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その絆は対角線 (日曜は憧れの国) (創元推理文庫)

感想・レビュー
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0129
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ネタバレ冒頭の千鶴の独白から不穏な雰囲気が漂ってて焦った。笑 言われてみれば千鶴と真紀ってそんなに喋ってなかったかも。 着地点がすごくよかった。 「胎土の時期を過ぎても」がいちばん好きかな。「意味と価値が合致してることが本物の条件」はもう共感しかなかった。 ちょっと高いレストランでも美味しかったら、「あー美味しかったー!」なんだけど、満足しなかったら「ちょっと高かったな…」ってなる(そういう意味じゃないんかな?笑)。 また4人に会いたいけどもう続編は無いのかな?大人になった4人が集うお話も読んでみたい。
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ちかぽん
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カルチャースクールのお試しチケットを通じて知り合った4人の中学生。 様々な 小さなきっかけをもとに4人が考えて真実を見つけ出す物語。 中学生の頃が1番精神的にキツくて圧がかかる時代の様な気がする。 日曜日のカルチャーセンターでのしがらみのない付き合いがとても心地よいのだ
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Theodore
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シリーズ2作目。全5話で構成。今作もあまりミステリーという感じではない。特に1話目なんて謎らしい謎も全くなくただの青春ものに成り下がっている感はある。個人的に気になったのは4話に出てくる小説「巨人の標本」。粗筋的にはよくあるSF系ファンタジーなのだが、この作品のどういった部分がベテラン編集者の心を射止めたのか、実際に読んで確かめてみたくなった。ストーリー的には2話と4話が好み。3話目は今ひとつ共感できなかった。
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n_2_d_6_m_0_p_1
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主人公4人という形をとっていても、公子の探偵役としてのスペックと、真紀の助手および狂言回しとしての収まりが良すぎるので、話を重ねるごとに扱いに差をつけざるを得なくなっていて、この辺が潮時といえば潮時。ラスボス?である講師と千鶴母の描き方だけ敵・愚者として類型的過ぎたのも気になった。
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Tom
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中学生4人組の日常ミステリという設定から娘(今年から中学生)にフィットするかな…と思って前作を読んでみたら自分としても想像以上に面白くて、なおかつ娘も気に入ったようなので、続編へ。 これも本当に面白い。性格が異なる4人組それぞれに生き方に対する考えがあって、大人が見てもしっかりと刺さる内容。年齢的に理想と現実の境界線を知りつつも、興ざめな感じだけでは終わらずに、自分の強みを活かしつつ前へ進むことの大切さを教えてくれる。この世代にはぜひ読んでほしい一冊。
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ばいそん
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ネタバレ中学生にして自らの生存戦略に悩まされたり、人との接し方にこんなにも気を配るというのは現実では中々ないよな〜〜と思う一方で、このテーマをキャラの適齢期(大学生くらい?)でやってしまうとそれはそれで現実感が強すぎて読み心地が違ってしまうと思うので、あえてこのテーマを中学生のキャラクターで扱うことで作者の伝えたいことが読み手にストレートに伝わるんじゃないかと思った。将来の生き方とかに悩んでない人は中学生がこんなこと考えるか!と思ってしまうかもしれないけれど
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ベーグル
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★★★★☆
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Mi疑
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前作から登場キャラクターに愛着があるので今作で成長を感じられて嬉しかった。明確にお互いを苦手だとか嫌いという表現が出てきたりして良かった。
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DSCH
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女子中学生が主要登場人物の青春ミステリという紹介だが、女子中学生の思考とはかけ離れているように感じ、違和感が大きい。昭和の香り漂う雰囲気でやや説教臭く、小中学校の道徳の教科書に出てきたような話である。また、債権整理といったあまり聞き慣れない言葉も違和感を感じた。普通、債務整理では。カルチャーセンターに通い詰める女子中学生という設定も無理矢理感がある。
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akogoma@灯れ松明の火@SR推進委員会
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ネタバレシリーズ2作目。なのだが、、、設定の齟齬というか、どう考えても四人が中学生というのはあり得ない。高校生、いや下手すると大学生でもいいくらい。だいたい義務教育の子どもがカルチャーセンターを受講するという発想からして。。。一作目のような「夏休みの体験」くらいならまだわかるが。筆者は相当頭の良い方のようだし、身近にそういう人しかいなかったのかなと思ってしまう。
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ずん
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四ツ谷のカルチャーセンターでたまたま会った、中学二年生の子たち。センターの講座を受ける中で仲がいいとは言えないまでも、同年代ということで色々話をしだし、身近に発生した日常のミステリを推理していく。4人の関係性が前作よりもしっかり掘り下げられている感があるのと、どの世代でも悩みというものはあるよなぁ・・・と。ラストはそういう結末に持っていったのね。という驚き。
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staph.
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全五章。 『日曜は憧れの国』で知り合った四人のその後。 今回は物語というより内面に重点を置いている感じ。 タッグばっかりで動いていて作品の良い所が軒並み死んでる。前巻で読んでいて楽しかった・読みたかった「四人揃って」という趣とは離れた残念作品。 最終章の結末も「最初から狙ってました」みたいな感じがあって違うと思ったし、苦い四人の前巻のイメージに合わない。あの講師がいない分だけ他に余力が欲しかった。 小説書きが題材になった章も前巻の絵描きと被ってしまって弱い。
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むっち
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図書館で借りたが、続きものだった。やけに大人びた女子中学生たち。将来に対する悩みはこれから。
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それひら
