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龍の耳を君に (デフ・ヴォイス新章)

感想・レビュー
594

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ふわく
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タイトルも内容も良かった。手話ってこう使うこともできるのね。場面緘黙症って、聾者よりもイメージがつかみにくい 。えいちくん、ええ子や。
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るう
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家庭でも会話をする機会が限られている英知くんがあんなに速く手話を上達させられるのかは置いておいて、緘黙の子たちにも手話が自分を表現できるツールの一つとして示されているのが興味深かった。日本手話は一つの言語であることや、発達障害と正しい子育ては関係ないことなど、多くの人に知ってもらいたいことが詰まっていた。ミステリーとしても楽しめる。
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おさと
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今作も興味深かった。知らないというのは罪だよな…。中学生のころの偏見に満ちた自分にひざ詰めで説教したい。
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かなえ🧸
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ネタバレ龍がどういう姿形をしているかは知っているだろう?龍には、ツノはあるけど耳はない。龍はツノで音を感知するから、耳が必要なくて退化したんだ。使われなくなった耳は、とうとう海に落ちてタツノオトシゴになった。だから、龍には耳がない。聾という字は、それで「龍の耳」と書くのだよ。素敵すぎる。英知の出生は知彦からで、「文字通り」近くで見守っていたのはびっくり。場面緘黙症だけど、視覚優位だから手話が使えるかも?ってなった小学生の美和の思考回路も素敵。
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かとう
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荒井尚人(あらい なおひと) 手話通訳士で主人公 みゆき(みゆき) 荒井の恋人で、美和の母 美和(みわ) みゆきの娘 英知(えいち) 美和のクラスの少年で、場面緘黙症 県警刑事(けんけい けいじ) 管内で発生した殺人事件を追う刑事 えいちのスケッチが手掛かりに
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tellme0112
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読みおわってしまった…。
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あおけん
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龍は角で音を感知するので耳が退化して無くなったとの事で龍に耳と書いて聾。まあ、諸説あるみたいですが、なるほど納得できますね。今回も聾社会の問題も提起しながらの殺人事件を絡めたミステリー部分もあり、惹き込まれて一気に読んでしまいました。先天性の聾者と中途失聴者との思いの違いとか興味深い内容でした。引き続き追っかけて行きたいです。
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Ryuji Saito
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audibleで。前作も良かったけどエンタメ感レベルアップしてる感じで面白かった。
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hampm
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タイトルの意味は最初にわかる。3つの連作短編。いろいろと知らないことを教えてくれる。ミステリとしての楽しみ以上に、主人公の家族のありかたが気になる。そして美和の同級生の英知が、今後のシリーズにも出てくるのだろう。主人公荒井は、通訳としてはあまり適切ではないのだろうが、ストーリーとしてはおもしろい。そして、刑事の何森がよい。スピンオフ作品ができるのもわかる。
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AliNorah
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通訳士として関わった2つの事件。ろうの社会、生きづらさや課題を感じるけどスラスラ読めるのがすごい。物語を通して関わりのあった英知も事件に巻き込まれる。英知の世界を広げた手話。新しい学校は楽しく過ごせるといいな。聾。龍はツノで音を感知するから耳は必要ない。だから龍には耳がない。龍の耳と書くのが聾。いいなぁ。
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あっきー
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荒井は何者だ?笑 事件に足突っ込みすぎだし、それに協力してる警察も。謎解きは面白いが、そこが気になってしまう。英知の成長も一つの見どころ。
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hibiけぽ
