読書メーター KADOKAWA Group

アイヌ文化で読み解く「ゴールデンカムイ」 (集英社新書)

感想・レビュー
403

データの取得中にエラーが発生しました
感想・レビューがありません
ヨシムラ管
新着
劣等人種であるアイヌの土人を教育し近代化した日本人へと解放するぞ!修行するぞ!
0255文字
ふわちゃまる
新着
アイヌ文化についてとても詳しく書かれている。野田サトル先生の『ゴールデンカムイ』をもっと深く味わって読むのにとてもいい本だと思う。アイヌの人たちの精神というか、世界観…?というのか、言葉にするのが難しいけど、彼らの生き方すべてが丁寧にまとめられている。 個人的には第二章の「アイヌの先祖はどこから来たか?」が一番興味深かった。
0255文字
おしり
新着
ゴールデンカムイが好きなのでなんとなく手に取ったが、わかりやすく読みやすい文章で面白かった。読む前と読んだ後ではアイヌ文化への親しみのようなものがかなり違って、軽く読むだけでもアイヌ文化の価値観のようなものがうっすら掴める気がする。ゴールデンカムイで見たやつだ!と思って読むのも楽しかったけど、途中からアイヌ文化そのものに興味が湧いてきた。アイヌ文化の入門書として、この本を選んで良かったなと思う。
0255文字
りんご
新着
北海道を旅行中に若い人から聞いて初めて知ったゴールデンカムイ。学生時代に文化人類学のゼミにいた私にとって忘れかけていた分野に光が当たった感。漫画からアイヌ文化理解、アイヌ文化から漫画、どちら方向でも興味が持てるようにというユニークな新書。
0255文字
かつ子
新着
主にゴールデンカムイがキッカケでアイヌ文化に興味を持った人へ、実際のアイヌ文化や歴史・風習・生活・考え方と、漫画との違いを丁寧に説明している。アイヌ語についても詳しく書かれており、この単語はアイヌ語由来だったのかという豆知識もある。現実のアイヌは漫画とは全然違う…ということもなく、もしかしたら実際にこういうことがあったかも?と想像の余地を残させる、ロマンもある一冊。
0255文字
オホーツクのトビウオ
新着
ゴールデンカムイのアイヌ語監修をされていた方。フィクション・演出が含まれているとはいえ、ゴールデンカムイはアイヌ文化への関心を高めたと思う。読まなかったら、ウポポイ行かなかったし。アイヌ文化を更に掘り下げる本著。グルメ編が面白かった。
Norikazu  Ando

私もゴールデンカムイ完読した後に読みました、貴兄おっしゃる通りグルメ編楽しめました

03/14 11:03
オホーツクのトビウオ

コメントありがとうございます。グルメ編が一番良かったです。ヒンナヒンナは、厳密には違う意味なんですね。

03/14 12:16
0255文字
りょう
新着
漫画『ゴールデンカムイ』が好きなので読了。この本の著者は、漫画に出てくるアイヌ語を監修していた方。アイヌの人たちの自然に対する考え方、アイヌ語、食べ物に関する知識を解説している。アイヌ語でわかりやすかったのは、地名の例。「ナイ」は川という意味で、稚内、歌志内、幌内とかなり多い。東北の三内丸山遺跡の「三内」もアイヌ語由来だとされているそう。漫画では、こうしたアイヌに関する知識とファンタジーをうまく組み合わせて描かれているんだなと思った。
0255文字
うに
新着
他のアイヌ本読もうとしたら行列で、こちらに手を。「ゴールデン…」のアイヌ語監修者(大学の先生。多分和人)による。ご本人は「ゴールデン…」はフィクションなんで、これは「ゴールデン…」で読み解くアイヌ文化じゃなくて…と書いてるけれど、本の裏表紙にはモロに「アイヌの文化を大人気漫画を題材に解説」とか書いてあるね。うん、マンガが不正確である点も解説してる、そういうことでいいのでは。解説者が和人であるのを少し残念に思ったけれど、いろいろな地域に跨る話であるから、「研究者」が適任だったのかな。
うに

ちょいと気になったのが、著者が、ゴールデンカムイの作者のことをしきりに「先生」と言ってる(いや、表紙にも書いてあるから、これは出版社の方針?)こと。漫画家と教授が互いに「先生」と敬い合うのはいいけれど、協力して作品を作った2人が読者に対して相手を「先生」って言うのは、なんか日本文化的にどうよって感じがした。でも、出版社とかも言ってそうだよね、読者に漫画家のことを「先生」って。契約とかではさんざんな扱いしてるのにさ。もっとホントの意味でリスペクトした方がいいと思う。私の言語感覚がずれてるのかもだけど。

