく幸せな気持ちになります。「小鳥来る日」(2016.3)、生きていることの悦びを感じる・・・そんなエッセイ、ユーモアたっぷりで面白く、そして懐かしさと温もりがある72編のエッセイです!「五月の素足」「猫の隊列が通る庭」「いまどきの同棲時代」「化粧ひとり芝居」「本屋さんは町の縮図である」「落ち葉はどこまで掃くか」「旅はせっかくでできている」「端っこのおいしさ」「ストッキングで闘う」etc
hitokoto

そうですね、ヒヨドリが我が物顔でやってくるのがちょっといただけないですね。ムクドリには遠慮してますがw。メジロ級の小鳥だけ入れるような工夫をして、2つ準備したらとか聞きますが、そこまではどうも・・・です(^-^) 時間差を期待してます!

02/19 09:46
hitokoto

小川洋子さんは「ことり」でした。失礼しました。

02/19 09:48
6件のコメントを全て見る
0255文字
アズル
新着
パパッと読むのがもったいなくて、毎日少しずつ歩を進めていきました。あぁ、これはどこかで読んだことがある、と思ったのは、実家で毎日新聞を取っているからでした。何気なく読んでいて、意識の下に沈殿していたんだなぁ。私も子供が出来たら、おんぶをしたくなりました。お父さん、お母さん、どちらのおんぶも感じてほしいです。
0255文字
fwhd8325
新着
エッセイというものは、何気なく読み過ごしてしまうこともあるけれど、日常を切り取り、そこにはゾッとするような風景を感じることがある。ゾッとするというのは、普段見過ごしてしまう日常に、これだけの物語があるということだ。平松さんの文章には、何にも媚びず、ただ、そこにあるもの、感じることを書き綴る潔さを感じます。
0255文字
佐島楓
新着
なんでもないような日常も、平松さんの筆にかかれば今鮮やかに、活き活きと動き出す。好きな作家さんの文章に出会うと、目がよろこぶ。目をよろこばせながら読むことができた。
0255文字
yyrn
新着
休日の朝、のんびり庭に出て草花の様子をうかがう。そんなほっとする日常から始まるエッセイ集で読みやすくうなずくところが多かったが、ちょっと意外だったのは、自宅での話も多いのに自宅料理の話が一つしかなかったことだ。フードジャーナリストを名乗り国内外の食にまつわる本を多数書いているのに、なぜ自分でつくる料理には触れなかったのか?また、後半まで家族の記述もないので最初は独身なのかと思った。巷に溢れるエッセイの多くは身近な話題として家族のことや作った料理のことを自慢気に話すことが多いが、あえて書かなかったのか?
yyrn

ちなみに、気に入った話は「昼下がりはご陽気に」で、喫茶店で店員さんを挟んでの老夫婦の会話が秀逸。また、読メのみなさんが取り上げる「靴下を食べる靴」は確かに非常に上手なたとえ話で、思わず納得。座布団二枚!

05/13 21:18
ささのは

確かに言われてみれば!そういう話題が少なかったですね。著者の美学?お気に入りの話、一緒です!真面目で淡々とした流れの中、不意打ちでくるので尚更笑えました。

05/13 23:08
0255文字
yuzuki
新着
何気ない日常に隠れる素敵な場面を見つけ出す手腕はさすがです。描かれる日々が何と鮮やかなことか。
0255文字
takakomama
新着
生活のひとこまや子供の頃の思い出などを綴ったエッセイ。出先で遭遇した人々の人間ウオッチングも楽しい。情景が目に浮かび、わかるわかると頷きながら読みました。
0255文字
梅
新着
お風呂にまだ本は落としたことないけど、いつも緊張しながら読んでいるのは、確か。笑
0255文字
ささのは
新着
歩いているうちに靴下がずり下がっていった経験はないだろうか。私だったらああもうとその場限りで思い、すぐに忘れる。だが著者は見過ごさない。靴下を好んで食べる、怪しげな靴の話にしてしまう。誰もが体験するがあえて意識しないちょっとした出来事を、著者は日常の中の輝きとして活写する。「物は言いよう」ということわざをいい意味で体現している作品だ。お喋りのようなエッセイではなく、小説寄りだと感じた。映像が浮かんでくる。言葉使いが気持ちいい。たまに吹き出してしまう。何度も味わえそうないい本なのに、登録が少なくて残念。
0255文字
ふじこ
新着
水戸にいく前に東京駅で買った。文庫本の話読んだことあったからもしかしたら再読かもしれない。
0255文字
ひろみ
新着
平松さんってとにかく「うまい」から、こうして短いエッセイが続くとそのうまさに慣れてしまうんだけれど、うまいうまいうまい…が続いたあとに「超いい!」がポンっと出てくるからもう溜め息。でもこうして常にいいものが書けちゃうのもそれはそれで大変なんだろうな…。平松さんって感性のその奥に器用さが見えるから、本当はもう少し長いものを腰を据えて書く方が向いてそう、というか本人もその方が楽なんじゃないか、とも思ったり。
0255文字
全35件中 1-35 件を表示
小鳥来る日 (文春文庫 ひ 20-5)評価77感想・レビュー35