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しくじり家族

感想・レビュー
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諭吉
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祖父が元やくざ 祖母は宗教にハマっている 父と母は聴覚障がいがある。 叔母やその家族も合わせて 普通ではない家族とくくって、避けていたその家族を、祖父の葬儀をきっかけに、その普通ではない家族に、実は普通の愛があったことに気づく話。 さらっと読み終えた。
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かいちゃん
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著者は自分の家族をフツウ(両親は耳が聞こえず、祖父は元ヤクザ、祖母は祖父のせいで宗教に走ったという)ではないと普通を求めて家を出て5年、祖父の葬儀に呼び戻され喪主をすることに。表題がしくじり家族 だが、少しもしくじりなんかではないし一見良き家族のように見えても何かしらあるわけでフツウはどの家庭においてもないと思う。酒乱であった祖父への憎しみが解けていくだけまともだ。ちょうど自分も葬儀から1ヶ月経ってリアルな話だと感じた。
かいちゃん

いい葬儀で祖父を見送っただけいい。葬儀社を失敗した自分より、、、💧

11/17 08:12
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ジュリ
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家族を避けていた著者だけれど、祖父の葬儀や父親がくも膜下出血になったことなどをきっかけに、家族の見方が変わっていく。最後は何だかよい話だった。
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minono
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イラスト大橋裕之氏、NHK Eテレ理想的本棚で紹介された「遠浅の部屋」作者。
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さちめりー
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聴覚障がい者の両親のもとに生まれ元ヤクザの祖父と新興宗教信者の祖母を持つ筆者のエッセイ。変わった家族環境で大変だったのだろうが、全く陰鬱さや不幸さは感じられず、ご両親の愛情を一心に受けてスクスク育った健康的で賢い息子さんの書くほのぼの幸せエッセイとして読めた。もっとすさんだ話かと想像したが思ったほどぜんぜんしくじってない。マジでしくじってる家族の話はこんな明るく無傷な読後感のエッセイにはならない。最近読書にハマった妹が読んだ本。
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必殺!パート仕事人
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宮城県の港町ってどこでしょう。しくじりじゃないと思うんだけどなぁ。『障害を持った両親』がたぶん私と同じ世代。確かに障害者は徹底的に隠されてましたね。
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ざき
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ネタバレ他人のパターンを知りたくて読んだ。最近そんな気分。祖父の喪主を務めたときのことが淡々と書かれていた。パンチのある過去エピソードならいくらでもありそうだけど、過激な描写はなく淡々としていた。両親とは良い関係なんだなと思った。おわりにの感謝が過去形なのが気になったけど、意図はないかもしれない。私は今を生きている。
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えっこ
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元ヤクザの祖父、宗教にはまる祖母、聾の両親。なかなかの家族構成。家族だからこそ、照れもあって伝えきれない思いが上手く消化できずに、距離をとってしまう。思いを伝えるって難しい。著者が社会人として生活できてるってことは、悪くない家庭だったてことだよね、きっと。
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しんぽい
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何気なく手にとってみたが、複雑な家庭環境の著者が書く本であった。 家庭の形は千差万別であることを再認識した。
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まぁみ
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気になっていた五十嵐さん!何から手にしようか悩んだ末、本書にしました。自身の身の上のみならず、家族や親族についても飾ることなく、読みやすく分かりやすい文章で綴られていました。実際はきっと様々な苦労や葛藤があったであろうと…読み取れます。改めて家族について考えさせられました。私は実親を好きでは無いので、嫌いってだけで疎ましく思うのは良くないのかな、と…少し思いました(笑)。もう何冊か、著書を読んでみたいと思います。
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ありさ
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かなり読みやすく、もっと著者のことを知りたくなった。
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でんちか
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本書がデビュー作と思えないほど文章が上手。最近読みにくいエッセイを読んだから尚更そう思った。 家族の人となりや状況説明がわかりやすくて◎。 五十嵐さんの本、あと2冊続けて読みます。
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ゆかるりら
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コーダとして生まれ、祖父は元ヤクザ、祖母は宗教信者という「ふつう」ではない家族を持つ著者のエッセイ。内容は祖父の葬儀が中心だった。
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ユウキ
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先に著者の最新刊で深みのある内容に触れていたせいか、本作は少し浅く感じれた。父母以外の親族(祖父母・伯母たちや従姉妹ら)たちとの関係や感情が見えて、五十嵐大氏を知るには良かったかもしれない。
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あっちゃん
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『隣の聞き取れないひと』の著者が、"ふつうではない"家族を振り返る。聴覚障害者の両親 元ヤクザの暴れん坊祖父と 宗教信者の祖母、子供心にコーダとしての気苦労は如何許りか…"ふつう"に焦がれて逃げ出す彼を 咎める事は出来ない。祖父の危篤で帰郷となって良かったと思う。
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pochi
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「ふつう」って何だろう? 五十嵐さんのご家族は確かに「ふつうではない」のかもしれないけれど、どこの家庭でもそれぞれの事情を抱えていて、案外、「ふつう」からそんなに桁外れに外れてるわけでもない気がする。 五十嵐さんを知ったは、東北の震災の後、ハフポストに投稿された記事で。耳の聞こえないご両親を心配し、そこに様々な思いが交錯する五十嵐さんの心の叫びに涙が止まらなかった。 この本を読んで、その想いの原点を垣間見た気がする。
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Coris
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耳が聴こえない両親。宗教にハマる祖母と元ヤクザの祖父。癖のあるおばに囲まれていた幼少期。“ふつう”を手に入れたくて東京に出た主人公が、祖父の死をきっかけに故郷に戻る。反発や戸惑いの中、ゆっくりと自分と家族の関係を見つめ直す。 重くなくサクッと読めるお話です。
