形式:ライトノベル
出版社:KADOKAWA
形式:Kindle版ライトノベル
前回の作戦から兵器として自分を扱い、微塵の迷いもなく戦うシリンたちの存在に自分たちを重ね、同じであることを怖れ否定し、自分の在り方に迷い始めた86たち。いつかその目で戦争が終わった世界を見て、自分でなりたいものになり、望むものを手に入れる。彼らの誰もがそうなれる日がくればいいと心から祈らずにはいられない。それにしても、それぞれの気持ちの描き方が緻密でリアル。もう、感情移入しすぎて「この話はフィクションであり・・・」という言葉も失念な域に達している。次はライト回との情報を得てるので、思い切り楽しみたい。
※それにしても登場人物と固有名詞のカタカナが多すぎ 何が何だか・・・
「あなたに海を見せたい」ようやく言いやがりました!なんてもだもだした2人なんだ…名前の下りとかも記録されててきっと公開処刑なんだろうなと想像に難くない。にやける。あと今回の表紙も挿絵も全体的に可愛すぎてにやける。ヴィーカですら気を遣ってあげてるの全然気づいてなくて笑うw
その必要はないのに人に近くなったデザインの高機動型とシンの一騎討ち。レギオンは集合知のはずだから戦いの勝利に対して不合理なことはしないんだけど、命令を無視して司令部をおそったり、シンに一騎討ちを挑んだり、行動が人間のよう。記憶野が損失してない脳を使ってるレギオンはどこかで人の感情が出てくることがあるということ?人型だけど人だったときの記憶はないシリンたちとの対比がおもしろい。
この機能をご利用になるには会員登録(無料)のうえ、ログインする必要があります。
会員登録すると読んだ本の管理や、感想・レビューの投稿などが行なえます