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こひすてふ (メディアワークス文庫)

感想・レビュー
39

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らぱん
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☆☆☆
0255文字
わぴねむ
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こんなにざっくり会話する平安もの初めてだったけど、その分とても読みやすかった。和歌とか全然わからない無教養な人間なので、ライトな語り口が私にはぴったり。紀伊と壬生の関係性が好きだった。
0255文字
ぽんぽこ
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ネタバレ可愛い表紙とレーベルから、よくあるタイムスリップ恋愛ライト文芸かと思ってましたが思わぬ大当たり。めちゃくちゃ面白くて電車乗り過ごしました。作者の思うつぼです。平安時代ならではの描写はさることながら、作者の芸術論と芸術への造形の深さに感服です。紀伊と壬生の掛け合いもテンポが良くて、時姫もとても可愛らしい。ラストの盛り上げも憎いですね。藤田さんのお兄さんも、一回も登場していないのにここまで含みを持たせられるのかと驚きました。千年越しの恋、確実に悲しい運命になると分かっていても、そうでない?と思わせてくれます。
0255文字
みちこ
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ネタバレ大当たり!すごく面白かった。続きが気になって最寄り駅に着いたことに気づかず、アナウンスを聞いて慌てて降りたのだが、後書きで作者が「電車を乗り過ごしてしまうような文章を書きたい」と言っていて、まさにその通りで笑ってしまった。主役ふたりの関係性も、時ちゃんとの友情も好き。先生もかっこいい。甘ったれてた紀伊の成長が良い。歴史は変わらないし、紀伊は現代に帰るが、お兄さんはきっと生まれ変わりとかなのかな〜という引きなので救いがある感じ。間接的に与謝野晶子が気になる本。
0255文字
千代
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Kindle。おおぅ…久し振りのタイムスリップだ。最近異世界転生とかばっかりだったからなんか新鮮。紀伊によって歴史がちょびっと軌道修正した結果、藤田さんのお兄さんが留学先で亡くなるという過去が消えて、おまけにそのお兄さんというのが…。お兄さんの姿も名前も台詞も何も無いけど、あーよかったなぁとしみじみ思ったよ。大切な友達と恋する人を手に入れた、力技で起こした2度目のタイムスリップ。若いっていいなぁ。異世界転生物より面白いかも。紀伊にとっては束の間の時間だけど、壬生からすれば千年越しだもんな…。
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杜
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恋愛もの。タイムスリップしてますが、ファンタジーっぽい感じですね。序盤の途中からは、主人公の性格や言動がさっぱりしていて理解しやすく、最後までとても楽しめました。和歌について詳しくないのですが、こういう解釈なら、使われている状況もあって良いなと思えました。とある行動からはキャラの繋がりを感じられたり、伏線だったのかと驚かされたり。終盤の展開がとても良かったです。おすすめ。
0255文字
からから
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そういう絡み合いかたをしていたのか、と。なるほどね……。いやしかし、この主人公、君が思ってるより胆力あるよ。うん。
0255文字
ほんね。
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前半はキャラがはっきりせずに、何より自分を卑下しまくる主人公にちょっとイライラ…。全体を通しては面白かったけど、タイムスリップする前と後で細々としたところが変わってしまって、おいおい大丈夫なのか…といらない心配をしていました。呪詛のシーンや恋心に気がつく辺りが特に好きです。しっくりはしないけどいい感じに収まったので良かったのかな?
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健太郎
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国文専攻者なので、期待値をものすごく高く設定してしまった……。こちらで勝手に上げたハードルなので申し訳ないのだが、何度か寝落ちしてしまった。しかし終盤の恋心の発露はよかった。中正の娘ということは、時姫はあの時姫なのだろうが、彼女がその後どうなる人物なのかということにあえて触れないところも粋だと思う。
0255文字
Mu@仔羊堂
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言ってみれば異世界召喚系。平安時代にトリップしてしまった美術部の女子高生の話。なんだけど題名や口絵を見て絶対主人公は和歌読みなんだと思ってたら絵描きかよ!いや、読んでる間ずっとしっくりこなかったよ。まあ和歌を聴いてその絵の状況を描き出す能力についてはありだと思うけど。ただ、やっぱり回りくどいかな。時姫への呪詛を跳ね返す場面も主人公が歌詠みの方がしっくりくるしね。物語としては異世界での友情やちょっと切ない恋、そして人々との交流を通じて前向きになる主人公のある意味再生話で、よかったんではないかな。
0255文字
ぶっく
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図書館
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ゆうら
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壬生忠見のエピソードは知られた話。それをうまい具合に絡めてまとめている。しかし、半分ぐらいまではどうも主人公も忠見もキャラがはっきりしてない感じがして、どうかなあと思った。後半畳み掛ける展開は良かった。
