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エコノミックス――マンガで読む経済の歴史

感想・レビュー
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ふかわ
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ズバリ良書。副題の「マンガで読む経済の歴史」が示す通り、時代が進むにつれて経済学がどのように変わっていったのか分かりやすく説明されている。最後に、筆者の考える経済政策が挙げられているのもよい。
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takao
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ふむ
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そろけん
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歴史というレールの上に経済を語っているマンガです。マンガとは言えそこら辺にある経済学の本よりも非常に中身の濃ゆい内容。アダムスミスの「見えざる手」といえば資本経済を分かったように見せることは出来る。ただ大半の人は本質を理解出来ていないだろう。本書ではスミスが残したその他の数々の言葉を引用して歴史と紐付けられておりスミスが何を伝えたかったのかが良く分かる。学校の教本としても使って欲しい超オススメの本です。
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Pochi
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前半は世界の経済史、後半はアメリカ中心。すごい情報量だ。これが漫画じゃなかったら最後まで読めたかどうか。とてもわかりやすい。読んでいると、今の日本の経済はだいぶ良くないじゃないかと思えてくる。私たちは変えることができるんだろうか。「忘れちゃいけないのは、僕たちは社会を変えられるってことだ。法律の強制力だけで社会が作られていくんじゃない」
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千利休
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途中までに。ふつうに勉強になっちゃうよ。
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時雨
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訳本は2017年、原著は2012年刊行。本書は17~21世紀の経済史を「経済取引の中に存在する力関係」(10頁)に注目しながら追っていく。原題『ECONOMIX』が仄めかすように、純粋な経済分析や思想の解説に充てられた箇所はそう多くなく、特に3章(南北戦争終結)以降は「米国人視点で評価する米国経済史」としても読めるほど、歴代政権の経済政策についての叙述が多い。これは「すべてが経済に関わりがあり、経済はすべてのことに関わる」という著者の持論を反映したもので支持できる一方、経済を論じる難しさの現れでもあろう。
時雨

公正と再分配を重視していて新自由主義にも共産主義にも懐疑的。ナレーターを務める著者が政治的スタンスを結構明け透けに示してるのも、向こうの流儀だなあとしみじみ。歴史パートは高校世界史程度の近現代史の知識があれば読解にそう困らないんじゃないかと思う。日本人視点ではどうしても外交分野で歴代大統領を意識することが多いので、彼らの内政に対する米国人の評価を見聞きするのは新鮮。棍棒外交で知られるセオドア・ルーズヴェルトの反トラストの態度が、ニューディール政策のF・ルーズヴェルトと並んで著者の高評価を得ていたりとか。

02/22 01:24
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井上裕紀男
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今起きている問題やずっと解決していない問題も、本書のように経済を軸に見ていくと少しすっきりします。しかも漫画で読めるから更に素敵じゃないですか。 なんだかんだ言ってもお金は大切で、世の中の争いも経済がうまく回らないと増えていく。日本のリーダー達の舵取りも、「この時のリーダーと同じじゃない?」と思って読んでしまい、ちょっと不安になる時も。学生時代は不勉強で経済学がちんぷんかんぷん、本書を読んでからなら良かったなと今更思う次第です。 索引あり、用語集あり、参考文献あるしと、至れり尽くせりで、何度も読めます。
0255文字
アラスカ
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すごくわかりやすい。コミックの絵が素朴な分、内容に集中できる。そしてアメリカ人だからこそ、なぜ日本は中国侵略に走り第二次大戦に向かっていったか、経済の面から単純明快にさくっと解説してある。そうだったのか~。
0255文字
aotake_1103
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歴史の流れに沿って経済を学ぶことができる。 レーガノミクスやニューディール政策などの政策へ著者独自の見解で書かれており、一般的な見方と異なる見方を知ることができた。
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1959のコールマン
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☆5。ヤニス・ヴァルファキスの新刊を読む前に、改めて再読。やはり名著、いい本だ。経済の入門書だが、経済学の入門書じゃない。しいて言うなら経済史の本だが、タイトルがECONOMICSじゃなくてECONOMIXになっているところがミソ。主流派経済学じゃないぞ、とタイトルから示している。「現実離れした単純な仮定に基づいているという点で、新古典派も古典派と同じだ」p71と、主流派経済学に対して手厳しい。加えて、非主流派の経済学を紹介。ダイヤモンドの価格に関してデビアス社を出して説明している。
1959のコールマン