01/26 23:36
0255文字
Akki
新着
リアリティとファンタジーが丁寧に織り込まれた物語を陰でガッチリ支えていたのが中川先生。漫画の場面を取り上げながら、実際のアイヌ文化を分かりやすく解説している。お馴染みのシーンはもちろん、何気ないコマにも話題が及ぶので、漫画を読み直しながら楽しめる。
0255文字
田中
新着
初学者でもアイヌ文化について学びやすい。マンガ本編を読んでからの方がこの本をもっと楽しめると思う。マンガ制作の裏話がところどころ聞けてファンとしては興味深かった。
0255文字
しらたま
新着
新書の第二弾を購入したので、まずはこちらを再読。悪い神を地下の冥府に落とす祈りは男性なら誰でも発揮することができる、というのは驚きだった。アイヌと神は対等であるからこそ、人間側も求められるものがあるのだろう/「アイヌの男性に求められる三つの資質」(p.44)が、「雄弁」「度胸」「美貌」というのがシンプルかつストレートだったため印象に残った
0255文字
sotapop
新着
美と魔を結びつける世界観、とても面白い
0255文字
ルート
新着
この本を半分ほど読んでから、ゴールデンカムイのアニメを観たところ、とても分かりやすく面白かった。毎晩少しずつアニメを観るのが楽しみになった。アシリパたちの、自然に感謝する生き方、命との向き合い方は参考になる。忘れていた感覚を思い出させてくれるようなところがある。それぞれの立場同士で考えが違うのは当然で、戦うこともある。その後に、共通の目的ができて共闘することもある。
0255文字
ちゅんちゅん
新着
ネタバレ星3つ。ゴールデンカムイの監修をした方の書かれた本。所々に挿絵やマンガの説明があるのだが、マンガの公式ガイドブックとは少し異なり学術的にアイヌ文化や言語を詳しく知ることができる。「ヒンナヒンナ」と言いながらアシリパちゃんがニコニコ食べている私の好きなシーンの解説もあり、思わずほくそ笑んでしまった。聖地巡礼ツアーもあるらしいのでその内参加してみたいが、まずは白老町に行ってアイヌをもっと体験したいと思う。
0255文字
ルス
新着
読了しました。
0255文字
美術館好き
新着
この夏北海道に9日間の旅行に行くので、アイヌ文化に触れてみたいと思って購入。 先祖供養のとき、送り先の先祖の名前を唱えるから亡くなった人の名前は覚えておく、ただし忘れてしまっても「名前を呼ばれなかった人」と呼びかけるフレキシブルさが微笑ましい
0255文字
アマギ
新着
三内丸山遺跡の三内がアイヌ語から来てるのにはびっくりした。他にも昆布やオットセイなどがそうだったり。アイヌ語も孤立言語。私が「アイヌ」を初めて知ったのはホロホロだったなと懐かしく思った。でも詳しく知ろうと思わなかったのでゴカムには感謝してる。カムイとは対等って点がアニミズムとはまた違うところだと思う。ユカㇻ(超人同士の物語)が面白かった。皆空を飛べる。図書館で借りたら表紙が白表紙で画像のアシㇼパさんじゃなかったのがちょっと残念。
0255文字
moonsant
新着
アシリパさんにぐいと差し出された、画力ある表紙により購入。近いようでとても遠いアイヌの文化を「ゴールデンカムイ」のページを絡めて読み解く。和人と比べると物事に対して向かう先は同じでも考えの道筋が少し違っているという印象だった。漫画では脚色されている部分もあるようでそんな裏話もあり興味深く読んだ。 印象的だったのは日高平取のおばあさんが山中で熊に遭遇した時に熊に向かって言ったとされる言葉→
moonsant

「偉い偉い 山の神さま 神様の甥子なのに なぜ年寄りの 悪い女の私に とびかかろうとするの そんなことをしたら 人間の臭い 女の臭いを お前さんが味わったら あなたは親戚や身内から 罰せられるだろう だから駄目だよ 心を落ちつけ静かにして 悪い老婆をさけなさい 私は遠慮して 申し上げるのですよ」

