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天冥の標X 青葉よ、豊かなれ PART3 (ハヤカワ文庫JA)

感想・レビュー
294

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ならむしん
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面白かった。長い、長い旅だった。1部を読んだのが今年の1月だったから本当に長かった。集中力と読解力不足のために理解が追いついていない箇所もあるのだけれど、文句がない結末というか満足感がある。シリーズ内の時系列でみると2015年から2800年。あまりにも長い。その約800年の積み重ねの結末と思えば、感慨深すぎる。
0255文字
白い駄洒落王
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再読。
0255文字
CCC
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ネタバレ長旅だった。最後はキャラクターを総動員。しっかりSF的王道を感じさせる終わり方で締めた。各巻題材がバラけてるからもっととっ散らかってもおかしくなかったけれど、王道の力は強かった。異なる相手とどう向き合い、受け入れていくか、という大きなテーマでまとまった。総括としてはII、VIIの全体、Iのラスト、VIの序盤とラストが好みだった。ミスチフとの対立が明確になるにつれ構図がはっきりして対話と調停の重要性を意識されられる話になったが、そもそも最初からそういうテーマだったな、とそう思わされるシリーズだった。
ポルコ

すごい、ついに読了ですね。長旅お疲れ様でした。冊数的にはそうでもないのに、情報が多くて読了までやけに時間のかかるシリーズですよね。私はまだまだ道半ば。楽しんで読んでいきます♬

12/02 06:18
CCC

時間的空間的移動が大きかったのでよけい長旅感が強かったです。自分は4分割してある程度まとめて読む形になりましたが、大河小説なので時間をかけて付き合っていくのも地に足がついていて良いと思います。じっくり旅を楽しんでいってください。

12/02 17:33
0255文字
満月-ya
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★★★☆☆ なんとまぁ~、長かったです。3月から、出勤時に約30分読み続けてとうとう9月、7ヶ月かかりました。冗長すぎる部分も多かったですが、概ね楽しめました。ちょっといろいろ詰め込みすぎなんじゃないかとも思いますが…。キャラで読ませるならうんと長くても全然いいですけど、ドラマとしての大長編って難しいですね…。ともあれ読了。お疲れさまでした(自分に)。
0255文字
橘
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ネタバレ800年にわたる大叙事詩も完結。終わりよければすべて良し、とはいかないけれど……登場する全ての生き物たちが、待ち受ける運命に全力で抗っている様を読み身体に力が入り、その結末にそっと息を吐きました。最終章が2019年なのも良かった。この時点から、800年後にまた仲良くなれることを信じてた人たちがいたんだな。諦めなければ、取り返せないことはない。きっと。『おめでとう。もう、やめていいのです。あなたは。ーーーこの苦しい旅路に飽きて、さらに先の光景を見たいのでなければ』
橘

こんなにすったもんだしたけど、後年、他の地点から見たらよくある新星爆発としか観測できない、というのも良かったです。脈々と続いていく歴史の1ページでしかない。でも、それが尊いです。

09/30 00:35
橘

タイムリーなのでかんむり座の新星爆発が見たい!9月も終わりそうなんですがいつ爆発するのでしょう?「爆発したよ!」と光でお知らせされてから何日間か見られるらしいけど、夏の星座だから時期逃すと💦ベテルギウスは超新星爆発みたいだからそちらもいいけども…

09/30 00:47
3件のコメントを全て見る
0255文字
キヌギヌ
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ついに読了。結局、本シリーズは凡作だった。だらだらと長いばかり。書きたいテーマをすべて詰め込んだ作品らしいが、そういった作品がなぜ余り無いのかには思い至らなかったのだろうか。すべてが薄い。序盤中盤辺りまではこの壮大な物語の行く末に大いに期待したが、その分一層終盤のひどさに失望することになった。
キヌギヌ

結論として、本作はおすすめ出来ない。よっぽど暇で暇でどうしようもないならいいかもしれないが。本作を手に取るくらいなら、似たようなテーマを扱いつつより完成度も高く短く纏まっている『三体』の方が遥かに良い。そちらを読んでみて面白いと感じたならもしかしたら本作も気に入るかもしれない。

