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世界で一番美しい病気 (ハルキ文庫 な 18-1)

感想・レビュー
77

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ぬる404
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恋って「したい!」って思わなくて、苦しいしマゾヒストが好き好んでやるもんだ、みたいな言い回しをしていて、「分かる…!笑」となりました。らもさんの恋愛の感性が好きです。
0255文字
マサメーター
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2018~2023
0255文字
melon.。.:*♡
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恋愛にまつわるエッセイと詩、小説を収録。「恋におちるたびに、僕はいつもボロボロになってしまう。」いつからだろう、そういう恋を選ばなくなっていったのは、、、。ボロボロになって何も食べれなくなって、ただ上の空で。彼のことばかり考えて。恋をするとそんな状態だった私。年齢とともに安心感のある恋愛をするようになってきた。でもわかる、このらもさんの気持ち。ボロボロになる恋をしたことがあるから。「恋というのは病気に似ている。ただし、それは世界で一番美しい病気だろう。」うん、私もそう思う。ボロボロでも美しいものだよね。
melon.。.:*♡

「稲垣足穂は、かつて恋愛と結婚のことについて、「結婚するということは、恋愛という『詩』から日常という『散文』へと下っていくことです」と述べたらしい。なるほどなと思いました。

12/07 17:41
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ボニ
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何度も書かれる「人と出会いますとその分哀しみが増しますから」という言葉。彼はとても臆病だけれど、心のどこかでは誰よりも人との関わりを望んでいるようにも見えた。突然やってくる避けようのない、世界で一番残酷で美しい病気。厄介だけれど、愛おしいですね。
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ゆうき
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中島らものエッセイと短編小説。『世界で一番美しい病気→恋愛』夢があって素敵に思えるが実際は沼。一番厄介な心の病気だと思う。時代を感じるが昔の恋愛は小っ恥ずかしいが退屈しないしいいな。
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null
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中島らもの文章はまるで中島らもが喋っているように快活で淀みない、この人のことはよく知らないけれども。いやしかし巻末の略年譜は数頁でありながら本編に勝るほどの読み応えがある
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BB0421
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人は誰かと出会った瞬間、いずれ別れなければならない運命と不安を同時に得る。そんな事はどこかで分かっているはずなのに、それでも出会いを求める。男女の関係に至っては、もうほとんど病気で。高い所は怖いけど気持ちがいい、とは本当に的を得た例えだと思った。結構哲学的。前半は下ネタ全開ですが(笑)
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245
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明るい悩み相談室が好きだった。今ではどんな扱いを受けるかわかんないくらいのダメ男だけど、優しいダメ男にはやたら厳しい。 『恋におちることは、つまり自分が世界の半分を引きちぎられる苦痛にたたき込まれるという約束を与えられたことにほかならない』
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亜希
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中島らもさんのエッセイ集(一部短い小説あり)。文喫にて見かけて気になったので、図書館で借りた。恋愛を「世界で一番美しい病気」と名付けたこの題名と装丁がとても好き。ただ内容は終始ふーん…で終わってしまった。私はもう、あの頃とは別の場所にきてしまったんだな。「恋するΩ病」は意味がわからない箇所がありながらも面白かったです。
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きくらげ
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マゾヒストなら話は別だが、この世のどこに好きこのんで苦痛を求める人がいるだろう。 だから僕はいつも、病気を避けるように、台風から家を守るように、悪霊から逃れるように、つまりそういう祈りに近い感覚で恋愛を遠ざけようとしてきた。
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ゆきゆき
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まず恋愛を「世界で一番美しい病気」と表現するセンスに脱帽。躁うつ病を「心の雨漏り」と例えたのもそうだが、言葉の表現が抜群なんですよね。男性のどうしようもないリビドーを題材にしながら、「灯りの話」「サヨナラにサヨナラ」みたいなロマンティシズム溢れる文章もさらりと書けてしまう。何回も読み返したくなります。
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?
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やさしい男にきをつけろ
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yoshi
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久々の、らもさん熱冷めやらぬ内に動画やら書籍やらをつまみ食う。らもさんによる恋にまつわる小説とエッセイのオムニバス。『恋づかれ』『サヨナラにサヨナラ』が他とは異なるスイッチが入っているようで秀逸。好きな箇所を書写しておこう。
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ひろ
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出逢うと別れる。それより出逢う事無く同じ町に暮らす幸せに浸る。なんか素敵な選択に思えたりもする。
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おかもと
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美しいよね。
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静かな月を見てる
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再再読。何度読んでも「サヨナラのサヨナラ」が琴線に触れる。泣きそうになる。中島らもはめちゃくちゃな人だけれど、最高の文学者のひとりだ。
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Mie
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中島らもさんが脚本(原作)を書いた舞台をみてエッセイを読んでみようとする。 言葉はとても繊細なようで、鋭い。耐性のない人だと無理!ってなってしまいそうなほど、生々しい。でも、それがすごく魅力なように感じられる…
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わらいかわせみ
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エッセイと小説のエピソードがほのかにリンクするようなところが、短編集というより一意的なひとつの作品のようで良かった。最近「今夜、すべてのバーで」を読んであまりの良さに驚いて、今日図書館でほかの本もと思って借りてみたのだけど、あまりにも良くて再度びっくり。本物ですよ(今更何を言うか)。惹き付けられるだけでなく、常に手元に置いておきたくなるような素敵なことばを紡がれる、これきりの関係にしたくない、的なことを本気で思う、笑。あと、何と言っても語彙の多さ、本当に圧倒的。憧れる。「“ミザリー”みたいにしようかしら」
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むそせ
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ネタバレ初めて読んだけど、無邪気な少年のような面白い文章でした。本屋さんでパッと買って、少しだけのつもりで喫茶店に入ったのに一気に全部読んでしまいました。おもしろい。繊細な感性の方だったのでしょうね。ご自身の持つ女性像が現実と重なっていく中で「天使も娼婦もいない」と書かれていて好感を持ちました。小説の「河口さんのぎょう虫になりたい」にはドン引きでしたが。エッセイが好みだったので他のも読んでみようと思います。
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ozyma
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抱きしめると、彼女はよく乾いた草のような香りがした。唇が軽くふれる。唇が深く結ばれる。唇が激しく求め合う。僕らを今隔てているのは、たった一枚の皮膚だけだ。彼女のすべすべした皮膚と僕のカサカサした皮膚と。僕らはただの水の袋にすぎない。美しい水と濁った水の。小さな針がひとつあれば僕らは混ざりあうことができる。僕はとても小さな針をひとつ持っている。p96
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おいぬ
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恋愛ってなんなのかよく分からない、こういう考えもあるんだなと思った。すてきです、わたしの中ではずっと幻想のままかなあ
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♡ぷらだ♡お休み中😌🌃💤
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今日は中島らもさんの命日ということで手にとった1冊。本書は、ランティエ業書として単行本化されたらもさんの恋愛にまつわるエッセイと詩、小説を文庫化したもので、数多くある作品の中からよりすぐったベスト集。初恋、恋の行方、失恋と、3部に分かれている。「恋に落ちるたびにボロボロになる。熱でうなされたようになり、相手への想いではちきれんばかりの頭をかかえ、ただただ夜の街をほっつき歩く。恋と言うのは病気に似ている。ただし、世界で一番美しい病気。」らもさんって、はちゃめちゃなイメージがあるが、ロマンチストだなあ。
♡ぷらだ♡お休み中😌🌃💤