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1作目の下地があったからか、気が付くとこの少女らに愛着が湧いていて微笑ましく読み進められた。空気読みで引っ込み思案な千鶴が声を大きくする様と、でもどこか浮いていてズレたようなところが可愛らしい。続編出るなら読みたいなあ
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bvbo
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シリーズ2作目。続きだけあって、前より4人の仲に踏み込んだ感じ。公子は目指す先が見つかったのはいいけど、そんな才能を知ってしまったら辛いなあ。あと、エリカ先生の件は…中学生にはさらにショックだよなー。数年後のみんなとか見てみたい。
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coco夏ko10角
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第2弾。カルチャーセンターで出会った4人の女子中学生。「ずーっと一緒!ずっと仲良し!」みたいなベタベタがないのがいい。いつかは全く会わなくなるんだろうけどそれはまあ今じゃなくてもいいよね、ぐらいの感じ。お話は『巨人の標本』がよかった。
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cinos
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カルチャーセンターで出会った4人の女の子たちの距離感とか悩みとかを描きながら日常の謎をからめた青春ミステリです。「巨人の標本」が小説を書こうとする人には刺さる内容です。
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geshi
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前作を読んだのがだいぶ前なので4人のキャラクターを忘れたまま読んでしまった。ゆるやかな繋がりを持つ少女達の関係性が時に危うく時に近づき、葛藤しながら成長していく様子がセンシティブに描かれるジュブナイル寄りのミステリ。謎解きは主眼ではなく、それを通じて彼女たちが学びとるものを重視している。オッサンが読むと青さに気恥ずかしくなりつつも、自分の才能が本物か偽物かの不安や才能を持つ者への憧憬と絶望をストレートに見せてくるので、遠い目になりながら見守っている感じ。
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DSSD
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☆☆☆☆★
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藤宮はな
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今回も日常の謎。テーマは本物とは、みたいな内容だった。結構、小説の創作講座の所は考えさせられるし、色々それぞれの思いも見えて来て、内面にグッと踏み込んだかなって展開。今回は喧嘩もあるし、よりキャラの魅力と言うか個性が前面に出ているかもしれない。
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ヒロ
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Mより。カルチャーセンターで出会った4人の女子中学生の続編。それぞれのちょっとした成長とドラマティックでないが穏やかに育まれる緩やかな友情が日常の謎とともに描かれる。傷つきやすくて、でもしなやかで。若いっていいなあ・・。
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hukuro_hanao
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前回とは少し違った組み合わせで綴られる謎と少女たちの成長。個人的には表題にもある千鶴と真紀の対角線の関係性が好み。
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大葺道生
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この巻のエピソードはどれも面白いなあ。最初の2つとかはほとんどミステリじゃない気がするけど、1巻であまり描かれなかった組み合わせで話が書かれてて面白かった。まあ今作を読むまでその不均衡さにはあんまり目がいってなかったけど。今のところ未収録の話はないみたいだけど、このシリーズまだ読みたいね。マキと千鶴の組み合わせが一番好きです。マナー講師というと近年ネット上なんかでは虚礼として批判されている印象が強いんだけど、あえてこういうマナー講師とインターネット文化のコンフリクトみたいな内容にしたのかな。
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まやちょん
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よい言葉を頂きました
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ササキアンヨ
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ネタバレエリカ先生がまさかの・・・でびっくり。ルー大柴かよとか思ってたら。巨人の標本の話は胸にくるものがある。センスの有無ってのは何より残酷だ。
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なにぬねのんたん(*^_^*)
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どうも千鶴は好きじゃないんだよね。でもまぁサラッと読めて、面白かったです。
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くうた
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JC校外学習ミステリー第2弾。今回は人間関係に踏み込んだ4人の成長物語でもありました。作者不明の絶賛原稿が見つかる「巨人の標本」が面白かった〜なんでこの書名?って理由が楽しいのなんの^ ^ 創元のライトミステリー良いね!JC素直でカワイイなぁ
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shizuca
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対角線上にいる普段はペアになることのない二人がペアになることで互いの新たな一面を知る話。短編なんだけどすべてにエリカが登場して、なぜこんなにもエリカが?という謎はラストにストンと納得する一冊でした。エリカの口調がルー大柴にしか思えなくてなんでこんな喋り方なのかと思っていたらラストの謎解きにかかわってくるからだったのかな。
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まじょ。
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シリーズ第2弾。「かくも長き別れ」は悪くなかったが、全体的にあまり楽しめなかった。彼女たちを等身大のまま受け止められる中学生が読むのがベストなのでしょう。彼女たちの悩みや行動を楽しく読むのは私には難しかった。特に表題作「その絆は対角線」。それにしてもこの4人仲悪いなあ(笑)なんだかんだ言いつつもリスペクトし合っている…ようには読めませんでした
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くろねこ
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なんでわたしこれ2巻目も買ったんだろう?って疑問に思うくらい楽しめなかった? 前巻の感想を見るとキャラは誰も魅力を感じなかったけど、嫌いじゃない。って書いてるんだけど、今作は結構はっきり誰も好きじゃないんだけどw 特に真紀がキライ。 というか前巻で仲良くなったのかと思いきや、また今回でも結構お互いマウンティングすごくて、なぜそこまでしてつるまなきゃいけないのかが謎。もう仲悪いっていうか合わないよねキミたちっていう。。
くろねこ