08/05 17:44
0255文字
女神の巡礼者
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ついに『天冥の標』10巻17冊読了。私が今まで読んだ中で、最長の小説でした。そして、感想としては、これは最長にして最強の「バカSF」だったということでした。なにしろスケールがとんでもない。Xに登場し戦う宇宙船だけで、何千億隻?想像を絶します。しかも、究極の敵役は・・・だし、超新星爆発を避けて・・・だったり、おいおい宇宙線対策はどうするのだったり、とにかく真面目に繰り出されるアイデアの数々がおバカとしか言えません。そして、そんなおバカな物語で感動してしまう私もおバカ。バカSF最高でした。
0255文字
almadaini
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ようやく長い旅の終わり。大団円。初めからまた読み直したい気分。/たったの十年でこの大きな物語を書き切ったことには感服しかない。
0255文字
Mzo
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面白かったー!結末が分かってても存分に楽しめました。小川一水の作品は、災厄を描いていても、将来に対する希望が、軸にしっかりと据えられているところがよいですね。再読ツアーもこれにて完了。また何年かしたら読み返すかな。
0255文字
コーヒー豆焙煎中
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『天冥の標』大団円となる最終巻。本シリーズを手に取る前はあまりにも大作過ぎて尻込みしてしまったが、読み終えた今ならこの長さはやはり必要だったのだと断言できる。 「他者を理解しようと心がけ、互いに尊重することの大切さ」という本シリーズに通底する、ある意味素朴すぎるテーマを上滑りすることなく受け入れることができたのは、長大な歴史や人々の営みを克明に描き登場人物たちにしっかりと感情移入させてくれたからこそ。使い古された言葉かもしれないが「物語の力」というものを改めて感じさせてくれた。
コーヒー豆焙煎中

他にも新型コロナを予見したかのような冥王斑のリアリティ、際限のないスケールとイマジネーションの拡がり、時系列を入れ替えることによって生まれる謎と大河小説的な味わいと、長丁場を苦と思わせない筆力・構成力は見事の一言。 終盤の大風呂敷の畳み方がやや性急だったり、いくらでも掘り下げられそうなキャラクターがあっさり流されたりといくばくかの不満はあるが、それらを差し引いてもSF史上に残る傑作という評価は揺らがない。

04/20 16:26
0255文字
geshi
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壮大な物語の終わり。SFとしては超新星爆発を止めるためにこちらの要求を通すのではなく未来へ繋ぐために全てを賭ける対抗手段が激熱。人類と〈救世軍〉の違いを越えた彼らが超銀河艦隊の種族とも一つの目的のために手を取り合うことができるのが感動。こういう大きな話と個人の話が繋がるのがこのシリーズの醍醐味。敵の本拠地に乗り込んでのクライマックスシーンがクライマックス(意味深)とのダブルミーニングになるとは誰が予想つく。広げまくった風呂敷を綺麗にまとめ、他者を理解しようとする人類の強さを見せてくれた大団円に拍手。
0255文字
久遠の縁
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はあー読んだぞー。これもう一度読み直したら、もっと面白さが増すかもと思うけど、これ読んでる間、読みたい本がどんどん積み上がり、気持ちパニックになりつつあるので諦めです。
0255文字
2n2n
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大団円。「宇宙の全存在を肯定すること」「空間的・時間的に遠く隔たれた存在に思いを馳せることが、生きていく糧に繋がるということ」を描いた大長編と受け取った(/・ω・)/
2n2n

「ここは実務家たちの集まりだ。大学の講義室ではない。自分のように、学問としての歴史を――今あるものはすべて過去に由来をもって成立しており、過去起きたことはすべて未来にその影を投げかけずにはいられないという考え方を――学んでいない者のほうが多い。  幸い、わからないものをわからないなりに取り扱うことにかけては、優れた資質を持つ人々が揃っていた。」案外、この一文に本シリーズのコンセプトが詰まってるようにも思える。歴史と、その中にいる実務家と(´・ω・`)

