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あめつちのうた(Kindle版)

感想・レビュー
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ゆこり
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実際に甲子園の整備に関わっている「阪神園芸」に入社した主人公が、悩んだり迷ったりしながら一流のグラウンドキーパーを目指すお仕事小説。主人公の大地と父親との確執、出来のいい弟への嫉妬、セクシャルマイノリティに悩む友人、プロの夢を諦めていた同僚etc.登場人物それぞれが抱える物語が交錯して読み応えがあった。神整備で鳴らす阪神園芸さんの丁寧で地道な作業にも触れられていて興味深い😎選手たちが怪我をしないように、スムーズに試合が進むようにとシーズン中もシーズン外にもこんなに細やかに整備をされてるんですね。
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だけど松本
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ネタバレ良かった。ずっとヒリヒリして鼻ツンツンして目はうるみっぱなしだった。再生していく様子も、完全和解とすっきり行かずモヤモヤが残るままなのも出来過ぎ感が無いところが良い。
0255文字
hiroumononasi
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読みやすい。物語もハッピーエンドでめでたしだけど、登場人物がみんな素直すぎてどうも。甲子園の芝は阪神園芸が丹精こめて整備してるってのが分かったのは良かった
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ひろ20
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読友さんの「ええ本でした」の言葉に触発されて、野球は高校野球をダイジェスト版で見るだけの知識しかないのに、手にとりました。もう初めて知る事ばかりで驚きやら感嘆するやらぐいぐい引き込まれました。『阪神園芸』さん、ごめんなさい。甲子園球場の整備してる会社なんですね。散水一つとっても、大変な作業だって事わかりました。雨宮大地目線で、家族、同僚、整備、複雑に絡んだ感情を織り交ぜてのお仕事小説、知らない事を知るきっかけにもなり、読んで良かったです。
mint-s

こんにちは⭐️甲子園には小学生の頃から毎年父と高校野球を観に行ってたので、この本はとても興味深くて面白かったです。また行く機会があれば、阪神園芸さんの仕事をじっくりと観たいです(o^^o)

11/27 11:37
ひろ20

こんにちは、甲子園球場に毎年行ってたの! では、阪神園芸さんも、もちろん知っているわけですね。 私なんて、芝生って球場にあったかな?と画像検索しちゃいました。そうそう、国旗掲揚も阪神園芸さんのお仕事なんですね、土を天地返ししたりね、知らない事ばかりでした。😥💦

11/27 11:53
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まなせいご
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高校野球の大会運営は大変だといつも感心していましたが、それを垣間見ることができました。
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ぜんこう
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読友さんの感想で本書を知りました。実在する甲子園のグラウンドを守ってる阪神園芸さんが小説に!? まず表紙がいい。散水して虹が出てる場面、美しい。 でも小説の内容はお仕事小説やけど、挫折から立ち直る(立ち直りかける)青春が中心やけど、不器用な父親とか、お節介やけど人の心に響く母親とか。 もう途中から号泣はせんけど気が緩むとウルウルしっ放し。ええ本でした。この作家さんの本、また読んでみようかな。
ひろ20

ぜんこうさん、私も読みたい本に登録してあります。「ええ本でした」って言葉で、期待が高まりました。(╹◡╹)

