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愛と子宮に花束を ~夜のオネエサンの母娘論~

感想・レビュー
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ankyh321
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『身体を売ったらサヨウナラ』は、キャバクラやホストの世界の話がメインだったけど、こっちは鈴木涼美の母である灰島カリとの関係性がメインになっている。 2人共、知的であるが故に、凡人には少々難しく感じる理論や文体あり。 文章が『◯◯だったり、✖️✖️だったり、したわけではなく』みたいな文章が多くて、えっ?そうじゃないの?と、肯定文として読んで、実は否定文だったみたいな感じで、読みにくい所もあったかな。
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みなこ
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鈴木涼美さん、podcastが本当に大好きでずーっと聴いてるのと、イベントにも行ったりして悩み相談してもらったこともあり、私の中で「好きな作家」以上の親しみがある。勝手だけど。 特別不幸じゃない、普通の不幸にもどかしさをかんじたり、学歴もあるのに夜の仕事をしたり、もっと世の中のしくみに則って割り切って「幸福」を掴みに行ってもいいのにそうできなかったり、このバランス感覚めちゃわかる!!
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ニコラス@ケンジ
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なるほどね。 「ギフテッド」はこれを読んだ後に 読むべきだったかも。 教育者だけあって母親の言葉がなかなか キレッキレ。 特に焼き芋買いたいと娘が行った時の 言葉には感銘を受けた。 「自分は教育者なのに AV女優を育ててしまった」 っていうような自虐にも思える間接的な 娘弄り?が時折きつい
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おはぎ
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この母娘関係から『ギフテッド』は生まれたんだと思った。もちろんそのままパタンと写し取れるようなものでもないのだけれど、愛憎半ばする複雑な感情、赦しはあったのか…など共有する点が多い。お母さまを亡くされて、なかなか気持ちの整理がつかない部分もあったと思われるが、それを初めての小説という形で昇華しきったことを目の当たりにして凄みを感じた。相変わらずの涼美節が個人的にはとても好き。
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なななん
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エリートもアウトローも様々な人々をウォッチしてきた著者。その著者の親子関係、というか母娘関係を知れる一冊。母は娘の才覚を感じていたんだろうなぁと思う。ゆえにか、危険な領域(母の知らない領域)に引き寄せられていく娘に、不安や苛立ちを感じずにはいられなかったのかな。誇らしくも苛立たしい娘をもった母に感情移入できる自分にも驚いた一冊でした。
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りりぃ
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図書館本。サラッと読んだ。母娘論というよりは友達について書いてる方が多くてちょっと期待外れだったかも。教師と対立するリベラル母は娘の立場からすると頼もしく心強くもあるけれど、相当しんどかっただろうなとも思う。「先生が嫌うものを取り入れるなら、先生がよだれ垂らすくらい好きなものと一緒に取り入れなさいよ。」と言うのはかっこいい。
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あみ
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母と娘の関係をしみじみ考える
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紫呉
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登録するのを忘れていたので。
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Ⓜ︎
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‪「あれもしたいこれも嫌だって言ってるだけの人に世界は耳を傾けてはくれないよ?」私も高校時代、成績トップのギャルを目指してた。好きなことをするならやるべきことをやる。それで大人に文句を言わせない。著者のお母様の教育方針と私のモットーが重なる。‬初めて著者の作品を読んだ私には、全体的に一文が長くて読みづらく疲れてしまった。こういう世界が紛れもなく存在するのだなと社会勉強になった。
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ぽんこ
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なんか、支離滅裂?読みにくい
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Yuuki_Ohmori
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頭からしばらく読み進めてみて、作文の好みが自分と全く合わず、途中飛ばしたりして読んでいたが、完遂できず読むのをやめてしまった。 印象としては、人生経験が多いはずなのに、ステージを移動しても常に暗闇の中、手元のランタンの明かりで半径2mしか見えない世界観で生きているようで、この意識だと、生きづらいだろうなぁと感じました。 女性との会話でなんだか噛み合わなさを感じるのはこういう意識の差なのかもしれない。
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美鈴
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「コンビニ人間」読了時にも思ったが、親子には愛より寛容が大事なのでは。この母親は自分の理想/想いが強すぎて、いわゆる毒親なのではないか。 愛してるけど許さない、って、一番キツイ。
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晴れ女のMoeco
