形式:その他
出版社:Audible Studios
形式:単行本
出版社:河出書房新社
形式:文庫
そして実はホモデウス側のことはあまりこの書には書かれていないのだが、そここそが今後の社会の肝だと思う。 ホモデウス側が、自分たちだけが恩恵に預かるのを是とし(ここで言うところの)無用者階級を切り捨てるようであれば、人類の未来は辛いだろう。 けれども本当にそうなるだろうか?ホモデウス側は宗教を捨てるだろうか?ヒューマニズムを捨てるだろうか? ホモデウス側は何を拠り所にして、あるいは何を目指して社会を動かしていくだろうか?
私は、コンピュータ(アルゴリズム)に意思(意識)がない以上、よくある映画のようにコンピュータ自体が人間を支配することはありえないと思っている。だから、コンピュータを管理するホモデウス側の意思(意識)に期待したい。 ・・・ただそれも「意識」が解明されるまでかもしれない。最後の頼みである意識が解明された暁に残るのは絶望だけかも。。
的確な指摘ですね、無駄がない。パーフェクト。
全て本文からの抜粋です。 備忘録的に書いているもので^^;
血の代償に驚愕。史実データの重みは大きい。4冊とも舌を巻いたハラリの小ネタ分析が一番の価値になった(と言っても3歩 歩いたら忘れそう)人間が力を受け取り反対の手で意味を放棄している・・これ即ち、「契約」なのだろうけれど。とは言えサピエンスからデウスに変貌して行っても常に人間は何かしらの「役割」を担ってきたし今後もそうだろう・・善悪は別として。人間の経験はデザイン可能な製品とは言えない・・遺伝子工学とAIが潜在能力を発揮して行く未来は どんな最終列車となっているのだろう
tonpie さん、マルキ・ド・サドの小説、官能的、性欲の昂りというより、コレクター趣味がぴったりきますね。読んでいるとガルガンチュワとパンタグリュエルの途方もないなものを表現しようとして、数で圧倒(冗長で退屈)になっているのを想起します。データベースが極端を求める、思い当たります。
帽子編みさん、コメントありがとうございます。私は決して「変態」を糾弾するものではありませんが、小児性愛だけは「同意」があり得ないので100%犯罪です。ラブレーは殆ど読んでいませんが、稲垣足穂が「少年愛の美学」冒頭でラブレーを俗悪と切り捨てていましたね。それにしても「ホモデウス」の発する射程は広大で、色々なことを考えさせられます。
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