らもさん、関西出身でエッセイには、知ってる地名がたくさんでてきて、身近に感じます。やもさんがおっしゃるように、亡くなったのが本当に残念です。機会があれば読んでくださいね。😉

07/26 21:47
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本の間
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タイトルは双極性障害の事かと思いきや、恋愛の事でした。確かに恋愛も病気のような手に負えない性質を持っていますね。世界で一番美しいかどうかは疑問ですが。逆に、病気も恋愛と思えば諦めもつくかも知れません。
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gonta19
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2019/7/16 楽天ブックスより届く。 2021/3/25〜3/28 3年半ぶりの中島らも作品。エッセイや短編小説などが掲載。ほとんど過去に読んだことがあったが、2作だけ初掲載作品があった(「あこがれの"小"むすめ」、「不能な恋」)。 巻末にある年表が良い。52歳で亡くなっていたんだなぁ。今、生きていたらどんな活動をしていただろうか。返す返すも惜しい人であった。
ミエル

ほんと早くに亡くなって寂しいです。感想を読んでいたらどんな仙人風なじいさんになっていたのかとしんみりしてしまいました。らもさんの無二の個性、カッコ悪くてかっこよかったですね。

03/29 10:41
gonta19

荒草ミエルさん、コメント有難うございます。仙人風なのに、やんちゃで破天荒、詩人でシャイな、いくつ形容詞があっても足りない人でした。

03/29 10:48
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bingooo
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★★
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Book Lover Mr.Garakuta
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図書館本:人生経験人それぞれと思う。
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青
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何もかもピンと来なかった。
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おすし
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笑える恋愛表現の向こう側に見え隠れする、痛々しくて真剣なロマンチックやセンチメンタル。女性を「天使」か「娼婦」として極端に二分するイメージあるある。ふたを開ければただの女の子。恋に恋する女子だって「白馬の王子様」か「狼男」かで男の子を見ているもの。『黄色いセロファン』の小島君に共感したっていいじゃない?
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gari8118
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中島らもの命日にあたって再読。最高や。ひねくれてて根暗だけどどうしようもなくロマンチストで最高に優しくて…こういう人間がおれは一番すきだ。
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アーロン
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p81「僕が言いたいのは、人間は五センチの差で死んだり生きたりするってことだよ。ましてや『明日』なんてこと、誰が信用できる?僕が明日の朝、冷たくなってて、君にもし会えなくなったら、君は責任とってくれる?君は『明日』に触ったことある?『死』がわからないのと同じで、『明日』だって詐欺師みたいなもんさ。僕は今夜、一緒にいたいんだ。明日じゃなくて」中島らもさんのロマンと自由さと大胆さを感じた一冊だった。
レモングラス