07/12 14:00
0255文字
ほっとここあ
新着
アイヌ語を語源とする日本語があることを知って、なるほどと思った.他にも「カムイ」の意味であったり、アイヌの文化だったりを大まかに知ることができた. 漫画の引用して解説しているので楽しく教養を身につけることができた.
0255文字
nando
新着
ネタバレゴールデンカムイの中で、ここはこう言う解釈だったのか!と知ることができて、原作とあわせて二倍楽しめた。チタタブは創作だったんですね〜。
0255文字
あじむ
新着
ゴールデンカムイのマンガ描写を用いつつ、アイヌ文化について解説した作品。アイヌの人たちの考え方や、言語、グルメなどがわかりやすく説明されています。また、マンガの描写があるので、それがいったいどのようなものなのかがわかるのも良かったです。 ゴールデンカムイの裏話を読むと、ゴールデンカムイがいかにアイヌ文化と物語の面白さをバランスよく織り交ぜてつくられた作品なのかがわかります。文化を大切にしつつ、壮大な物語を作り出した野田先生はすごい人だなと思いました。
0255文字
榊原 香織
新着
面白かったです。アイヌ文化研究者で、マンガのアイヌ語監修。 ゴールデンカムイ、のすごさに改めて納得。 アイヌ社会では子供は少し大きくなるまで名前を付けず、ポイシオン(ちいさなンコの腐ったの)とかシタㇰタㇰ(ンコの固まり)とか呼ばれてたそうです。悪いものに取られないように
0255文字
S
新着
ネタバレアイヌ文化とフィクションを絶妙に融合させて描かれる漫画ゴールデンカムイ。連載初期からゴールデンカムイのアイヌ語監修を任されているアイヌ文化研究者がまとめた、アイヌ文化の入門書。同じ集英社からということで、ふんだんにゴールデンカムイのコマが引用され、解説が入るのでとても読みやすくわかりやすくて良書だった。もちろん主軸はアイヌ文化の解説であって、ゴールデンカムイの内容は関連部分以外は触れていないが、野田先生との裏話的なやりとりなんかもさりげなく書かれていてファン垂涎な一冊だった気がする。面白かった。
0255文字
chang-3
新着
天から役目なしに降ろされた物はひとつもない。人を取り巻くあらゆる生命や道具にカムイを見出し、感謝と敬意を表するアイヌの思想は、和人も大切にすべき考え方だろう。ヒンナ、ヒンナを大切にしたい。それにしても、本当は「チタタプ」と言わないと知って驚愕…!
0255文字
きりん
新着
カント オロウ ヤク サク ノ アランケプシネプカ イサム(天から役目なしに降ろされたものは一つもない)
0255文字
モル
新着
ネタバレゴールデンカムイのアニメを観て、アイヌ文化に興味を持ち、この本を手に取った。 狩猟生活をしていて、常に自然と向き合い、自然と共存関係のアイヌの思想は深い。 自然や社会との繋がりを改めて感じる。 こんなに豊かな文化を持っていた先住民が北に居たとは。 孤立言語のアイヌ語をネイティブとして話す人が失われたのは惜しい。 ラッコ、コンブ、シシャモ、トナカイなどはアイヌ語らしい。 北海道を訪れたくなった。
0255文字
マイ
新着
北海道に行くので事前学習として読んだ。残念ながらウポポイには縁がないがいつか行きたい。アイヌ文化では役に立つものは全て天から霊魂が実態を伴って降ろされたカムイ(環境)。狩猟は獲物のカムイが人間への贈り物として肉と皮をくれたと理解する。肉と皮を経た人間は人の手を経ないと作れないものを持たせてカムイを天へお返しする。アニミズムでも和人のそれとは違う独特な考えだ。興味深い。
0255文字
もならのペンギン
新着
アイヌの男性に求められる大事な資質は、パウェトク(雄弁)、ラメトク(度胸)、シレトク(美貌)。度胸はわかるが、文化が違えば色々違うものだな。この本の本筋とはずれるが、アイヌや北海道周辺が“日本”に組み込まれていく淵源は江戸時代にあった。沖縄も同時代であったのは歴史の必然なのか。もっとアイヌの方たちが辿られた歴史を知っておかなければと思った。オルシペスウォプも見てみよう。
0255文字
tetekoguma
新着
はじめてのアイヌ文化!アニミズムに近い感じがする文化ですね!独特の考え方や価値観が素敵でした!
0255文字
Yumi
新着
専門家の先生が書いたものだから硬くて難しいのでは?とちょっとおもったが、アイヌ文化を知らない人にもよくわかるように「ゴールデンカムイ」が解説されていて、もう一度アニメを見直したくなった。アイヌの考え方は非常に興味深い。
0255文字
J_L_B_459
新着
