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窓から見える世界の風

感想・レビュー
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oo8wy
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ネタバレ世界のそれぞれの土地に吹く風を描いた本。手軽に「ここ」とは違うどこかに行きたくなったときにおすすめです。いろんな土地で使われている風の名前をみていくと、当たり前だけど、今もその場所では自分達のとは全く違う天気で、それを天気予報が伝えていて、人びとの口の端にのぼっているのだ、ということを感じて、心地のよい不思議さを覚える。
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プンヴァ
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ネタバレ絵がとても良くて、その風を想像しながら読みました。荒天の風が多かったけど、同時に名付けられて生活の一部として存在するものの愛着のようなものも感じました。旅気分も味わえて楽しかったです。
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柚木あんづ🍉
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世界の50の地方風を巡る旅。風の解説と絵と散文と。窓枠を額縁としたnakabanさんの風景画は、その国特有の色や密度、かおりまでが伝わってくるようでした。パラリとページをめくればどこでもドアみたいに(こちらは窓だけど)遠い土地の見えない「風」が吹き抜ける心地よさ。それぞれの風に名前があるのを知ると、住む人々の生活や文化にどんな関わりがあるのか自然と興味が湧いて。(海外の風で聞いたことがあるのは、地中海沿岸部のオラ、アルプス山脈のフェーン、西半球のハリケーンくらいだ…)窓を全開にして読みたくなる一冊です。
yuppi

この本はパラパラめくるだけで風を感じますよね。絵を描いているのは『nakaban』さん。色んな素敵な絵本を出しています。読まれたことなかったら手に取ってみて下さいね。『みなとまちから』『とおいまちのこと』は植田真さんとのコラボ。面白いですよ。

01/12 09:20
柚木あんづ🍉

yuppiさん、こちらにもコメント頂き、ありがとうございます♪風を感じる…、まさに!気持ちの良い一冊でした(^^)nakabanさんの絵をまた拝見したかったので、おすすめして頂いて嬉しいです♡早速探してみようと思います。

01/12 10:00
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yuppi
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窓は家の中と外を隔てる透明な壁。窓を開けると一瞬で風が訪れる。気象学者の『福島あずさ』さんの集めた世界の50の風。目に見えず、手に取ることも出来ない。その土地ならではの名前の付いた風と、そこに住む人達の関りを知ることが出来る。そこに『nakaban』さんの絵が加わり、絵に添えられた詩的な言葉がプラスされ、行ったことのない異国情緒あふれる世界を垣間見せてくれた贅沢な本。『nakaban』さんの絵は額に入れて飾りたい。昨年、自分用のクリスマスプレゼントとして手に入れた本。2021年への架け橋になった。
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あゆぷ
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フォローしている方の感想を読んで俄然読みたくなった本。最近気になっているnakabanさんの窓の景色がとても美しい。世界中旅されたのかと驚きつつ読んだら、巻末でまさかの。それはそれですごいこと。『風』に対する見かた考え方が根底からリニューアルされました。それにしても、窓から見える景色はこんなにまで人を旅に誘うのか。うかつに出掛けられなくしたコロナ禍が憎いです。
yuppi

こんにちは。この本は初版の時からずっと迷っていた本です。nakabanさんの絵だということもあって、自分のクリスマスプレゼントとして購入しました。まだ感想書けていませんが・・・・・。この本がお好きなら『ことばの生まれる景色』もお勧めです。

