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しゃべり尽くそう! 私たちの新フェミニズム

感想・レビュー
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香菜子(かなこ・Kanako)
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しゃべり尽くそう! 私たちの新フェミニズム。 望月衣塑子先生、伊藤詩織先生、三浦まり先生、平井美津子先生、猿田佐世先生の著書。ジェンダー不平等をなくしてジェンダー平等を実現しないと日本はいつまでたっても世界に通用しない脱落者になってしまう。ジェンダーギャップ指数でみると日本は世界の中の落ちこぼれ。女性差別や男女平等やジェンダー不平等なんて言葉が存在しなくなるくらい自然なジェンダー平等が進むことではじめて真のジェンダー平等になる。
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ネタバレ2018年の本。沈黙しない、発言すること、仲間を増やし、連帯する、大事。
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しんすけ
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読み終わったとき、虚しさが少し残った。 東京新聞の望月記者と四人の女性との対談が収録されている。 伊藤詩織、三浦まり、平井美津子、猿田佐世。 それぞれのテーマは ●セクシャルハラスメント ●女性議員 ●慰安婦 ●国際社会と基地問題 ● どの一つをとっても改善が進んでいるとは思われない。 それどころか、今の日本政府は軍国政府の感を呈している。 本書は、2018年に発刊されたもの、あの頃はまだ希望が観えていたような錯覚もあったが、今はその片鱗さえない。
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ももそ
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望月衣塑子さんと、4人の女性たちとの対談、新たな発見があり自分の浅はかさを省みました。今まで我慢するとはなく当たり前と思っていたことは、実は性差別の一つだったのか、とか。保育園の送迎とか家事、介護とか、今更再確認ですよ、女性にしかできないことではないと。なんで安倍さんは女性だけにやらせたがってたんでしょう。慰安婦問題も、あちらさんのイチャモンと思ってましたけど、性的搾取を駆逐するために反省を踏まえて世界に発信する度量が日本に欲しいですな。まずは痴漢は犯罪です!そこからスタートする日本男子の恥ずかしさよ。
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ネギっ子gen
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<「ジェンダーギャップ指数」で、日本は144ヵ国中114位と過去最低を記録>し、男女差別がなかなか改善されない状況下で、自分に何ができるか考えた東京新聞社会部記者の望月衣塑子さんが、日本を代表する様々な立場の4人と語り合った記録。ジャーナリストの伊藤詩織さんや政治学者の三浦まりさん、新外交戦略「新外交イニシアティブ」の猿田佐世さんの3人は知っていたが、公立中学校社会科教諭の平井美津子さんは知らない。慰安婦のように性を蹂躙された女性達のことを、積極的に教育の場で取り上げている、“胆の据わった”教師ですね。⇒
ネギっ子gen

猿田:「アメリカからくる情報は、料理されてわたしたちのテーブルに載せられているということをわたしたち一人一人が理解する/ほかにも声があるかもしれない、とか、大体はあっているかもしれないけれどニュアンスがちょっとちがうかもしれない、とか、そういう視点を持つことが重要/“日本のことは日本のわたしたちが決める”/辺野古がいいのか、悪いのか。原発は進めるべきなのか、やめるべきなのか/日本にいるわたしたち個人個人にとって本当にすべき決断は何なのかを、自分たちで考え、答えを出していく、これが最も重要」だと。賛成です。

01/06 07:38
ネギっ子gen

望月:自身のバッシング経験に触れ、「会社から身の危険を心配し、講演会や取材を暫く受けないようにと/愉快犯のように連鎖すると困るということで。当時『産経』が、わたしのことをネット上でガンガン書いていたので、それに触発されたのかと思えるような内容でした。大体バッシングする人達って『産経』のネット版をよく見ていると聞きます/助けられたのは日刊『ゲンダイ』でした/(脅迫が)ピタッと止まったんです。だからみんなからいわれたのは、出る杭は打たれるけれども、出過ぎる杭は打たれないからって」。おお、『ゲンダイ』の記事が!

