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ののはな通信

感想・レビュー
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感想・レビューがありません
さくらおもち
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どうやって終わるのかなーと思っていたら、意外な形で終わった。
0255文字
もちお
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青春時代の恋は特別なもの
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翠
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ののとはなの愛の溢れる手紙とメールのやり取りで話が進みます。そのため2人の心情がよく分かりました。出会いと別れ、人生のゴタゴタを通して人の思考や優先順位は変わっていきます。その変化は成長でも退化でもなく適応で、変化ものを味わえばいいのかな。相手のために言葉を送るのも届かなくても返事が返ってこなくても、誰かのために言葉を紡ぎ続けるのはすべて愛ですね。
0255文字
ひでちん
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有名私立校(お嬢様学校)に通う野々原茜[のの]と牧田はな。 携帯電話など夢の時代の昭和59年から始まる物語で、2人の手紙のやりとり形式で展開する。互いに親友から恋愛対象に変わり、愛を紡いで行くが、様々な紆余曲折ある展開。 設定的には割と有りがちな、カトリック系女子校内での秘めた百合系の話だが、本当に筆者は作風が多種多様だなぁ‥‥マジで手紙のやり取り形式のみで全456頁を面白く読ませてしまうのだから、やっぱ凄いわ‥‥
ひでちん

※続き※ 昭和59年(1984年)女子校生時から2011年4月迄‥‥[グリコ森永事件]や[昭和天皇の崩御]。また、奇しくも、14年前の3/11東北の大震災迄の出来事に即して紡がれている。 解説は私が三浦先生同様に好きな作家さんの辻村深月先生。

