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映画ノベライズ『風の電話』 (朝日文庫)

感想・レビュー
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つー
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ネタバレ読んでいくと悲しい、辛い部分が出てくるけれど主人公が最後前を向いているのがよかった。
0255文字
hinata
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いもとようこさんの絵本の「かぜのでんわ」が印象深かったのでこちらを手に取ったけれど、期待したほどではなかった
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Soulcitywalking
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ネタバレ幼少期に被災し家族を失った少女が、広島の叔母宅から故郷の大槌を目指す話し。ヒッチハイクなどで様々な人と出会い、最後は元気になる。「風の電話」は一番最後に取ってつけたような印象。これありきであとから物語が加えられたような…
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机上のクローン
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ネタバレ幼少期に震災で家族を失った少女が育ての叔母の入院をきっかけに遥か離れた故郷を目指す物語。久々に活字が大きくて読みやすい。シンプルで飾らないストレートな言葉が胸に強く響く。内面描写が丁寧であたかも作家自身の被災した自叙伝かという雰囲気。少女が旅の先々で出会った人々の助けを借りて一歩一歩止まっていた時間を未来に向けて再び動かそうとする姿に深い感動を覚える。これは自分の家族にも読んで欲しいので取り敢えず映画版を借りてみようと思う。そしていつかチャンスがあるならば「風の電話」を訪れてみたい。
机上のクローン

印象深い記述は多々あったけど、ひとつ選ぶなら「わたしは海に会いにいく。お父さんとお母さんと隼人と、わたしのすべてをのみ込んだ、憎い憎い海に。会わなければならない。この先を生きるために。」