「純粋な経済分析の本では扱われないテーマも含まれている。すべてが経済に関わりがあり、経済はすべてのことに関わるからだ。なかでも重要なのは経済取引の中に存在する力関係だ。その力が経済をどう動かしているかを語らずに、経済を説明することはできない、僕はそう思う。それは金が政治をどう動かすのかを語らずに政治を語るようなもの」p10。

07/18 19:31
1959のコールマン

「スタグフレーションはこんな風にも説明できる。物価高を引き起こしたのは、皆の期待、つまり予想である、と」p165。 「忘れないでほしい。ミクロ経済学の仮定は想像上の理想の世界だ。だから現実の世界を説明するには、こころもとない。しかし、主流派の経済学者の多くは、それを忘れていた」p166

07/18 19:32
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コウメ
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経済=歴史、歴史=経済ということがつかんだ。この本は著者がナレーターを務めていて面白い!!「重農主義者」お金は貯めていてもダメで、血液のように循環することがよいのではないのか、その自然な循環を法律、関税、規則が妨げてるのではないかということでレッセ・フィール(自由放任)資本主義「国富論」アダム・スミスが登場!!富を生む資源は分業ではないか、1人で最後までクギを作るは大変だけど、皆で分担すれば簡単だ〜。例えばパン屋さんはパンを焼いてるが自分のために焼いている。小麦を作る人も自分のため、あら不思議(?_?)
コウメ

産業革命が起こった。イギリスでは石炭に目をつけこれを有効活用(蒸気機関)これによって人々は裕福になったと思いきや、人件費がかからなくて良かったがその人達はどうする?クビだ!せっかく蒸気機関を利用して大量生産しても消費者がいなければ、儲からない。好況、恐慌、の繰り返し。大量生産した織物国内では売れないどうしよう!と考えて思い着いたのが外国への輸出!!!

04/15 18:01
コウメ

結論!!金、命、土地も有限仲良く使いましょう。(綺麗事)面白いから読んで見て下さい。

04/15 18:12
4件のコメントを全て見る
0255文字
コウメ
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当たり!ぜひ読んで欲しい1冊、経済がすごく興味((o(´。›ω‹。`)o))
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1959のコールマン
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☆5。良書である。経済学について学びたいと思ったらこの本。
1959のコールマン