興味深い解説ばかりではなく、、本編漫画からの引用も多い。言葉に現れる概念の違い(同じ返す、でも同質の別物で返す場合と、全くの同一物で返すような場合とで別の言葉が当てられていたり)。マンガやアニメを見返したくなること必至。
0255文字
ろべると
新着
ゴールデンカムイ全31巻はアイヌの人々が生き生きと描かれていて、とても興味深い。アイヌ研究者として同書を監修している著者が、数々のエピソードをもとに、アイヌの文化を紹介する。中でもやはり「カムイ」の考え方に惹かれる。クマなどの動物だけでなく樹木などの植物、果ては火などの無生物にもカムイは宿り、人間のために現世にやって来て、食べ物になるなど人間に尽くしてくれる。アイヌ達は彼らに感謝の祈りを捧げる。決して人間本位の一方的関係ではない、あくまで対等な共存なのだ。そんなアイヌの世界への関心を広げる良書。
0255文字
KENT☆
新着
ウポポイに行ってからアイヌに興味を持ち、ゴールデンカムイを読んだ!この本もアイヌ文化について詳しく書いている!
0255文字
アルハ
新着
私を含むアイヌ文化に明るくない人間をも虜にした漫画・ゴールデンカムイをアイヌ文化視点から読み解く良書。言語等資料が残っていない部分は考証を繰り返し、「ありえない」描写を虱潰しにする。だがエンタメとしての面白さが失われてもいけないので時に漫画的なわかりやすい描写を加える。それを週刊連載でやるという苦行を10年近くにわたって続けた野田先生の漫画家としての誠実さもだが、バックアップし続けた著者達も大したもの。 そしてオマケ漫画は短いけれど定番のおいシライシッで締めでベタだが面白かった。確かにあれは怖い(笑)。
0255文字
ケー
新着
北海道旅行をした時にさっぽろ雪まつりが開催されていて。そこでアイヌ文化を紹介するイベントを見たのだけれど、色々思うところあって興味が湧いてきた。そんな状態で札幌のジュンク堂で購入。アイヌの初歩の初歩というか、入口としては良い一冊になるんだと思う。
0255文字
 skye
新着
『ゴールデンカムイ』本編自体で折に触れてアシㇼパさんがアイヌの考え方や暮らし方を説明してくれているので、本書の内容もすんなり頭に入ってきた。アシㇼパさんのアットゥシの秘密とか、フチが杉元にアイヌ語で語りかけた言葉の意味とか、知らなくてもマンガを楽しめるけど、知れば更に面白くなる。/この勢いで『アイヌ神謡集』も読んでみたい。漫画も無料公開で一気読みしたきりだから、ちゃんと紙本で読み返したい。
0255文字
おとととぽ
新着
アイヌの世界観の一端を知ることができる本。カムイが人間の世界に来る際に、クマのカムイであれば肉と毛皮、火のカムイであれば光と熱をおみやげに持ってくるというアイヌの世界観が興味深かった。また、そのお返しとして、感謝の言葉を述べ酒や団子を捧げるという人間とカムイが相互に循環する世界はとても優しいものに思えた。この他にも人間を食べたクマのカムイを悪いカムイとしてどのように扱うのか、地名とアイヌの関係、アイヌがカムイにどのような祈りを捧げるのかなどアイヌ文化を知る一助となる一冊だった。
0255文字
Tetsuji Yamaguchi
新着
★★★★
0255文字
you
新着
ネタバレ《図書館本》ずっとゴールデンカムイの原作を読んだりアニメを見たり、遂には実写映画も見に行ってしまった1月…。妹の勧めで年末からちょこちょことメモを取りながら読んだ。主にゴールデンカムイに登場するアイヌの文化や習慣、言語などについて大変わかりやすくまとめられていて楽しく読んだ。個人的には言語に関する章がとても興味深く、アイヌ語も日本語と同じく孤立言語であることを知り勉強になった。著者のアイヌ語監修者としての立場の考え方がとても良いなぁと感服。参考文献も豊富に記されていて、更に興味が深まった。
パトラッシュ

ジャストnice200! ありがとうございます。

02/08 19:49
you

パトラッシュさん>> ぴったり200だったんですね✨ こちらこそコメント残してくださってありがとうございます😊

02/09 00:49
0255文字
しょうぶ
新着
アイヌも地方によって方言があり、コミックスでは修正したというところとか、リアリティを追究されててよいなと思った。野田サトルは取材力や切り取り方、作品をどうおもしろくしていくかの才能に長けているのだと実感した一冊でした。
0255文字
全403件中 1-40 件を表示
アイヌ文化で読み解く「ゴールデンカムイ」 (集英社新書)評価65感想・レビュー403