11/10 06:29
ぜんこう

ひろさん>ひろさんにそう言われたらプレッシャーやわ~。でも読みやすいし、グラウンドも畑も土という共通点あるから ひろさんは僕以上に何か感じることあるかも。

11/10 06:45
5件のコメントを全て見る
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千穂
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甲子園球場の裏方、グランド整備をする阪神園芸、お仕事小説。野球は夏の高校野球を少し見るくらいだから、その仕事について全然知識はなかったが、面白く読了出来た。今年はコロナで中止されてしまったが、来年は阪神園芸の仕事ぶりもテレビで見てみようと思う。
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としやん
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なにげなく テレビで目にする甲子園 その裏で日々繰り返されるグラウンドの手入れ その毎日の積み重ねが 今の甲子園球場を支えてるんだと感じました 大地くん 今の気持ちを大切にして成長してほしい そして 大人になんかならないでほしい
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あられもち
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実際にある会社をモデルにしたお仕事小説ですが、それだけでなく友情や家族の話、野球で挫折した人の再生の話、色々と盛り込まれていて読み応えがありました。
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飲も飲も
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甲子園球場のグラウンドキーパーの話。実際にある「阪神園芸」さん。野球を見るときの視点が変わりそう。よかった。
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ほっそ
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#本プロほっそ 変則的な高校野球があった2020年の夏。 なんと舞台は、阪神園芸である。 主人公の成長物語以外に、幅広い。 セクシャルマイノリティ、高校野球を巡る家族のの葛藤、さらに高校野球で故障した元エースの話と盛りだくさん。 甲子園球場のグランド、芝生の管理、普段のお仕事など、興味そそられることの連続。印象的な作品に出会いました。
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臼井理恵
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図書館で見つけて、夫が好きそうやなぁと借りてきた。夫は読了。 野球⚾️には興味そんなに無いので、返却しようと思ったけど、少し読み始めたら、グングン引き込まれてた。阪神甲子園球場の整備などを行う「阪神園芸」さんのお仕事本で、あると共に、登場人物 それぞれが抱えてる問題もあり、熱くなったり涙出たり、夏の締めくくりに、良い話でした。 …30年前、高校野球の甲子園でビール🍺の売り子のバイトした事を思い出した。
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まろんKK
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大地君はまったくいい性格。嫌な事があってもいじけず明るく他人を全面的に受け入れる包容力がある。
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ちゃみ母
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「阪神園芸」さんリスペクトの阪神タイガースファンとしては、読まねばなるまい。登場人物それぞれの物語と人間関係が絡み合う。雨宮大地っていい名前だ。読後は爽やかで、みなを応援したくなる。もちろん、「阪神園芸」さんのお仕事ぶりにもますます注目なのだ。
0255文字
YU
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ネタバレ裏方からの野球の見え方が気になって購入。 約360ページというボリュームのわりに読みやすい。 ただ、登場人物それぞれに物語がある分、それぞれのエピソードが薄くなってしまっているような…。 帯の評判に期待しすぎたのかもしれない。
0255文字
kimukimukimumun
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できる弟を持つ兄のジレンマ。 きちんとした仕事ぶりってのは、 どの業界にも通ずる気がします。
0255文字
くまくま
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図書館
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ほのぼの
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『阪神園芸』さんは昔から阪神ファンにとって誇り高い存在。試合前の整備は勿論、これは大丈夫かと思う状態のグラウンドも『阪神園芸さんなら、やってくれる!』という安心感が有る。そこには知識や経験を通して得た数々の技術が有り読んでいると奥深い。阪神園芸に入社した主人公、大地。父親との確執弟への嫉妬。面倒くさい先輩、親友、淡い恋心。それぞれを絡めながらのストーリー展開。大地や周囲の人達の前向きな姿勢に何度も涙した。甲子園での阪神園芸さんを見る時の視点が変わりそう。そして、そこに大地がいるのでは?と思いそうだ。
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necoko19
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★★★
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ひとみ
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裏方さんの苦労と喜びを感じられて、とても良かった。甲子園球場、阪神園芸がグラウンドの整備してるのは知ってた。すごいらしい、くらいに。なので知らないことも沢山。高校野球の大会、校歌に合わせて旗上げ、担架を出すのも阪神園芸の仕事。そして何より、整備の加減で選手が怪我をするかもしれない…そんなことは想像すらしたことなかった。一年中、丁寧に丁寧に整備してるんだな。散水やトンボ掛けなどを注目して見てみようという気持ちになる。家族の問題なども折り込まれてボリュームあるけど、それぞれの道で頑張れ、と清々しい読後感。
むた

