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人に話したくなる世界史 (文春新書 1165)

感想・レビュー
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Miyoshi  Hirotaka
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あらゆる歴史は現代史。アレクサンダー大王がインダス川を越えなかったのも、英国が戦費調達に成功したのも、綿製品が世界を席巻したのも現代と同じ判断。一方、印刷機、保険、蒸気船の発明で歴史は大きく前進した。わが国も戦国時代から世界史に組み込まれ、それ以降のリーダーの意思決定に世界情勢が反映した。政治、経済、社会、技術の変化は国境を越え、互いに影響してきた。国史は来し方と今の有り様を当てはまり良く説明し、近隣諸国の歴史は直接の影響という点で無視はできない。一方、広域の歴史は長期的かつ不可逆な変化を説明してくれる。
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lily
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世界史の雑学本。帯にあった「母をたずねて三千里」のマルコの件は移民でしたの一言。掘り下げ方も微妙で、何よりもブックガイドに自身の著書を勧めるあたり節操がない。著書の本はもう読まないかな…。①ヴァイキングのロングシップはダウ船以上に喫水が浅く、バルト海でもスイスイ移動できた。②フェリペ2世にとってスペインは支配地の一つ。アントウェルペンこそ要であった。③フランスの土地税に対し、イギリスは消費税が主体で効率よく税収を確保できた。
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jlm
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面白かった
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lila
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冒頭で居酒屋で話したくなると書いてありましたがそれは基礎知識がきちんと備わってる人に限るって注釈が必要です。 私の脳みそではところどころなるほどと思うのですが数分経つと忘れてしまう… 歴史家がいかに知識を多面的に使って研究しているのかを垣間見られて面白かったです。
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fseigojp
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流通と移民に重点を置いた世界史講義
penginpapa