01/06 07:40
6件のコメントを全て見る
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りく
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政治的なことは若干微妙だが、女性が過去から現在に至るまで被ってきた性差別や人権侵害に関する内容には全く持って同意 世界を見渡すと0歳児の女の赤ちゃんがすでにレイプの対象になっている 10歳位で嫁に行かされる女の子がいる 女という理由で教育を受けられない人がいる 子できない、男児を産めない、また妊娠した、と言われ侮蔑される女性がいる 女は男の指示に従うものだという古からのなぞルール 人権はまだ尊ばれてはいない
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avantgarde4u
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日米外交や教育の話は全然フェミニズムではないなと思ったが、女が日米外交を語る、ということそのものがフェミニズム的試み、ではあるか。流し読みで終わると思ったけど知識的にも得るものが意外と多かった。安倍の教育への介入は思ったよりヤバかった。日米外交の日米の関心の温度差は分かっていなかった。日本語だけじゃまずいよなほんとに。しかしこういうふうに語れるキャリアを持てるのは、まだまだ生まれや経歴が立派なごく一部の女だけなのだよなーと暗い気持ちになった。このような本が定期的に刊行され女性をエンパワーしていって欲しい。
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Hiroshi
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フェミニズムと言うよりは、リベラリズムの内容
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れーにゃん
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参考文献として読了。女性目線だとやはり、性暴力を許せないという意識や平和志向は男性より強いことがうかがえる。まだまだ男性中心社会で、女性のほうが負担が大きい現代社会。だからこそ、男女問わず、もっとオープンに性的差異とは、ジェンダー平等とは何か、互いの尊厳を尊重し合う人間関係とは何か、民主主義とは何かについて話し合う機会が欲しいなと強く思う。個人的には伊藤詩織さんの勇気を尊敬するし、クオータ制の導入にも賛成だし、慰安婦問題について中立に、事実として教える気骨のある先生がいらっしゃることは素晴らしいと思う。
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Mc6ρ助
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こういう本だからジェンダー・ギャップがあることは覚悟の上だけれど、慰安婦問題でジェネレーション・ギャップまで味わうとは予想できず。働き方改革が時短となるのもお国柄?『日本では、自分が倒れたら家族の誰に介護してもらうのか、子どもの面倒を見てくれるお母さんがいなくなってしまったらどうしようという感じですよね。スウェーデンではそういう心配もないし、仕事も5時に終わる。誰かに頼らなくても生活が回って、安定した収入がある。学費が全くなくても大学に行くこともできる。リラックスして自分の人生を選ベますね。(p179)』
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とととん
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ネタバレ良書。何度か刊行してほしい ・伊藤詩織さん:身近な「当たり前」を疑い、変えていくことが大事。何がセクハラか? わかりやすいガイドライン、教育が必要(信号でタッチしてはいけない場所を覚える) ・三浦まりさん:全体的にわかるんだけどまとめられない。もう少し勉強しないとわからない ・平井美津子さん:慰安婦とは何か、ぼんやりとしか知らないことをもっと勉強しなきゃ、判断はできない ・猿田佐世さん:変えるためには外圧も必要。そのためには準備や人脈の構築が必要
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SK
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16*性暴力、女性議員、慰安婦問題、外交などについて女性たちが語りあいました。特にフェミニズムに限った話題という感じでもなかった。校正が甘い。107ページで「望月 ○○○」ってなっているのは、一体何なの(笑)。まさか伏せ字じゃあるまいし、こんなの初めて見たわ……。
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あきこま
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東京新聞の望月衣塑子記者が、伊藤詩織、三浦まり、平井美津子、猿田佐世というそれぞれ有名な人たちと対談する本。どのジャンルの話も広げられるのすごい。タイトルには「フェミニズム」ってあるけど特にフェミニズムをテーマに語るというわけではなく、それぞれの対談相手の人が取り組む課題について掘り下げるとフェミニズムに行きつくという感じ。各界で女性が置かれてきた不公平な環境を変えようと動いている人たちがいるのだから、自分も出来るところでがんばろって思うね。
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Tatsuo  Mizouchi
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☆☆☆ やはりリプロだよね。
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