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前作『デフ・ヴォイス』の後、自身がコーダであるイギル・ボラ氏の『きらめく拍手の音』を読んだ。おかげで手話言語・文化の独自性を背景に感じながらフィクションを読むことができた。途中、主人公の思い出として描かれたエピソードが『きらめく~』に繋がっていて嬉しくなったりも。(今シリーズでデフ文化に関心を持たれた方には合わせ読みがお勧めです)
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らぢゅん
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前作同様、ミステリーという誰でも親しみやすい形態を通じて、聾者に対しての知識を広げられました。「日本手話は一つの独立した言語である」という筆者の想いがよく伝わって来ました。
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屋間田
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龍の耳と書いて「聾(ろう)」。耳を落としてしまい、その代わり、頭に生えている角が耳がわり。そんな由来も面白い。人間ドラマも面白く、刑事の何森の昭和の無骨な感じが好きです。
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ノレイ
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社会で救いきれていないような人たちが真っ直ぐに生きている様が眩しかった しっかりミステリも入れていて純粋に面白かった
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Yuko Kimura
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デフヴォイスシリーズの2冊目、短編2作。1作目はろう者がろう者を騙した罪で逮捕された若者の、法廷審議の物語。読唇と発語ができるろう者への偏見を問題視する。
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村田実
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オーディブル
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bibinba
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聾の字の話など興味深い
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ぶっこぐ
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audibleにて。 デフヴォイスシリーズの2作目。 中途失聴者の話が特に興味深かった。 先天性の難聴とはまた違った辛さがあることを知った。
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ちなつ
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前作がとても面白かったので期待して読んだけど、期待を裏切らない面白さだった。聾の字の成り立ちのエピソードと、それに絡んだアニメや英知くんのくだりがとても好き。
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レア
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「デフ・ヴォイス」シリーズ第2弾。今回も私立学校の設立の流れ、面割作業、緘黙症、若者のホームレスが増えている理由、通級学級など知識が増えた。(聾)の成り立ちにグッと心をつかまれて、第3話の英知の〈僕は強くなったんだ。僕は、龍の耳を持っている〉から真紀子の「あの人、本当に──本当に近くで見守っていてくれたんですね」に(TдT)“特性自体は変わらなくても、生活していく上で何の支障も感じなくなったら、それはもう『障害』とは言えなくなる…いつか、そんな日がくればいいですね…”ほんとにそうなればいいな。
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こめ
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ネタバレ龍の耳はタツノオトシゴに…。私達聴者同士と一括りに出来ないように、ろう者同士などと勝手に考えていた自分を恥じる。今作は場面緘黙症の英知を通して発達障害もテーマに加わりホームレスやひとり親、口話法などうまくミステリに組み込みながらもさらりと読めてしまう面白さであっという間に読了。手話がろう者だけの言葉では無いと強く感じ、色んな活用法がある言語なのだと捉え方が変わった。
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Emi
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続編。ろう者の世界の一端を今回も知ることが出来た。懐かしの佐村河内ネタやモリカケ問題も揶揄されてて、でもすっかりあれはどう決着ついたっけ?と忘れてました。今も忘れてます。面白かったけど主人公がどうも好きになれないんだなぁ。自己完結しがちでなんだかんだで自分勝手で。みゆきさんもそりゃあんな風になっちゃうよね。英知くんは思いを表す術が得られて良かった。昔ナイトスクープで吃音の少年が通天閣から好きなことを叫ぶ企画で吃音の辛さを叫び、それきっかけで好転したのを思い出しました。あれは神回でした。
Emi