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kum
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耳の聴こえない両親、元ヤクザの祖父、宗教信者の祖母という"ふつうではない"家族の元で育った著者。幼い頃からかわいそうだと言われたり差別的な目で見られたり、当たり前だけれどそういうことがとても嫌だったと言う。祖父が亡くなったことをきっかけに仙台に帰省し、そこから東京に戻るまでの数日間の実話は、ふつうでないのにとても"ふつう"の家族の面倒くささと葛藤と、そして愛に溢れている。両親の愛情を深く感じ、ふつうではないことを自分自身が「肯定したい」と思えるまでの道のりが、じんわりと伝わってくる1冊だった。
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むく
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ふつうじゃないけど、家族。逆に、一見「ふつう」に見える家庭が果たして本当に「家族」と言えるのか。家族を家族たらしめるものって何だろうねと考えさせられる。いい本でした。
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尾原道場
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小説か映画の設定かっていうぐらい、ありえない家族設定。よくぞ書いてくれました。以前読んだ作品もそうでしたが、ここでもお母様の愛に泣けました。
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たく
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あっさり。 すごくあっさり。 ここから怒涛の展開だな!と思ったら終わった…
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イカカイガカ
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元ヤクザの祖父、宗教にはまる祖母、聴覚障害者の両親。“ふつう”じゃない家族から脱したくて東京に出た著者。祖父の危篤、そして死。その後の葬儀でのやりとりを中心に、過去の出来事をふり返ったりもしつつ、家族への思いを綴る。一番ぐっときたのは、喪主となった著者が亡き祖父への髭剃りを依頼される場面。生前の祖父の数々の言動に対し許したくないという感情などから、その行為を拒否し、周囲を困らせる。そこで、従妹の一人が「一緒にやろう」と優しく寄り添う。分かってくれている人が一人でもいるという思いは何にも代えがたい。
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kitapon1221
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ろうの両親、宗教にハマった祖母、元ヤクザの祖父ーー “ふつうではない” 家族の物語。…なんだけど、祖父母や両親との具体的なエピソードが少なくて、イマイチその大変さや苦労が伝わってこなかった。伯母家族についても、もっと掘り下げてもらわないと、そこまで強烈な癖を持つ人たちだとは思えなかったな。全体を通して、まるで日記を読んでいるよう。祖父の死と父の入院によって変化した思い、気づきについて、もう少し考察がなされていなければ、エッセイとはいえないと思う。文章は平坦でさらりと読めたけど、ちょっと物足りなさも残った。
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ゆうゆう
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タイトルが引っかかって読んでなかった一冊。読んで改めてタイトルを見て、そっかと思った。家族って身近過ぎて見えてしまうところ、見えなくなってしまうところがある。後で気付くのもほんの少しなのかも。
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白い雲。。
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「普通ではない家族」と言い過ぎ。普通って何?と思う。家族の繋がりって、なかなかややこしい。ご両親の愛情が伝わる。
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ナラ
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決して平坦な道程ではないであろう日常を歩いてきている大さん。大さん自身もご両親もきっとやさしい眼差しをしてあると思う。
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ochatomo
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「わたしのいないテーブルで: デフ・ヴォイス」あとがきで手に取る 著者はコーダ(聞こえない両親をもつ聞こえる子) 東京から故郷宮城へ呼び戻され祖父の葬儀で喪主を務めた経験を軽妙に綴ったデビュー作 面倒くささ、哀しみ、後悔、率直な語り口で親しみを感じ、読みやすい 2020刊
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しゃんつぃー
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「ろうの両親から〜」から続けてこちらも。両親を田舎に残して東京で働く、という話はなんだって自分と重ねて泣けてしまう。大嫌いだったのにいなくなると寂しいのは、やはり「家族」という血のつながりゆえなのかなあ。
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たま子
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ネタバレ文字数が少ないのか、あっという間に読めた。元ヤクザの祖父に、宗教にハマった祖母に、耳の聞こえない両親という著者いわく〝普通じゃない〟家庭に育ったそう。主に祖父の葬儀と、父がくも膜下出血で倒れたときのことについて書かれている。あっさり読んでしまったけど、やっぱり〝普通じゃない〟家庭で、苦労したんだろうな。ご両親が駆け落ちしたこと含めてステキ。
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Viola
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著者の家族と実体験をベースにした物語。ろう者の両親と祖父母に囲まれて、実は愛されて育った著者。大嫌いだった祖父の葬式で喪主を努めることになり、一悶着あった帰省を境に段々それがわかってくる。葬式でのあれこれ、新興宗教に入った親族、どちらも経験しているので共感した。儀式のひとつひとつに戸惑いながら親族との距離を縮め、離れたかった家族と原点だった家族の二つが交差して彼を本当の意味で自立させて行くことがわかる。ストーリーとしては、もう少し心を揺さぶるメインとなるエピソードが欲しかったかな。
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えがお
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耳の聞こえない両親持った健聴者な著者の家族を綴った自伝。聾唖の両親より、元ヤクザの祖母と新興宗教に傾倒する祖母と祖父母のキャラが際立っていて、その祖父の死去に伴うドタバタを飾らずに描いていて、どこの家族にも、表には見せなくてもあれこれあるよな…と、何故か勇気づけられる。色々ありつつ、今日も歩いて行きましょー
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アコ
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自伝的エッセイ。耳が聴こえない両親、元ヤクザな祖父、新興宗教にハマる祖母。そんな'“普通ではない”家庭で育った著者。祖父の葬儀で久しぶりに帰省して直面する「血の繋がり」のややこしさがリアル。でもこれって'“普通”の家庭にもありそう。そういう意味でも登場人物の誰も厄介だけど、しくじってはいない。各々の生き様が他者目線ではしくじっているにすぎないのかも?と。んー〈家族〉そして〈普通〉の在りかたの答えなんてどこにもなさそう。だからいつの世でも悩むんだろうけど。/軽妙なタッチで悲壮感がなく読みやすい。
アコ