0255文字
しゅてふぁん
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三十六歌仙の壬生忠見と平成の女子高生紀伊の物語。何故に壬生忠見?渋いっ!確かに『こひすてふ~』が詠まれた『天徳内裏歌合』で負けて悶死したというエピソードは有名だよね。つっこみドコロは多々あるけれど、タイムスリップもののファンタジーだしね、ということで。『詩を諳んじてみろ』と言われ『白氏か』との問いに『あつしです』と言って中島敦『山月記』の李徴の詩を詠む紀伊が可笑しかった。
0255文字
ちばっち
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面白かったです。他の歌人のお話も読んでみたい!紀伊ちゃんが見た景色を私も見てみたいです。菅原道真パネェ(←あえてこの言い方)お兄さんとのその後や藤田さんとの日常も読んでみたいなぁ。読んでからだいぶ経ってから感想を書いているので印象に残っているのだ「恋してます!」です(笑)
0255文字
わっちー
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女子高生の平安タイムスリップもの。百人一首やら古今和歌集にも出る歌が使われているので楽しい。短歌が苦手な人でもとっかかりやすいかも。
0255文字
なお
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「こいすてふ」の歌、「恋す蝶」だと思ってました。恋してることに気づく一瞬を、ひらりと舞い上がる蝶に例えたのだと…。この本で勘違いに気づきました(汗) 終盤の畳み掛けるような展開がいいです。一気読みでした。面白かった。
0255文字
桜莉
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女子高生が壬生忠見に恋する話。和歌がたくさん出てくるのが楽しくて、平安の調度品や慣習につっこむ紀伊がおもしろかった。あっさり目な文章で、終盤の展開は途中でなんとなく読めてしまったけど、こんなに古典やら芸術やらに通じてる女子高生を主人公にしたのはあまりないんじゃないかな。
0255文字
はなりん
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女子高生が平安時代にタイムスリップして、三十六歌仙の一人と出会って交流するお話。歌人壬生忠見を知りたくなった。もともと平安ものは大好物なので、楽しかった。紀伊ちゃんと壬生さんが書いた屏風絵が見たい!
0255文字
おくら
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ネタバレ平安×タイムスリップもの。最初は紀伊の心の声が馴染めなかったけどだんだんなれてきてからは気にならなくなった。一応ハッピーエンドという事で良かった。
0255文字
ゴマ
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面白かった。あとがきで土屋さんが書いていたけれど、「本を読んでいて周囲の情報が消えて活字だけが世界の全てになってしまうような本に出会いたい」ほんと、そうおもいます。これからも、そんな本を沢山書いて下さい。作者の名前を確認せずによみました。男性だったんですね。ちょっと、バタバタ感はあったけど、面白かった。漫画で読んでみたいです。
0255文字
よっち
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絵の分野で神童ともてはやされたのも今は昔、ただのひねくれ女子高生になり果てていた御厨紀伊。そんな紀伊が平安時代へタイムスリップ、そこで三十六歌仙の一人壬生忠見と出会う物語。ひとつの絵によって繋がった現代と平安時代へのタイムスリップ、友人にそっくりな先祖の時姫とぶっきらぼうだけれど優しい忠見との出会い。絵を描くことに素直に向き合えなくなっていた紀伊が忠見の存在をきっかけに変わり、その未来も変えてゆく展開はいろいろあっさりというかやや荒削りな部分もありましたが、描かれたそのひたむきな想いは悪くなかったです。
0255文字
由貴
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何故だかあまりのめり込めず。ラストはこの手のトリップものの定番の終わりだと思うけど、でも別人だよね?ってどうしても思ってしまうのであまり好きではない
0255文字
taraconic
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まるで古文の先生が生徒に古文の楽しさを教えるために書いたような優しい小説でした。終わり方も綺麗でしばらく余韻に浸りたいと思います。
0255文字
有子
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とても良かった!かつて神童と言われた絵描きだった御厨紀伊が、平安時代にタイムスリップして歌人の壬生忠見と恋をするお話。現代との感覚の違いや紀伊のちょっとひねくれた感性が面白くて、登場する人物や歌も割と馴染みのあるものだったこともあり楽しく読めました。私なんかには無理と自分を卑下していた彼女が、歌合で忠見の恋歌を受けて絵を描いたのは最高でしたね。歌や絵から溢れんばかりの想いと情景が伝わってきて心が震えた。電車を乗り過ごすことこそなかったけれど、夢中になっていつの間にか読み終わっていた大好きな1冊です。
0255文字
梓月
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面白かったんだけど……めっちゃ気になったのが、壬生さんの一人称は「俺」なの?「わし」なの??公私で使い分けてるのかと思いきやそうでもなさそうだし……。とか思ったけど、自分自身も私だのうちだの割と気にせず使ってるからそんなものなのかな。あと、冒頭で藤田さんが「兄は留学先で亡くなった」ってあったけど、ラストでは生きてるし……もしかして、藤田さんの兄は二人いたとか?それか、壬生さんの運命が変わったからそのあたりも変わったとか?良いな、と思うだけに細かいところが気になる作品でした。
0255文字
