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ここは、おしまいの地(Kindle版)

感想・レビュー
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金箔の紅茶
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書くことで抑圧から解放されている著者。匿名作家である葛藤がうかがい知れた。
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スパイク
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前作の強烈な一撃を食らってからのエッセイ第2段。正直なところ不幸を呼びよせる体質と本人が言っている様に、凄い人生を歩んでいる作者の最も凄いのは、作品として書くという事で辛い事を喜劇に変換して作品として発表するという事だと思います。以前に読んだ車屋長吉さんのエッセイを思い出しました。なんだかんだで次の作品も手に取るでしょう。
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un
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淡々と終わってしまった。ちんぽの話は結構良かったけどなあ
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コットン
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車や新幹線の車窓などで寂れた風景を見るときどんな気分でそこに暮らされているのかなと思うときがあるけれど、そこを読むような短編集。包容力を感じるような作家さんだなあと思うし、響く言葉が多かった。
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ジョバンニ
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悲劇を喜劇にすることで絶望をかわす。そんなエッセイでした。面白かったです。
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しまちゃん
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きっと筆者は自身の人生を過大過小表現せずに、ありのまま素直に書かれたのだと思いますが、とても壮絶な人生。なのに重くも暗くも感じさせず、そのまんま受け取ることが出来ました。人の目を気にして背伸びしたり、無理して笑ったりしなくてもいいんだなぁと、肩の力が抜けた感じです。なんかすごい。
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お魚
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ネガティブな言葉選びが上手だなぁといつも思います。私も行動したくとも出来ない引っ込み思案な人生なので、この作者さんの心理凄く分かりますし、思わずそう!それそれ!その感じ!と共感しました。
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takashi
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子供の頃って、残酷なこと言ったりしたりして、他人を傷つけてしまうんだよね。僕も後悔する事が複数あります。
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むーちゃん
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書いたり、話したりすることは、ストレス解消であり、自己否定・肯定等色々な意味があると改めて考えました。 生まれ故郷、私も大学で離れ早30年近くたとうとしてますが、不思議と年々故郷を好きになってる自分がいます。良いことも、辛いこともあった場所を。
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ridia
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この本で語られる「わたし」のいた場所は、 息を潜めてくらした山奥の実家 難病治療のため長期入院した病院 転勤で選ぶ余地がなくきまった悪臭にそまったぼろ家「くっせぇ家」 衣食住のなかで、住に限ってもコレ。 語られる出来事のひとつひとつが、不幸自慢大会で入賞優勝を狙える。 それなのに、ふしぎと重くない。暗くない。https://ameblo.jp/ridia/entry-12649660097.html
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Visor
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おらが嫁はんの実家は最寄りのマクドナルドまで82km。本書の中ほどには「ここは、おしまいの地 最寄りのマクドナルドまで100km」と書かれた直筆風カードが挟まっている。おれは関西の出身。最寄りのマクドナルドまでは20分だった。現在、雪深い東北に住んでいる。田舎には資本がない。病院は遠く、面白い文化イベントは全部東京、良くて五大都市でしかやってくれない。良いのは野菜や魚がおいしいことくらい。だけど、東京は今緊急事態。たりない、ばかりではない。作者の淡々とどこか遊離感を漂わせながら不幸を綴る筆致が心地よかった
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shinieli
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ネタバレエッセイのおもしろさを再認識した。エッセイって筆者のエピソードそのものがおもしろいというより、作者がエピソードや当時の感情を回想し説明する、そのときの着眼点や見方、説明の仕方がおもしろいんだな、とこの本を読んで思った。
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DEN2RO
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エッセーなのか短篇小説なのか、とにかく身近なこと、自分自身とそのまわりのことばかりを語って、読む者を十分に楽しませてくれる、そのユーモア(自虐的笑い)のセンスたっぷりの文章は見事なものです。書き方を違えれば書かれていることは物凄く暗くて辛い出来事なのに。
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鳴
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時間をかけて丁寧に読み進めていった。一番好きな話は「あとがき」かな。こだまさんの静かに燃える魂の揺れのようなものを感じた。この人の小説をもっと読みたい。