昔、甲子園で試合前のノックが時間内に収まらなくて、阪神園芸の人に「もう使わせへんぞ!」ってめっちゃ怒られたことある。プライド半端ないと思った。

08/09 19:07
ひとみ

むたさん おおお…ピリピリしてんだね( ; ゜Д゜)「甲子園のグラウンドを完璧に整備する」ことへの気合いが感じられる…

08/09 19:36
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コウジ
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中日新聞の書評欄で紹介されていたので手にする。面白かった。主人公と兄弟、同僚、友人との関係全てのドラマがさわやかで面白かった。初めて読む作者だが続けて読んでもようと思った。今年、甲子園がない高校球児の無念も思った。
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季花
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ネタバレ野球ファンなら知らない人はいない「阪神園芸」。その阪神園芸で働く新人グラウンドキーパーの青年の、聖地・甲子園での苦闘の1年を綴った物語。高校野球と阪神ファンである私にとっては本当に楽しい読書でした。今年は雨の日も多いので阪神園芸さんの活躍を日々見ていますが、そのお陰か作中の整備風景がイメージしやすかったです。長谷のようにエースピッチャーを潰してしまうことは投手不足の学校ではありますし、現実でも問題になっている事柄が提起されていて良かった。甲子園の土も価値のあるものだと再認識する心地良い読了感が嬉しいです。
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fwhd8325
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アメリカンドリームというサクセスストーリーがありますが、しっかりと大地に足を踏ん張って努力する姿は美しいと思います。物語の中には、人生観を見つめ直す言葉もいくつか登場します。実在の企業を登場させ、生々しくもとても元気の出る作品でした。
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かたばみ
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ネタバレさほど野球に興味のない私でも聞いたことのある「阪神園芸」。心の天地がえしをさせてもらいました。芳醇な土の香を感じる描写。主人公大地の成長が眩しく、ラスト近くの父親へ思いを伝える場面では涙が出てしまった。これから何度も何度も心を掘り返してお日様にあてて・・大きくなっていくんだろうな。とてもよかった。
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レモン
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阪神園芸で働くことになった青年の成長記録です。家族でも学校でも孤独を感じていた少年が、甲子園でのグラウンドキーパーのある行動で気持ちが動き出す。一生懸命さの方向が違う人っているけど、まさにこの主人公です。しかし周りとの繋がりで軌道修正されていき、さらには周りに幸せを分けられるようになる。甲子園球場でグラウンドキーパーの仕事をじっくりと見たくなるな。
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信兵衛
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何と言っても魅力は、背景となる甲子園、そのグランド整備の様子、一切合切。
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minto
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高校野球の本だと思い込んで読み始めると甲子園の整備員の話だった。全体に考えが甘いがそれなりに面白かった。何が甘いかというと仕事、大学野球への認識の甘さはひどい。大学野球はは強盗が裁判官と警察と市長を兼任しているような所。こんな甘い話はあるとしたら四部か五部の部員が十人くらいの部しかあり得ない。いや でもやっぱり無い。 投手と言う人種の描写はよく書けている。あ、訂正 一志のような投手人はいない。いるとすれば公式戦三年間全敗のチームなら…いや やっぱりいない。投手だけは違う。天然ボケはけっこういるが…。
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oct2
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グラントキーパーという仕事を教えてくれた一冊。こんな視点で仕事をしているのかとびっくりさせて頂きました。勿論このお仕事小説には甘酸っぱい青春物語も挟んである。最後はここまで丁寧に書かなければいけないかなとは思ったのだけど、今後要チェックの作家なのであります。
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coco
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絶望的な運動神経なのになぜそこまで野球にこだわるのか。 野球を中心にそれぞれの心の葛藤が描かれ、ああ良かったねという展開になるのかと思えば、そこでは終わらない。 ちゃんと自分の心に向き合いドロドロしたものを少しずつ蒸発させ、あるいは心の奥に吸収させていく。 タイトル”あめつちのうた” 土と向き合い雨を信じる。 それはそのまま人との関わり合いにもなぞらえる、心が熱くなる小説でした。
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