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東京格差 (ちくま新書)

感想・レビュー
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金吾
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職と住のイメージが違いましたが、著者の言うことに納得できます。歴史的な話も良かったです。
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蝸牛
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東京と言っても武蔵小山エリアを知る者と、駒込・池袋が生活エリアの人、杉並中野・・・・港区中央区・・どう書き分けるのかな?とひねくれ者のように思いながら読み出したのですが。説得力のある分析でした。タワマンの功罪は色々と言われてしまうけど新しい居住形態も含めての文化の刷新・書き換えだなあ。
蝸牛

きっかけがあり[「食住分離」という無駄]の章を再読。多くの友達を得た町を嫌いにはならない。そこだよなあ。

01/30 09:37
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マイケル
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東京の歴史が知れて面白い 今後の東京でどこにいえをかうのかとかおもしろい
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pantyclub
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東京を住と職の視点で分析。視点が面白い。場所は住の視点で見てしまう。生活の拠点。そう考えると職の視点も欠かせない。ライフスタイルの変化が重要。個人の視点から地域社会の視点が無いと町は繁栄しない。不動産屋の重要性が興味深い。成功事例を見ると換金性よりも経済効果が優先。社会は人とのつながりこそ重要。一定量の人の流動性も必要。日本文化も変化が必要だと思う。
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Isamash
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住まいと街の解説者・中川寛子2018年出版著作。確かに閑静な高級住宅地というけど買い物や通勤に不便とか思っていて著者主張には納得する部分大。ただ大好きで良く行く吉祥寺が衰退していく街として書かれていてショック。周辺で街を支えていた人々が高年齢化して、モノが売れていないと言う。確かに伊勢丹が撤退して有名な高級レストランも複数店をたたみ、若い人々で賑わってはいるが彼女彼らは高いものを購入しないし買うものはそう高くない食事くらい。また著者指摘通り遠方からヒトが集まっている訳では無い。残念ながら当たってると思った
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犬養三千代
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東京の状況からわが町を考えた。老齢化したマンション群と新しいマンションの若者たち。交流しようと努力している。イベントの時、大学が近くにあるので学生が単位欲しさにお手伝いしてくれる。立ってるだけの女子。餅つきに精出す男子。毎年の風景。。
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りさ
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不動産の価値が減少していって空き家も増えると家賃の差が無くなりより住む場所を選ぶことが出来る??
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ゆい
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東京の地域格差について時系列を用いて語られている。今の時代は自分が購入できる範囲で地域を探すのではなく住む地域を選択できる時代であるため今後私も子供を作ることを想定して引っ越しなど行っていかなければいけないと感じた。
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お抹茶
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ネタバレタイトルは「選ばれる町」にしたほうが実態に合う。大正時代には,低所得者が交通費を払って郊外から通勤するという考え方はなく,中間層以上の特別なスタイルだった。環境よりも利便性が選ばれる時代では,「閑静な住宅街」と言って新しい動きを拒んでいると資産価値は下落する。町内会などの昔からの強い繋がりだけでは,内向きになって周囲から孤立し,頑張っても空回りしやすい。利便性で勝てない場合,谷根千や三宿や清澄白河など個性的な店の集積に寛容なまちが生き残る。共通目標を掲げにくいまちづくりはビジネスより難しい。
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Opus13
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まちが生き残るためには、定量的な利便性よりも、定性的な魅力づくりを志向すべし。重要なのは住民どうし、ないし住民と行政との緩い紐帯。納得。賛成。
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ありんこ
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熱海や黄金町など、地域活性化している市を取り上げて説明しているのは興味深く読みました。流山市や真鶴などもいろいろな試みをしていること、合併によって住民が仲良くなれないこと、タワーマンションなどが増えて商店街がなくなるかも?など、フムフムと読みました。自分の住んでいるところ以外の駅も降りてみるといいかもしれませんね。
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ねええちゃんvol.2
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★★★
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nobidora
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面白い街というのは外に開いている街、住民が積極的に地域に参画する街で、資産価値だけを気にする街、閑静なだけで閉じこもっている街は23区でもどんどん衰退していく。少子高齢化で労働者が減り、公共サービスもどんどん減らされていくことが確定する将来で、サービスを受けることしか考えない住民しかいない街はやがて沈んでいく。商店街やセンベロが売りの街がタワマン再開発で賃料が上がり、資本力のないどこにでもあるチェーン店ばかりとなり他と代わり映えのない街になることに警鐘。経済効率性だけを優先した街づくりは焼き畑農業と同じだ
