形式:新書
出版社:中央公論新社
ひよピパパさん、日本の言いがかりといえば、わたしは、家康が鐘の銘(国家安康)に難癖をつけ、秀頼を開戦に追い込んだ方広寺鐘銘事件を想い出しました――
3章は漢字の「正しい」と「誤差」と「誤字」の話。シナの長い歴史で漢字は多数のバリエーションが生み出され、科挙ですら許容と排除がゆらいできた。科挙で論文の内容だけでなく、文字の些細な違いや書の美しさを評価に加える目的を見失った形骸主義は現代日本に通じる。学校教育で、些細な漢字の表記法の違いをあげつらい、誤りと扱う例は多い。漢字教育する(人の書く漢字に口を出し、矯正する)立場にあるものは、本書の3章を読んで、自分の指導が適切か考えてほしい。
同感。的を射た指摘だと思いました。
あ。いえいえ。なんか変なプレッシャーにしてしまったらすいません。読みたい本は、気が向いたらでいいんですよ。読みたい時が読み時です。はい。
大丈夫。プレッシャーなどないです(笑)。
URLを括弧で区切ってるのに全部がURLと判定されるとか、こんな酷いWebサイト初めて見たよ。
本書を次に読む人へ。「おわりに」を先に読むことをお勧めします。漫筆のような展開の中、全体像がなかなかにつかみにくい1冊だから。読むのに時間がかかりました。
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ひよピパパさん、日本の言いがかりといえば、わたしは、家康が鐘の銘(国家安康)に難癖をつけ、秀頼を開戦に追い込んだ方広寺鐘銘事件を想い出しました――