形式:単行本
出版社:講談社
形式:Kindle版
テスト前で時間がなかったので著者の歴史観が書かれている前半を飛ばした
私も、シルクロードの漫画を読んだばかりです。まじめに勉強したら面白いでしょうね。
真面目に勉強したいですね。支那の西側は好きです。
グローバルな今こそ世界史は相互理解のために必要だと思うんだけどな。とはいえそれがある国や地域視点のものとなるとまた軋轢を生むし。神様目線で書かれた世界史が必要かな。神様ですらバイアス(信徒と異教徒)が掛かるか。
@ウイグル人も漢語を訓読し、表音文字であるウイグル文字列の中に漢字をはめ込んで「訓読」したことである。@和歌には奈良に係る枕詞として「青丹よし」があるように、かつて奈良や難波に飛鳥寺や法隆寺や四天王寺など最初期の仏教寺院が建った時には、屋根瓦は濃い青色、柱は朱色、格子窓は鮮やかな青緑色の建物であり、仏像も身体は金色、頭髪は群青色、唇は真っ赤という調子で、お寺の内も外もケバケバしたものであって、今の日本人の美意識とはかけはなれていた。
余計な心配かもしれないが、歴史に善か悪かの道徳的判断は不可となれば、奴隷制度は?原爆投下は?ホロコーストは?当然ながら旧日本軍は無罪だよね?という主張に容易に転用可能だと思う。
『五胡十六国』、青木先生の『ペルシア帝国』『マニ教』『ゾロアスター教』などの内容もふまえておられるので、知識の整理に役立ちました。巻末の参考文献も充実しています。
序章から第三章までの構成は、大学での講義や概説書というのを意識したものになっているなという印象。
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