スズ
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平安時代にタイムスリップした絵が得意な女子高生の御厨紀伊は、夜盗に襲われた際に検非違使の壬生忠見に救われる。友人となった藤原時姫と共に巨勢相覧の元で絵を学びながら、壬生との日々を過ごす紀伊だが、壬生は天皇主催の歌合で敗北し悶死する運命にあり…。紀伊と壬生がゆっくりと惹かれあっていく様子が素敵で、壬生と共に歌を詠った場面が印象的。壬生の歌を通して、紀伊の心に桜や紅葉等の美しい風景が広がり、それが儚くて、切なくて、魅了されてしまった。紀伊の壬生への恋心が溢れ出した場面では、彼女の優しさと眩しさに心が満たされた
0255文字
詩槻
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ネタバレ最初は紀伊の性格が卑屈過ぎてイライラしましたが、話が進むに連れて慣れてきたというかwあーこういう予防線の引き方わかるなー思ってしまい凄く女子高生らしい人間らしいなと好印象になりました。最後のこひすてふの辺りは何故だか泣けてきてしまいました。藤田さんのお兄さんのところはある程度読めていましたので、ラストは、よし!!と思いました。完全な悲恋にならなくてよかった…
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moyu
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こひすてふ。絵師と三十六歌仙の時を超えた恋。あなたが好きだから、生きていてほしい。若干ご都合主義なところもあるけど、この話好きだわ。ただのひねくれた女子高生かと思いきや、紀伊、根性あるよね。現代ならなんとかなっても、医療技術が発達していない時代の呪詛はおそろしい。心が弱ってるところに、病気までしたら…というところ。
0255文字
あゆみ
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★★★☆☆ ひねくれ女子高生な紀伊の個性的なキャラがとてもおもしろく魅力的。藤田遥が「兄ちゃんは留学先で死んじゃってる」と冒頭で発言していたのに、紀伊が2度目のタイムスリップから戻ってきた後に生きてる設定に変わっていたのが、結末で壬生忠見そっくりの兄の登場を書きたいがための変更に思えて納得がいかない。
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める@天邪鬼
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ちょっと口の悪い今どきの女子高生。怠け者の神童はご多分に洩れずただの人になっていた。逃げ癖と怠け癖を友として。 でもよく分からないきっかけで吹っ飛ばされた平安時代で、何かを取り戻して現代に帰ってきた。平安時代に飛ばされても口の悪い所が変わらないどころか自分を失わない紀伊が面白い。 クライマックスはこちらもドキドキ泣きそうになったよ。博物館から飛び出して、雨の中一緒になって走ったよ。女子高生に戻らせてくれてありがとう。
0255文字
HANA
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小さなころ、天才と言われていた少女があるきっかけで平安時代へタイムスリップし壬生忠見とすごす話。主人公のキャラクターがなかなか個性的だったおかげか、重くなりすぎることもなく展開されていく話は面白かった。
0255文字
KOSSY
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表紙につられて購入。ひねくれ女子高生がふとした瞬間に平安時代に飛んで、絵師として上達し、壬生忠見の歌に合わせた屏風絵を描き、2人は恋におちていく。初めは主人公の女の子が好きじゃなかったけれど、話の過程や終わり方は面白かった。知っている百人一首の歌もあったし、歌の歴史も興味深かったし。面白かったけれど、どうしても作者の文章に目が行ってしまう…。これがデビュー作のようなので、今後に期待します!
0255文字
佐島楓
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ひねくれ女子高生が平安時代にタイムスリップしてしまう物語。このひねくれ具合が鬱陶しいくらいなのだけれど、だんだんとそれが味になってくるから不思議。絵の才能が思わぬところで役立ったという設定も面白い。物語が終わるところから始まる恋も、ベタでいいなあ。
0255文字
yan
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久々に感想に困る本だった(爆)読んでいて何か物足りなさを感じた。平安初期(「源氏物語」成立以前)にタイムスリップし、壬生忠見と出会うとか…。あまり扱ってない時代だし、和歌、大和絵そして当時の「呪詛」に対する考え方など読んでて興味の湧きそうな感じだったのに。一言「惜しい!」が出た話だった。
0255文字
45りん
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うーん・・想像してた内容とは違ってた。
0255文字
ちり
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ネタバレかつて天才と呼ばれた画家少女が平安時代にタイムトリップし過去を変えようと奮闘する話。おもしろかった!紀伊の性格好きだなあ。タイムトリップは1回限定じゃなく後悔したら起こるんですね。壬生のぶっきらぼうな優しさがいい。いつ紀伊が恋に落ちたか分からなかったんですけどゆっくり、日々の積み重ねだったのかな?藤田さんに兄がいることが後半で思い至り、もしや…と思ったらドンピシャ。あの後の話を読みたかった。記憶はあるのか…?あってもなくても平安時代に残した壬生のことを思うと辛いものが…
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はこ・
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110
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