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七夕の雨闇: ―毒草師― (新潮文庫)

感想・レビュー
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ASA
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ネタバレ西田君、相変わらず不憫。何だかんだで御名形氏は西田君を気に入っていると思う。まあとてもそうは見えないのだが、そう思う。七夕に隠された歴史。QEDでも『権力者って奴は…』と思うがここでも同じく。姉弟のとある関係が語られるが、兄妹ではあまり聞かないというか。小説やドラマでもこういうのって姉弟が多いと思うのは気のせいか。
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陶子Ⅱ
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酷暑の夏、七夕にまつわる話し、民俗学的な見地で、楽しめた。おこもり読書。ミステリーとして、娯楽。知的読書をできて、良い時間、過ごした
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bookshelf_yt07
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井筒上演前に能楽師が亡くなる事件を発端に、宮司の星祭家に悪災が降りかかる。事件の影には「七夕」が。なぜ牽牛と織女は出会ってはいけないのか。七夕の意味を毒草師・御名形史紋が謎を解き明かす。 七夕生まれの私にはショックな話だった。
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きゃる
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ネタバレ七夕にまつわる悲恋。笹の葉さらさら、軒端にゆれる〜。あの歌にも意味があった!面白かったのは面白かったんだけど、鵲が可哀想。まあ誰も継承できないから仕方ないか…、兄妹婚なんて古代じゃ当たり前にあった事だし、親戚同士殺し合いも由緒正しいお家柄を筆頭に珍しい事ではないけれど、それを現代に持ち込むと犯罪になる、と。このシリーズを順番知らずに読んでしまったので、ちょっとこんがらかるけど、テーマには関係ないので大丈夫。西田君だけが不憫。
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サニー
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ネタバレ現代では形だけが残っている伝承行事に、そんな隠された意味があったのですね…。 QEDシリーズでは、蘊蓄メインで事件は無くても良かったのでは?という時もあるけど、今回は事件と七夕というテーマが上手く絡み合っていたなという感想でした。
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ag0514@だが断る👼
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☆☆☆★ 「毒草師」シリーズ4作目。七夕の謎と連続殺人。織姫、彦星の正体に驚きました。そして、七夕本来の目的に恐怖します。殺人事件の犯人はともかく動機については、納得できない。毒草師シリーズらしく正体不明?の毒物も出てきます。全体的にかなり強引に話をまとめているような印象。QEDの祟と思われる人の話や奈々がでてくるのは、ちょっと嬉しい。QEDシリーズと同じような内容の説明や解説が出てくるため、新鮮味がないように感じてしまいました。西田君は、いつも通り。次作も期待します。
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LUNE MER
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梅雨が早く終わり、実に珍しいことに7月7日なのに晴れてる✨(もっとも、旧暦と新暦のズレの話もあるので意味がどれだけあるのか分からないけど。)というわけで急遽再読。毒草師・御名形のキャラの冴えは相変わらず。さて、作中で和歌集に登場する七夕の歌を探すシーン。勅撰和歌集では「秋歌」(上下に分かれていれば上)の最初の方に集中して並んでいるので、この機会にパラパラめくってみてはいかが?