03/11 13:00
0255文字
きりん か まこ
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思春期の全能感とか青臭い文体から、その後の探り探りの2人の文体とか、次まで時間とかも読み取りつつ、やり取りだけで物語が、進んでいくのおもしろかった。 交換日記したなぁ。あの子の面白さに嫉妬してたの思い出しちゃった。
0255文字
しほりさん
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後半は、お手紙というか文章だな(意図してだとは思うけど)
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おもしろき つくね
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ネタバレ可愛らしいタイトルと装丁に惹かれて読んだが、重めでギャップがあった。(ののもはなもずっとヤキモキしてるところが。私とは違うタイプではある。) 人の人生を覗き見させてもらった感。うまくまとめられないのだけれど、感想をつらつら。 ・愛や恋の方向性は年齢や環境で変わるが、その時の自分にとって全力なことが大事なのかも。 ・学生時代の時間は一生の心の糧になる(「永遠の18歳」は言い得て妙だなと感じる今日この頃) ・一時離れても必要な人とはまた巡り会える。ののはなもまたいつか巡り会える時がくるのかもしれない。
0255文字
おーかみ
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ネタバレこんな、こんな終わり方…!!二人はずっと通じているのだろうけれど。お互いに「これが最後」「でも側にいるわ」と心の底から感じているんだろうけど。切ないというか、辛いと言うか。乙一さんのライオンハートを思い出した。運命の二人なのに、交わらない。でも心はずっと繋がってる。
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Mya
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ネタバレ女子同士の恋。 共感しか無かった。 嫉妬は、相手が話してる男子にも女子にもするし、 繋ぎ止める何かがないから、常に不安になる。 その中で相手が嫉妬を誘うようなことをしたらもうそれは狂おしいくらい愛に苛まれる 好きっていちばん綺麗でいちばん深くていちばん気持ち悪い感情。 あなたを大切に思う気持ちは好きじゃなくなって、もう友達という関係になった今でも覚えている。 あなたを好きになってよかった、だから最後まで返事をしてよ。
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こじまる
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2人の女性の四半世紀に渡る、文章でのやりとりでのみにより構成。物語の始まりからはまったく推測できなかった展開。前半は、あらあら苦手かも??と思ったけれども読み進めるに従い惹き込まれていきました。 2人の女性は恩田陸さんの「灰の劇場」と、なんだかイメージは繋がるような…
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ふじっこ
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ネタバレ中高生ぐらいの女子の所謂「親友」ってこうなるよねーわかるわかる、と読んでたら恋愛になってびっくりした。ハハーン、これは一旦別れてもお互い大人になってから再会して配偶者に先立たれたりを経て老後は穏やかに二人で過ごす感じでは…?(手紙は同居生活のメモになったり?)とワクワクしてたらそれも全然違った。三浦しをんさんの掌の上ころころ。お互いにここまで愛した人に同じ熱量で愛されて、心の中にずっと残ってるってすごく尊くて幸せなことだと羨ましく思う。
0255文字
読書家さん#uHu49q
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言ってしまえば、よくある、女性として、人としての生き方を模索するストーリー。 昭和40年頃から女性への教育、女性側の意識も含め、流れが変わった。 その流れを受けた、主人公たちの内面の変化や思想と人格の芯みたいなもの、人としての理想と、尊厳にみちた生き方をすることの難しさ、孤独がじっくり読み手にしみ込んでいく過程を味わえる。 ハードもソフトも含めて、環境が人を育てていくのだな。
0255文字
おんたま
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二人の女性の手紙形式で進む物語。最初はすごく読みづらく感じたが終盤は引き込まれた。ただ終わり方がよく分からなかったた
0255文字
てん子
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ネタバレ表紙からほんわかしたお話かと思いきや、なんというか、濃密な恋のお話で少しびっくり。全編通してののとはなの手紙とメールで構成される今まで読んだことないタイプのお話でした。途中までちょっと苦手かも…なんて思ったけど、先が気になって読むのが止まりませんでした。同性同士の恋愛だけでなく、女性としての生き方や窮屈さを描いた作品。
0255文字
かどの炭
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最高の恋愛小説だった。
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ささめ
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好き!!最後の一方通行で終わってしまうところが切なすぎてもうたまらないんだけど、好き…ハアア!どうか、この想いを伝えてあげて!誰か!! ののとはながお互いを羨ましく感じ、憧れ、尊敬し、いっしょになってしまいたい、と思う気持ち、わかる… 大好きな友達がいて、その子がわたしだけの友達であってくれればと思ったことあるので、その延長のような気持ちなかなと ののとはなの、少し噛み合わない部分がもどかしく応援したくなる。
0255文字
まる
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前半はおもしろかった。後半、架空のアフリカの国ゾンダの描写がステレオタイプなせいか乗れなかった。作者が迷走しているように感じながら一応最後まで読んだ。
0255文字
はじめ
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ネタバレ女性同士の同性愛がスタートとなるが最後は愛と信頼の小説。信頼できる人はいるが関係を続けることは難しい。相手に飽きられるかこちら側が飽きる。歩調を合わせながら成長するのは難しい。あこがれの先輩がいたが今や尊敬できるかどうかは怪しい。藍については過去の恋愛は美化させることが往々にしてあるし、大人になると若い時の熱量で愛せないので若い時の恋には敵わない。
0255文字
よん
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ゾンダという国が本当にあるのかと思って検索してしまうほどリアリティを感じました。 面白かったです
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ロロ
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タイトルと表紙でほのぼの系かと思って読みだしたら、全然そんなことはなかった。途中、うわー!ドロドロ展開か?と思ったけどこういうオチになるとは思わなくて、なんだか呆然としている
0255文字
kirinn
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2人の秘密のやり取りを少しのぞかせてもらい…装丁にひかれ、当時読もうと思ったことがあったけど、今読むより感じれることが少なかったのではないかと思う。私も手紙のやり取りしてたけど、どこいっちゃったのかな?残ってたら、読み返したいような、読み返したくないような。
0255文字
アキノユ
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ネタバレのの、と、はな、の、数十年に及ぶ手紙やメールのやりとり。その人がなくてはならない、その人が自分の全て、と感じるような相手に出会えることは幸せなんだと思う。たとえその関係が永遠に続くものではなくても。次の段階へ先に昇華させられたほうと、取り残されたほう、その時間差が苦しくはあるだろうけれど。
0255文字
kmar
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互いの人生がつまらない
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くるり
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愛と覚悟の物語だった
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がんもどき
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ネタバレ女同士の友情と恋愛感情が書かれた本。1,2章の細切れな手紙のやり取りの部分はコマ切れなだけについつい休んでしまって読み続けにくかったが、最終4章辺りは読みごたえがあり、読むテンポも上がって一気に読んだ。女の子同士の同性愛の部分はちょっと理解できなかったが。最後は東日本大震災とアフリカの内戦で連絡が取れなくなって終わるが、やっぱり関東に住んでる人には阪神淡路の地震はよそ事なんだなあと。
0255文字
sukham
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①正直なところ、還暦過ぎの爺さんには?!《ナンダコリャ》LGBTQ系(では調子外れカナ?)小説。②或る1つの解釈…横浜お嬢様の遍歴ヲバ垣間見る・見られる。③「はな」の書簡の1節…私がアメリカから戻ってきてびっくりしたのは[日本では米国よりも]息がしやすいこと。米国にはひとつものすごい枷があるの。→つまり、「宗教、一神教の圧倒的優位」☆この点を掘り下げていくと、「はな」のゾンダ国への暴虎馮河的行為に繋がるのか、不明。④「ののはな」→「野の百合」新約マタイ第6章Considerate lilia agriカナ
兵士O