訂正。経済学→経済。

12/10 17:06
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nooble
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「知的でない人間ほど知的に見せかけるために知的な印象を与える言葉を使いたがるとしたら、この本に含めざるを得なかった多くの経済専門用語は、いったい今まで、どれだけ一般人を煙に巻いてきたか?」(p.306)
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そらほし
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経済を歴史と紐付けてわかりやすく解説している。この本を読んで「人間は歴史から何も学ばない」ということを痛感した。現在世界で起こっている問題もかつて人類が経験してきたことの延長線上にある。じゃあ我々はもうその問題にたいする答えを知っているのでは?と思ってしまうが、知っていても実際にそれが実行されるとは限らない。絶望的な状況の中でも、それでも未来を変えるために一人ひとりの行動が不可欠だと著者は述べる。経済に関する本という枠を超え、自分がより良い未来のためにどのような選択をするべきか考えるきっかけにもなる良書。
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KAZOO
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経済の状況を1820年頃のアダム・スミスの理論から始めてそれを現実の経済状況などと照らしあわせて、現在までをマンガで説明してくれて非常にわかりやすい気がしました。ただ書かれている人がアメリカ人なのでアメリカ経済が中心となっています。このような教科書でまず高校時代に一通り勉強すると経済学に興味を持っていくのではないかと思われます。
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Wisteria
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マンガだからとナメてた。盛り沢山で頭に入り切らない。入門書としてはすごくいいと思う。
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Ajin
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経済の歴史の流れが漫画形式。これまで経済学とか全くやっていなかったので、流れをつかむのにはわかりやすくて良かった気がする。訳本なので、米国経済状況が主語の話が多い。
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東田正平
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とてつもなく分かりやすい経済史の本。いかに人類が経済の仕組みに四苦八苦し発展させてきたのか、そして主に金融の分野でいかに限界を迎えてきているのかが、漫画という形で(それでも流石に文は多いが)面白く理解させてくれる。富裕層と他大多数との格差が大きな問題となる中、本書の内容を大多数が知ることができれば、まったく違う社会が作れるのではないかと夢想する。知の偉大さを考えさせられた。ぜひ多くの人に読んでもらいたい。
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かじやん0514
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面白かった。マルクスの評価とか、80年代以降の世界経済のいわゆる金融化をどう見るかなど、疑問はあるが。
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よしはし
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歴史や制度を知ることは大切だと改めて感じた。 また、経済学とは科学などのようなナチュラルサイエンスではなく、現実の社会や人間を視野に入れたモラルサイエンスであることも忘れてはならない。 周りの人に勧めたいと思えた本であった。
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カワウソさん
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全体の経済史、ならびにアメリカの経済史についてまとめられたマンガである。これを読むと改めて歴史は「ストーリー」であると実感させられる。そして、ふと「自分の生きている日本の経済の歴史はどうなっているんだろう…」と興味を持たされた。今後の楽しみが増えました。
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Daigo
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経済の仕組みが、人類が試行錯誤したうえで成り立ってきたことがよく分かる。これだけ偉大な人たちが散々考えきたが、完成形と呼べるものはない。結局誰も正解を知らないし、そもそもないのかもしれない。だからこそ、自分で調べて今を考える力が必要なんだと痛感。
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エリナ松岡
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ハフポストで紹介というか絶賛に近い記事があったので、ちょっと読んでみました。本書の冒頭でも触れているとおり、経済史がメインではあるものの結構政治的で、具体的にはリベラル寄りの主張が強いと思います。その辺りを承知の上であれば万人にお薦めできる力作で、マンガとあなどるなかれ、かなりの情報をぎゅうぎゅうに詰めてあります。ただ、逆に言えばストーリー展開が急で、個々の出来事についてはさわりだけなため、著者の目論見どおり?記載の参考文献を1つずつ読んでいくことでこの食い足りなさを解消して行く必要がありそうです。
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tdaiki
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アダム・スミスのいわゆる「神の見えざる手」理論にまつわる誤解(「とにかく自由市場が最高なんや!」的なネオリベの主張)を解くのが主題の本。 経済史を中心に、歴史の勉強にもなった。 例えば、イギリスの保護貿易→ボストン茶会事件→アメリカ独立戦争 という流れの説明は、なるほど納得した。
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たんたん麺
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解決の鍵を握るのは、民主主義だ。皆がみな同じ意見に同意するためじゃない。様々な意見があるからこそ、解決の道がある。経済のシステムのゆがみを正すには、僕たちひとりひとりが経済に何を求めているかを、考えなくちゃいけない。どんな風に働きたいのか?どんな生活がしたいのか?忘れちゃいけないのは僕たちは社会を変えられるってことだ。法律の強制力だけで社会が作られていくんじゃない。僕たちが未来に向かって何をどう決めるかが社会を作っていくんだ。公正な経済を目指して多くの人々が行動を起こし始めている。
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massn
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不合理な経済活動の分析という広大な分野を除けば、アダム・スミス、リカード、ケインズで議論は尽くされている。
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パン太郎
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帯にあるヤマザキマリの「経済の歴史と性質を把握することが、これほどの心強さをもたらすものとは思ってもみなかった」が自分の感想を代弁してくれています。 以前勤めていた会社の出来事がまさにこの中の一事例だったんだと、遅まきながら気づきました。渦中にいたのに解らなかったなんて。
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駒場
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経済史の良質な入門書。著者がアメリカ人であり、且つ近現代の経済潮流を作り出してきたのがアメリカという事実があるから、かなりアメリカにフォーカスされた内容ではあるのだが。アダム・スミスに始まり、産業革命、アメリカに産まれる悪徳資本家、そして二度の大戦の産物『戦時経済体制』と、ケインズ経済の隆盛、ネオリベラリズムの台頭。政府や大企業、大銀行の分までツケを払い続けるアメリカは、世界経済はどこへ行くのだ?と問いを投げて終わる。ストーリーに沿ってユーモラスな絵で理解できるので、高校生にも大学生にもおすすめ
駒場