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3月うさぎᕱ⑅ᕱ゛
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星祭家と竹河家で起きる事件を毒草師が解いていく。この毒草師のキャラクターも良かったけど、何より「七夕」に隠された歴史、秘話、和歌や言葉の持つ意味などすごく面白かった。知識が膨大すぎて多分全部は理解できてないかも。でも読み返すのは無理です〜。
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こお
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毒草師シリーズです。七夕はQEDでも語られていたので、今回は物語の構造をだいぶ先読み出来ましたね。きっちりと全てが繋がっていく様が、毎回のことながら見事です。
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ぶーちゃん
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高田さんらしい理屈っぽい作品 いろいろな知識が増えて考えさせられるよ\(_ _)金田一さんのみたいに関係者がみんな死んでしまう😓
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fumiyo97081230
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以前に読んでた。七夕の不思議を解き明かす蘊蓄がたまらないね。
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ちばっち
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QEDでも七夕について触れられていましたが更に突っ込んだ内容となっています。高田さんの作品を読む度、年中行事だからと深く考えずに参加している自分たちが恐ろしいです。しかし見事に全て繋がっていて昔の人は本当に言霊を操っていたんだなぁと感心してしまいました。最後に奈々ちゃんがチラッと登場しましたがまた両方の絡みが見られるのかしら…と期待してます。
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てんつく
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本編の御名方の説明より、中野信子さんの解説の方がスッキリ納得出来た。
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BlueOcean
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☆5:毒に関連する情報は少ないが、七夕に関する情報が多く、勉強になる。地名、行事、言葉、神社などにまつわる意味や歴史を知ることができて楽しい。読み物としても気楽に読めて楽しい。
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白稲
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読了。毒草師 御名形史紋これが4作目?かな 確か2作目の「パンドラの…」を読んだはず。本編のQEDのタタル氏と双璧をなす変わり者のシモン君…物語の展開はほぼ同じ両氏の蘊蓄を拝聴するのがメインであります(笑)ただ本編は奈々ちゃん視点で進んで行くが今作の視点は西田君のそれである。ちょっと何か…うん…ねって感じですが話の内容はなかなか濃いですね。陰湿で陰険で陰惨な昔人…言霊恐ろしや
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ひつじ
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今回は七夕伝説の回。QEDシリーズの竹取物語の回でも感じたが、日本の伝説・昔話は根本のところで共通している。改めて昔の人々の言葉に対する繊細さ、敏感さ、奥深さを感じる。
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hnzwd
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QEDスピンオフの毒草師シリーズ。七夕に隠された騙りと、真実に迫るという、、やってる事はいつもと変わらない。毒が絡むとこっちが主役になるのかな??
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みいくん
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だんだんと御名形さんのキャラクターにも馴染んできたかな。言葉は言霊と言われますが、昔の人は本当にこんなに考えて言葉を使っていたのでしょうか。
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マイ
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ネタバレ七夕に関してはタタルも色々話していたので、それほど目新しい謎はなかったけど、その陰で傷ついている人たちがいるという事にはやはり、苦しくなる。御名形は見慣れた(読み慣れた?)せいか、アクが段々少なくなってきているような気がする。所々でタタルやナナを気にするのも面白い。
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猫屋敷十夜(奈落迦☆)
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全体的には面白かったんですが、どうしても北森鴻氏の蓮丈那智シリーズが頭をかすめる。毒草より民俗学っぽい話も多かったせいかな。今回凄く気になったのは響子さんの「理系だから」発言。文系を免罪符に数学や機械はわからん、とか言う人は多く見られますが、理系を言い訳にする人は会った事ないな。普通に「文学苦手」とか「伝統芸能は眠くなるから知らん」とか言う人はいますけど。何度も言い訳に使おうとするのが気になって、逆に理系を疑いたくなりました。
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あっちゃん
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毒草師シリーズ第4弾、基本的には今までの高田作品で語られてきたことだけどそれでも新たな展開に驚かされる。QEDシリーズもそうだが現代の事件はどうしてもとってつけた感がある。しかしそれが決定的なデメリットにならないのは高田史観をもっと知りたいと言う思いが強いからだろう。
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とも
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★★★☆七夕が、なぜ「たなばた」と読むのか。牽牛と織姫の正体は。ミステリーとしては面白いものの、歴史解明的には、まぁ広がりがなく少々物足りない。
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千木良
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近松門左衛門の世界のような美しい話ですめば、この七夕も更に微笑ましい風習の一つとなっていたでしょう。しかし実際は、もっと陰湿で陰険で陰惨な話なのです ―― QEDスピンオフ、毒草師シリーズ四作目は「七夕」の民俗学。七夕行事に秘められた、日本人を縛る千三百年の呪を解くミステリ。織女と牽牛を誰に比定するかが今作の肝。そして、それが"代々続く家の因習と業”を明らかにする事件解明つながる、という安定の読み応えでした。脳科学者である中野信子さんの解説も秀逸でした。七夕だけに棚旗さんもカメオ出演しています。
千木良

 ―― 我が国における七夕祭では、三粒でも雨が降らねばならないのだとも、短冊が流れるほど降るのが良いなどともいわれて、これを『七夕雨』『灑催雨』と呼ぶ地方が今も多いのです。 …―… 昔などは鳥取県の一地方で、七夕の夜は一粒でも降れば良いが、降らないと二星が逢ってしまい、病気の子供が生まれるといわれ、茨城県などでは、疫病神が生まれるなどといわれていました

08/04 21:32
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権三郎
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七夕に織姫と彦星が会うと、悲劇が起こるという言伝えがあるそうです。毒草師を名乗る主人公の、「陰湿で陰険で陰惨な」七夕を解きほぐす物語はスリリングでした。
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グワカマーヨ
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毒草師シリーズの三作目がKindleで手に入らないから、先に最新作を読んでしまった。悪魔が来たりて笛を吹くの利彦だけでも気持ち悪いと思っていたけど、こっちはさらに上をいく…。
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ひろ
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ネタバレ七夕の謎を解明するのはいいが・・・・ 何故この一族が姉弟の近親愛に固執してしまったのか ようわからん、血なのか?
