形式:文庫
出版社:KADOKAWA
出版社:KADOKAWA/角川学芸出版
形式:Kindle版
出版社:角川学芸出版
異性愛規範を前提にしてクィアを見ようとしない・無視する吉本があぶりだされてる、って指摘があって。でも、クィアをやっている僕からしても、それはこのテキストからは読めないだろうと思ったし、言った。同意してくれる参加者がそれなりにいたので良かった。日本古代人達には原始的なそれぞれの村落共同体の一員としてとして子を産む、育った子がまた子を産むという再生産が必須だっただろう。男ー女の対を想定するのは当然。吉本はセックスを含んだ関係性の話はしても、「愛」の話は異性も同性も近親間も問わず、一貫してしていないから。
解説が「楽しみだった」に納得です。文庫本の大きな魅力だと思います。
オサム兄ぃさん、コメントありがとうございます。本当に、解説の存在は大きいですね。この本に関しては特に、最後まで投げ出さずに読み通せたのは、ひとえに中上健次氏の解説への期待感、というか信頼感があったからです。
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