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hasebo
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ネタバレデビュー作に次ぐ2作目のエッセイ。1作目「夫のちんぽが入らない」は衝撃タイトル。夫婦のことが中心だったが、今作は自身の家族、親戚、同級生のことや、体調を崩した入院時に会った人たちに関するエッセイ。北の辺境の地に住んであまり良いことのない半生だったと振り返りながら作者のこだまさんが、それを書くことで少しずつ元気になる過程が見えて応援したくなる。そして読み手も励まされる。果たして、どこまで実話なんだろう。もし実話でなかったとしたらそれは凄い。
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太陽の塔
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ネタバレ自身がおしまいの地と言う場所で暮らす普通の主婦がブログで書き綴ってた日記が書籍化。 とにかくご本人の不を呼び込む力がすごい。ずーっと不幸のオンパレード。 ただ彼女のあきらめの境地が潔く、自虐的で面白い。悲劇の連続なんだけど喜劇に感じてしまう波乱万丈な半生。
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M
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僕も赤面症で過敏性大腸炎を患っていた。 そのことをご本人にTwitterで絡んだところ、とても優しく返してくれた思い出があります。
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沢山の知恵と勇気をくれた本に感謝を
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引き込まれる。確かにこの文章を読んだら、筆者の不運や病弱などの人生で損してきた部分も、タレントなのかもしれないと思える。前作の夫の…は衝撃的な内容告白で持ってかれたかそれがなくても充分すぎる位崖っぷちの人だった。すごい悲惨なことを書いているんだけど、悲劇すぎて爆笑。部屋で1人で爆笑。電車とかで読まなくてよかった。それにしてもここまで書いて周りや家族にも本当に正体バレてないのだろうか?
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ひろ
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とってもよかった、
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azukinako
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おしまいの地とまでは言わないが似たような田舎に暮らした身としては共感ポイントがたくさんあり、私はそんな地から出てきて、まだ帰る気が全くないのだが(帰省は別として)、もしやある程度の年齢になったらこだまさんと同じような気持ちを私も持つのかもしれないとこの本を読みながら初めてそう思った。不思議といろんなことを自然に肯定させる文章だ。精神的にも身体的にも辛い状況の描写でも、つい笑いがこみ上げ、不謹慎だと思いながらも思わず笑ってしまった。泣き笑いしながら、何があっても生きていけるかなという安堵をいただきました。
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Mika Onimegane
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共感と驚嘆、悲しい喜劇なのが、愉快な悲劇なのか、そんな気持ちになる。そんなエッセイ集だった。
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ユウ
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『夫のちんぽが入らない』のこだまさんのエッセイ。ご自身に起こったであろう悲しかったり辛かったりした出来事が笑いに昇華させて書かれています。振り返って笑いにできるということは、現状が幸せに感じられているからなのかな?と思いながら読みました。こだまさんの人間力が素敵。面白かったです。
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JKD
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エッセイ集はあまり手にしないけど、これは面白かったです。限界集落出身というハンデをこれでもかと自虐ネタにしてしまうポジティブさに好感を抱きました。
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らて
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大好きな作家さんが絶賛していた一冊。 。。。 決して明るい状況ではない 逃げ場の無いツラい時でも やり過ごしたり、 そんな視点から‼️ と思うような観点で乗り越えたり、 真面目すぎて精神を病んだ作者の実は逞しい生命力を感じた。 『どのようにも生きられる』 本当だって思わされた一冊。
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yucco
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有名な前作は小説もNetflixも鑑賞。書くのも言うのも躊躇ってしまうタイトルではあったが、相手を思う気持ちや過去からのしがらみから抜け出せない自分との狭間で揺れ動く様は、グッとくるものがあった。しかし本書はそうした感傷的なものをどこか突き放した風でもある。暗〜い話ではあるのだけど、どうせなら笑ってみようという雰囲気があり、良かった。
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chidoriashi
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笑ってる場合じゃないんだけど笑ってしまう描写が多くて、とにかく自分を含め突き放した視点で身に起きたことを文章にすることを誰に見せるでもなくずっとしてきた人なんだろうなと思った。前作が出版された後に不謹慎だなんだと大人のひとにたくさん叱られたらしいんだけど、叱られたところで今さらだろう。どんな形でもきっとこの人は書き続けるだろうし、自分はそれを読み続けるだろうという確信に似た予感が残った。
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renbo
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ケラケラ笑って読んでると不意にうっと泣かされてしまうエッセイ
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