12/09 17:44
0255文字
まなな
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この物語と離れたくなくなってゆっくり読んだ メニー・メニー・シープの謎とこれからが知りたかっただけなのに壮大すぎた ここまで求めてなかったかもだけど でもよかった
0255文字
石ころ
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やっと読み終えた〜!!! アクリラ好きーー!!!!
0255文字
ア・トイロッテ(マリポーサとも言う)(各短編の評価はコメントで)
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★★★★★10 この10点はシリーズ全体を通しての評価であり、この巻に限って評価するとしたら8点になるだろう。自分はSFの好みとしては壮大な宇宙艦戦はそれほど好きではないから、最終巻はじっくりと読んだわけではない。ただ作品全体を貫く最大の敵である『冥王斑』に対してのアプローチが、最終巻にてやっと明かされていて、その内容は興味深かった。作品全体で伝えたかったテーマであろう『生命』に相応しいものだったが、あとがきにあるように著者の趣向が最後まで暴走したのには苦笑してしまう。完結させた著者、そして俺にお疲れ様。
0255文字
みいくん
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作家が10年かけて書き上げた作品を4年半かかって読み終えました。Ⅶ巻までは合間合間に読んでいたので、ずいぶんと時間がかかりましたが、間が空いてしまうと何が何だか分からなくなってしまうので、終盤となるⅧ巻以降の7冊は続けて読みました。特にⅩ巻は戦闘艦なども桁違いの分量(イメージ的には7桁くらい多い)なのに、こんなに短い文章に纏めてしまってよいのか、少し気になります。
0255文字
レイス
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スケールにテーマを見失った。一千万分の一の縮尺で近傍空間の説明が面白かった。惑星カンムが人間くらいの大きさだとすると二つの恒星は3000m級の山!!それがほんの15キロ先にあるなんて!私はそれを地上の球に見立てて想像して大きさを実感しました。てゆうかそんな近距離では衝突の衝撃は防ぎきれるわけないでしょうと思った。なんとか助かっけどその後の恒星の扱いと、オムニフロラ対処の成り行きを大まかでいいから知りたかった。そのせいでラストが理解不能。でも他の人の感想を読んでそれが解決しました。ああ、よかった。
Ab

まだ積んだままなので、これからソレが読めると思うとわくわくしますね。シリーズまるごと積んであるとどのシリーズから手を付けるか迷います。 とりあえずは借りてきた小松左京全集の三冊だなあ。(二冊は再読だけど、果しなき流れの果にをスルーできるかが課題)

09/09 12:42
レイス

気長に読んだ方がいいです。あんまり長いのでいっぺんに読もうとすると飽きますから。小松左京かぁ。まだ全部読んでませんがチャレンジするのはまだ先になりそうです。

09/16 12:31
0255文字
まこと
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銀河を一掃する超新星爆発の脅威。 カドム、イサリ、アクリラ。 彼らの物語が終わりを迎え、新たに始まり、歴史は紡がれ、新しい世界の幕が開ける。 宇宙は果てなく広く、多くのものを抱えていける。 多くの命が青葉のように豊かに、そこに息づいていく。
0255文字
はり
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ネタバレついにここまで辿り着けた。十二章でのカドムとイサリがオンネキッツとの会話がとても心に響いてる。最後の最後に「青葉よ、豊かなれ」の意味に気づかされ、なんてきれいな終わり方なんだろう。またそのうち最初から読み直したい。
0255文字
正午
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ネタバレシリーズ読了まで2か月弱。最後は読み終えるのが寂しくなった。存在が分かれている以上、力関係が生じて、規模の大小を問わず争いは避けられない。そういう必然の中にこの世界があって、日々の営みは立派なものでもしょうもないものでも脈々と続いて、そのスケールは途方もなく小さくて、記号になって、記号すら忘れられて、忘れる主体もいなくなって、それでもそれがあった世界はこれから来る未来に続いていく。そんな世界に参加できたことをひとまずはよしとしてよいのではないか。
0255文字
Jim the pharmacist
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大団円w おつかれさまでした(´;ω;`)ブワッ
0255文字
mmtsb
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壁を乗り越えていくものたち
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あかつや
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完結。相手の要求が飲めなかった交渉団の面々は、他の異星種族の支援を得ながら脱出するが、そこで先程まで人類と戦闘し傷ついた竜と出会う。いやあ終わった終わった、いい最後だった。人類どころか多くの異星種族とも手を結び脅威に立ち向かうのは熱い。ブリタイがミンメイの歌で味方についた時みたいな感動があったよ。それを呼び起こすのが相手に対する思いやりってのがこの物語の肝だよな。強大な相手に対する従属でも自分たちのための打算でもなく、傷を負い病に苦しむ新しい友のために動く。その心が宇宙に広がって脅威を打ち倒す。いい話だ。
あかつや

物語は最後ちらっと2019年2月に戻ってある場面が描かれる。この物語世界の年表によると2015年に冥王斑パンデミックが発生し、2020年以降これまで描かれてきた多くのゴタゴタが巻き起こっていく。そこから人類は絶滅寸前のところまで追い込まれながら1000年後にはなんとか持ち直すわけだ。さてさて我々の世界では2019年2月にこの本が出版され、これから1000年どう歩んでいくのかね。色々思いを馳せちゃうなあ。