sukhamさんが「LGBTQ系」とか「野の百合」とか書かれているので、何かと思って他の読まれた方々のレビューを読んだのですが、要するに上流階級の女性同士の純愛の話なんですね。しかも人によっては三浦しおんさんの最高傑作とか。これは、……、う~ん、……、食指が動かないかな?

08/30 17:40
0255文字
Pika
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離脱
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ヴェネツィア
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ある時は箱根駅伝、そしてまたある時は便利屋稼業、はたまた林業にも。変幻自在、稀代の物語作家、三浦しをんの今回はなんと百合小説。着想の原点になったのは、おそらく太宰の『女生徒』だと思われる。往復書簡の形式はルソーの『新エロイーズ』からか。物語の舞台の聖フランチェスカは、作家の母校、横浜雙葉中高校がモデルだろう。「のの」と「はな」それぞれの造形が絶妙。しかも、二人とも次第に成長してゆくにつれて文体も変化してゆく細やかさ。どのように収束するのだろうと思っていたが、もうこれしかないエンディングであった。⇒
mae.dat

ドロップアウト中の本書。別の方もてエンディングに言及されていて。そろそろ再開しようかなぁ。

08/24 12:19
ヴェネツィア

mae.datさん、このエンディングには不満な声が多いのですが、私はこれしかないという評価です。

08/24 13:37
4件のコメントを全て見る
0255文字
zel
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同性愛の恋愛小説と評されることもあるけど、そうではなかった。性別とか関係なくて、大事な人を想うこと、つながること、だから戸惑うこと、不安になること、離れてるけど対話すること。生きることの物語と感じた。ののとはなの関係、だれしもあるのかな?大切な、大切にしたい繋がり。自分の支えになってる繋がり【digitallibrary】
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ワープロ
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とてもとても素敵な話だった。ののもそう評していたけど、愛嬌があって優しくて強いはながとても好きだった。2人にまた出会ってほしかった。そして、はなが高校時代に埋葬され中からひっかいても外に出られないと言っていたものが大人になって爪が剥がれてでも掘り起こしたいと思う遺跡になった、という書き方がとても素敵だと思った。そんなふうに思える愛し合った記憶があるのは、とても幸福な事だと思う。
ワープロ