中島らもさんのラジオ、聞いてたころのこと思い出しました。本もまた読んでみたくなりました。

07/10 23:37
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桜もち 太郎
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「世界で一番美しい病気」それは恋だ。使い古された言葉のように聞こえるが、らもさんのハートから紡ぎだされたこの言葉はどこまでも優しく胸に響いてくる。「黄色いセロファン」なんて最高。とにかく笑った。小学六年の時の担任の先生が「今からぎょう虫検査の用紙を配る」ではじまるこの物語。黄色いセロファンを朝一の肛門に張り付けぎょう虫の卵を採取する。大好きな河口さん、彼女に肛門はあるのだろうか、だとしたら彼女のセロファンになりたい、ぎょう虫になりたい。なんて切ない物語なんだろうか。→
桜もち 太郎

→こんな初心な男の子を馬鹿にする女子男子がいるとするならば、わかってないなぁ~、と言ってやりたい。痛いほど幼き、らもさんの気持ちがわかるんだ。この気持ちがわからぬ人とは付き合いを断絶したくなる。52歳で亡くなってしまったらもさん、もっともっと書き続けてほしかった。悲しき男子を励ましてもらいたかった。

06/15 20:20
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Automne
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中島らものエッセイ集。死後にまとめられたものなので、編纂者の恣意的なタイトルではあるのだが「世界で一番美しい病気」という恋のモチーフは繰り返し取り上げられる。 ヤク中なので意識がもうろうとしていた、という話が残ってはいるが、平易な言葉で真理を語るひとでもあったように思う。 同じ話が出てきたのはご愛敬かな、と思います。朦朧とはしているが、筋はあるみたいですね。
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ちゃんちゃん
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タイトルが素敵で購入した。中身はエッセイ。中島らもの作品はあまり読んだことないから、他も読んでみたい。
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NAO.I
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新年二冊目も懐かしシリーズ。敬愛するらも師匠の恋愛にまつわるエッセイ&短編を収録したこちらをば。らもさんは破天荒なイメージがあるけれど、恋愛エッセイは胸キュンものも多く、若い時分にいかほど助けられたことか。ほとんどが既読とはいえ、もうウン十年前のことだから、懐かしさと新鮮さを同時に噛み締めながら読み進めた。当時グッときたフレーズが、今は違うカタチで沁みてきたり、新しい発見があったり。スッと入ってきて腑に落ちること多々、と改めて感じた次第。らもさんが紡ぐ日本語表現は、さらりと美しい名文に満ちている。
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kazi
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著者のタイトルセンスには毎回脱帽させられる。これは私が一番好きなタイトル。さすが元コピーライター。中島らも氏による恋愛エッセイ&短編集。人間味があって味わい深い。ロマンチックってこういう事だね。
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寝言
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中島らもさんの本が書店や図書館から消えているような気がする。悪く言えばドラッグとか不倫とかのせいなのかと思ったりする。でも時代が違うせいか、 今こういうテーマで書かれてた作品があったとしても、ここまで響かない。らもさんはらもさんであるという、らもさん自身の純粋で繊細でロマンチストな魂が注ぎ込まれてるのが惹かれる所以。とても好きなセンテンスがある。人生でいつも忘れたくないくらいの。
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hope
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★★★★ らもさん17冊目。らもさん、いつもありがとう。あんたは僕にとって、砂漠で出会う冷たい水のような人なんだけど、碌でもないことばかり教える頼れる先輩のような、中身のわからない毒々しい色をした注射のような、天使と悪魔が共存する聖書のような、そんな毒にも薬にもなる掛け替えのない存在。迷っている時の道標にはならないけれど、悩んでいいんだよって救ってくれる。今回も、あんたの語る愛はやっぱり響いたよ。そのうちまた会いに来るから。あんたは、世界で一番優しいおっさんだから。
hope

これは、過去のらもさんのエッセイから恋愛や下ネタ話を再編集した本のため、8割ぐらい既読だった。でも、それでもいいんだ。 「もし誰をも愛していないとしたら、結局僕は「いない」のだ」

08/27 18:30
0255文字
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世界で一番美しい病気 (ハルキ文庫 な 18-1)評価79感想・レビュー77