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nako*beary
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読書会で紹介してもらった本。 毒殺の謎を解くミステリー小説なんだけど、そこに日本の七夕の伝説をかけあわせて解説していくので、古文を読んでいるみたい。巻末の参考文献は圧巻でした。 ミステリー小説としては…うーん、もう一歩。
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るぴん
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毒草師第4弾。今回は密室殺人ということで、今までよりは事件部分も気になったかな。七夕の風習に込められていた裏歴史が悲しい。天照大神と素盞嗚尊、秦氏と蘇我氏。古代史に絡んだ民俗学は、知れば知るほど深くて面白い。星祭家の秘密には、若干引いてしまった…(-。-;
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アホノシャカタ
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歴史、民俗学のミステリ。ワトソン役がポンコツ過ぎると思ってしまった。
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金城 雅大(きんじょう まさひろ)
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文系ミステリ? よくわからなかった。
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【みらいけん読書会】
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#23 GTO
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アキ
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シリーズ4作目。 七夕の歴史は、平安時代の枕草子や唐の詩人、更には ギリシャ神話や日本の神話まで絡めとって、 えらいこっちゃになってた。 恐るべし黒歴史! 今回もお勉強になりましたが、蘊蓄が多すぎて たぶん、ほとんど忘れるだろうなぁ~(^◇^;) 西田君も、一度痛い目にあいますが、いつものような 史紋との絡みもなく、メインの出番も少なかったです。 でも、科捜研でもできなかった毒の特定をした史紋も凄いけど 百合さんの毒探知能力がすごかったぁ~ さりげなく史紋に危険を知らせるところがステキ♪
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みゆき
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歴史と民俗学がお好きな方にはぜひおすすめしたい。順序が逆になってしまったけれど、これから一巻を読みます。
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にく18
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いつもの高田節で、七夕うんちくいっぱい。今度の七夕が雨になったらこの悲恋を思い出すかな。でも在所の七夕は8月なので、ほぼ晴れるなあ。巻末の中野信子さんの解説が面白かったです。
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mad
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はかなきを誰か惜しまん朝顔の盛りを見せし花もひと時。明智煕子の辞世を目にし、明智光秀に繋がった..連歌にならない、あの連歌3句に..詠まれた歌には言霊が含まれていたのだろうか..。そして、「ささの葉さらさらのきばにゆれるお星さまきらきら金銀砂子......」只の偶然かも知れないが、まんまやんかと思いつつ...さらさらときらきらに日本人的感覚を感じ、濁点ふれば..ざらざらとぎらぎらということに、凄いな..と、勝手に思ったりした。おもしろい。
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naolog
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うんうん、七夕については安定の高田論、と思ったのですが、またも日本史の闇にやられましたね。神社の深い闇。
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ちょん
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しまったー!またシリーズものを2巻目から… でもQEDシリーズ好きな私には面白かった、途中からでも楽しめました(*^^*)こじつけかもしれないけど、こういう歴史や民俗学の解釈って大好きだ✨ 本編とは関係ないですが、無意味な相づちって気にし始めるとイライラしてくるかも(笑)
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lifeisreal
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ストーリーにうまくついていけないのはやはり読み手のせいでしょう。最近あっさりした文章を読み過ぎてるせいでしょうか。
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zero
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QEDとのクロスオーバーがファン心を刺激してやまない。アマテラス・スサノオ・ツクヨミの三柱の謎解きが作者のライフワークと化してきた感あり。
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