PECOさん、生い立ちを考えると納得の人物造形だとは思うんだけど、もうちょい明るさがほしい笑 ( ゚д゚)ハッ! 笑いか。笑いが足りないんだわ。なんか荒井さんあんまり笑わなそうなんだもんなー(大阪的感想)

08/15 08:00
PEKO

あー、笑わないな〜ドラマの草彅君も微笑むくらいだったな〜確かに暗い…

08/15 08:21
5件のコメントを全て見る
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ケイ
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このコーダの男性の話をもっと読んでいたいと思った。最後に法廷で頭を下げた男の話が一番心に刺さった。障害を持つ者もそうでない者も同じ人間なのだから、法に反する事をする者も同じようにいるはずで、だからこそ裁かれ方も差別すべきではないと思う。そして、やっぱりあの刑事、いいよなあ。好きだな。「必ず借りを返す」を言いっぱなしにしなかった人は、信じられる。
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mikeneko56
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「聾」は龍の耳と書くことに気づいていなかった。なんだか小難しい字だなぁくらいで。タツノオトシゴは、海に落ちた、退化した龍の耳だなんて話も。いかに自分が無知だったかと衝撃。それは聾者への無知や偏見につながっているのだろう。気づいただけまだよかったと思いたい。
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aya
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短編だけどちゃんと長編のような一冊。 こう言う本は好きだ。 知らない世界を教えてもらえる。
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さおり
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3.8 デフヴォイスシリーズ2作目。 家族全員が聾者で1人聞こえるコーダの荒井が手話通訳士として聾者に関わっている話し。 美和ちゃんの友達のエイチくん。発達障害で場面緘黙症という障害?を初めて知った。 障害を通じて色んなネタが話しに込まれててストーリーとしても考えさせられるしスラスラ読める。アラちゃんの今後も気になるし、3作目も読んでみたい。
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ただぞぅ
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「聞こえない世界」を描いたシリーズ第2章。手話通訳士の荒井が事件の被疑者となったろう者に寄り添う通訳は見せどころ。ろう者と聴者の間で苦悩する荒井の優しさとろう者の葛藤や聴者には見えないろう文化の世界を描いている。そのなかで以前世間の注目を集めた「全ろうの音楽家」にも触れている。件の音楽家が多少の「嘘」をついていたのは確かだ。だが聴覚障害のレベルは本人以外は誰もわからない。歴史上の高名な音楽家になぞられたように「耳が聞こえないのに作曲した」ことにただ驚嘆し裏切られた思いが当時の会見で伝わってくる。
ただぞぅ

聾という字は「龍の耳」と書く。龍にはツノはあるが耳はない。龍はツノで音を感知する。使われなくなった耳が退化しとうとう海に落ちてタツノオトシゴになった諸説が心に残る。