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kousuke
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住宅に関する歴史から、現在、未来について書かれている本です。 持ち家派でも賃貸派でも、家を選ぶ際に参考になるのではないでしょうか。
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Haruki
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東京圏の街の盛衰の現在について、今までうまくいってきた都市でもこのまま何もしなければ縮小していく流れは必然であることを述べ、主に未来へどんなアクションを行っていくか、に重点を置いた構成となっている。行政、地域、マンション単位など、行動する市民が積極的に行っている取り組みの例(千葉県流山市、足立区、溝の口のタワマン)を挙げて、単なるスペックの高い街から脱却し、個々の街が個性をもって本当の「住みやすさ」を追求することを勧める。
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ごましお
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●多様性があるまちex)幸区コトニアガーデン●人が集まる場を作る●不動産会社からまちを見る(地域密着)●閑静な単機能なままのまちはいずれ過疎化する●2040年までに日本の住宅価値が-46%下落する恐れ→価値を維持できる場所は23区内でも都心5区のさらに限られた場所→そこに住宅を取得できる人はかなり限られる→資産価値=満足度ではなくなる●資産価値以外に住んで満足、幸せを生み出せるものは何か●まちが好き●流動性●住宅やマンションは作って売ったらおしまい●受け身でなくまちに関わることで豊かになるという価値観
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ぶんこ
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本の題名で私が思っていた内容と違っていて、論文のようでした。かなり研究されていると思いつつ読んだのですが、よく知っている場所が出てきた時点で?がつきました。詳しいようでいて詳しくない。結局は何を知らせたかったのか全く伝わってきませんでした。あまりに広い範囲を取り上げすぎたのではないでしょうか。私の小さな頭では理解できない部分が多い本でした。
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ナイスネイチャ
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図書館本。自治体やなどが努力して街の価値をあげている事例をあげているのはちょっと視点が違うので興味深く読めた。閑静な住宅街は古い考えと感じたのも。
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いのふみ
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この手の本を読むといつも思うのだが、新陳代謝がなくなり廃れるのは嫌だが、利便性にも、地域との交流にも、まちの活気にも、新しいライフスタイルにも興味がないしょぼくれた奴には未来はないのだろうか。個人がただ個人として楽しく、つましく生きていけるまちや社会はないのだろうか。
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ういろう
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よくある本とはちょっと違う。新線ができるからこの町が買い!とかいう話ではなく、自治体や住民の取組が不動産の価値を高める事例を多数紹介している。個人的には子供の頃ずっと「閑静な住宅街」に住んでいて(名古屋市内だけど最寄りのスーパーまで自転車で15分とか)それが父母の時代の価値観だったわけだけど、それに辟易していた。今は色々な種類の人が交わる場所を選んで住んでいて、この本によればそれは間違ってなかったのかな、という印象。
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shikada
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東京という町の変遷を解説する本。関東大震災、都庁の移転などにより東京の重心は徐々に西側に移っていった。郊外の閑静な住宅街に住み、専業主婦&旦那の遠距離通勤という職住分離のあり方が広まった。しかし共働きが一般化した現在では揺り戻しが起きている。閑静な住宅街よりも職住近接が可能な、ターミナル駅へのアクセスが良いマンションが好まれる。かつての閑静な住宅街は高齢化や空き家化が進んでいる。現代の居住者を惹き付けるのは、商業施設や病院へすぐに行ける利便性だ。
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美味しい渋谷
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格差って言葉には違和感を覚えるものの、現実の話として歴然と実在し、これから更に注視しすべきテーマの1つでしょう。
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こうじ
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書名と内容か一致していないと思った。少なくとも、ボクにとっては期待はずれ。「閑静な住宅街」「職住分離」「住みやすい街」「東京は冷たい」「大都市だから」というような常識の背景を解説しつつ、じゃあ東京が冷たくない街になるためには、ボクたち住民は何をすべきかということを投げかけている。でも、格差の話ではないよね、これ。
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nabebe
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明らかにタイトル負けしている本。このタイトルを見たら東京における格差がいかに進展しているかということが書いてあるかと思いきやそうした事は書いておらず。住みやすい町とは、サービスが与えられる町ではなく色々な事が住民主体で行われていて、変化のある町。その先進事例は、、みたいな感じでこれからの町作りについて深く書かれていた。まあそうした観点からはためになったが、僕が知りたかったのはそこじゃない、、。
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phxsunswin