この著者はどちらかというと、リベラル寄りである。その点を、ちゃんと明記しているのが良い。

08/20 20:38
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河村祐介
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べらぼうに面白い。資本主義経済の誕生から、経済学と実際の歴史をつなぎ合わせて解説する経済学の入門書的なところから、現在の歪んだ自由主義の暗部まで解説するマンガ。これは一家に一冊レベルで選挙時の経済政策の指標にもなるのでは。まぁ、ともかく現政権が経済通だとかそんなことがまやかし以外の何者でもないことはすぐに理解できるかと。
0255文字
taro_45_Ba
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経済学の始まりから、近年のギリシャの財政破綻あたりまでを、歴史的流れでその発生の理由まで分かるようになる良書。経済ニュースの見え方がこれ一冊で大文変わる。 よくある『マンガでわかる○○』シリーズとは違いかなりの質的にも量的にもボリューム感がある本だったので、気軽には読めないかも。(もちろん様々な経済学の原書を読むよりマシだが)
0255文字
garth
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たいへんおもしろい。著者の見解だとほぼリカードとケインズ、フリードマンだけで経済を説明できるということになってしまうので、いろいろ経済学の専門家から文句つけられそうだけど。新自由主義とマルキシズムがいずれもリカードの双子の子供なんだというのはへええである。
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みたらしだんご
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本屋さんのおすすめ棚に置かれていてふと気になって読んでみました。欧〜米の経済の歴史が一続きにぎゅっと凝縮されています。恥ずかしながら日本史選択をしてろくに勉強しておかなかった私には初めて聞く単語ばかりで、到底1度読んだだけでは理解しきれませんでした。。でも著者の方が、多くの人が考え行動すれば変えられる、多くの書を読んで見えてきたことを伝えたい、という動機からこの本ができたことになんだか頭が下がり読む気力も湧きました。これは再読します。政治って、お金って怖いなあ…表現の自由がある国でよかった。
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おおた
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経済はただ理念として存在するのではなく、歴史の中で多くの人が考え関わってきたという当然のことにこの本を読むまで気づけませんでした。わたしの場合、数字が絡むと人との関連性を忘れて数字単体で考えてしまう傾向がある。理念や思想の一つとして人の経済活動があり、様々な歴史の中で政治に利用されたりしながら今日まで続いているというのを改めて認識しました。歴史が好きで経済は苦手という人にはぜひおすすめ。
0255文字
Miwa Uchida
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政治経済の教材用に購入。値段以上の満足感に感動。索引や用語解説、ブックリストも充実。
0255文字
ukmsblue
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経済史(経済思想史というべきか)を大変わかりやすくまとめている。後半はアメリカの話が中心になり、今ひとつよく分からなかったリーマンショックまでの経緯を理解できた。
0255文字
xivia | ゼビア
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経済学は「学」ゆえ,単純な仮定に基づいている.現実の経済を記述することは可能なのか?金融経済と金融業界に興味を持った.
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ざっきい
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ふと目につき読んだ本。2012年出版、タイトルは「economix」で、その名の通り、経済学的な話に周辺要素をミックスしている。経済学の歴史かと思い読むとサブプライムやオキュパイウォールストリートまで出て来て意外、さらに著者の主張が出て来てなお意外な感じがした。言っていることは普通。
0255文字
avo
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Good!
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エコノミックス――マンガで読む経済の歴史評価87感想・レビュー40