04/11 22:29
0255文字
tomoM
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震災で心の傷を負った一人の少女が、現実逃避をするために震災地に向かい、その中で出会ったたくさんの人々を通じて現実に向かい合う物語です。 結末ありきで話が進んでいるようで道中のイベントの都合がいいなぁと思ってしまいました。ラストはよかったです。 読みやすすぎて正直あまり印象にないのが本音ですが。 映画のほうは見ていませんが、映画ノベライズなので映画を素直に見たほうがいいのかなと思いました。
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タルシル📖ヨムノスキー
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先月に読んだ震災関連本〝まちはしずかにあゆみだす〟に収録されていた風の電話の話に心惹かれて、あれこれ検索しているうちにたどり着いたこの本。映画が今年1月に公開されていたことを知らずに手に取ったこの本。物語は2011年の東日本大震災で両親と弟を亡くし、広島の叔母の元で暮らすハル。ある日ハルの叔母が病気で倒れ、それに動転したハルが故郷を目指すという、いわゆるロードムービー(いやロードノベル)的な物語。まず叔母さんが倒れたのになぜ家を飛び出すのかがちょっと理解出来なかった。残念だけどこの手のモノは出揃った感じ。
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チェス
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映画見てみたい、うるる、だろうけど。 図書館本
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みく
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心の傷は、外から見えないし、自分自身でもわからないから、辛いよなーって思う。 ハルちゃんは、不安な気持ちで飛び出しちゃったけど、いい人達に出会えて、少し傷が癒されて、これからも一緒に生きていける仲間にであえて、よかった 頑張って、幸せになって生きて欲しいです(^O^)
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笹竹パン次郎
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ネタバレいきなりネタバレだけど、倒れた叔母さんほっといて旅に出るんか~い!とツッコミたくなった。岩手にも広島にも思い入れがあるので、その辺は入り込んで読めた。 震災にしても戦争にしても、自分が生き残っても人生は大きく変わってしまう。 人の傷を癒して、少しでも生きようという気持ち、ご飯を食べようという気持ちにさせるのは、人との出会いと優しさなのかな。と思った。
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のん
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震災後、当たり前の生活のありがたさや周りに支えられている感謝とか、よく耳にするが、そんな簡単な事を障害が無い生活の中では気づけないのだろうか。自分を大切に生きることは、他者をも大切に思って生きていける事だと思う。
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しろたろう
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声が聴きたい。話したい。もう一度会いたい...
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Koji Hozumi
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映画のノベライズ版。東北の震災で両親と弟を亡くした、主人公の少女。今は広島で伯母と暮らしているが、伯母が倒れたことをきっかけに、自分の居場所探しの旅にでる。向かった先は、自分の生まれ育った大槌町だった。 自分が何のために生きているのか、震災で大切な人を失った人たちは、常にそれを考えているだろう。私たちは、生きている限り、必ず、何かを失う。特に、今、多くの人の命が失われ、多くの時間が失われている。だからこそ、私たちは、数々の困難を乗り越えてきたんだと、主人公の心の成長と重ね合わせ、再認識させられる話。
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彼岸花
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映画を観る機会はなかったけれど、大槌町に実在する『風の電話』。震災で失った大切な人を想い、繋がることができる、とても神聖な場所である。設置者の心温まる行動により、想起することができる。主人公ハルも、迷走し、ようやくここへたどり着くことができた。命の洗濯、葛藤を続けながら。高校生にして、過酷で危険な旅。多くの見知らぬ人々との出逢いが、彼女を成長させ、希望を見出すことができて良かった。決してひとりじゃない。広子さんがいるもの。もっと周りに甘えたっていい。人間だから。生きていることの素晴らしさを実感できるから。
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ガーコ
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☆☆☆☆☆
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最後の羅針盤
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生き残ってしまった罪悪感に、簡単に共感などできはしないし、そらを癒せるような言葉も技法もありはしない。傍に居続けて、一人ではない、一人にはさせない気持ちを伝える人。分け持って持ち堪える力を貸す人。淡々とそれが出来る、そんな人になりたい。そんな世の中になるといい。
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みやび
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☆3
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yuki_wari_sou
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タイトルが素敵だなと思ったら、実際に存在する、亡くなった人への想いを伝える電話。 亡くなった人へ語りかけるのは、お仏壇だったり、墓碑だったりするものだが、それはその人の死を受け入れられたという事なのだろう。 だが、突然の別れだった死を受け入れられない時、その悲しみはどこに持っていけばいいのだろう。 風の電話は、そういう人の為に存在し続けるのだろう。
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とろこ
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ネタバレ映画は観ていないけれど、小説は良かった。東日本大震災で両親と弟を亡くした少女・ハル。広島の伯母のもとで暮らしていたが、その伯母が脳溢血で倒れた。震災で、自分だけが助かったことへの罪悪感。もし伯母が死んだら…。また大切な人を喪うのではないかという不安と恐怖。生きる意味が分からなくなったハルは、故郷である岩手県大槌を目指し、一人、旅に出る。その旅の途中で出逢った人々の「痛み」を知り、ハルは、自分だけが辛いのではないと悟る。そして、風の電話で想いを吐き出す。静かな感動を呼ぶ一冊。
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nyaoko
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映画を見損ねてしまい、ノベライズを買う。風の電話は本当に岩手県の大槌町に実在する。映画は東日本大震災で家族を失い、叔母の住む広島に来たハルの物語。唯一の肉親である叔母が倒れ、ハルは押し潰されそうな不安と恐怖で広島から、岩手へヒッチハイクで帰ろうとする。およそ1300キロの距離、その中で出会った人々の優しさと、彼等が持つ後悔と孤独を垣間見る。一人ぼっちだと思っていたのは自分だけじゃ無かったと気づくハル。分かっちゃいたけど、涙無しでは読めなかった。まだ9年目。今もあの場所を訪れる人は絶えないのだろう。
かいちゃん

TVでその☎やってくれて 😭したのを覚えてる 伝えたいこといっぱいあるよね

03/15 15:03
nyaoko

私も見た事あるよ。NHKだったと思うけど、行方不明の子供に話しかけるシーンでもらい泣きをしたよ(;A;)

03/15 17:43
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non
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 20-40:P186最後。東日本大震災で一人生き残った少女が生きていくことを決めるまで。ただ生きていればいいと思えるまで。死者に伝えることができるボックスに置かれた黒電話。「どこもかしこも死んだものと死にゆくものばかり・(旅をするということは)関係のある人や関係のある場所が増えていくということ」生きることは関わること。叔母はさぞかし不安だっただろう。狗飼さんの文章がステキ。
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TAKA
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映画「風の電話」の小説版。たくさんの人に助けられて生きている。感謝です。有り難いです。「帰る場所」があるのは、ホントに幸せです。感謝しながら精一杯生きていきたいと思う。僕も人を安心させられる人になりたい。おすすめです。
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すらん。
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映画のエンドマークの向こうまで描かれている。 読むなら映画の後がいいかも。
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映画ノベライズ『風の電話』 (朝日文庫)評価94感想・レビュー22