07/11 21:10
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yutaka
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 前作『デフ・ヴォイス』が良かったので続編へ。今作も良い作品ではあったが、ろう者教育の問題点の指摘が強くて、実際に教育に携わった人たちにはきつい内容かもと想像してしまった。
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jackbdc
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ネタバレ手話を龍の耳と表現する事は初めて知った。前作から登場人物や舞台設定を踏襲。キーパーソンにろう者ではなく聞こえる発達障害のこどもを抜擢し、ひきこもりで心を閉じていたが手話の学習をきっかけに心を開いていく成長譚を描く。その裏に社会問題を絡めた謎解きを並列的に展開させる。森友学園や埼玉の親学教育とか障害者とか人権界隈の気になる時事問題を織り込んでいる。親学の描写が淡泊過ぎてもったい無い。愛着障害理論を推しにも世相を反映した理があると思うので、光と影の両面をもう少し丁寧に描写すれば物語の展開に厚みがでただろうに。
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anniehappy
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Audibleにて。 世の中には障害も含めていろいろな個性をもった人、いろいろな立場の人が助け合ったり、傷つけあったりして生きていることを改めて気付かされる作品だった。 それにしても、善意の人の献身には頭が下がるし、偶然関わった人にここまで深く寄り添えるのかという点にはやや懐疑がないわけでもない。 前作を知らないままなので、ぜひ読んでみたい。
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ほんメモ(S.U.)
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手話や手話を使う方々については、まったく知識がなかったのですが、前作『デフ・ヴォイス』を読んでみて、知らなかった世界を垣間見る事が出来たという実感がありました。今回の続編では、前作の反響や感想を踏まえての七年越しの続編ということでした。聾者だけでなく、場面緘黙症のこどもにも手話を活用することで、コミュニケーションの幅を広げる、というのは続編ならではのテーマで良かったと思います。主人公の荒川さんの活動の仕方が、宮部みゆきさんが書く杉村三郎にとても似ています。パートナーに愛想を尽かされないよう、ほどほどに…。
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Nobuko
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荒井がろう者の家族の中で一人だけ聞こえるコーダとして育った境遇に後ろ向きだった一作目に比べ、通訳士として積極的にろう者の立場に立った仕事をしている感じがした。職務を逸脱した行為は誉められないけれど、罪を犯したろう者が反省するまでグッとくる一言が言えるのは荒井しかいないのだから。みゆき、美和との同居もうまくいくかと思えばなかなか難しい。みゆきの立場も気の毒だ。美和が良い緩衝材になっている。緘黙症の友達・英知君に手話を教え、殺人事件の供述までできるようにした。言葉を持った人間は強くなれる。龍の耳の話は沁みた。
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じゅんた
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ネタバレ英知くん、かわいい!美和ちゃんの関わり方も温かくて好きです。荒井がふーらふーらしてたのが、だんだん主体的になって信念が芽生えていくのも面白いです。みゆきさんはこの言葉の足りない荒井相手じゃあ何かと大変そう 笑
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倫敦バス
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Audibleにて再読。家族とは、がメインテーマだろうか。いろんな形の家族がでてきて、それぞれが思いやったり、憎んだり。なんだか可哀想だな、と思うのが犯人である弟。誰からも兄より大切に思ってもらえなかった。ところでその兄の方はおそらく発達障害がある設定なのだが。私の周りに2人その傾向のある(グレーゾーン)人物がいるが、それはもうこっちも大変だ。なので、この兄がそこまで好かれて、頼られていることにちょっと首をひねるというか…。なんにせよ、このシリーズは好きです。何森刑事、なんとか家族できないかな…。
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Nul1z
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Audibleで聴いていたけど、キーパーソンになっている子供の病名が聞いたことがないため、少し調べたりして勉強して聴いてた。ただこれらの発達障害を持つ子供はある分野ではとても天才的な才覚があるため昔色々障害について調べたりしていたときめちゃくちゃ調べたんだけど、彼らはすごいとしか言えんくなったことも事実でした。タイトルにもなっている「龍には、ツノはあるが耳はない」という話も興味深いのでこの小説はすごくおもしろい。活字でも読んでみたいので電子書籍を買いましたのでいつか後学のため、勉強のために再読します。
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manamuse
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とても内容を理解できたとは思えないが、前作に引き続き良かった。荒井の新開に対する職務を逸脱した行為は許される事ではないけど、よし!よく言った!←実際には手話だからやった!かな?と思ったし、発達障害で場面緘黙症の英知くんが「僕は強くなったんだ」「僕は、龍の耳を持っている」と言った時には泣きそうになったぜ…。何森刑事の人気…分かるわ〜♡学童の子でも場面緘黙症の子がいたけど、確かに…手話ができると違うのかもな〜。今から日本手話の習得は難しいのかなぁ…
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きりん★
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デフヴォイス二作目。続けて読みたかったのだが図書館で借りられっぱなしだったのでようやく読めた。このタイトルがもう響きまくり。この表紙は英知くんなのかな?と想像し、美和ちゃんとアラチャンのやりとりも胸がきゅうっとなった。まだまだ知らない知識ばかりです。次作も楽しみです。
ちょろこ

龍の漢字の意味が泣けるよね。゚( ゚இ‸இ゚+)゚。

05/20 18:00
きりん★

ちょろこサン、ほんまやね(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)英知くんフィギュア持ってかわいかった🥹

05/20 18:23
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ちゃこ
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デフヴォイスシリーズ第2弾。 聾という漢字の成り立ちの話で心掴まれて。 聴覚障害者にとって音声日本語を強要されるのは屈辱的だという事、聴者でありながら日本手話をも操れるコーダは憧れであり憎しみの対象である事など色々考えてさせられた。英知くんが成長にも涙。
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xx1
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シリーズ2作目ということだけど、この作品から読みました。同居人のみゆきと美和がいい味を出していて良かったです。読んでみて、先はどうなるの?ってすごく気になって一気に読み終えました。1作目も読んでみます。
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