そうやって仲を深めてく、みたいなのが大筋なのかもだけど、初めにこんだけお互い否定しあってたらまず無理だろうし、そもそもなんでこの4人の関係をみんながそんなに続けたいと思ってるのかが全然わからない? 続きは出てももう読まないなー。

11/25 20:23
0255文字
ひゃく
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あまりミステリ!って感じではなかった気がする。
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YH
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うーん、ちょっと微妙。最終話、エリカ先生の嘘を見破るなど、一人の人生を左右する発言を恣意的にした三方。どんな大人になるかと思うとちょっと怖い。巨人はちょっと響に似ていたのとその小説自体がNO9っぽくてそんなに目新しく感じずに残念。
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ふぃすか
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かつての記憶を掘り起こす形でしか寄り添えなくなってしまった皆の葛藤。青春である。「その絆は対角線」説得は難しい。誰がやるかは重要ですよね。「愛しき仲にも礼儀あり?」形式は形骸化するからなぁ。よかれと思ってっつっても思ってるのは相手じゃなくて自分なわけだが。「胎土の地粋を過ぎても」結局のところ対外的な真贋を決めるのは当人じゃなくて他人なのでしょう(心の内は別) 「巨人の標本」天然はメソッドの埒外で生きてるからなぁ。張り合っちゃいけない。「かくも長き別れ」過去の不遇はともかくそれを免罪符にしちゃいけませんな。
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森
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◼️青春+日常の謎で私の好みかなーと手に取ったら第2作だったのね。◼️キャラ分けをセリフの言葉遣いに頼りすぎててちょっと鬱陶しかった。あんなに濃くしないと人物分けが見えてこないんだろうか?◼️二作目を先に読んでしまったから第一作も読まなきゃな、でもちょっと先になるかもな、という感じ。
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marcussc4
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ネタバレ4人の微妙な関係にテコ入れする感じの本作。まずは千鶴と真紀から。性格が真逆な2人がギクシャクしながら、千鶴は正攻法で真紀を自分の懐の片隅に居場所を与えた感じ。真紀は上から、ほんの少し上から目線に… 自分の優位性を意識した立ち位置はそのままです。そんな2人を外野で観察するのは公子。不器用ですが手腕を発揮します。桃は家の事情から4人の関係を絶とうとします… 今作、謎の人物エリカが登場、4人が彼女の生き方に憧れを抱きます。しかし現実は… そう世の中甘くないんだよ… といった教訓でした。自然な関係が一番ですね。
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barcarola
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4人の性格・関係がしっかりと出来上がってきて読みどころの1つとなっている。面白かった。このシリーズ、もっと読んでみたいものだ。
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@
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キートン
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ネタバレカルチャースクールを舞台にした青春系ミステリー、まさか続編を読むことができるとは。 前回に比べると、4人の距離感が縮まっては来たけれど、そのおかげで相手の「イヤな部分」が目について、衝突の原因になったり、自分自身を変えたいと思っても、容姿・知識・育ち・環境等々、変わることのできない現実と、全作よりも青春系のエピソードが深くなったように感じ、やっぱりこの作品は面白いと再確認。 全部のエピソードの感想を書きたいけれど、長くなりそうなので心で思っとくだけにしよう。 コメント欄に続き。
キートン

「欠点のない人間などいない、他人の欠点ばかりを探していたら、友人という者は存在しない」。 他の3人の違いを受け入れて、自分自身の全てを受け入れて、本当の友人になってくれると信じつつ読了。続編も期待。

06/17 22:28
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ほたる
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カルチャーセンターに通う青春ミステリー第2弾。前作は4人の関係がギスギスした感じがしたけど、今回は互いのことを認め合っているような気がした。「その絆は対角線」からの「胎土の時期を過ぎても」の流れが良かった。千鶴と真紀、桃と公子の対角線の絆は深まったのかな。
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八千
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序盤を読んだ段階ではミステリー要素は薄いと思ったが、最終話の結論にはなかなかにやられたので前言撤回。第3話の意表を突く逆転の発想も好き。各話のテーマは決して難しくなく、ジュブナイルとしても通用しそうだが、様々な大人たちとの交流によって成長する少女たちを通じてメッセージがまっすぐに読者へ伝わる。第1話の結論は青春ミステリーでよくぶつかる「謎だけ解いても子供ではそれ以上の事態解決に対して無力である」という問題への一つの解答。第4話の創作への様々な向き合い方は大人になった身にはどうしてもグッと来る。面白かった。
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