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「男女格差後進国」の衝撃: 無意識のジェンダー・バイアスを克服する (小学館新書 し 14-1)

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gotomegu
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ツイッターで見かけて読んでみた。男女差別は、無意識にやってしまってることが多い。女性は男性よりも能力が低いとか、地位は低いとか。男性女性かかわらず、ひとそれぞれなのだけれど。わたしもある団体の代表をやっているのだけれど、先入観で代表に見られたことがない。それを否定するのは、水戸黄門みたいでおもしろいんだけれど。男女差別に隠れて、世代差別のような別の差別も隠れていることがわかった。女性議員や役職を増やすことにつきる。男女差別を減らすには、教育としくみづくりだな。
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noko
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日本は男女格差が大きいと実感せず暮らしている事が、格差が続く原因になっている。本人の努力以外で決まってしまう男女格差がある。格差の実情は世代や地域で異なる。都市より地方、若者より40代〜の格差経験が多い。個人の尊厳を損なう人権問題で日本の経済成長を阻害している。ジェンダーに基づく偏見は男性にも有害。男女が協力して取り組むべき課題である。仕事や家族形成については個人の意志を尊重すべきで、独身、カップル、専業主婦、共働き、主夫など何を選ぶか当事者が決めれば良い。
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はるき
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 洒落にならない人手不足を嘆く前に、労働人口の半分にもっと目を向けていただきたい。将来的な話ではなく、可及的速やかに。
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chy
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自分は治部さんと同世代。たどってきた社会変化を味わってきた。30年も前からこの国は、男女格差とその格差がオカシイことは言われてたのに、変わらない。変わらないのは、変えたくない人が牛耳っているから、その人に不都合なんだろうな。 そして、育児休業明けで職場に行き、昼休み、自分のペースで過ごせるのが嬉しかったことを思い出した。管理職にするには能力がない、と判断している上長、それって、私は指導力はありません、と言ってることではないのか?やってみようと考えられるようにしてこなかってのでは?と私は思う。
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トナク
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よく耳にする「女性は昇進したがらない」などに対する見解があり興味深く読みました。
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おりがみ
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ネタバレP18「『男女平等が当然』という認識から出発すると、今ある格差が1割でも2割でも『まだ平等ではない』と思うでしょう。一方で『男女格差がある現状は自然な状態』というところから出発すれば、4割、5割の格差を1割縮めただけでも『よくやった』と思うはず」どんな状態を「当たり前」とするかで評価が全く異なる。考えさせられました。 「女性の活躍」を推進する日本政府の在り方が興味深い。女性に関する推進策であって男性は関係ありませんよ、というメッセージになっていないか。「ジェンダー・ギャップの解消」とはっきり言うべきでは。
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サンディ
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すでに知っている情報しか載せていない感じでジェンダーについての考えはそこまで深くないと思います。男らしさ、女らしさを全て否定することは本当に正しいかを疑問持つ
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katoyann
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ジェンダー・ギャップ(男女格差)が著しく大きい日本社会の諸課題について、固定的な性別役割分担を軸とする無意識の偏見というキーワードを説明しながら分析したジェンダー論の入門書。ジェンダー統計が示されているので根拠が分かりやすい。2018年時点では46.9%の女性が第一子出産を機に離職している。2020年の公式統計によれば、管理職に占める女性の割合は14.8%であり、軒並み30%を超える先進諸国の中ではかなり低い。また、政治分野で女性の進出が遅れていることも大きな課題である。政策課題を把握するのに便利な一冊。
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Munedori
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息子が乳幼児の頃、せめて洋服の色だけでも選択肢を増やしたくて、暖色系のものを積極的に着せた。身の回りのこともできる限り自分でさせている。そういうところから進めないと、いつまで経っても変わらない。
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タケノコにょっき
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フェミニストのつもりはないが、ジェンダーに対するアンテナは日頃から高い方なので、この本は広く浅くであっさり終わってしまった印象。ジェンダー知識の入門のような内容だった。初めの方の章で、「今の格差がそこまで悪くないと考えるのは、平等を前提としていないから」という指摘があり、確かにハードルを低くしている時点で自分にも見えないバイアスがあると気付いた。
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ひろ
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★★★★★。「男らしさ・女らしさの決めつけ」や格差を解消する目的が冒頭に打ち出され、ジェンダーギャップ指数などアカデミック・理論的な比較から実態と課題を炙り出す構成。よって先に読んだ2冊より幾分硬いが、しっかりとした冷静な議論になっている。まずは日本は男女格差が大きいことを問題と捉え意識して、日々の暮らしでの是正を実践したい。政治経済分野での女性リーダーを増やすのが最優先課題とのこと、男女誰がリーダーになっても家庭と両立できる働き方の改革・長時間労働崇拝の撲滅も両輪として不可欠と感じた。
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香菜子(かなこ・Kanako)
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「男女格差後進国」の衝撃: 無意識のジェンダー・バイアスを克服する。治部 れんげ先生の著書。日本で男女格差が縮まらない理由がよくわかる良書です。日本人が持つ無意識のジェンダー・バイアスを克服しないといつまでたっても日本は男女格差後進国。男女格差後進国から男女格差先進国になるには大人も子供も無意識のジェンダー・バイアスを克服しないと。
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クリスモンテス
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新書だからなのか、データやエビデンスに欠ける印象の本だった。この本で書かれていて思い出したけど、欧米で女性の就業率がアップしたのは公務員が受け皿になったからだし、家事サービスを市場化させていることも大きい。このどちらも日本にはできていない。女性を労働市場に参加してもらうには、参加できる環境が必要なのに、それを整える前に「女性活躍推進」と言ってしまう政府の浅ましさは好きではない。
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Sakie
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セミナーで紹介された本。以前「女性活躍」と言われると、もやっとした違和感が拭えなかった。余計な意味合いが含蓄されて感じた。ではなく「ジェンダー・ギャップの解消」なら、目的は明瞭で社会の目標として掲げてよいと思う。さて、性別に基づく無意識の決めつけは男性だけでなく女性にもあり、地域差や世代差もある。組織において"女性ならではの"視点をという言い方もそれ自体が決めつけ的なものだが、できることがあるとすれば、「少数派としての体験」を生かして、マイノリティ属性の人の困りそうな状況を察知し、解消を発想することかも。
Sakie