帯買い、ですか(^。^)y-~

07/15 16:07
fseigojp

母をたづねて三千里です

07/15 17:03
0255文字
tomo
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面白かったが、やはり世界史は基礎がないなぁ。イギリス、中国、アメリカの話は興味深い
0255文字
ototen
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48点
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雲をみるひと
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世界史をいくつかのテーマに焦点をあてて解説した本。最近よく目にする形態だが、本作も深掘りはしていないが、長さ的、内容の軽さ的に読みものとして読みやすい。似たようなコンセプトの本がたくさん出ており著名なテーマは網羅されてきている中、今後どんな方向性の本が出てくるか少し楽しみ。
0255文字
あ
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要するにつねに世界史は書き換えられてると。世界史というより経済商業史寄りで、その辺勉強してた人は知っとるわいとなるかも。今の時代から見て歴史のこの部分はどう参考にできるだろうと見るのが大事なんですよみたいなことを言っていて、へえそれじゃあどんな新しい視点をもたらしてくれるかと俺にとってはすごく新しい本を手にとったつもりだったから期待してたけど残念。ただ、タイトルのイメージほど軽くなく、丁寧な語り口は少し好きかなと思いました。あとブックガイドと称して著者自身の本をやたらに推すのはどうかな、とも
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人mI
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教科書に書かれていない新たな視点から観た世界史解説。ヘゲモニー国家の下りはなるほどと思ったが、中華思想を強行する中国は金に物を言わせてインフラを手中に収めているが、アメリカと関係悪化と政権の在り方では世界の中心に成り上がるには難しいのだろう。誰もが信用し頼りにせざるえないシステムを創造するのは容易では無い。
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放浪読者
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母を訪ねて三千里のマルコは、なぜアルゼンチンへ向かったのか?など、いろいろな歴史本に散見されるちょいネタが集めてあるので、雑談で使える興味深い話ばかり楽しめる本です。
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osakanazuki44
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手数料を制するものが世界を制す。
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terry
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アレクサンダー大王が何故短期間でエジプト、ペルシャからインダスまで征服することが出来たのか?古代史に疎い僕は何か異星人を見るような感覚で大王を見ていたが、既に通商経済圏が出来ており、大王はそれに沿って軍を進めていったとの事。インダス川の先はまだルートが開かれていなかったために軍を引き返したのでは、との玉木説。なるほど、納得。その他いろんな点で今まで知らなかった歴史の見方を教えてくれた。うん、面白かった。
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貧家ピー
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マルコの母は何故ブエノスアイレスに行ったのか、 という疑問から、イタリアからの移民 - 蒸気船の歴史を勉強できる。全13章。
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西
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期待しすぎた。帯に釣られたかな。個人的には面白くなりそうになった段階で次の章に移るという消化不良ぎみ。もう少し詳しく、踏み込んでほしかったけど、かといって長文だと手に取らないだろうし、私にとっては正直中途半端だった。人に話しても面白くなりそうには思えないなあ・・・
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ユウヤ
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経済史中心に従来の概念とは別の見方を示してくれる。特にイギリスの覇権が如何に続いたかを借金、綿、蒸気船、手数料などの視点から読み解くあたりは爽快だった。また、中立国が戦争で儲けるという事実もハイジの故郷の山国を考えると納得。穏やかな顔をしながらウラで何を企んでいるかわからない人たちの間を掻い潜る外交はやはり日本には無理かなぁ・・・と。
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じーゆー
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全体的には面白かった。経済の話は個人的に少し難しいと感じた。
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の
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古代から現代までの13章の歴史考察。「居酒屋で人に聞かせて、ああなるほどって思わせるような話」がコンセプトで、世界を一体化させた蒸気船、保険の基本となった数学理論、借金大国イギリスなど、世界史の教科書には載っていないが、現代人が身近に感じるネタが語られる。「面白い歴史とは、優れた歴史叙述」と謳いストーリーを伴った史実は読みやすく、今現在起こっている国際情勢の大元の流れはどこにあるのかを考える手助けとなっている。日頃のニュースや時事ネタで一言トリビアを加えるのにはいいのかも。多少ツッコミどころはあるにせよ。
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パーやん
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居酒屋で人に聴かせて、あぁなるほどと思わせるような話を纏めた歴史の本...という構想は良いけど中身がそこに届いてない。特に前半は中途半端で中々飲み屋じゃ話題にゃならないよ。グーテンベルクの印刷技術が、聖書の普及や契約書による商取引の普及を支えた...って話は少し興味深かったね。
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ナオキ
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国の借金のありかた、中立国の振る舞いかたなど、興味深く読めた。
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ゆめかまこと
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エピソード中心で本当に話したくなるような内容でした。特に著者の守備範囲の近世近代の経済史の部分は、おもしろくて仕方なかったです。明日から酒の席で大いに薀蓄を披露したいと思います。
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Woody
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歴史上で大きく捉える事を学んだ。続編も望みたい。3
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Ryosuke Kojika
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ネタバレ最初の農業はメソポタミア 江戸と同じ収穫率 マケドニア遠征は東西の交流があったから可能 大航海の目的は西アフリカの金の直接輸入 近世の交易は商人に依存 植民地を失っても影響力あり(アヘンなど) フェリペ2世の政治は帝国としてみる インドの綿産業=イギリスの産業革命が即インドに打撃ではない→イギリスだけが海洋帝国として原材料(奴隷)、加工、輸送を一元的に支配 戦争中は中立国 蒸気船と帆船の違い→確実性→大型化、港湾の巨大化=国家の関与が必要=近世のネットワークの交代イギリスの発展は海運の独占 非公式帝国
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ta_chanko
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交通・物流・金融などのインフラを整備し、各国や世界の人々から巧みに手数料収入を得るのが覇権国家。そういう意味ではGAFAと同じ構造。
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tsune105
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歴史教科書だけでは決して学べない、ヘゲモニー、交易ルート、英仏の財政比較など、知的好奇心をくすぐる構成。 各章毎に、知識の深掘りを目指すためのブックガイドもありがたい。 新書の限界なのか、遠慮がちな著者の性格なのか、論拠不足な気がする。
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竜玄葉潤
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一つひとつの話は興味深い。でも、話として面白いかと言われれば???もう少し盛っても良いのでは、表題に会わないよ。
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クサバナリスト
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ネタバレ「蒸気船の世界史 マルコはなぜブエノスアイレスへ?」の解説で蒸気船をその要因の一つにあげているのは、他書ではなかったこの時代の背景をとらえた回答として興味深い。だが、なぜマルコの母親がジェノバを離れたのかの解説が足りない。 清国の阿片の輸入量はイギリスよりもポルトガルの方が多かったのには驚いた。
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まーち
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専門書や解説本ではなく、歴史の読みものという感じの本で、易しい言葉で書かれているので、とても読みやすかった。この本のいい所は、各章の最後に、【もっと知りたい人のためのブックガイド】として、その章の内容について、詳しく書かれていると思われる作品を紹介していること。この本を読んで興味を持ったら、それらの本も読んでみては?ということなのだろう。世界史を勉強中の学生というよりは、ストーリーとして、歴史を楽しみたいような、大人向けの本という感じだった。
まーち

まず、オビがマルコなのは、なぜ、マルコの母は、子どもを残して出稼ぎに行ったのか?ということで、移民の時代について書かれていました。 フェルマーが登場したのもこの本です。「確率論」ということで、保険制度の成り立ちについて書かれていました。

06/18 00:20
マーブル

そうなんですね。確かにお母さんが遠くに行ってしまった理由は漠然としか、考えていなかったですね。 数学は商売とも関係が深そうですもんね。

06/18 06:33
4件のコメントを全て見る
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藤井宏
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ネタバレツタンカーメン王のマスクの青い部分に埋め込まれているラピスラズリは、エジプトでは産出せず、おそらくインダス文明に属する地域から輸入されたものであろう。全体を通してさらっと書いてあるせいか、以前読んだナマコの本ほどの感銘は、残念ながら受けなかった。
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Yoshihiro Yamamoto
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A 「物流は世界史をどう変えたのか」に続く2冊目。資本主義社会では、「働かなくても自動的にお金が入る仕組み」を作った者が勝者となる。それを国家に転じたものがヘゲモニー国家。世界全体の経済が拡大することが自動的に自分の儲けも増やす。そのため、国際的なインフラを構築しそれを他国にも使わせ、そこからの手数料(ショバ代)を取る。典型が電信基盤を構築し、金融決済を握ったイギリス。昨今のアメリカを鑑みるに、ヘゲモニー国家の終焉となるのか?著者は金融面の弱さから次のヘゲモニー国家に中国がなるのは難しいと論じているが…。
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