願わくば、ののが最後に書いた手紙をはなにも読んでほしかった。ののとはなが一緒に生きていくところを見たかった。

08/04 23:07
0255文字
巻き寿司
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重い。同性愛について。手紙などのやりとりで物語が進んでいく。あまり受け付けない話だった。
0255文字
青猫ちびすけ
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ネタバレのの、はな、と呼び合う二人の女性の物語。なんだかうまく飲み込めなくて、迂闊に感想が述べられない。 愛、共感、理解、嫉妬、憎悪、悲哀、それら全てが渦巻いて、様々な生きざまが描かれている。 考える、想像し続けることの大切さと難しさを思う。自分の無力さを自覚するむなしさと、悲劇があっても日常生活を送る残酷と鈍感には覚えがある。 為五郎の事だけが受け入れられなかったので、ラストから3日後くらいに帰ってきたと勝手に思うことにする。
0255文字
むぅ
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ここ最近読んだ中でいちばん良かったかも。人生を読ませてもらったなぁと思います。 登場人物の心情など、自分の人生にも少なからず重なるところがあったのでところどころ泣きながら読んでしまった、、 愛おしい記憶を磨いて綺麗な思い出として大切に胸にしまい込む。それだけで人は生きていけることもある。
0255文字
明星ことこ
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消化不良
0255文字
AliNorah
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昭和の女子高生。携帯もなく、手紙と電話。毎晩手紙や交換日記を書いていた中学生時代を思い出した。2010年はメール。遠く離れていても一瞬で届くように。2人のつながり強く、離れても再び何でも話し合える関係になれる。2人とも自分の足で立つ生き方を選択する。強い。最後に、はなからの手紙も読みたかったな。
0255文字
tomato
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ネタバレ女子高生時代のやり取りよりも40代ののが語る悦子さん話、性別/年齢/時と場所を選ばず訪う"運命"への解釈、襲いかかる脅威(ゾンダや震災)に全くの無力でいるしかない遠い地に隔てられた我々など、心にくるものが多い。心の底から相手の幸せを願う気持ち、安否も分からない中、常に心から離れず語りかけながら日々を過ごす感覚。忘れて生きる、相手のいない日常に埋もれていく状況――。 "知り、考え、想像すること"を決意し「私は今私がいる場所で淡々と暮らしを続けましょう」と宣言するののが美しい。標となり続ける人の存在。
0255文字
紗世
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ののとはなの手紙形式のお話。同性愛。昭和の女子高生のきゃぴきゃぴほのぼのとした文通で始まり、次々と思わぬ展開にすすむ。まさかこんな終わり方とは…ちょっと重かったです。
0255文字
ノア
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表紙とタイトルからほんわかした雰囲気のお話かな、うんうん思った通り、と序盤まで思っていたのですが、そんなことはなかったですね。勝手な思い違いでした。文通を通して伝わる、二人の生き方や、思いが、読み応えのある話。携帯電話が普及していなかった頃の手紙のやり取りは懐かしかったです。今でも学生はやっているのかなあ。手紙じゃなくてスマホかな?
0255文字
いちごみるく
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"生まれてくるまえ、私たちがまだだれとも会っていなかったように、死んだひととも、まだ会っていないだけのような気がするのです。"
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ぐりーん
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女性二人による文通(メール含む)のやりとりを時系列に並べたもの。もちろんフィクションではあるけれど高校生から40代までのやりとり(長い空白期間あり)で二人の人生が鮮明に浮かび上がる。 同性愛を描いている作品で、ドロドロとした恋愛沙汰は高校時代にしかないけれど精神的な繋がりは続いていく。彼女たちの人生が幸せだったか否かを他人(読者)がジャッジするのは無粋な気がしてしまい、傍観者としてそれぞれの人生を眺めていたけれど、あそこまで信じ合える人に出逢えたこと自体が奇跡のように思えて、ほんの少し羨ましくも感じた。
ぐりーん

追記。図書館本。

05/04 17:14
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