グローバル・ジェンダー・ギャップ指数(経済分野)の算出根拠は ①女性の労働参加率 ②類似職業の男女賃金格差 ③全体の男女賃金格差 ④管理職に占める女性比率 ⑤総合職・専門職に占める女性比率。家事育児介護の負担をアウトソーシングできる国柄の国の方が指数が高くなる傾向にある。公共サービスとしてアウトソーシングできる北欧の国と同様、新興国・途上国であるアジアやアフリカにも指数が高い国がある。それは、所得の多い家は低所得の女性を雇って家事育児介護をさせることができるので、自分も働きに出られるからであるとのことだ。

10/02 16:19
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oooともろー
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なかなか自分では気づきにくいジェンダーバイアス。 昔話や童話をどう扱うのだろう。
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なお
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組織の「女性活躍推進」を仕事にする人や、女性総合職部下を初めて持ったおじさん管理職が教科書にできる本。すでにこの手の勉強をたくさんしている人は頭の整理に使える本。さすが、治部さん。
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Miki Shimizu
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あんまりぐぐっとこなかった。でも、こういう親に育てられた子どもの発言がなかなか素敵。何気ないところから、これおかしくない?!って気づくねんなー。
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おおにし
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読書会課題本。ジェンダー・ギャップ指数ランキング2020で日本が121位、ロシア、中国よりも下位というのは確かに衝撃だ。それでは日本の男女格差をどのように縮めていくかという提言があるかと読み進めたが、残念ながらそこまでは書かれていなかった。日本人一人一人がジェンダー・バイアスの存在に気づき、それを克服していくことが格差是正につながるという話では先が長そうだ。
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た          け
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ネタバレ男女の上級職の割合を半々にしたところでそこで無理やり能力のない人が入ることにならないのかと心配になった。 女性が地方に戻らないとその地域が立ち行かなくなっていく。女性が昇進したがらないのは根本的な差別が根付いているため。管理職の人は能力の高い女性に昇進の提案が断られても地道に提案すべき。
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さくは
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2019年ジェンダーギャップ指数で153カ国中121位だった日本。ジェンダー問題に取り組んできた著者が世界の取り組みと日本の成功例を紹介している。女性リーダー、ジェンダー平等、ハラスメント、無意識のバイアス。「若者回復率」の男女差を解消しようと動き出した兵庫県豊岡市、資生堂や積水ハウスの働き方改革、支配人の9割が女性の東横イン。「ジェンダー平等と女性のエンパワメントは、持続可能で包括的な経済成長に不可欠である」。
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ryota sakai
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ジェンダーの問題は、これまで「弱者への配慮」という前提に立ち、「女性がいかにこの問題を解決できるか」という論調が多数を占めていたが、この本ではジェンダーは「経営戦略上必要」で「男性やトランスジェンダーの人々も被害者となる場面が多数」あり、「個々人ができる解決法」を分かりやすく提示していた。 論理の立て方もスムーズであり、筆者の他の著書も読みたいと思った。
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カモメ
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納得出来る所と出来ない所がありました。何故平等が良いのかという理由を経済的な理由以外も挙げて欲しかったです。美術館女子や理系女子といった括りには批判的なのに「女性歓迎」という文句で工場で働く女性を増やした事は好事例としていて矛盾を感じます。実際に各分野において性別の偏りが存在する時はあります。それを是正し、性別による敷居を取り払う仕組みは大事だし、それはバイアスとして切り捨てて終わらせてはいけないと思います。また、女性も男性並みに働けるようにするのではなく、女性も男性も働きやすい職場が必要だと思います。
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