形式:単行本
出版社:講談社
形式:Kindle版
て、熊楠は生命現象にあっては、生と死を分離できないことを、明確に認識していた。
この本からまた一段階読む本が進化するだろうというような感覚のある本だった。
表紙の粘菌の写真がきれいで買ってしまいました。
おお、色あいからてっきりイラストかと思ったら、粘菌の写真とは。こういうのもあるんですねぇ。
著者 中沢新一(人類学者・思想家・宗教学者)は、第26回南方熊楠賞を受賞(2016)。
人類はまだ天才「南方熊楠」の思想にたどり着けない〜現代人が見習うべき唯一無二の思考法守備範囲は微生物から仏教まで!http://gendai.ismedia.jp/articles/-/49083
日常使われている日本語の表現で、多くのひとに伝わるように書かれている以上、ロゴスの外をロゴスで表現しきれないのは当然ですが、果敢にも表現できる部分だけ紹介しています。オウムと理論的に親和性が高いとされ、随分とご苦労があったと思いますが、またしても、ロゴスで伝わらないところは体験で、といっているようです。
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