06/03 06:41
レイス

私は物語のスケールにテーマを見失っていました。あかつやさんの感想に目からうろこが落ちました。

09/09 11:03
0255文字
ピンチ
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10巻の3。日本SF大賞、星雲賞日本長編部門(小説)受賞作。1巻から足掛け10年かかった壮大なスペースオペラもついに完結。随所に小川さん趣味やこだわりが見られ、それが独自な世界観を表すことに成功している。まだまだこの世界のいく末を見守りたい気がするが、大きく広げた風呂敷も綺麗にたたまれ、ちょうど良い頃合いで完結させたと思う。
0255文字
H_AY
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★5
0255文字
みかづき
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ネタバレ10巻のサブタイトルすべてが盛り込まれた粋なあらすじに泣きそうになった。好きなのは「救世群」と「新世界ハーブC」。とりわけハーブC建設のスカウトたちの物語が個人的に一番盛り上がった。「宿恐」の絶望よりも、復興に至る道の方が困難に思えて、地獄的な展開が好きな自分としては最高の読書体験だった。/2巻を初めて読んだときは「どういうことだ!?」と思ったけれど、話がつながったときは本当に心が踊った。いつか細部を忘れたころに、もう一度最初から一気読みをして、この数百年に亘る銀河の荒波にもまれたい。
0255文字
あき
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堂々完結。うまくまとまった。思ったより無事に着地した。
0255文字
海宇未悠(うみゅみゅ☆)
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読書会があるから、と1年かけて再読してきましたが、本当に再読できて良かった。 千茅で始まり、青葉で終わる。びっくりするほど大きな話になったけど、重要なのは対話し、理解し合うことなんだな、と。そしてそれは、同じ種族だとしてもこんなに困難で難しい。でも信じて前に進む決意をした強い、強い物語。最終巻の半ばまではハラハラしながら読んだのに、ものすごく綺麗に終わったのが何よりすごい。
0255文字
藤中恭美
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本の裏に載る解説文がこのシリーズの副題でまとめてあって格好いい。非展開体のあれこれなどはちょっとよくわからないところもあったけれど、ある意味この物語は、ノルルスカインとミスチフの壮大な愛の物語かな、と解釈してる(笑) ★★★☆
0255文字
緋莢
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ネタバレ完結巻。「カルミアンの母星、惑星カンムの総女王・オンネキッツは、別の場所から取り寄せた恒星を自分たちの恒星にぶつけて、超新星爆発を起こそうとしているんです」MMS軍の勝利にわく中、もたらされた情報。ミスチフを追い払うために起こされようとしている超新星爆発を止めないといけない。そんな中、超新星爆発以外の生物学的な手段でミスチフに対抗できる可能性が出てきます(続く
緋莢

「星が燃えても我らあり!」、「提督、宇宙は頼んますよ!」 「地上は任せといてください!」他の方も書いてますが、アリクラのこの言葉は熱いです(最初、どういう意味か? と問い合わせが殺到したというのはアレだったけど)「壁を作るんじゃなくて、乗り越える人が。これも人間の本当だから、消えないよ」 壮大な物語の最後に書かれたのは、2019年の東京で、ジーンとしました。この作品世界を十二分に味わえたとは言えませんでしたが その大きな物語に圧倒されました。

12/05 18:48
0255文字
のらぞー
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ふ〜ハンパない。感無量。読むのに半年かかったけど、書くのには10年もかかってるのね。そりゃ凄いわ。人類の歴史の本は世界中にいくらでもあるだろうけど、今から800年後までの宇宙の歴史なんてどこにもないと思ってたら、あった。これを超える本に出会うことはきっとないだろう。それくらい圧倒的な世界感に翻弄された。新型コロナウイルスでパンデミックが発生した時代にこの本に出会えたことを嬉しく思う。どんなに混沌とした世の中になったとしても世界のいたるところにきっと青葉がいるはず。そして誰もが青葉になれるはず。
ひろ20

おはようございます♪ついに読み終わったんですね。お疲れ様でした。内容はわからなかったけど、800年後までの宇宙の話だったんだ。著者さん想像力がすごいですね。どんな世界でしたか? エッセイ楽しみにしてました。巨大唐揚げも写真で見せて欲しかったです。もう私ぐらいの歳になると、見ただけで食べられません。食べられるって素敵な事です、たくさん食べてくださいね。🎉👏