12/29 11:46
あゆぷ

yuppiさん、ありがとうございますっ!やっぱりこの本は買って手元に置いておくべき本ですね。もっと大きなサイズで絵を見たいです。お勧めの本も読んでみます。

12/30 18:19
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けんとまん1007
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風。毎日、風を感じている。その時々のよって感じ方はいろいろ。風を巡る言葉もいくらかは知っていたが、世界となるおt、いろいろあるものだなあ~と納得。その地域・季節によるバリエーション。また、タイトルどおり、窓から見えるnarabanさんの絵が素晴らしい。風を感じる。
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杜
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ネタバレ荒く、重苦しい気配を生み出すものでもあるということを思う。「“window”の語源は古北欧語起源の言葉で“風の目”という意味なのだそう」(比較的長めの題名)
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さくは
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気象学者である著者が固有名を持つ世界の風を50紹介、解説している。nakabanによる窓辺を描いたカラー絵、散文つき。フランス・プロヴァンス地方の冷たい風ミストラル、夏の日本海側で起こるだし、春の訪れとともに地中海沿岸で吹く温暖なシロッコ、フェーン現象の名前のもととなったアルプス山脈のフェーンなど。
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takakomama
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世界を旅するイラストブックシリーズ。世界各地特有の50の風の解説とnakabanさんの絵。日本からは「だし」「肱川あらし」「春一番」 風は、住んでいる人々に次の季節の訪れを知らせてくれます。nakabanさんが描いた絵は、見えない風が見えるようで、外の気温も感じます。
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seacalf
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晴れ男、雨男とかいう言葉はよく聞くが、自分は「風男」と呼ばれたりもする。出かける時に決まっていつも強い風が吹くからだ。そんな自分にぴったりな本。窓越しの風景から世界の様々な風を感じさせようという試みがとても気が利いている。興味深いがまとまりのない文章(あれこれ蘊蓄が並んでいるが参考文献の紹介が一切なくて大丈夫かしらん?)なので眠くなるかなと思ったが、眠気を吹き飛ばしてくれるのがnakaban氏の絵と散文。これがかなり良い。一気に心を掴んで旅先へ連れていってくれる。キャッツ・ポウ、いつか感じてみたい微風だ。
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アキ
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世界にはさまざまなその地域特有の風があり、そのそれぞれに名前がつけられているんですね。大学で風の授業を行ってる著者の文章とnakabanさんの挿絵と詩のコラボがここちいい。絵のタッチそのものが風のよう。水面にさざ波を立てるような軽やかな微風は猫の足cat's pawと呼ぶ。猫が忍び足でそっと近づいてくるさまを表すというその風は、もちろん英語圏で名づけられたものだけど、こないだ行った瀬戸内海の海で感じた風を思い出す。旅に風はつきもの。旅の楽しみ方がまたひとつ加わった。「世界を旅するイラストブックシリーズ」
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由佳
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「風」の研究者が綴る、世界の風。ある時は光、ある時は影。またある時は主役、ある時は脇役。世界のどこにいても吹く、しかし1つとして同じものはない。地球上の誰もにとって紛れもなく生活の一部である「風」を、現地の生活や風習とともに紹介する一冊。目の前を世界の風が吹き抜けるようだ。(ただ「風」の表記に関しては、現地語にもっと忠実であってほしかった…)
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チェアー
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世界の風の名前集。名前がつくということは、その土地の生活と風が結びついていると言うことだ。日ごろ、風について考える事は少ない。この本を読むと新しい気持ちで風を感じることができるようになりそう。nakabanの絵も一見、風に直接関係がないように見えても、風景の底に流れている風や音を感じるような絵だった。
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books and bookstore
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春一番など、固有の名前を付けられた世界の局地風の解説とともに、その風が吹く時季の人々の営み、歴史を紹介する本書。 風の紹介にはnakabanさんの絵と、絵のタイトルというには長い風から想像する旅の記憶が綴られている。小説の一説を切り取ったような物語性を感じる記憶の断片。 風にロマンを感じさせる奥行きのある挿絵がとても素敵だ。 一気にファンになった。 これら局地風は、海辺の町や山間部に吹く強い北風や突風、嵐を予感させる。そよ風のような優しいものではないのに、なぜかそこでその風を感じてみたくなる。
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caramel
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ネタバレ風。それは目に見えないようでいて、その土地の生活や文化に深い影響を与えている。季節をしらせる風に晴れやかな気持ちになったり、命の危険をはらむ気象に苛まれたり。窓からの絵は、その筆致に風が吹き抜けてるような印象。
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べる
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絵が素敵で手に取った本。気象学者の著者の解説(世界の50の風)とnakabanさんの挿絵からそれぞれの国の風を感じて旅気分を味わえた♪絵は特にイタリア(ガルダ湖)とブラジル東岸がお気に入り(´ー`)σ絵画のことはよく知らないけど、見えない風の表現の仕方を自分なりに学べた。解説には、悪霊払いのように長い冬の落ち込む気分を吹き飛ばす風があったり、反対に犯罪の発生頻度や鬱病を増やす風があったりした。風ってどこから吹いてきてどこにいくのか考えさせられる。世界と繋がっているみたい。
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香翠
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童話の様な“風”にまつわる物語を想像して手に取る。でもちょっと違ったかな。世界中の風について優しく解説してくれる専門書?う〜ん、それも違うか。それぞれにその風を感じさせてくれる油彩(かな?)があって、短い詩の様なものもある。この作品を手に取った人が風を楽しむ本!と言うのが私にはしっくりくるみたい。
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ゆめにこ
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モンスーンが「風」なのか「雨」なのかという定義を問う気象学者が、情緒豊かに掬い取った世界中の風。nakaban氏が旅情を絡め、窓枠の内側からの人の想いと営みとともに、素晴らしい絵画に仕上げています。長い時間を同じ場所で過ごせば、日々の風の振る舞いが経験的に読める・・今まで感じた風を思い出したり、一緒に感じた匂いも蘇ったりしてきた。風が知らせてくれるもの、運んでくれるもの、連れていってくれる場所・・感じられない何かを感じる旅ブックです。《世界を旅するイラストブックシリーズ》6冊目♪
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かべ
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文章とイラストがマッチしていた。それぞれの風の説明も実際に感じてみたくなった。
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もりねずみ
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いろーんな風の種類がステキ絵と一緒に載っている。 こんなにも風には種類があって名前があるんだ、と目からうろこ。 「ホリデイ」という映画にも風をきっかけに男女の出会いが引き立つシーンがあった。 すてきだなあ。 立ち読みでパラ見だったけどなんか欲しくなっちゃったお。
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遠い日
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「世界を旅するイラストブック」シリーズ。世界の風の名前。見えない風に、洋の東西を問わず、人はこんなにも心を添わせていることに驚きます。ただ感じる風ではなく、そこには季節と暮らしの関係が潜んでいるからです。愛でるばかりの風ではなく、時には甚大な被害をもたらすことがあっても、人はそれを自然の力と捉え、生きて来たことに魅力を感じます。
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はこちゃん
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風にも名前をつける、人の感受性の素晴らしさを思います。最初、世界各国の窓からの風景だと思っていましたが、風をテーマにしていたのですね。北欧からはデンマーク??のつむじ風「Oeオエ」とノルウェー??のフィヨルドへのおろし風「Elvegustエルヴェガスト」。こんなところがデンマーク?と思いましたが、フェロー諸島はデンマーク領なのですね。知らないことばかり。人々の暮らしに深く関わりのある風、名前があることで、この絵本で世界からの風を感じることができました。
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