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2019-65 ☆☆☆
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yoshiyuki okada
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多様化だとか複合施設だとか住民の参加だとか、様々なアイデアが形になるや飽和状態になる、町のコンビニみたいに。競争激化はさらに加速し、やがて第二、第三の廃墟が訪れる。次のことはわかった。次の次はどうなるのか教えてほしい。
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雲をみるひと
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都市の発展について論じた本。昭和30年代の傾向を中心に論じている過去はわかりやすいが、未来について論じているところが、地域活性化の事例紹介に終始してしまっているように見えるのが残念。都市活性化論だと思って読めば参考になる箇所も多いのだが。
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Sandholm
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バブル期以降,地価の下落によって自分で「まち選び」が出来るようになった.同時に,地方分権の流れの中で自治体によるサービスに格差が生じるようになった.しかし,自治体は税収が減る中,サービスの質を落とさざるを得なくなり,住む満足度は落ちていく.そうした中で沈むことなく活性化していくためには,住民自身がエリア・マネジメントに携わり,町の価値を創生する取り組みが有効である.
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おかむら
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住みたい街ランキング的な浮かれた情報ではなく地に足のついた内容。郊外のベッドタウン(閑静な住宅地)は夫婦共働きが普通になった今は不人気で廃れていくとか。若者発の地域コミュニティで街を活性化とか。←コレ田舎でよくあるやつだけど、都会のコミュニティカフェはなんかシャレオツだったわ。素朴なやつも意識高いやつもなんかあの手のやつは良い子臭がして苦手なんだよなー。しかし都会ってそういう「つながり」とかと無縁なとこが気楽で良いところと思ってたけど、どうも震災以降変わってきてるのかな…。
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council
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タイトルは最近お馴染み東京路線別格差本風だが中身は極めて真面目に住民交流という視点で活性化を模索する状況を考察していて三浦展の最近の著書を論文風にきちんとまとめ直した様な感じ。街の活性化や地域交流が重要なのは皆理解していると思うがそれに対して時間的拘束がどうしても付いてくる事が人によって好き嫌いが生じてしまうのではないだろうか?難しい問題である。
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みみりん
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とても興味深い内容だった。仕事で色々な駅を使って住宅へ行く。歩きながら自分の住む町や実家と比べる。記述されていた武蔵小山に行ったところだったので、商店街が面白いと思ったが、将来はタワーマンションの街に変わってしまうのかと思うと残念。あちこち行って住みたいと思う街が少ない。著者が述べているように都心には個性的な商業施設が増えているのに住宅街はタワーマンションばかりの面白みのない街になっていってしまうのか。賃貸で色々な街を身軽に住みかえてみたい。
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塩崎ツトム
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閑静な住宅街→住民の高齢化・代謝が起きずゴーストタウン化が怖すぎる。
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Kudo Atsushi
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以前四年間住んだ千葉県流山市についての記述が多い。
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cricketsmoker
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ネタバレ過去、現在、東京を含む首都圏全体が住む場所としてどのように発展してきたのかの歴史を概観して、高齢化・人口減少時代にそれぞれの街はどのようになっていくのか、どのような取り組みがなされているのかケーススタディを取り上げている。タイトルほど格差を煽る内容ではなく、むしろそれぞれの地域ごとの今後の見通しがあり、それに応じて何をすべきか、どんな取り組み例があるのかを示しており、前向きな内容。
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TRAY
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興味あるところだけ読んだ。
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ころこ
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2040年に「日本」の地価が40%下がるということを東京の格差の根拠にしている一方で、東京一極集中も議論の前提にしています。人口減少する将来に郊外が廃れて都心回帰が起こるのはいうまでも無いことです。それを日本全体でみれば、東京一極集中の現象に表されています。本書に期待されるのは、東京一極集中の中に二極化が将来生じることを都心郊外の評価軸を使わないで構造的に分析することです。著者にとって良い街とは、多様性に伴う職住近接と主体的に街づくりを行っている街のことです。この内、職住近接の概念に東京一極集中の要素が混
ころこ

入しています。現在の都心回帰の流れは、①住宅の値段の高いところの②人口増加に表されています。実際は、①予算を勘案して、その後②他の街との差異で選んでいるに過ぎないというひとが大半でしょう。地域コミュニティの活性化は街の価値を上げるとされていますが、他方で同調圧力を生みます。「めんどくさいからほっといてよ」というひとが実は現実を動かしています。不動産に値段が付いているというのは非常に健全なことです。なぜならば、街の魅力が下がれば値段に反映されることでそれを知ることができるからです。

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