形式:文庫
出版社:幻冬舎
形式:単行本
形式:Kindle版
出版社:情報なし
今現在日テレで放送中の『GO HOME』と通じる作品だと感じる。ドラマは身元不明人を調べる旅だけど「その人を調べる」という点で非常に似ている。そしてこのドラマでの主人公は、非常に危うくこの仕事に向いていないなと感じるのだけど、本書を再読すると、アリスもかなり危ういなぁと思った。これは初読時には感じなかったものだな。アリスは、ともすれば火村先生より危うい、というのがここ最近の私のアリスへの感情だ。万が一アリスが火村先生の過去を暴いたとして、それに吞み込まれそうな危うさがある。
しかし、オールドファッションの殺し屋に見えるとか、朝から無駄にセクシーとか、相変わらず火村先生を形容するアリスのこのセンスが好きだよ(笑)。殺し屋に見える大学の先生(しかもイケメン)っておもろすぎるでしょ。こういうとこが好きなのよねぇ。
時事的な内容だったのでアリスと火村が2015年に34歳なことが決まっており、彼らの青春時代も2000年代になってるのがおもろい
大阪、中之島のホテルでスイートに5年住む梨田が死亡、警察は自殺とするがそれに疑問を抱く作家の依頼によりアリスが調査に取り組む。
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