11/26 06:29
のらぞー

ひろさんありがとう。あり得ない未来予想図が描かれてました。多分、ひろさんが今まで読んだ事のないような内容が書かれてます。これと同じ様な本はないと思う。仮にあったとしても密度というか濃度が桁違いに違うはず。読書にマンネリを感じるようになって強めの刺激が欲しくなった人にイチ押しの本です。からあげはちょっとデカ過ぎました。笑

11/26 10:29
0255文字
就是
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長かったな。 読み始めてから21ケ月。 遠回りしながら最後につながった。 作者の膨大な知識、或いはでまかせな知識、それを判断する能力は俺には無いので、イメージするのに苦労したが、それなりに読み終えれたので、めでたしめでたし。 楽しかった。
0255文字
びぎR
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PArt1,2,3読了。『西暦2804年、内部にミスチフ(とミヒルたち)を抱えたセレス(=メニー・メニー・シープ)はイスミスンのオンネキッツ総女王やブリッジレスたちの待つふたご座ミュー星に近づく。時はさかのぼり西暦2079年の月、西暦2504年の太陽系の様子が描かれる。』 長い長い物語もいよいよ最終巻。謎に包まれていた物語の全容もようやく明らかになった。【続く】
びぎR

【続き】全10巻、17冊の長大な物語をついに読み終わってしまった(チョットサビシイ)。各巻ごとにバラエティに富んだ内容で(とは言え、終盤は収束する方向に向かっていたけど)とても楽しめた。最終的には危機は回避され、多様性を重視するといういまどきの(?)大団円って感じになった。キャラクターの中ではカルミアンたちがなかなかいい仕事をしていてワタシ的にはツボだった。続編やスピンオフを待望するけど、その動きはなさげ(>_<)

10/15 19:28
0255文字
さとみん
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いつだってオールスター勢ぞろいの展開は盛り上がるけど、このシリーズはそれだけじゃない。大きな物語と個人目線の小さな物語が並び立つある意味ハニカム構造になっている点がこのシリーズの特徴で、そこが私にはとても面白く感じた。加えてオンネキッツの思考と彼女が成し遂げたことにも痺れた。最後まで読み終えて、私にとってこの話の主人公はリリーだったなあと思ったくらいミスン族の物語にも惹かれている。この最終巻は裏表紙のあらすじも素晴らしく、作者と関係者全員に感謝!
さとみん

あとがきでエロについて言及されていたのには笑った。やけにバリエーションが多いとは思ってたけど全方位狙いでしたか。でもアレとかはダメな人は全く受け付けないだろうなあ。

10/02 17:53
0255文字
Small World
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あ~、読み上げてしまった... というのが、素直な感想なのです。かなりの大風呂敷をたたんでいく作業はスペクタクルがあって楽しかったですが、共に歩んできた登場人物たちのその後をもっと読みたかった感じです。とは言え、すぐに読んでしまわないように、間を空けながら、ゆっくりと楽しませてくれたこのシリーズには感謝しかないのです!うんうん。
0255文字
ume ume
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ネタバレ読んだ〜!面白かった。登場人物たち、お疲れ様!ノルルスカインとミスチフの関係が切ない。アクリラがダダーの後継者に。mmsでは皆待っていたのに、寂しいなぁ…とうとうリリーは超ミスン族総女王に。ラゴスは理解不能。地球に戻った人類御一行は宇宙人達とも上手くやっている様子。見知った名前が、あの後も上手くいったらしいと思わせる。密航する若者を手助けしていたのはのアクリラ?救世群、まだ存在するの?青葉の手紙は、本人が考える以上にチカヤに力を与えていたんだろうな。冥王斑を克服した世界を彼女達に見てほしかった。
0255文字
issei
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最後まで全力な話だったけど、めちゃくちゃ楽しめた。常識は打ち砕くものだと思ってるけど、ボタンの掛け違いから利害の一致まで全部巻き込んで未来に繋ぐ過程は予想外も良い所で、ずっとハラハラしながら読了できた。
0255文字
あこん
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豊穣
0255文字
Ryunosuke Moriai
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17冊目/全17巻、ついに読了。 全巻刊行されてから手に取ったので、次作を待つ楽しみが味わえない反面、約2ヶ月半ほどで一気読み。 宇宙クラスの大風呂敷が、最後にキレイに畳まれる様子は圧巻。忘れないうちに、また読もっと。
0255文字
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天冥の標X 青葉よ、豊かなれ PART3 (ハヤカワ文庫JA)評価76感想・レビュー294