一部はこちらから読めます。https://ddnavi.com/serial/shikujirikazoku/

07/20 00:30
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かお
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お父さんとお母さんが大好きなんだね。その二人を周りの人が対等に扱わない感じが透けるから、実家がつらいんだろうね。結婚は許さないとか子どもは一人だけとか、ほんの数十年前なのに。その間に自分たちの意識が変わったのか。激情型の親戚とお母さんの静かに受け入れる感じの対比。親子3人の間にしみじみ流れる時間と空気が心地よい。ご飯おかわりして、お母さんが嬉しそうなのがよかった。好きだからつらいんだろう。目の当たりにするのが。大ちゃんは複雑な思いでいっぱいでも、大ちゃんがいてくれてよかった。いるだけで親孝行だよ。
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サザエ
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・田舎のろう夫婦によくあるパターン ・葬式などで親戚たちの会話に入れず、置いてけぼりされることの辛さが伝わってくるの同時にどんな条例や環境があれば解決できるのか、考えさせられた。 ・普通ではない家族の中で生きるコーダの心情がよく伝わってくる。
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ソフィ
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易しい文章でするする読めてしまうだけに、著者の葛藤や苦悩に共感しながらも、どこか磨りガラスの向こうの出来事のような感覚……だったのが、最終章で怒濤のような愛に触れてすごく心が落ち着いた。「ぼくと会話しながら、時折、父と母は目を合わせて微笑み合う。……」きゅーーん。
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ごへいもち
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良かった。著者の素直な気持ちがとても心に沁みた。表紙もいいな
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らいしょらいしょ
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著者は「コーダ」だ。聞こえない両親の、聞こえる子供。祖父母は聞こえるが、彼らもまたなかなか厄介な人たちで…著者が簡単な手話しか使えないとは言え、両親と聴者の間をつなぐ役割を、当然のように担わされる。それが重くて、恥ずかしさもあって、彼は東京へ”逃げた”。祖父の危篤、死をきっかけに故郷に戻り、彼の気持ちにも変化が現れる。彼のとった行動は責められない。ごめんねの言葉は、誰から誰に。何が悪かったとはっきり言えるものではないのに。老いた親に、ちょっと会ってこようかと思えるような一冊。
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きよきよ
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作者自身の家族のことを書いた1冊。 聴覚障害の両親に、宗教にハマる祖母、そして元暴力的な祖父との間に起こった数日間のことを書かれてるのだけど、普通じゃないように見えて、どこの家庭にでもあるうる内容でしたが、一気に読めました。
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ゆうき
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ネタバレ聴覚障害を持つ両親。宗教にはまる祖母。もとヤクザの祖父。普通ではない家族に嫌気がさして上京した著者に、祖父の危篤の連絡が入る。大嫌いな家族との別れに複雑な気持ちを抱えながらも、両親に愛された記憶を思い出し、心が揺れていく。読みやすい文章でさくさく読み終えた。 近いうち実家の母に会いに帰ろう。
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さえか(青ちゃん)
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ネタバレ読みやすくてあっという間に読了です。耳の聞こえないご両親のお話も出てきますが、メインは祖父の葬儀の時の経験を通じて、五十嵐さんのご家族に対するご自身の考えの変化についてです。様々葛藤された中で「“ふつうではない”環境にうまれ、ずっともがいていたぼくの手のなかにあったのは、ごく“ふつう”の小さな小さな愛情だった。」という『青い鳥』を思わせるようなホッとする結論に辿り着く五十嵐さん。耳が聞こえるとか聞こえないとか関係なく「家族」について考えさせられます。
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