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最終章が濃厚だった。「ルーズソックスの成績優秀者」が、キャバ嬢慶應生、AV女優の東大院生...と、かっこいい。 「女を売っても、女は残り続ける」という彼女のお母様が素敵。 著者の自宅のトイレで、友人たちが妊娠検査薬を使う話もすきだし、「出産を選べた」話もよい。 もし妊娠しても、内定とか合コンとか今の楽しい生活を諦められないだと、とても正直で良い。電車の中での子どもの泣き声が苦手とか、私みたいな子ども嫌いがいたかとほっとする。 母から子どもへの愛情を知ると、子どもに寛容になれるというのもよいな。
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pochi
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母娘の関係というのは不思議なものだと思います。 以前に比べて自分を客観視するような内容になったんでしょうか。その育ちは必然的に語られることになるわけで主張の強い者同士の関係は読んでいる分には面白いけど、もう少し素直な関係を築けないものかと思ってしまうわけで。
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saph
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筆者のお母さんの言葉が、頭の良さと愛に溢れてていちいちカッコよくて痺れた。彼女が書きたいと言っていた、娘を育てたことへの反省の本を実際に書いていたら、どんなものだったんだろう。そこに書かれたかもしれない言葉を、もっと知りたい。
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FuSa
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この母娘、ホント強烈。でもちょっと羨ましい。思えば私は母親とこんな明け透けな会話したことないな。
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hiratax
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この文体ってどう作り出されたのだろう。
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ch1_mimic
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親子。最も近く、最も遠い関係性。母と娘を、父と息子より何だか複雑に感じてしまうのは私が娘であり、また母であるからなのか。 娘にどんなに母の思う幸せを語っても、最後に歩き出すのは娘自身で、真逆の道を進むこともある。それでも、根底にある自分の芯のようなものに、確実に母の言葉は存在し、囁き続ける。 親の愛の無力さと、しかし最後の命綱にもなりうる力強さ、両方を感じる事ができた一冊。かつて娘だった貴方に、母となった貴方にオススメ。
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ん。
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母のエキセントリックさに対抗心燃やすも、娘は凡庸な人間。変人を装っているのが丸分かりな経歴やら文体が、ひたすら痛い。亡くなった母も、これじゃ浮かばれないわ。英語喋れるといってる割りに、「セレブ」をお金持ちの意味で使ってる(しかも、複数回)し。自己申告が多い人なのだろうか?
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りょう
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このひとの、妙にごちゃごちゃ、理屈っぽくておもしろいところは、お母様からなんだなあって思う。お母様がなくなったことから、書いた文章が中心。
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n75
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よくある風俗系の人の独白ぽいやつかなと思っていたんだけどなかなか変わった経歴の方だとこの本で知りました。パンチある見た目で新聞記者をされていたとかで面白い人そうだったけど、この本自体はなんかわざと?小難しい、周りくどい文言で頭よさそうに書いている感じがして、あんまり内容が入ってこなかった。お母さんとの確執系の話はよくあるけどお母さん自身が大変賢い方なので、他の毒親とかとは一味違うところはよかったです。表紙写真の方が著者なのかと思っていたけど後から調べたら違う人みたいで…でした。
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海戸 波斗
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著者のヒストリー、出木杉君のご両親、特に母との葛藤がよくある感じ。お互い好きなんだけど近くって嫌い?親子なのに分かり合えないって普通じゃん。ご興味のある方はお好きでしょう、だって翻訳家の母と私立小学校に入れちゃえる財力の大学教授の父そして、慶応東大院卒の肩書を持ち、日経でしょそして、ギャルの仲間がいて、アダルトやってましたって本書いて良し。印税受け取れ。
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むさみか
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うまくいかなくても 利用されても 嘘をついても 愛が重くても それがその母子 そんな 考えさせられる話の間に 愚かにも思える 夜の世界の男女模様が 深く浅く読める 面白かったです
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MACHI
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なんだろう、この人の他の著書を読んだときの高揚感と羨望感が、今回は一切感じなかった。昔や友達のエピソードを言葉をひねくり回してそれっぽく表現してるだけに思えて冷めた気持ちで読んだ。でも、ときどきお母さんのハッとするような素敵な言葉が出てきて、最後まで一気読みしてしまった。
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JunTHR
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前作『身体を売ったらサヨウナラ 夜のオネエサンの愛と幸福論』でも強烈な印象を残していた著者の母親。その母との関係を軸に、著者の周りの「夜のオネエサン」たちの例も交え、類を見ない独特の文体で語られる母娘論、めちゃくちゃ面白いー!各章タイトル、注に至るまで面白ーい! 親子関係や過去や曝け出すのには文筆家としては覚悟のいることだろうと思うのだが、そんなことは微塵も感じさせない文体。唯一無二。 終章「ミックスコーデの弔い」は名篇だ。 「否定しながら愛し、愛しながら許さないというのが、母の一貫した態度であった」
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